持続可能な鶴岡ブログ

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月別ア―カイブ: 3月 2011

必勝祈願。出羽三山神社


午前中、出羽三山神社へ。まだ雪が多く、しばし日常を離れ静かな別世界といった感じだった。

祝詞奏上。三山拝詞を唱和すると心が穏やかになった。

一瞬のうちに波に呑まれてしまった街、がれきになってしまった街、
今回の災害で失われた命。
そして今、避難所でなんとか繋いでいる命。
そのいのちのためにも、力を尽くしたい。

昨日、数日前から石巻現地の災害対策本部の会議に正式にNGO連絡会議から参画できることになったと聞いた。被災地の現場で、市民と、行政が最前線の情報を共有して、最善策を図るしくみがはじまった。
 がれきになった街に、一つでも多くの笑顔をつくるために、被災地で0から1をつくる。そんな日々が続いている。僕も神戸、中越の経験を活かして、東北の真の復興に力を尽くしたい。

鶴岡、山形でも、人口減少、超高齢化というこれまで経験のない社会に突入する。
そこで、起こりうる問題を解決していくためにも、まさに、情報共有を元に、新しい社会のしくみ、まさに「0→1」をつくることが必要だ。

そのとき、政治は、重要な役割を担う。

官僚にお任せきりだったり、、前例踏襲主義、利権政治など、古い政治は通用しない。

ホンネで議論しあい、みんなの知恵と力を結集して、新しい社会をみんなで切り開く、新しい政治が今こそ必要だ。

自然と共生し、いのち優先。エネルギー、水資源、地域の資源を存分に活かして、真に持続可能な社会を実現する政治へ。

動けば変わる。 信念と行動力。

さあ、未来を切り開こう!


明日、午前10時、道田町21-29 草島事務所からスタートです。













4月1日、午前10時、道田町事務所前、第一声


4月1日より山形県議会議員選挙がおこなわれます。
4月1日(金)午前10時、鶴岡市道田町21-29 solai
が事務所です。どうぞお集まりください。よろしくお願い申し上げます。

石巻現地から富樫隊の報告。


石巻で活動している富樫隊からの報告。20時50分

今、石巻支援NPO連絡会議がおわったところ。

昨日に引き続き水明南で被災住民方々と一緒に 炊きだしをおこなう。人数300人。
今日は人が少なくて、2時から近くでやった炊きだしとかぶってしまった。
遠いところから来た人が食べることができた。

飯野川第一小学校で 余った分を差し入れした。
すいかをもってきてくれた方がいて、130人分ぐらい提供できた。
今日はみんなで話して、食器とかがまだないんだな。と、
プラスチック、紙コップなどしか使っていない。
食器。再生プラスチックの食器があれば大分いい。
元気村スタッフ。白沢さんが着いた。
ミーティング一緒にでた。白沢さんは情報集めに参画した。
ミーティングは60人ぐらい。活動報告をだーっとやって分科会に分かれて、炊きだし隊と、調査隊、医療班、泥出し隊の四班。
包丁
明日、うどんを出してから戻る 釜会館。
全体像はなかなかわからない。
山の手 のほうに 足が悪い人が
天気が良い日が続いて
現地に必要なもの
● 電気と水道は通っている。が都市ガスがない。ガスがないので卓上コンロがない。カセットコンロがあったら、助かるかもしれない。
● 卓上コンロのガスがなくなってきている。
● 長靴がない。

石巻現地富樫隊からの報告


鶴岡元気村
富樫チーム(2名)からの報告
● 飯野側第一小学校 130食の炊きだしをおこなった後、
● 吉野町  吉野住宅に 200人いる。二〇〇食の炊きだしをおこなった
今日は、水明南というところで三〇〇食の炊きだしをやる予定

案外、見た目がひどくなくても、物資が届かないところがある。
炊きだしをしながら、必要なものを住民の方に伺って物資を届ける必要がある。

石巻現地からの活動報告議事録


第4回 石巻NPO連絡調整会議 議事録 3月23日(水)
日 時 : 2011年3月23日(水) 19:00
場 所 : 石巻専修大学 ボランティアセンター内
参加者 : 各NGOチーム、石巻市社会福祉協議会、ほか (50名) 文責 : ピースボート  上島・小林
■配布物
・昨日(22日)の議事録 2枚

■新規NPO追加グループ


■報告
・泥だしプロジェクト 社協:阿部さん
NTTの回線が通じ、市の広報WEBを開設。
仙台に来ればシャトルバスと出し、石巻にてボランティアを行えるようにする。ボラセンから市内までの移動手段がなし。水が足りない。運営スタッフが、提案をする。

・浄水器 日本財団:黒沢さん → 水出ました!川から引き揚げた水を11:00~15:00まで一般使用できる。飲み水としては使用できない。洗濯などの生活用水で使用できる。仲町交番(市役所のバスターミナルにて)

・ローラー作戦隊 ピースワーカーズ → 生活調査と物資を配布。無料配布場所を4か所設定。ゼンショウジ、エイコウ幼稚園、中部自動車学校、アムスガーデン。釜会館にて発電機を設置。

・女川原発を通らないといけない避難所を発見。SSER

■リクエスト
・ホープ支援センター 障害者の状況を知りたい → 井上さんからシェア
・カナダの医療チームが来ている。医療が行き届いていない。場所を知りたい。
・ピースボート 4人ひと組体制で、避難所を入って深い調査をしたい。今すでに入っている団体は知りたい。
・女川町の情報の共有ができていない。調査結果を女川の社協へも教えてあげてほしい。
・ラジオはもっと広範囲の情報を提供してほしい。電波が届いている範囲は広くなっているが、
・赤十字のアセスメントシートと調査シートを共有する。
 → 赤十字からの情報提供。アセスメントシートを提供。ひと組8人の救護活動を行っている。今後は、情報を共有して食べ物・水は過不足ある。バイク便などで配達などを行っている。医療に関して、県から依頼を受けている。薬はすべて赤十字に来ている。問題は、医師会が壊滅的な打撃を受けている。立ち上がるのに、時間がかかる。身寄りのない寝たきりの方が多数いる。県では特養老人ホームの規制緩和を検討。避難所にストックしているかたをどうするのか。ガソリン、車をほとんどの方が失っている。徒歩圏内でしか薬をもらいにいけない。本来は撤収の時期ではあるが、まだ数カ月巡回をしていく。避難所の衛生環境が悪い。トイレがあふれている。避難所の衛生管理・掃除などが必要!
・明日からNGO/NPO連絡会議に市の役員も参加する。

■協議事項
・ラジオの情報発信 ラジオ石巻に流す。
無料配布する場所を知らせる。
社会安全研究所から避難所の人たちが、そのように復興していくのかは専門家が話す。
ラジオの機種によって聴けない場合がある。ラジオを選定する必要がある。聴けるFMラジオを集めいる必要がある。
→ 仮設のリピーターを付ける必要がある。情報が偏らないように。聞けなかった場合は、エリアを教えてください:JC
ラジオを使った反響がかなり被災者からある。ローラー作戦に情報の時差がある。ラジオでの問いかけをしてもよいのではないか。
・情報を集めて発信する。お風呂など。

■決定事項
土嚢袋を1万6千準備した。ボラセン倉庫に保管。
集める物を確認。

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第5回 石巻NPO連絡調整会議 議事録 3月24日(木)
日 時 : 2011年3月24日(木) 19:00
場 所 : 石巻専修大学 ボランティアセンター内
参加者 : 各NGOチーム、石巻市社会福祉協議会、ほか (50名) 文責 : ピースボート  上野
▼新規
石巻市役所 福祉部福祉総務課 イシハラ_避難所運営 30か所の指定避難所
医療法人財団_被災者のメンタルケア
カリタスジャパン_マンパワー派遣
NPO法人 日本ユニバ
RQ市民災害救援センター_人的支援
徳島社協、香川社協
国際ボランティア学生協会_物流サポート、炊き出し

▼各団体活動報告
割愛

▼協議事項
・避難所の衛生環境
_避難所の泥だしと掃除。トイレ環境の向上。
_炊き出しの提供場所。ブルーシートの上で行う。もしくは清掃して行う
_ラジオでの告知
_廃材のゴミ箱などを利用して掃除用のバケツ代わりに
_土足禁止にした方がいい。

・ラジオ感度に関して
_市内に関しては良好
_牡鹿地区は入らない
_雄勝は入る
_女川は場所によりけり

・薬など
_被災者で風邪を引かれている方
_マスクの配布、ラジオでの周知徹底

・温泉ツアー
ボランティアを送る観光バスを使っての日帰り温泉ツアー。

・情報収集と物資
避難所などから、「必要なものを聞かれても持ってきてくれない」という声を聞いた。
それぞれが責任を持って配布するべき。

・物資の必要数
避難所の入所人数に合わない物資だと持っていくことができないので、必要な物が必要。

・避難所外の被災者への行政の対応
市内50の自治会へ物品を配給を行っている。4万5千を目標に行っており、旧石巻市街では8割方配布できている。
ライフラインが復旧した地域から、避難所から各家庭に戻っている人達が出てきている。

・物資保管庫
自衛隊から、10m×50mを3幕借りられる。

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第6回 石巻NPO連絡調整会議 議事録 3月25日(金)
日 時 : 2011年3月25日(金) 19:00
場 所 : 石巻専修大学 ボランティアセンター内
参加者 : 各NGOチーム、石巻市社会福祉協議会、ほか (50名) 文責 : 石巻青年会議所 大丸英則
■配布物
・昨日(25日)の議事録 1枚

■新規NPO追加グループ
・名古屋 レスキューストックヤード
・青年海外協力OB会
・静岡県ボランティア協会
・ジャニック
・山形県 鶴岡元気村

■報告
・青年海外協力隊 渡波小学校で炊き出し(600食)
・日本ユニバース 物資倉庫の整理 かずま小学校でヘルパーの補助、問題解決
・たけちゃん カナダの医療チームと医療行為の許可を得た
・青年 灯油の配布
・プロジェクト 鶴の湯の泥だし
・つよし 在宅避難者への配給
・四石十塾 浄水所前で炊き出し
・鶴岡元気村 食材配布
・日本財団 11-15水の配給(生活用水)
・国際学生V教会 給水
・SSER 朝食、夕食 の提供
・キャンパー 炊き出し(在宅・中学校)
・八ヶ岳 禅唱寺で物資配給 めざましテレビ出演
・ホープ支援センター 市内物品配布、情報収集
・湊小学校で運営サポート、山下小学校で炊き出し
・ピースボート 支援物資の整理・配布、炊き出し
・石巻JC 炊き出し、灯油配布
・本部 タンク300L×300、角スコップ×100、デッキブラシ、ジョレン、土嚢袋、竹ぼうき

■協議事項
・避難所環境の改善→ブルーシートで炊き出し
・物資の中身一覧が明日できる→被災者のニーズと倉庫の連携をとり配布できるようにする
・炊き出し調整に苦戦している→炊き出しニーズの情報が欲しい
・カナダからの浄水器(毎分100L)をどこに設置するのか?→法律上飲み水に資料はNG生活用水には使用可
・いわき市からの人員輸送100名手配できないか?・
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石巻支援→鶴岡から野球チームが向かいました。


先週19日に石巻に一緒に向かい湊小学校の物資搬送で大活躍した鶴岡の野球チーム。本日再び7人で石巻へ。頑張れ!
http://twitpic.com/4da3xw

鶴岡元気村富樫チームからの報告。


本日8時、昨日の朝、鶴岡から石巻にいって救援活動をおこなっている富樫チームより報告。
昨日3月25日より石巻市内で活動中。
昨日は湊中学校にいくが、当日の炊きだしはおこなわれており、150食ほど食材を置いていく。
その後、渡波中学校。ここにも130食×二 食分の炊きだし食材を提供。その後、炊きだしがおこなわれていないい避難所を探し、探し充てたのが、飯野川第一小学校。 ここに110人、雄勝地域などから避難されている方がいらっしゃり、これまで、一食も炊きだしがなかったとのこと。本日はその飯野川第一小学校での炊きだし支援を行う。 昨晩ミーティングに参加し、泥だし道具などを大手建設会社から1000単位で提供があることが報告されていたとのこと。いるのはマンパワー。とのこと。

本日、7時第六コミセン 草島進一 救援活動報告会。


本日、3月26日午後7時、鶴岡市第六コミセン二階にて 草島進一 救援活動報告会+。
3月26日は、草島進一の山形県議会選挙への決起集会の予定でありましたが、東日本大震災  翌日から現地入りした名取市、石巻市での活動の報告と今後について、ご報告する会といたします。
ガソリン難で大変なときではありますが、こんなときこそ、お伝えしたいことがあります。どうぞ、ご参集頂ければ幸いです。何卒よろしくお願いします。
  


山形県知事、危機管理課に提案しました。


現地を見、今朝も現地と電話で内情を聞く中で、以下の提案を山形県宛に提出しました。
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東北関東大震災に向けての山形県の対応についての提案。
2011年3月25日 午前9時10分 
山形県知事様 
危機管理課 ご担当者様

石巻市をはじめとする隣県宮城県の被災自治体への山形県職員(一般職、保健師)の派遣の検討について

               災害NGO 鶴岡元気村 代表 草島進一
              山形県鶴岡市道田町21-29 090-4388-3872

東北関東大震災への救援、支援活動など、大変ご苦労様です。
私達 災害NGO鶴岡元気村も、震災の翌日から名取市、また19日から21日まで石巻市現地にはいり、その後も救援活動を展開中であります。実際の被災自治体の現場の状況や被災者の声と神戸、中越の経験を踏まえて、復興支援のあり方についてご提案がありますのでここに記し、申し入れるものであります。


○被災地域の救援活動として、以下のような県職員の派遣をおこない、石巻市の運営を支えていただくことを提案します。

1)県職員、並びに県内自治体の職員(一般職)を被災自治体へ派遣し、石巻市役所の支援職員として避難所支援などの勤務。一般職、保健師。

2)県職員、並びに県内自治体の職員(一般職)を派遣し、避難所、避難所外の状況把握の調査隊。税務経験者、など。

理由;3月22日午後8時に県民活動推進室 小野室長、午後10時に石井 危機管理主査にご報告したとおり、石巻市の職員の多くが被災している状況で、避難所、避難所外の被災者についての現状調査、把握が及んでおりません。そのため、避難所の配給の食糧が十分でない、泥により衛生面でも問題があるなど、避難所でのQOLに大きな問題があり、格差も見られました。市役所職員のほとんどが震災後、家にもどれず、フロアで仮眠をとりながら業務を続けているが、限界に近い状態です。現在、20日に立ち上げたNPO連絡協議会で避難民の調査にあたり、その調査結果を行政と共有する仕組みがはじまっておりますが、調査をより充実させるためにも行政職などが協働する意義があるとも考えます。山形県にとっても、災害地の避難の実態、避難所運営、被災自治体の運営など、現場経験を積んだ人が多いほど、本県の災害時のリスク軽減につながります。ぜひとも積極的な派遣をお願いしたく提案するものです。
 
○ 現在必要な職員 (石巻市人事課課長補佐 吉本様より3月25日確認)
▽ 避難所の運営スタッフ
▽ 保健士
▽ 税務職員

現地コンタクトパーソン
石巻市 ●●●●

○現地ではすでに鳥取県職員が30名ずつ交代で支援活動をおこない、兵庫県も復旧復興専門職員を派遣されているとのこと。岐阜県中津川市の職員が交代で6、7人避難所支援や一般ボランティア要員として派遣され、従事していると伺っております。
被災者の命を救うため、可及的速やかなご対応をお願い申し上げます。

今後のご対応についてご連絡ください。
▽災害NGO鶴岡元気村 代表 草島進一  090−4388−3872


現地最新石巻NPO情報


石巻NPO情報(今朝8時に確認)
昨日も多くの人数で会議がおこなわれた。
昨日の会議にはじめて石巻市の行政職員も参加してくれたとのこと。
○調査隊、人手や車が足りない。とのこと。
○炊きだしについては週末にむけて大分集まり始めている。
○泥出し隊まだまだ人手がたりない。
現地NGOの動きは進化し続けている。