持続可能な鶴岡ブログ

持続可能な鶴岡ブログ
トップページ > 持続可能な鶴岡ブログ > 月別ア―カイブ: 11月 2012
月別ア―カイブ: 11月 2012

ダム強行時の知事発言。


ダム強行の式典、そして私たちの抗議行動の、9月29日の知事発言が県のホームページで公開されています。焦点となっているダム関連のところを抜き出します。

全文や動画は県のホームページでご覧頂けます。こちらもどうぞ。


ダムをやりつつ内水面漁業の振興って、!?  皆さんのコメントをお願いします。


記者
山形テレビ田島でございます。
本日ですね、最上小国川ダム、穴あきダムの建設工事の安全祈願祭が現地で行われております。県のお考えは決まっていると思いますけれども、改めて知事のお考えですね、最上小国川ダム建設についてお聞かせください。
知事
赤倉地区の住民の皆さんの安全・安心を守っていくということがやはり私の責務だと思っているところでございます。そういう意味でも、やはり早期に穴あきダムに取りかからなければならないと考えております。ただ、様々な皆さん方のご理解をいただかなければいけないし、話し合いをしっかりやらなければいけないという思いで、様々取組みを今まで行って進めてきておりました。現在は工事用道路の工事について進めているものでございます。そして、漁協の皆さんが大変心配されている、内水面漁業につきましても、やはり県政を預かる者として、皆さん方と内水面の漁業振興策ということにつきまして、これからもですね、しっかりと話をしていかなければならないと考えているところでございます。
内水面で生業をということもありますし、また、観光ということもございますので、そういったことも含めて、しっかりとそういった分野の皆さん方とも話し合いをしながら進めていきたいと思っているところでございます。
記者
漁協の皆さんは、絶対的にですね、話もしたくないんだというふうにもおっしゃっております。それで今後の話になってくるとは思うのですが、例えば漁業権の強制収用とか、法的には認められております。そういったことも含めまして、今後についてはどのように対応されていこうというお考えでございましょうか。
知事
私はやはり、そういう強制的なことというようなものはできるだけ採用したくはないというのが考えです。ただ、住民の皆さんの安全・安心を守らなければいけない、それに対して漁協の皆さんが反対なさるわけではないと思っています。やはり漁協の皆さんの真の意図というものは、アユなり、内水面漁業というものをしっかりと振興していく、そのことではないかと思うのですね。ですから安全・安心を確保するということ、そして内水面漁業というものを振興する、そのことをやはりしっかりと両面を取り組んでいく、対話をさせていただきながら取り組んでいくのが県としての役割であり姿勢でありますので、もっとしっかりお話をさせていただきたいと思っております。
記者
今、知事も触れていらっしゃいましたけれども、当然その安全・安心は漁協の皆さんもおっしゃっています。ただそのダムではなくて、やり方は別にあるでしょうと、こういうふうにおっしゃっています。この辺はいかがなんでしょうか。
知事
私が知事に就任した時といいますか、する前といいますか、その時に私は全く白紙の状態でした。それで、就任してから様々なその方策について検討しました。これまでの経過を聞き、検討し、また、現場に行って確認もしたところでございます。そういう経過をきちんと踏んでおりますので、その上での判断ということを私はご理解いただきたいと思っておりますし、また、その漁協の皆さん方のお考えというものをできるだけ尊重するということで、当初は穴あきでなかったものが穴あきダムになった、通常、普通どおりに水が流れている状況のダムになったということが1つあります。
それから、先ほど来申し上げている、内水面漁業ですが、その振興ということについて、もっともっときっちりと、県土整備部だけでなくて農林水産部とも連携して、これからもっともっと話し合いを進めていかなければならないと私は思っております。
やはり、ダムにだけ視点がいくわけではなく、その内水面漁業というところにも力を入れていかなければならないと思っております。
記者
読売新聞の吉岡です。今おっしゃった内水面漁業の振興ということなんですけれども、ダムを建設するとアユの数自体が減るという指摘もありますが、どのようにその振興策を両立するというお考えなんでしょうか。
知事
ダムを作ると必ず減るというようなことですが、そこははっきりは分からないという言葉はおかしいのですけれども、そういう具体的な例というものはないのではないかなと思っております。
そうなるのではないかというような恐れや大変心配な声が大きいことは間違いなく聞いておりますけれども、だからこそ、定期的にしっかりと確認をしながらアユの数が減らないように、あるいはアユがいる川が県内にも他にたくさんございますけれども、どうやって維持しているのかというようなこともきっちりと調査をして対策を立てなければならないのではないかというふうに思っています。

「危険!」とされる赤倉温泉地域の川沿いに新築の建物 事実確認に2週間以上経過。


先日、というか9月議会予算特別委員会の質疑の後に私は、当局の答弁、姿勢について10月10日、抗議と要請書を提出している。その中には、

県は、浸水被害を殊更に強調し、現在、赤倉温泉は危険なのだという認識に立っていると感じますが、それではなぜ、危険とされ、治水論の議論がおこなわれている箇所の川に面して、新しい建築物(平成23年完成)が立つんですか、県はその危険箇所になぜ、建築許可ができるんでしょうか。

この建物は、約2Mの耐水壁を設置し、治水対策をおこないつつ、建設がなされております。以前、赤倉温泉地域の目標となる340トンの基本高水水量が流れた際、基準点で1.42Mの水位上昇すると県は示しました。
 この壁はそれを想定して2Mにしているかのように見えます。要するに、こうした壁をつくるなど、建物の耐水化をはかることによって、治水対策は十分可能なのではないでしょうか。

よく県は浸水被害と強調しますが、たとえば21年水害で、3 件の浸水被害といわれていますが、この時は川はあふれたのですか?
これは明らかに内水氾濫による浸水被害ではないでしょうか。
 これまでの水害浸水被害において、どの被害で溢水(いっすい)などがおこっているのか。明らかに示して頂きたいと考えます。

また、知事は、歴史ある温泉街を現状のまま存続させると答弁しました。しかし、現在、明らかに河道に迫り出したままの温泉旅館があり、危険を自らつくりだしているように思えますが今般の治水事業でこうした河川管理者として不適切と思える箇所について工事をおこなわないのでしょうか。


 また、河川占有許可の表示がある電信柱よりも川に張り出して立地する温泉旅館があります。これについても「そのまま存続」ということでしょうか。
 更に、河川管理者である県の事業で明らかに川を狭め、流下能力を下げている護岸がありますが、これもそのままにするのでしょうか。

と問うている。

11月2日(金曜日)午後3時ごろ、改めてその回答を求めた。現場の工事はどんどん進んでいるのだからある。実は提出の際からずっと求め続けている。すると、河川課長と竹内ダム担当は、「本日はまだ回答できない。」「裁判案件なので部長決裁までしてからお知らせする、今日は部長がいないので即答はしかねる」「今までは直接すぐに答えられていたが今後はいいかげんな事は答えられませんから」などと答えた。「んじゃこれまでの僕に対する答えのどれはいいかげんな事なのか?どれが間違ったことだったのか?」と僕。10月10日の申し入れ案件、それも事実確認をとるだけの作業にどれだけ日数がかかるのだ?それも工事は強行されているのに。

今回の案件は治水対策への疑義そのものなのだ。

なお、本日は、昨日日東道のシンポで酒田にいらしていた佐高信 先生と会食しつつ今後の打ち合わせの機会を得た。先生にも随分がんばっていただいている 感謝。