2月, 2015 | 前 山形県議会議員 草島進一

持続可能な鶴岡ブログ

持続可能な鶴岡ブログ
トップページ > 持続可能な鶴岡ブログ > 月別ア―カイブ: 2月 2015
月別ア―カイブ: 2月 2015

持続可能な鶴岡・山形をつくろう!2015政策


地球の声に応え、持続可能な鶴岡、山形をつくるために

草島進一 2015年の政策。どうぞご覧ください。


パンフ草表1 パンフ裏

 

 

 

 

PDF はこちら。
草島政策2015表 

草島政策2015裏


地球の声に応える政治ー持続可能な社会を求めて


 

地球の声に応える政治って何でしょう?

これまで、長良川河口堰問題、諫早湾干潟干拓事業、神戸空港、そして月山ダムによる鶴岡水道水源の切り替え問題、最上小国川ダム問題などの公共事業の問題に取り組みながら、何か判断基準がないものか。と私は探しました。反対、賛成の二項対立を超えていかに社会を持続可能にするか否か。という新たなテーブルで議論できないだろうか。と考えました。OLYMPUS DIGITAL CAMERADSC_6290DSC_6429

神戸元気村の活動を通じて知り合うことができた高見幸子さんが、スウェーデン、ナチュラルステップの代表であったことを思いだし、ナチュラルステップの基礎、アドバンス講座を受け、2008年、スウェーデンでのエコ自治体国際会議に参加。ナチュラルステップ創始者のカールヘンリクロベール博士、マンフレッドマックスニーフ博士、トルビョーンラーティ氏らから直接コンセプトを学びました。持続可能な社会には科学的な定義がある。

その科学的な定義は小児科のガンの医師であったカールヘンリクロベール博士が当時スウェーデンの40人もの科学者とともに練り上げ創り出したものであるということ。そしてスウェーデン国王もこのコンセプトに賛同し、アーティストのアバなども当時協力して、スウェーデン全世帯にこの持続可能な社会づくりのコンセプトとカセットテープが送付されたということを伺っています。

このコンセプトについてお伝えしていきます。

 

 

 

スライド021 システム条件を説明します。4つあります。持続可能な社会では自然界に、1)地殻から掘り出した物質の濃度が増え続けない。2)人間社会が創り出した物質の濃度が増え続けない 3)物理的に自然が劣化しない。4)人々が満たそうとする基本的那ニーズを妨げない。 この4つです。1)は化石燃料やウラニウムの生成には何億年という時間がかかる。その再生のスピードより遙かに速いスピードで掘り尽くそうとしているということです。資源が枯渇する=持続不能 ということです。 

2)自然界に人間が創り出した物質の濃度が増え続けない これは、人間がつくりだす化学物質のことを指しています。PCB、農薬、放射能、又、プラスチックなど、生み出されると、分解されてもなくなることはない。 例えば海のクリーンアップで直面するプラスチックゴミは、この50年ぐらいで生じている新たな深刻な問題です。
 私は、羽黒山伏の端くれですが、山伏修行の中に南蛮いぶしというのがあります。一つの密閉した部屋に閉じこもり、南蛮と米ぬかなどを混ぜたものに火をつけ煙で充満する中で耐える業です。私は初めての時、本当に窒息死するかもと思いました。これはまさにシステム条件2の疑似体験に思えました。これ以上濃度が増えた場合、どこまで人間が生きていけるか。実際、大気中に様々な化学物質の濃度が増えていることは確かです。

3)自然が物理的に劣化しない。生物多様性の尊重 
自然のサイクルは、生物多様性が基盤になっています。生物多様性はよく飛行機の部品にたとえられます。飛行機は部品が一つ欠損したぐらいでは、飛び続けられます。でも部品が一つ一つ無くなり、どの段階で飛べなくなるかは誰もわからない。ダムで森と海とが分断されると多くの生命が奪われます。開発行為での生物多様性の消失。また、除草剤と組み合わせて普及される遺伝子組み換えの作物が占めていくと生物多様性が失われます。農業のあり方にも注意する必要があります。

4)人々が満たそうとする基本的なニーズを妨げない。これは社会的な要件です。人間の基本的なニーズを提唱しているのは、チリの経済学者 マンフレッドマックスニーフ博士です。マックスニーフ博士は米国UCバークレーなどで教鞭をとった後、チリの貧困層の居住地に身を置き「裸足の経済学」を発表されたエコロジカル経済学者です。

氏は人間の基本的なニーズには、9つあり、スライド022

生命生活の維持(衣食住)、その他に保護、愛情、理解、参加、休息、創造、アイデンティティ、自由 このニーズが全て担保されていることが必要であり、どれかを重視するあまり他がおろそかになってはならないと定めています。

 スウェーデンでお会いした博士のお話の中で印象的だったのは「私は生態学を理解しない、経済学者を信用しない」という言葉でした。

「日本の政治って、判断基準がないですね。」と話していたとき、「憲法があるじゃないか」と教えてくれたのが仙台の加藤哲夫(故人)さんでした。確かに。憲法で規定しているのは実はこの9つのニーズを妨げない最低限を規定しているのだと考えることができるのではないかと思います。平和主義、基本的人権の尊重、国民主権、を柱とする憲法を守ることはサスティナブルな道の一歩でしょう。このニーズを満たすためのサティスファイヤー(方法論)があります。これは基本的なニーズのマトリクスに示されています。

 

持続不可能な社会から持続可能な社会へ。

スライド026

A)この4つのシステム条件を満たす社会のあり方を共有。B)現状を分析し、C)ビジョンを決め、そこにD)バックキャスティングで行動していく。こうした手法で持続可能な社会に向かっていく。

これが持続可能な社会づくりのスキームです。

このコンセプトはリオの地球サミットのアジェンダ21の持続可能性に通じているとのことです。

 

スウェーデンのエコ自治体(sekom)では、この4つのシステム条件に基づいた持続可能性(サスティナビリティ)の判断基準を議会で承認していることが特徴でしたそれぞれの自治体でこのシステム条件を満たしてどんな総合計画を描き、それを指針として歩み出すか。現在約80ある、地方分権が進んだスウェーデンのエコ自治体では、それぞれの資源を活かしてこのエコ自治体づくりに邁進しています。更にこの動きは世界に拡がっており、 08年の会議にはカナダのウィスラーの市長も参加されていました。ウィスラーはバンクーバーオリンピックの開催地の一つで、エネルギー不足などに悩んでいました。そこにカールヘンリク博士を招き、ナチュラルステップを学び、2020までに持続可能にするという計画をたてました。その計画をたてたことにより、当初計画では天然ガスパイプラインのみの計画だったものを、バイオガスと地熱利用の暖房に切り替える計画変更に至っています。バンクーバーオリンピックはそのトランジション(過渡期)に迎えています。

secom

 

この写真に写っているスウェーデンをはじめイタリア、アイルランド、米国、カナダ他、世界中から集まった自治体職員や首長、自治体政治家が、「迷ったときにはこの羅針盤にもどるんだ。このナチュラルステップの4条件にね」と言っておられました。

 

日本社会は、今、どこに向かっているのでしょう?そして山形は?鶴岡は?日本の政治はとりあえずやれることをやる。といったフォアキャスト型といわれています。理想とする目標を決めたらそこに向けてひたすら突き進むバックキャスティング型で持続可能な社会を目指す事。これが今、求められていると私は考えます。

 

地球の応える政治を目指す、私の政治には判断基準があります。
それは、持続可能か否かです。
この4つのシステム条件を軸に判断します。

 

原子力発電は?、、、4つに違反しています。
ダムは?、、、3と4に違反しています。

持続可能なエネルギー は、太陽の力を活かした再生可能エネルギーが道です。なので、北欧諸国はほとんど100%再生可能エネルギーを目指して邁進しています。ダムによる電力開発は生物多様性インパクトが大きいので、再生可能とはいえないとされています。

農業はどうか。農薬が充満する社会を防ぐ、そして土の力を失わない持続可能な農業とは有機農業 オーガニック農業です。遺伝子組み換え農作物は持続可能な道ではありません。

飲料水はどうか。川やダム湖の表流水を化学薬品で浄化する水か、地下水か。化学物質を使わない道が持続可能です。生態系サービスを使う地下水は、スウェーデンではとても尊重されており、自治体目標の一つに健全な地下水利用が必ずはいっていました。それと、塩素を全くいれないで水道に供給していて、これはビックリしました。なんで塩素入れていないの?とヘルシンボリの水道の担当職員に聞いたら「だって健康に悪いから」と言われました。その水道では地下水をくみ上げ、殺菌にオゾン処理をつかうだけで供給していました。

鶴岡の水道問題 が政治的課題に取り組んだはじめですが、こうした原則に照らせば、自治体は地下水源をもっと守る努力をするべきなのです。生態系サービスによる浄化という最大のサービスを離れて、それを人工的にやると、社会的なコストがどんどんかかるということになります。そして化学物質を拡散することになるのです。ヘルシンボリの水道は、地下水を20本近い井戸でくみ上げ、人口増に対処するために周辺にある湖から水を引き、涵養池をつくって地下水涵養をしていました。いきなりダム開発に走った鶴岡の水の事と照らせば実に対照的です。

持続可能な社会づくりのためには、生態系サービスの恩恵を社会に活かす自然資本経営が鍵だとこの実例でもおわかりいただけると思います。

日本の水事情でいえば、本来使われてきた地下水の復権こそ持続可能な道といえると思います。浄水場でいえば微生物濾過方式の緩速濾過方式浄水場。これは戦前の日本で広く普及していた古い技術ですが、人工的に地下水をつくるような手法。これはまさにサスティナブル(持続可能)な水資源利用の道であると考えています。

森里川海が連環する生物多様性の価値、生態系サービスの恩恵を僕らはもっと認知するべきです。それらは地方のまさにストックの価値であります。

地球の声に応える政治、、、今般は第一弾、総論編です。
ご質問、ご意見ありましたらどうぞ投げかけて下さい。よろしくお願いします。 2015.2.25

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


雇用の格差 不本意非正規雇用の実態について


2月24日の商工労働常任委員会にて、26年度補正予算の中、県内定着、回帰促進事業費についてとりあげ、質疑をしました。

新規の県内定着 回帰促進事業。中で、非正規雇用者正規化支援について、39才未満の方々へ、図版のようなプロジェクトをおこなうもの。本当は正規雇用を望んでいるのに非正規雇用になっている数を「不本意非正規雇用」という。それをを尋ねると、31500名との事。今般の事業は、そのうち39歳未満の方々へ向けられる事業だ。今年度の事業としては学卒者に対してのみこうした事業があったと伺った

今、ピケティ氏の格差論が話題だが正規と非正規の格差をどうとらえてるか、改めて尋ねた。

給与2倍以上、他、昇給、保険、様々な差は歴然としている。同一労働同一賃金などとはかけはなれている実態であることを当局は示した。

格差は不平等。是正することこそ政治。とピケティを支持する僕はこの施策を大いに評価し、エールを送ったのでした。

2)の山形県就職情報サイト運営事業も、通常就職情報サイトに登録しようとすると50万円から120万円もかかるとされているものについて、山形県独自にサイトを立ち上げ、無料で企業の就職情報を掲載するというもの。小規模事業者の方々にとっていい事業なのではないかと評価した。秋田県に同種のサイトがあると聞いた。他県からいいものはどんどん吸収してそれを追い抜いたらいい。

 

 

11006446_931799413505775_4322994495176081725_n11011195_932164116802638_7438745601600962058_n


2/25 26年度補正、小国川ダム建設の締結について反対討論


議第1号平成26年度山形県一般会計補正予算、第6号の最上小国川ダム関連予算について、

議第23号 最上小国川流水型ダム堤体工事請負契約の締結に

ついて、反対の立場で討論いたします。

 

先の2月15日、昨年自死された故沼沢勝善(かつよし)組合長一周忌の追悼集会がおこなわれました。「ダムのない清流を孫子の代に手渡したい」という信念をもちつつ憤死された、故沼沢組合長をしのび、その遺志を受け継いでいくことを多くの漁協組合員や県民有志と再確認しました。

2月23日、漁協組合員有志と県との交渉の場がありました。

交渉代理人としていらした、熊本一規明治学院大学教授が、「漁民が漁業を営む漁業行使権は物権であり、これこそ財産権である。つまり補償もなくこの権利は奪えないものである。ということについて、漁業法、民法を根拠として確固とした論証をおこないました。それに対して県は何ら法的根拠ある反論ができず、完全に論破されたままでありました。

 ダム着工には、漁協さえ同意すればいいのだ。漁民一人一人の権利など、同意などとる必要もなく、無視しておればいいのだ。という県の姿勢は、法的に手続き違反であることがその場で明らかになりました。

そもそも漁業で生計を営む漁民の権利を、何の補償もなく奪えることが当然であるとする、血も涙もない姿勢は、吉村県政が掲げる「あったかい県政」とは真逆であります。この法解釈は今すぐに改めていただかなくてはいけません。

又、有識者による「流水型ダムでもアユ等に影響を与えるという科学的知見、又、裁判で立証されている、ダムに拠らない治水対策の方が有効であるという科学的知見についても、県はなんら反論できず、その知見を無視排除したままであります。

これらに対して説明責任を果たさないまま、工事を進める事は絶対に許されません。

 自然と文明が調和する理想郷を目指すなら、こうした乱暴な科学の扱いを直ちに改め、説明を尽くすことは当然であります。

 

以上、ダム事業の見直しを求め反対討論とします。


2.22誕生日にあたりーー地球の声、宇宙の声に応えた政治を目指して


 
バウさんとともに222

神戸元気村の代表、山田和尚、バウさんを送る会が母校明治大学の近く、山の上ホテルであり参加。神戸や被災地救援、平和活動、ストップフロン問題、などに共に取り組んだ有志。音楽家、イベントクリエイター、小説家、そして元総理まで、多彩な顔ぶれが集まりバウさんの49日で天に召される集いを行いました。奇しくもその日は私の誕生日でもありました。私は、3年間活動した神戸を離れる際にみんなからプレゼントされたパドルに、バウさんが書いてくれた一言を紹介しました。改めてシェアします。

ーーーー

ほかのものに頼ってはいけない

三次元にいる自分自身をよりどころにして

地球と宇宙の真理につくしなさい。

まずは、うごき出せ

 

神々とともに

光とともに

仲間とともに

ーーー

神戸でバウさんと出会い、あの場に残り行動をしなかったら、今の僕はありません。神戸にはいって3日後「ここに残る」と決めた瞬間から全てがはじまりました。その日から何か水を得た魚のように体が軽くなり、1週間ぐらいほどんど寝なくても全く平気な、「今」という時を懸命に生きる、自分がありました。目の前には太い「今」しかない。毎日、毎日それからは、日々それまでの1週間分ぐらいに匹敵する仕事が待っていましたが。朝携帯で起こされ気がつくと明け方みたいな、、、。僕という人間を受け止めてくれたバウさんがいたからそれはできたのです。いろんな場面で向き合って、魂に響く言葉をくれたバウさん。魂の恩師にあらためて感謝します。ありがとうございました。

そして今、私は地方政治の場にいます。 「愛を真ん中に動くこと」とともに、「地球を守ること」を熱く実践をもって教えてくれたバウさんの志を胸に、地球や宇宙の声に応える政治をやっていきます。

森を守り、川を守り、水を守り、魚たちや動物たちをまもり、そして、平和を守り、市民社会を育み、未来を開いていきます。

バウさん、次は僕らの番です。

どうか天から見ていてください。 ありがとうございました。

 

                          2015.2.22 50歳の誕生日に 草島進一

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


2月14日、佐高信先生を迎えての議会報告会 開催します。


 

A面_1.15.19日手入れ草ai の最新MMM

来る2月14日、草島進一の議会報告会をおこないます。今回は、ゲストとして 評論家 佐高 信先生、長井レインボープランや置賜自給圏構想の立ち上げ人、菅野芳秀氏をお招きしての開催です。

人口減少、地域消滅、国際平和、憲法改正問題、TPPと農業問題、原発、ダム問題など、課題山積の政治状況。

私たちは何を目指し、進むべきか。佐高先生。菅野さんの講演に大いに学び、議論したいと思います。どうぞお誘い合わせの上、お越し下さいませ。

 

入場無料、当日入場も可ですが、人数把握のため、メール、ファクスなどでお知らせいただければ幸いです。