持続可能な鶴岡ブログ

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小国川の清流を起点として、ユネスコエコパークへ。


ダムのない清流・最上小国川流域から最上川・庄内浜までを森里海連環の「ユネスコエコパーク」へ。

この間、議会で議論してきて、こんな構想にたどりつきました。皆さん、いかがでしょうか。

雪解けの湯殿山


湯殿山神社が4月29日からGW中、参拝が可能。

山五十川の 玉杉



結構な急斜面の階段をのぼっていくと、圧倒的な存在感で迎えてくれた玉杉。樹齢1500年。今でも元気に成長をし続けていると説明書きにあった。なんだか、最近みた映画、「アバター」の先住民の基地になっている大木を思い出した。世代を超えて、この杉をご神木として守り続けてこられた地域の方々の絆の力が、現れていた。
実にいいパワースポット。

オウレン



オウレン。まだ雪が残っているうちから咲き始めたとのこと。三瀬にて。

松ヶ丘。クラフトフェア 大にぎわい



庄内は桜満開! 松ヶ丘開墾場 クラフトフェア。満開の桜の下、歴史ある開墾場に全国から来る作家の方々の陶器、木工、竹細工、漆細工が並ぶ。スゴく楽しい、いいエネルギーに包まれたイベント。大盛況ゆえにシャトルバス30分待ちは少々閉口したが、そのかいは十分あった。  絶対おすすめ。夜、内川沿いの第二公園。桜小まつりも最高 の桜とマッチしていて実にいい雰囲気。明日は船下りがおこなわれるとのこと。どちらにも共通しているのはクリエイティブでボランタリーなエネルギーが流れている事。みなさん、行ってみましょう!
  さて、今日は夕方に鶴岡公園前で乾電池スピーカー演説。うれしかったのは、学生服の中高生が「定額給付金っておかしいですよね」と寄ってきてくれたこと。そのとおり。2兆円配る手数料に800億円を超える税金を使うような仕組みは、(鶴岡だと20億円配るのに6800万円かかる)子供たちだっておかしいと気がついているのだということだ。こんなひとときには、実に希望をいただく。「おかしいことはおかしい」と言う。そして市民社会から相当ズレてしまった政治を正す。それを今こそやらないといけないと強く感じた。

鶴岡駅前 鶴岡の市民力




駅前。キャンドルナイト。駅前商店街の方々が小学生とくんで一つ一つのキャンドルランタンを造っておこなったイベント。ずっと閑散としていた駅前広場がこの日の数時間だけは夢の空間になりました。1月はじめから、他の事にほとんど手つかずでとにかくこの日のために準備をしてきたという実行委員長の後藤さん。一つ一つのユニットを見ると、風対策など、プラスチックコップをひとつひとつビスで止めてあり、なお、できるだけ美しく見せる工夫がこらしてあり、実に緻密。感動的でした。大変おつかれさまでした。この日は結構な風だったにもかかわらず、とてもいい感じでろうそくの灯が灯り、なかなか圧巻。拍手。駅前広場、こうしたイベントが次々と繰り広げられるような仕組みがくめたらいいですね。

黒川能 伝統のエネルギー  持続可能な社会モデル。



2月1日。朝、いなほが風のため三瀬でストップしているとの事で、新庄まで東京にいく妻を送りにいった。
黒川能。今年は下座脇当家で名物の豆腐(下座はあったかい醤油たれにつける)を食べ、能を見にいく。帰郷してからこの10年、ずっと見続けている。何度か一緒に夜を徹した覚えもある。この日も、扇に向けて、大地踏み、式三番、高砂、が舞われた。僕は今回は途中までだったけれど、この能は明け方まで上座、下座で能、狂言が舞われ、そして朝7時ぐらいになると双方の扇を若者達が春日神社の階段を駆け上って神社に上げる。そして再び上座、下座の能が舞われるのだ。一晩を越えておこなわれるこの祭りのエネルギー、平和と団結の象徴だ。5歳児の子供が参加する大地踏みから、太鼓、笛、歌、役者。そして豆腐焼きなどご馳走をつくるお母さんたち。当屋、酒、ろうそく、運営資金を寄付をする方、とにかく、地域の人たちが総出で参加している祭りなのだ。

   昨日までのラムサールの会議で、韓国のIさんの講演で、「生態的に健全であり、持続可能な社会とは、地域社会の住民すべてがステークホルダー(当事者)として参加し、自分なりの役割を果たすときに実現でき意味がある。」と訴えかけていた。まさに、この黒川能の周辺には、その理想的なかたち、システムと情熱があると、まさにそのエネルギーを浴びながら実感した。素晴らしい地域のエネルギーを育む源泉の象徴、ここにあり。という事だ。ここから私たちが学べる事はたくさんある。



どろ亀さん


NHKアーカイブスで、「どろ亀先生と樹海の仲間たち」をやっていてなんだか引き込まれるようにして見ていた。
 どろ亀先生とは、鶴岡ユースホステル主催の森の人講座で、鶴岡を訪れた際、お会いした事がある。生涯、フィールドワークを中心に置き、「林分施行法」を生み出した大先生である。改めて、先生がじっくりと森に身を置いて、森の木々、生き物と向き合い、そこに流れる法則を見いだしていったかを感じることができた。ウェブを検索していったら、先生がおつくりになった、詩をみつけた。敬意をこめて、ここに抜き出しておこうと思う。

森の世界

もりには
何一つ無駄がない
植物も 動物も 微生物も
みんな つらなっている
一生懸命生きている

一種の生きものが
森を支配することの
ないように
神の定めた
調和の世界だ

森には
美もあり 愛もある
はげしい闘いもある
だが
ウソがない。

マイルスの次の音-近藤等則 鶴岡ライブ 週末開催!



今年2月、「地球を吹くin Japan 」で出羽三山神社 五重塔前で演奏した近藤等則さんが、鶴岡で演奏します。11月23日(日)、もう今週末です。今回は室内。鶴岡けやきホール。

近藤等則氏は、ヨーロッパで“A TRUMPETTER carrying MILES back is KONDO(マイルスの後を担うトランペッターはKONDO)”という呼び声も高いglobalな活動を続ける孤高のエレクトリックトランペッター。と称されるジャズトランペッター! アムステルダム在住。
 今年はFuji Rock フェスティバルにもビルラズウェルグループMethod of Defianceで出演 他、ヨーロッパでのツアーで活躍。
 鶴岡のライブでは、2月におこなった「地球を吹くin出羽三山」の映像上映、「出羽三山と地球を語る」山伏らとのトークセッションも行う予定。


近藤等則 ライブ at鶴岡 2008.11.23sun 鶴岡けやきホール 
開場6:30 開演7:00 チケット3500円 
予約メール stern8@mac.com カフェそらい 0235-28-3338

「魂を突き動かされる、エレクトリックトランペットの即興。ぜひじっくりと味わって頂きたいと思います。こんな機会はめったにありません。
私、草島が、自信をもってオススメします。

100名。早めにお申し込みを。

ちょうどその11月23日は、カフェsolaiの一周年。(「そりゃあいい」を大切に、solar(太陽を)+ai (愛して) 、で、実は「まともなことをまともにやる」荻生徂徠の精神にちなんで)の一周年祝ライブでもあります。パティシエ永沢氏の特製スウィーツ付きです。

会場地図などは、http://solai.eco.toへアクセスを。

おくりびと 最高!


「おくりびと」 を観ました。

この映画、僕は本当にオススメします。最高です! 俳優のキャスティングも最高。そして鶴岡、酒田、月山などの風景も最高。納棺師という仕事。仕事による差別、偏見を超える一流の仕事の美しさ。夫婦。家族と死。ストーリーの中で何本もの軸があって、それが見事に融合されている。特に、プロとしての美しい仕事 というものを考えさせられました。ぜひ、皆さん、観ましょう。今、この映画にでてくる鶴岡の鶴ノ湯という銭湯が、ひそかにブームになっているようです。僕もそのうち参上したいと思っております。