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月別ア―カイブ: 11月 2005

行政顧問制度可決(記事)


朝日新聞山形版より

鶴岡市議会 「行政顧問」予算案を可決
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 鶴岡市の臨時市議会に10日、合併前の旧5町村の首長らを非常勤の「行政顧問」に任命するための経費750万円を含む一般会計補正予算案が提案され、賛成多数で可決された。行政顧問は近く任命され、任期は半年から1年の予定。
 採決に先立つ質疑で、「合併は財政難が最大の理由。市民の理解を得られない」「市民から『民間企業で月30万円を得るのがどれだけ大変か』などの声を受けた」などの反対意見が出た。
 だが、最大会派の新政クラブと黎明(れい・めい)・公明クラブ、連合鶴岡の佐藤峯男、押井喜一両議員の計26人が賛成に回り、反対は共産党の議員と草島進一議員(みどり鶴岡)の4人にとどまった。加賀山茂議員(連合鶴岡)は棄権した。
 富塚陽一市長は行政顧問の活用方法について、「町村の責任者だった方々の判断は貴重。考え方を整理してもらい、一定期間、市役所に缶づめの状態で(それぞれの実情を)聴きたい」と説明した。


行政顧問制度に反対討論。採決 反対4 賛成33 退席1


11月臨時議会 草島進一の反対討論。


古い官僚密室政治をただし、新しいまちにふさわしい、あたらしい政治へ。住民自治の鶴岡へかえていきましょう。の声に応えて頂きました、鶴岡市民2922名の代表者として、又、次の世代のための責任ある政治をミッションとする「みどり鶴岡」として、一般会計暫定予算補正予算の内、「行政顧問制度」について、以下の理由から反対討論します。

この行政顧問制度設置の話しは、11月2日の市長記者会見ではじめて発表になったものであります。
私は、この問題について、インターネットのホームページに記載し、また、街頭にたって、この問題のおかしさを訴え、日々、市民の皆様からのご意見を頂戴してまいりました。

市民の方々からは相当数、苦情をいただいております。
「月、何日、何時間働くかもわからないのに、月給30万円とは、何事か」
「民間企業で月30万円を得ることが、どれだけ大変なことなのか、わかっているのか」
「市町村合併は、市長や議員などの特別職を減らすこともひとつの財政のスリム化の要素だったはず。市民の立場で発言する議員を減らして、選挙も経ずに、特別職を増やすことになる。合併の意図として提示されていた特別職の廃止をして無駄を省くということに矛盾が生じるのではないか」
「これはそもそも合併協議の時に話し合われていないといけない問題なのではないか」ということ。などです。


私もこの件について、様々な自治体の事例を調査しながら、この新鶴岡市で掲げる「行政顧問」制度の異常さを再認識させられました。

当局は、自分たちに都合のいい事例のみ、拾い集めているようであり、効果についてなどお伺いしましたが調査していないようで答弁もれされておりましたが、鶴岡市と同様の規模で多くの市町村が合併する、石巻市、広島県三次市では、「行政顧問」「参与」などとして旧町村長がポストにつくなどということは一切ないのであります。「行財政改革の趣旨として当然であり、とても市民の理解を得られるものではない」との姿勢であります。三次市には行政担当者も視察にいっているのに、何を学んできたのか、疑いたくなります。

また、鶴岡市の行政顧問と類似した例として 平成17年4月1日、42万の人口になった富山市では、非常勤特別職として、「旧6町村長」などから市長が委嘱する、特別参与としてのポストが設けられておりますが、月額1万7000円の報酬で条例で定められております。

こうしたところと比較すると、いかに、鶴岡市で設けようとしているこの制度がおかしいか、明らかになります。
当局は、何を基準に、「行政顧問」などというポストを設け、非常勤で月額30万円などという基準にしたのでしょうか。また、これだけの重要な委嘱について、条例も設けないで定めるのでしょう。いろいろ質問しましたが、全く本質的な答えをいただいておらず、市民の理解を得られるものではありませんでした。私も甚だ理解できません。


 市町村合併については、今、真に改革型の合併なのか、それともただ、特例債目当てで大きくなるだけの合併か、行政の姿勢によって2分されるともいわれています。
真摯に、新しい時代にふさわしい、住民自治のためのまちづくりのために、行政情報の公開、共有をこころがけ、市民との協働を努力し、住民本位の自治を実践しようとしている自治体になるか、ただ、表面的には改革とか、再構築とかいいつつも、実際には、上意下達の密室政治を拡大し、住民との意識のずれを拡大する、ますます住民の声がとどかない自治体になるかということです。

昨日の市長の弁明では、また本日の答弁でも「時間がないから、手っ取り早く情報をえるために、こうした行政顧問の制度が必要」とのことですが、果たしてどうでしょうか。私は、まずこの新しくなった鶴岡市でやらなければならないのは、まずは、この歴史の峠ともいうべき現時点での住民の声に耳を傾けることであり、旧町長さんたちの声に耳を傾けることではないと思っています。これまでの施策でよかったのか、いかに現状を評価し、どんな要望をもっているのか、住民満足度調査や、行政評価システムの導入をし、問題や課題を明らかにし、オープンな議論の中で、協働型で解決策をはかっていく。これが真の行財政の再構築だと思いますし、改革の姿勢と考えます。

この、旧町長などを非常勤で月給30万円で雇用する行政顧問制度は、制度自体、多くの市民の不信を買う制度であると思いますし、これまでも、市民の率直な声がとどきにくかった密室型の市政を、ますます助長するしくみをつくりだすことになるのではないかと思います。

これが、改革型の市政でしょうか。これが、新しい時代の市政にふさわしい制度でしょうか。
市長が合併協議会の当初から言及しつつも、具体的内容を全く明らかにしない。行財政の再構築がきいてあきれます。

新市のまちづくり。まさに出だしが大切であります。

行財政改革が目的の合併とするならば、最もおこなってはいけない事をやろうとしているのではありませんか。

私は、市民の意識から大きく逸脱したこの「行政顧問」制度の撤回を求め、この補正予算に断固反対します。

新しい市政にふさわしい、真の改革を支持するみなさんの賛同を求めます。

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共産党とみどり鶴岡の僕が反対討論。新政クラブ神尾氏、黎明公明クラブ川上市賛成討論 連合加賀山氏討論なく退席。

採決の結果 反対4。賛成33 退席1 という結果でした。これが鶴岡市議会の実態であります。

みなさんの声をお寄せくださいませ。

富山市では月1万7千円。鶴岡では30万円?行政顧問問題質問バトル


草島、11月臨時議会 「行政顧問」制度について質問しました。
以下、メモを掲載します。正確には、2ヶ月後にでる議事録、また、鶴岡市議会インターネット中継を御覧下さい。

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草島進一

行政顧問制度でありますが、非常勤で、月額30万円。ということですが、その根拠について、尋ねます。

まず、この制度を設けるということへの疑問であります。
さきほど、市長は、事例をあげておられましたが、新潟市、新発田市、など、そうしたところは小規模な合併ですよ。何か都合のいいデータばかり提示しているのではありませんか。
特に、5市とか、6市とか、鶴岡と同様、数多くの周辺自治体が合併したところでは、ほとんど、こうした行政顧問、特別参与などという制度はないと把握しております。昨年当局の合併担当者と一緒に視察した三次市(みよし市)でも行財政改革が目的の合併の趣旨とすれば当然こうした制度は認められないという姿勢でしたし、また、東北で同規模の合併をした、石巻などはその事例であり、その担当者によれば、そもそもの合併の目的や意図を考えれば、参与などを設けないことは旧首長らで合意できていたし、議員についても特例など一切なし。との事でした。また、双方とも「そんなことをしたら、とても市民の理解は得られない」との見解をおもちでした。

富山市では、この鶴岡市の制度のように非常勤の特別参与というかたちがおこなわれていますが、月額1万7千円の報酬であります。この根拠としては、責任の度合いと内容を総合的に判断した上とのことです。
昨日の市長説明では、業務としてはかなり頻繁にかつ克明にお聞きしたいこと。時には調査を願うこともありえること。」から、総合的に判断し、この金額となったとのことですが、なぜ、月額30万円なのですか?最低何日働くんですか。誰が決めたのですか。

● 算定の根拠また、当局として、この月額30万円という金額が、妥当だという結論に達した、参考にした事例をおうかがいしたいと思います。

● こうした制度の効果についてですが、
昨日、市長は、dこの措置による支出の効果についてでありますが、業務の執行によって、組織の再編成、施策の適切な整理、再編や、資金の効率的な活用がより無理なく、時間的にスムーズに、かつすみやかにはこべるようになるはずで、その効果は、この報酬総額を相当うわまわる効果をあげうるものと考え、またそのぜひその達成をはかってまいりたいと思っているのであります。と言われました。

こうした実例はあるのですか。顧問を設けるまた、参与を設け、効果があがっている自治体の実例があれば、列挙するなり、きちんと示してください。

前述の富山市では、非常勤であっても、特別参与会議を開催し、市政運営などへの意見をのべるものだと条例で規定されています。会議については随時報告されるそうです。制度の重みとして条例にしたほうがクリアではないかということで、条例で規定しているそうですが、鶴岡の顧問制度ではそうした姿勢がどうしてないのですか? おうかがいします。


市長 
質問は、他に例があるかとう話しでありますが、例があれば納得するが、という話しでありますが、甚だ自律的、自主性のないお話であります。
私は、そのような事は一向に関係ありません。
私なりの判断で、最高の判断だと思って、措置していたものであります。
なお、他の事例によっては、事務方で調査していると思いますので、いくつかの例があれば、事務局に答えさせます、。

それから、何時間勤務かといろいろお尋ねでありますが、さきほどの、加藤議員にたいして、最後にお話したことなどをよくお聞きの上でご質問していただきたい。

ちゃんと、それは申しあげておりますので、

一定の時間を区切って、その成果だけを見るというそんな性質のものではありません。これは、こういうことについて、調べてもらったり、いろいろなことを検討してもらうという、期間を含めて、ある意味では、一定の期間、その人にとっては、朝から晩まで一生懸命考えている場合もあるかもしれませんし、そのような性質のようなものでありますので、時間を切れといわれたって、そんな形式的なものだったら、そんなたいした話しではありあません。そんなことは頼みません。

そんなことではないという深い性質のもので、個々の総合的な判断は、私も、そのものを鵜呑みにするわけではありませんけれども、十分な経験と総合的な視やでやっていることをいかんなく存分にお聞きしたいという趣旨でありますので時間をはかれといわれても何ともお答えできません。効果については算定の方法がいろいろあると思いますが、700万円ということについては、1年でも早くして、措置をする効果を考えれば、700万では事すまない。まだまだ大きな効果を上げうるものだと思いますので、その展をご理解いただけるものだと思います。

総務部長 
視察の事例。合併にさいしまして、特別職に、合併市町村の首長を特別職 いろいろ事例がありますが、
常勤の特別職 任命した事例は、23、山口県周南市、日立市、なかし、下関、常陸太田市、桂木市、こういったところは、常勤の特別職に、参与、理事を設置をしている。非常勤の特別職は、新潟、大船渡、萩市、野田市、米子市、大館市、などがあります。議員も例をあげていた他にも、事例は地域の実情や特性によって、それぞれ設置しております。

草島
● 答弁もれ結構ありますよ。再質問します。事例あるかと聞きました。
なぜこの顧問制度が必要なのか聞いたのです。
市長は、なんか、こうした制度があってと当然のような発言をされてるのですが、こうした制度はあるべきと思っていたのであれば、協議会の席で示されるべきではないですか。それをなぜ、選挙後になって、明らかにされるのか、おうかがいしたい。
また、顧問制度をおく、根拠について聞いて居るんです。
鶴岡と同様の数多くの自治体がくっついているところではこうした制度を設けていないんです。顧問制度を設ける根拠について、きちっと応えてください。

● 何日、働くんですか。
市長は、この顧問の皆様は常に、諸々市政運営について考えてもらうような発言をされていますけれども、だとすれば、なぜ、日勤で考えられなかったんですか。これ、由利本庄市では、日勤で区長さんとして、旧首長さんたちがついて、月50万円 です。これだったら、私、納得できますよ。月額。ただ、これは、合併協議会できちっと議論されています。そこで決められています。いいですか。なぜ、日勤じゃないんですか。
きちっと応えてください。

三次市については、合併対策室の総務課長の石塚氏が同席しています。三次市と鶴岡と現状が全然違うんですか。三次市では行政顧問なんていう制度はありません。参与もありません。そういったものが、市民の皆さんの理解を得れないという判断のもとだと聞いています。こういった顧問の制度を設けても、市民の皆さんは納得できるという根拠をどういう風に考えてそうなっているのか、おうかがいしたいと思います。

● 一つ、答弁漏れしていますが、条例できちっと定めている富山市の実例をあげました。それは、こうした、制度というのは重い。さきほどから市長のお考えを聞いていますと、非常に重い制度だということの認識はあるようですけれども、だとしたら、きちっと議会で条例としてきめていく、そうした姿勢があって当然だと思いますけれども、それについて、全く答弁していないじゃないですか。きちっと応えてください。

富山市では、会議録、こういった会議をしましたという報告をきちっと、やることになっています。今、市長が言及されている顧問制度ですね。市長のやりとりについては、会議録にしっかりと記載されるんですか。情報公開できちっとその議事内容が公開される、そういった対象になるんですか。
おうかがいをします。

● 私は、こうした制度を設けるとですね。密室の利益分配を助長する結果になるんじゃないかという懸念をもっています。その辺はきちっと答えて頂きたいと思います。
◇ まず、さきほどの答弁もれのところから、以上の点についてきちっと応えてください。


● 市長
「条例につきましては総務部長から答弁させますが、法令上、必要がない」ということでありますので、法令に従って処理しているということであります。
それから、根拠とおっしゃいますが、他の町村とは違って、私が、最終責任者として制度を置くべきだ。どこでもそういったものがあるべきだ。などということは言っておりません。私の信念において、全国で10番目、東北一の広い面積の地域の中で、慰労無く、行政を執行するということは、私は容易なことではない。しかも、短期間で、一定水準の判断をし、誤りのない。
 最初が大事だと思いますけれども、それをするのに、慎重にしかも、綿密に、しかも詳細にとりくむということは、私はモラルとして当然であるという風に思って、これをとりあげるていただくことにしています。行政判断というのは必ずしも、すべての点で公開になじむものであるとは思いませんので、そこは、おのずから限界はありますが、要するに、住民のいろんな事情に応じて、それぞれ適切な判断を最高責任者としてする場合、書いてある物、事務担当がいうものの領域を超えた、調査、認識をしなければつとまらないというのは、私の長い公務員の生活の体験からの信念であります。私の考え方にそうて、やっているのでありますので、その辺は、見解の相違であります。

最終責任を、万全を期していきたい。ということで、全国、どこでもやるべきだなどということは言っておりません。やらなかったら、やらなかったなりのいろんな弊害についての責任はとらねばならないとしたときに、最高の配慮をして責任をとる。それから、日勤でないのなんのかんのといいますが、実際に、ヒアリングだけで毎日をすごすわけにはいかないわけであります。来月も議会もあるし、おのずから、項目について宿題のようなかたちでお願いをします。もしこれから、これが承認された次点では、細目にわたって、まずおうかがいする項目をお伝えします。それにしたがって、資料なり、考え方なりを整備していただいて、一定の期間、缶詰でいろんなヒアリングをさせていただきたい。
ということ、今日は総務部門、明日は福祉部門、農林部門と、詳細にわたってお聞きをしなければいけないんじゃないかという風に思っています。
漠然と所見はありませんかということではないと思っておりますので、ということで、

日勤でないということについては、随時調査をしてもらう。いろんなことをやってもらう。ごく短期間に集中的にしてもらうためにおこなうのであって、条例で決めて、2年も3年も置くようなそういうコンクリートな職制としてもうけているのではありませんので、短期間に、緊急時に対応するという趣旨でおこないますので、あとは、誠意の問題、信頼関係のの中で、誠心誠意おうじてくれるものと思うし、私も誠心誠意対応して参りたいと思います。

● 総務部長
市町村の数の話し。指摘されておられましたが、三次市に視察にいっていますが、なにもそこに習わなくては行けないと言うことではないと思いますし、先ほど、常勤、非常勤 4団体から7団体までありますので、調べていただければと思います。


草島
市長 また、答弁もれです。こうした制度を設けるのが当然だという、さきほどから言われているけれど、以前からこのような構想をお持ちなのかということ。を聞いています。きちっと答えてください。

他の質問
日勤について聞きましたが、富山市でも同様の制度なのです。月1回ないし2回、会議が開かれているようですけれども、その会議だけでは当然ありません。みんな調査をしたりがんばって1万7千円なんですよ。それはなぜかといったら、その責任が発生するのかどうか、仕事の内容について総合的に判断した結果、1万7千円なんですよ。なんで30万円なんですか。そこについて、全然答えていないんじゃないですか。富山市では1万7千円なんです。
 
なぜゆえに、30万円なのかということです。きちっと答えて頂きたいと思います。

● 議事録についてはどうなのかということについて。うかがいます。

●行政顧問制度 が発生するとします。支所長との関係についてはどのように考えているのか。おうかがいします。

● なぜゆえに、行政顧問制度かってことです。他の自治体は、たとえば、市民の意見を把握するためにですね。住民満足度評価をやったり、行政評価といったシステムを合併と同時にとりいれたりしている事例もあります。それは一つの行政改革の一環として、こうした顧問を設けるなどということは信頼をおけないんじゃないかという考えのもとで、新たな制度にふみきっている。そして、もっとダイレクトに市民の声を ひろいあげようとしている。こうした制度を設けずに、なぜ旧町長さんたちの声に耳を傾ける制度というものがあえて必要だとお思いになるんですか。きちっと答えてください。

市長
いろいろお尋ねでありますが、
前から、考えておったのか、というお話ですが、私は、行政の方法としては最善をつくすことを考えてきております。あの当選するまではそうしたことはやる資格がないと思いますので、合併協議会では通常の協議をしてきました。
 いよいよこれからは、実行にはいります。最高の判断で最高の方策を選ぶ、というのは私の信念です。前から考えておったかというより、これは私にとっては常識です。それは当然のことです。しかし、市民の声を聞かないなんて一言も言ってません。所長の声を聞かないなんて一言も言っていません。ただ、いろんな人の総合的判断を聞いて、判断をするのが、最高責任者としての責務だろうと申しあげているのに、その町長だけの話をきいてさも決めるような事をいうのは、やめてもらいたい。どんどん、いろいろな人の話は聞きますよ。
 しかし、今まで、町民の投票をへて、当選した立場にある町長さんが、その期間、最高の責任者として悩んだろうし、いろんなことにとりくんだろう。そうしたことを含めて、だからどういう政策をどうとりあげていったのかという詳細を知る義務がありますよ。合併した以上は。そのこともわからない。だから行政の経験がない方には無理ですけれども、私は、それが最高の責任者のとりようだと思っていますので、議論はかみ合わないとは思いますが、その旨は申しあげてあります。

草島「前から想定していたんですね」

そんなことはありません。行政としての最高の、私にとっては、信念に近い方法であります。あらゆる人から聞くというのは当然のことだと思っております。

それから、公開ということでは、可能な限り公開せねばなりませんけれども、個人情報にかかわることなど、考慮しなければならないことはあります。実際に、これからは、どうせ、夜だってずっとかかわってもらわねばならないこともあるでしょうし、18年度予算、18年度補正予算、19年度の予算にかけて、最善の努力をしようということでありますので、その方法として選んでいることに、私は何ら見解が違いますが、精一杯やらせていただきます。
 
 支局長についてですが、全責任を負わせるわけにはいきません。しかし、所長は一生懸命とりくみいますけれども、やはり総合的に所長にしたっていろいろな情報を私からも聞き、彼らも考えながら一緒になってとりくんでいくわけですので、だから所長の言うことは、100%のりきってやるというのはそれは無責任ですよ。いろいろな●●をとって所長は所長っでたてて、さきほどこれからのことについては所長さんを中心として、またそして市民の方の意見も聞きながら前向きにとりくもうというのはそのとおりであります。

 顧問に聞くのは、これまでのことで無視してはミスリードする。五人してはミスリードうるということに大して万全を期したいという私の気持ちで、そこは最善の事をしたいという気持ちで、ありますのでこれ以上のことを申しあげる気はありません。


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この答弁!

みなさんの声をお待ちしております。

本日! 行政顧問制度などについて質疑、討論します


本日、午前10時からの市議会で、このブログでも話題にし、先週3日から、ずっと訴え続けて来た問題である「行政顧問」の制度について当局提案の後、質問、討論します。ぜひ、傍聴にいらしてください。また、鶴岡市議会のHPではこの模様が動画配信されます。http://www.city.tsuruoka.lg.jp/gikai/page161.html

質問準備のため、今日は短くてすいません。

今日も、めいっぱい!  ボクもがんばります!

言い訳からはじまった富塚市長 所信表明


11月9日。11月臨時議会の席上、市長が、あいさつを述べた。自分の当選のお礼と市議会議員への当選のお祝い、そして、事実上の所信表明というべき、あいさつ。

しかし、その表明の中に例の「行政顧問」についての「言い訳」がとうとうと述べられた。
議会中、メモをとったので、そのメモを記載します。気になるところを抜き出しました。

正確には、2ヶ月後にでる議事録か、HP上の、議事の映像を御覧ください。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

富塚市長ーーーーーーーーーーーーーーーー
国の財政対策について私見でありますが、述べます。
国の言い方でありますと、来年度は見えていますが、 19年度以降は不明であるということであります。
来年度もなかなか、余談は許さないが、国の言い方からみて、19年度以降はきわめて厳しいとおもわれる。
私としてはここ2,3年、の対応がきわめて肝心だと思うので、この間、この鶴岡市を極力、しっかりとした自治体として体制をととのえるよう、まず、この半年、ないしはここ1年の間にはできるだけ確かなめどをたて、また、もろもろの施策を適切に組み立て直すなど、●●のない運営ができるようにしたいと考えております。そして、市民の皆様へ合併の措置、改革の措置をこうじてよかったと、いわれるように最善の努力をしてまいらなければならないと存じております。


なお、横道にそれるようではなはだ恐縮でありますが、これまで、話しをしたことと関連がありますので、本議会に提出しました予算案の内、
行政顧問制度の設置問題について一言申しあげます。

明日、担当から説明させますが、執行責任者として趣旨を述べます。

●私は、執行部の最高責任者として、ここ半年ないしは、この1年の間にこれまで実施してきた施策をそうざらい、あらためて、丁寧に点検をし、特に旧町村の実情を丁寧に理解することに最善の努力をつくし、その上にたって、もろもろの事を試行錯誤を重ねながら、先に述べたような新しい組織制度や政策の整備、確立に全力を傾注してまいる決意でございます。ただ、遺憾ながら、私自身、新市に加わった旧町村がかかえる問題点の詳細、その実情、その政策の経過と内容、効果などについて、現時点ではよく掌握しかねております。

そのために十分な時間的余裕があれば、じっくりと実情の調査、聴取 にとりくみますが、ただいま申しあげたとおり、18、19年度の施策を新たな支援で急ぎ考えなければいけない緊急だということを思えば、実態をつぶさに掌握し、的確な施策体系をきづく時間的余裕はないと思われます。
 当然各支所長をつうじ、各地の住人のご意見を通して、諸状況の把握には全力でつとめてまいりますが、おそらく全貌を的確に把握していける職員は私にはよく見あたらないのが現実であります。
 その上、町村行政の最高責任者であった旧町長や助役さんに私に欠けている諸々の実情などについての詳細な説明、見解、あるいは参考資料の提供をいただくことが最も効率的で的確であろうと考えた次第であります。
 
 その聴取項目の具体的項目の例としてはおおざっぱでありますが、単なる公表資料では把握できない旧町村内の地域的諸事情、これまで実施してきた諸施策のねらい、効果。それらの長期にさかのぼった由来。経過をあきらかにすること。
 
 また、今後掲げるべき施策などについて、なるべく、詳細な所見をもらう、などであります。

 もちろん聴取したことをそのまま鵜呑みにして実施施策にするわけではなく、あくまで参考資料としてですが、今日のように激しい変革期に、詳細な的確な資料をもとに考えていくことは、肝要なのであり、確かな政策、歳費の判断基準、施設推進の的確な方法などを念頭に、市政運営にできるかぎり万全を期してまいりたい。
 旧町村のために必死になってすすめようと決意した私にとって、ぜひともかなえたい手段であります。

そこで具体的には、ここ、半年、あるいは来年度の前半、つまり今から1年以内の間に旧町村の町長、助役、各地区1名を候補に、地方公務員法第3条の3、3号の非常勤の顧問、参与に認容したいと思います。
 
 なお、招集したいともうしてもただちに完全を期しがたいと思われますし、記憶違いのことや、あいまいになったこともかなりありえます。
 
 そんな中で、早急に正確な状況を提供していただくには、相当な無理、苦労をかけるとおもわれますが、ぜひとも対応していただきたいのであります、。
その業務は、単に、会議の開催でおわる業務ではなく、常時、課題を心にかけて追求整理をつづけてもらわなければならない。業務なので、報酬もそれ相応に支払いたいと思います。
 その金額について、異論があるやにもうかがいましたが、
月額、30万円以内として予算措置をすること、この額は、鶴岡市特別職の
職員の給料に関する条例別表第2に準拠していること。
 業務としてはかなり頻繁にかつ克明にお聞きしたいこと。時には調査を願うこともありえること。から、総合的に判断し、費用弁償相当 執務を含む額として30万円以内の相当額を報酬額としたいのであります。
 また、この措置による支出の効果についてでありますが、以上のようなねらいの業務の執行によって、組織の再編成、施策の適切な整理、再編や、資金の効率的な活用がより無理なく、時間的にスムーズに、かつすみやかにはこべるようになるはずで、その効果は、この報酬総額を相当うわまわる効果をあげうるものと考え、またそのぜひその達成をはかってまいりたいと思っているのであります。
 
 ともかく、非常勤の顧問・参与を各地区ごとにおこうという措置は、以上の考えにもとづくもので、旧、町村区域の住民のため、丁寧に、最善の気配りをしたいと考える私の方針としてぜひご理解を賜りたいと存じます。


なお、今般の措置については、たとえば、政治活動の中での配慮、かけひきがごとき要素は一切なく、もっぱら、合併などの措置を最善に進める上の純然たる措置であることを申し添えます。

市政運営の基本について述べて参りたいと思います。



第1に、高齢化が進むなかで、心身ともに健康であかるく、安全、安心な生活を営める地域環境をきづくため、健康医療福祉政策、環境対策の充実をはかること、これを家庭、企業、地域コミュニティとあらたな連携、協調環境をきづきながら推進すること。
第2に、文化性

本日より11月臨時議会


本日より11月臨時議会。
今日は議長、副議長、会派、委員会などが正式に決定される予定。

明日、暫定予算や補正予算について協議される予定。今、質問などを煮詰めているところ
。ぜひ、特に「行政顧問」制度についてみなさんの声を寄せて下さい。
ちなみに、「特別参与」などというかたちで、こうした制度を設けている自治体もあるようですが
要はその決め方の問題。また、日勤か非常勤かという問題。月額の問題、制度として新しいまちづくりにふさわしいのかという問題。などなど、諸々の課題を抱えていると思います。

ぜひ皆さんの声を! よろしくお願い申し上げます。

昨日のライブは凄かった! お集りいただいた皆様ありがとうございました。大きなパワーとエネルギーを私自身もいただきました。 
追って詳細報告いたします。

さて、今日も1日、めいっぱい生きましょう。

今日、カフェコモンズで初ライブ! 行政顧問問題


本日。カフェコモンズで午後7時から、
オランダから来日している
ウイルオッフェルマンズ(フルート)
上田純子(薩摩琵琶)
の演奏会がおこなわれます。
ウイルはフルートの可能性をひきだす前衛的なフルート奏者であり、世界中を魅了しているアーティストです。上田さんは、かのヨーヨーマとの共演もしている、琵琶奏者でです。http://www.studio-e.nl/hp/wo/profile-j.html
ぜひおいでください。

コモンズ再オープン記念としておこないます。一般1000円 学生500円です。

◎行政顧問について、調査中。みなさんの声を!
市議会は明日9日よりはじまり。10日にこの行政顧問の制度ほか、暫定予算関連や補正予算について議論します。
 行政顧問などについておn疑問を抱えていらっしゃる方もぜひ本日、お集りいただければ幸いです。コンサートの後、語り合いの場をもちたいと思います。

さて、つじ立ち!

中越 闘牛 初議会は9日。


おはようございます。
昨日、午前中は中越元気村の会計監査。監査2名と会計1名、スタッフ5名の8名でこれまでの活動のしめくくりとして監査をおこないました。詳しくはhttp://www.gassan.jp/genkimura/ をご参照ください。

 午後は、今年の千秋楽の闘牛。私は初めてでしたが、牛と勢子と呼ばれる人の動き、すごい迫力でした。復興を祈念して特設会場で行われている小千谷の牛の角突き。
すばらしい文化です。
 その後、塩谷地区の皆さんの古民家再生プロジェクト「芒種庵」を支援するTシャツの会でひさびさに皆さんと再会。当選も喜んで頂きました。
 Tシャツは、全国で支援のために買ってくれる方を求めています。のちほど画像アップします。
 専従で10ヶ月がんばってくれた3名の、人生の次のステップに幸多きことを祈念しつつ分かれました。

今朝、あつみ温泉に寄ってからここに到着。あつみ温泉のお湯も最高! です。

さて、行政顧問制度について、今日もヒアリングや調査をおこないます。
みなさんからの声をお待ちしております。

さて、朝のつじ立ちへ。今日は役所前!  



行政顧問制度に声を!


今朝は、「中越元気村」の会計監査のために昨晩深夜より来ている中越、小千谷市からアップデートです。おはようございます。

昨日は、パルにて、自転車乾電池スピーカーで街頭演説。「旧町長に月給30万円、行政顧問?」というボードをもって立ちました。お買い物のところ、わざわざ駆け寄ってくださり耳を傾けていただいた方がいらして感動しました。ありがとうございます。また、某、回転寿司屋さん、某牛丼屋さんでもお声掛けいただき、ありがとうございました。とにかく今、市政の課題として、「ホンネ」を集めております。気軽に呼び止めて頂き、一言いただくか、メール電話、ファックス、お待ちしております。

行政顧問制度については、今、全国の自治体の事例を調査中です。
某合併自治体ではこうした制度はあるものの、合併協議会の中できちんと制度が決めてから選挙をおこなっているとのことです。また、日勤だそうです。鶴岡のように裏約束みたいに捉えられてしまうような制度はおかしいし、非常勤で市長がつごうのいいときに話しを聞くだけで月給になっているのはどうかと思います。

監査の後、伝統の牛の角突きのエネルギーをいただいてから、今晩中に鶴岡にもどります。ビデオ撮ってきます!

では今日も一日、イイ一日を!

続 旧町長らが行政顧問?月給30万円?


おはようございます。

今日もいい天気ですね。今日は、事務所兼カフェの徹底おおそうじをおこなっています。

●情報開示請求提出!
すぐやれよ! 資料請求すると「1ヶ月かかる」などと平気でいう建設課長
橋梁工事、モニュメント、ベンチなどの値段について。
昨日は、役所に行政顧問の件で尋ねにいき、また、モニュメントや橋梁工事の件の情報開示請求をおこないました。というのは、建設課長に、今週はじめに「千歳橋、開運橋とベンチなどの支払いの詳細を」と尋ねて、「調べ報告します」と答えたのに、昨日いくと、「まだ調べていない。大体1ヶ月ぐらいかかる」などという態度だったからです。「疑問に答えるのはあなたの仕事でしょう?」と尋ねましたが、議員の調査を何だと思っているのでしょうか。

情報公開請求をすれば、とりあえず期間が決められ、提出しなければいけないわけですから、請求を11月4日付けで提出しました。

●湯田川温泉の正面湯でゆったり。しながらも、、、、「行政顧問」問題!
湯田川温泉は、100%天然かけながし。飲めるしあったまる。温泉大国山形県内でも最高峰の温泉と私は思っております。

選挙期間中、改装工事をおこなっていて、今月あたまからリニューアルオープンした正面湯。ゆっくりしていると住民のみなさんから、水の事や、この行政顧問への疑問。についていろいろご意見をいただきました。

「元の町長さんらと選挙前から月30万円で裏約束してたんじゃないの?」と一言いただきました。
いろいろ声があって当たり前だと思います。

対案をしめせというコメントがいただいていますが、その前にまずはこの記者会見で突然明らかになった、「行政顧問」制度の正当性について議論をしなければいけないと思います。

昨日は、八文字屋前、午後5時半から6時半まで、辻立ちで訴えました。

●住民の声をふまえる仕組みは旧首長さんらにお願いしなくても、いろいろなシステムが思い浮かびますし、事例もいろいろあります。
旧首長さんらに声を頂戴するとしてもなんで、非常勤なのになんで「月給」なのでしょうか。

職員課にも全国の事例を調べてもらっていますが、僕も調べています。対案は、9日の議会の議論のときにでも示しましょう。まずはこの「行政顧問」制度について、みなさんのご意見、お待ちしております。

11月8日。カフェのオープンとオランダからのフルート奏者、ウイルオッフェルマンズと上田純子さんのコンサートがコモンズでおこなわれます。

午後7時から、会費1000円。

●酒田市市長選。
マニュフェスト選挙になっているようですね。イイ傾向だとおもいます。それにくらべて、、、。うーむ。酒田では、「行政顧問」などというのを設けるつもりでしょうか?

●ちょっと息抜き、ロハス度チェック!

 アルファベットの”LOHAS(ロハス)”は、アメリカの社会学者ポール・レイと心理学者シェリー・アンダーソンが提唱した “Lifestyle Of Health And Sustainability”
の頭文字をつないだ造語で、「環境と人間の健康を最優先し、持続可能な社会の在り方を目指すライフスタイル」のこと。日本ではおしゃれなイメージで女性誌などに登場。「ロハス層」を対象としたビジネスも熱を帯びている。

ロハスとは、「スロー」「エコ」にも通じる時代のキーワードとしてとらえられています。皆さんのライフスタイル、チェックしてみませんか?
(ナマケモノクラブ 辻 信一さんからの情報を引用しました)

ロハスチェックリスト
1. 自然を愛し、自然破壊を大いに憂慮している。
2. 地球全体の諸問題(地球温暖化、熱帯雨林破壊、人口問題、持続可能
    性に欠ける生態系、貧しい国における労働搾取)を明確に認識し、経
    済成長を制限するといった行動が必要であると思う。
3. 環境の浄化や地球温暖化防止のために自分が支払った金が使われるのなら、
    もっと税金を払ったり商品が高くても購入する。
4. 人間関係を広めたり維持することを重視する。
5. 他人を助け、その独自な才能を発揮させることを重視する。
6. 1つ以上のボランティア活動に従事している。
7. 自分の心と魂を成長させたいと思う。
8. 精神性あるいは宗教は自分の人生の中で重要だが、宗教右翼の政治の世界に
    おける行動には懸念している。
9. 職場において女性はもっと平等に扱われるべきだし、ビジネスや政界に
    女性の指導者がもっと必要だと思う。
10. 世界中の女性や子供への暴力や虐待を憂慮している。
11. とくに子供の教育と幸福、地域社会の再建、生態学的に持続可能な未来を構築
    するために、政府はもっと金を出すべきだと思う。
12. 政治の右翼でも左翼でもなく、また、どっちつかずの中道でもない新たな道を 
    見出したい。
13. われわれの未来には楽観的な見方をしており、メディアが伝えるような皮相的で
     悲観的な見方を信じることはできない。
14. 自分の国によりよい新たな暮らし方をつくり出すことに関わりたいと思う。
15. 利益を上げるという大義名分を掲げて大企業が行っている人員削減、環境問題、
    貧しい国での搾取を懸念している。
16. ローンと支出は収入内におさまっており、収入以上にお金を使う心配はない。
17. 成功すること、金を儲けて使うこと、富や贅沢品を重要視する今日的な文化は
     嫌いだ。
18. 異国情緒ある外国の人や場所が好きで、自分とは異なる暮らし方を体験したり
     学ぶのが好きだ。



いかがでしょうか。鶴岡はロハスな暮らしには結構最適の場所だと思います。


ロハスを知るには月刊誌 ソトコト http://www.sotokoto.net/top.html がおすすめです。

ではいい一日を。草島進一