持続可能な鶴岡ブログ

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月別ア―カイブ: 5月 2005

スエーデンの環境教育とクラゲの加茂水族館


今日は、午前中スウェーデンの環境教育 ムッレ教室を主宰する兵庫県市島町の元町議でもある高見さんが明日から2日間の教室のために来鶴。以前講座を受けた親父とともにしばし案内した。空港で出迎えてから、鶴岡の環境系、元気なところというところで真っ先に思いついた加茂水族館へ。1階の展示室は「おいしそーな近海の魚たち」そしてクラゲ展示室へ。クラゲでこのところ4割客足をのばしている加茂水族館は元気だ。1ヶ月ぐらいご無沙汰したが、また展示の表記などに工夫が見られた。説明を聞いていると館長と、クラゲ担当o氏とスタッフ一同の一生懸命さががんがん伝わってくる。今回は「はながさクラゲ」にだいぶ魅せられた。動物園や水族館の成功例としての発表会の席で、あの話題の動物園、北海道旭山動物園の園長さんもずいぶんとこの加茂水族館を評価されていたとか。ミュージアム行政評価といった視点でもこの水族館はAAAクラスかもしれない。今日、気になったのは車いすの方がいろんなところにある段差でつまずいていて、隣に居合わせた僕も手伝ったりしたこと。こんなところにこそ金を使うべきだ。子供達むけにクラゲの生態を教える、教育館も自前で新設され、見事だった。
高見さんとアルケッチアーノで食事をしながら、福祉、環境に真っ正面から取り組み、サスティナビルシティ(持続可能)な社会形成をおこなうスウェーデンの社会でのとりくみについていろいろ意見交換。コンポストの使い方一つの違いなどなど。随分と目うろこ。
なお、加茂水族館はぜひ、市民の方も市外の方もみなさんにいらしていただきたい水族館。クラゲを見たあとにクラゲのチップいりアイスクリームを食べるといい。
加茂水族館は、http://www5b.biglobe.ne.jp/~kamo-a/index.html

ちなみに、このところのレッサーパンダ騒動について緊急メッセージをおこなっている旭山動物園 http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/files/asahiyamazoo/

午後からは来週はじまる6月議会のためのヒアリングのため役所内。

天神祭


天神祭。鶴岡の伝統のお祭り。このところ、毎年月山炎のまつりを運営する仲間達とアフリカのジャンベ隊で参加している。リーダーは河北町谷地在住で毎年アフリカに通ってはアーティストらと親交をおこなっているテル君。今年はニュージーランドの先住民族、マオリの文化でもあるポイをやっている若者達。アフリカの太鼓もいろいろあって、ドゥンドゥンとかケンケニといったばちでたたくものと、手でたたくジャンベ、アンサンブルを毎年微妙に替えている。シンプルだけれど、見ていてなんとなく楽しい、自由な開放的な「まつり」にできたらという想いでやっている。来年に向けての参加者、募集!

いい循環。


堀江貴文氏の講演を聴いた。鶴岡駅のネットコミセンでおこなわれた、夕学五十講でである。講演の内容は、ベンチャーで起業する際の基本精神のような感じでもあったが、いろいろなディティールでの示唆に満ちていた。なぜ起業か? だまされたまま生きたくないから。ー国の借金も相当額。年金制度も破綻に向かっている。銀行に貯金したところで、その貯金するという行為が奨励された日本だが、実は貯金した金は、銀行の意志にそった投資に使われ、相当の悪循環をうみだしてはいまいか。私たちはごまかされていまいか。今、確実なのは、自分で投資すること。最も有効な投資とは、自分で起業することなのだ。ということ。「いい循環をつくりたいんです。」と何度か言われていたことがすごく耳に残った。
 
夕学五十講をネットワークで鶴岡でもみれる企画はなかなかいいと思っている。市の予算としてはこの講座を開設するにあたってなお、参考として以下の夕学楽屋BLOGはまたまた興味深い。
http://www.keiomcc.jp/sekigaku-blog/

ゲートをあげろ! 長良川河口堰。


ゲートをあげろ! 長良川河口堰。

5月23日、朝日新聞に「変わるか ダムの国」と特集。そして社説に長良川河口堰運用から10年と特集されている。「結局、水を大量に使っていた60年代の計画にこだわりすぎたのだ。古びた計画を80年代に強行し、そのツケがいま回ってきている」

僕の公共事業の理不尽への戦いの原点はこの長良川河口堰だった。カヌーで下ったとき、空を飛んでいるような気分にさえなるあの清流。ダムがないおかげでできていたあの清流は僕の「美しき川」の原体験だった。河口堰の運用を止めたり、河口堰を開けるためのカヌーデモを僕らは相当続けてきたわけだけれど、なかなか埒があかなかった。社説にもふれられているが、まず、象徴として長良川のゲートをあげることだ。しじみ全滅。ヘドロ堆積。死の海となっている河口部の自然を少しでも回復させることが今、本当に必要だ。

 それと諫早湾干潟干拓事業だって、農地なんか作っても誰も利用しないというのに推進されている。あれは延長7kmものダム事業だ。有明海がどんどん死にかけている。「影響があるかどうか疑問」のような事をなんで高裁でいえるのか。佐賀地裁で、「環境問題に対して疑わしき場合は立ち止まれ」とし、多くの市民の評価を得たのに、また、ある種の力による理不尽を感じる結果となった。

鶴岡が抱える月山ダム事業は、まさに長良川河口堰問題と同種類の問題だ。つくってしまったから仕方ない。で済むのだろうか。総合治水の時代に、ダム治水の効果は疑われる。そして利水面でのダム水だが、なんで、持続性補給量25万トンもある地下水源をもっている鶴岡周辺で、わざわざ地下水を放棄しなければならないのか。この冬も異常に冷たい水は市民を苦しめた。そして、水がまずいので、今、浄水器メーカーとミネラルウォーターメーカーが市内での販売実績をどんどんのばしているし、ペットボトルの水も相当数売れまくっている。

 「使える井戸まで潰してダムの水を強要する行政体質」というのは現在の鶴岡の体質そのものだ。そして水源切り替えの責任を全く感じようともしていないのだから。

この問題は非常にむづかしい問題だ。でも目をつぶるわけにはいかない。

ーー今日は千葉行徳NPO ニュースタートのスタッフらと交流。その後鶴岡へもどる。電車の中よりーーー

5月21,22 「変える」勉強会。


5月21日晴天。お昼過ぎから消防演習4時まで。 終わってすぐに公益文科大学大学院のコミュニティビジネス講座へ。加藤哲夫さんとひさびさに再会。「市民的公共性」としての1)私・発の想い、2)円卓会議の文化3)資源の持ち寄り これがコミュニティビジネスやNPOの原則。 役所になかなかないブレーンストーミングの文化、異質なもののとらえ方、などなど、参加できた時間はとても短かったがとても有意義な時間をいただいた。コミュニティビジネスは社会問題の解決のための市民事業であり、新しい経済につながるものと考えている。ひとつでも事例を鶴岡でつくりあげたいものだ。

 5月22日は早朝より東京、ビッグサイトでおこなわれたローカルマニフェスト推進議員連盟の総会へ。460名ぐらいの参加者。マニフェスト型の選挙も社会を変えるしくみ。講演では100ます計算で有名な尾道市の陰山校長の「学力低下問題への?」といったものや北川、西尾氏の現在の日本の政治の常識について?をなげかけるものなど、様々示唆にとんだ話を聞くことができた。要は、官僚に白紙委任するような政治をやめること。はっきりとビジョンを示し、市民への情報公開を徹底させ、地方自治体のなかで市民の参加や議論を喚起しながら行政運営をしていくこと。鶴岡もそうあらねば。

合併特例債


朝日新聞の記事より。

合併特例債、5割が「活用に慎重」 市町村調査

2005年05月18日 朝日新聞。
 合併した市町村だけに特別に認められる「合併特例債」について、5割の市町村が活用に慎重か活用すべきでないと考えていることが18日、地方からの構造改革を目指す市町村長で作る「市町村サミット」が発表したアンケート結果でわかった。特例債は借金返済分の7割を国が負担する「合併促進のアメ」と言われたが、3割の自己負担分を重視する市町村が増えているようだ。

 市町村サミットは埼玉県志木市の穂坂邦夫市長らの呼びかけで2年前に発足した。149人の市町村長で構成。アンケートは3月1日現在の2690市町村を対象に、3月下旬から4月上旬にかけて行われ、987市町村(37%)が回答した。

 合併特例債は3月末までに合併申請した自治体に適用されるが、ほとんどの合併市町村はこれから適用事業を決める予定だ。「自治体負担分を考えると慎重に活用すべきだ」(47%)と「原則として活用すべきでない」(3%)が合わせて5割となった。一方、「ある程度活用すべきだ」が25%、「できるだけ活用すべきだ」が15%。残りは無回答などだった。

ーーー記事ここまで。
最後の公共投資!とばかり特例債目当ての合併論が各地で聞かれる。鶴岡市の場合も特例債を約400億円見込んで、「従来の市町村の総合計画にもとづいて」などといって
従来の市町村で描いていた構想を「重点事業」といって約400億円くみ上げている。
現状の意識だと、慎重派とはいえないと考える。特例債で使うものの公共投資の優先順位をどのように決めていくかも大きな課題。官製でいつのまにか決まっているのではなくみんなで考えたいものだ。

議会運営について議論。


今日は会派代表者会議があり、合併後の議会での議会運営について議論した。
僕の主張は、議会は議論の場であり、現在の鶴岡市議会は当局本意の議会になっていまいか。発言時間についても、一人30分が基準になっているのはどうか。と。
周辺町村議会は一人1時間が普通だ。全国いろいろまわったけれど発言時間無制限でやっている鎌倉市なんていうのもある。一人会派もざらにある。
今回の会議では、総括質問は原則として3人の正式会派にのみ認めるようにするといった平成クラブ、連合、黎明の意見には僕は反対した。一人会派でもきちんと権限を与える。それが多様な社会の中の議会なのではないか。と。
特に、一般質問の時間には、今まで鶴岡市議会は、質問をする人が多いから、30分でよしということになって、3日間が原則などということが申し合わせできまっていたわけだけれど、議会は議論の場でもあり、情報公開の場。きちんとした議論ができるようにすることが大前提だ。今のように30分の中で当局がだらだらと説明をして時間つぶしをするようなことをやって結局議論に一定の答えが返ってこない。そんなことではなしに、一定の答えが導きだせるように、最低限1時間は確保すべき。それか議員だけの発言時間で30分確保すべき。そうした手法をおこなっている自治体議会がたくさんある。それで会期延長になるんなら、それはそれでいいじゃないか。とにかく、もっと柔軟に新しい手法を考えるべきときだと思うl。徹底した議論ができる議会をのぞむ。と要望、提案した。みなさんはどうお考えになりますか。

午後は事務所にもどり資料整理。パドル5月号をちょっとだけ配布。晩は月山ミーティング。

もったいないータスマニアの原生林 ボブブラウン


GWの中越から戻ってポストを見るとソトコト6月号が届いていた。付箋のところを開くとボブブラウンの4ページ特集。うれしい。この2月に京都で、アジア太平洋緑の党京都会議があり、僕は今回初来日したボブブラウンに密着、広報の一部を担当した結果できた産物だからです。今回は京都の会議の後、東京外国人記者クラブでの記者会見、ワンガリマータイさんのパーティ、再び京都にいって京都議定書の発効記念行事、などをボブブラウンに密着しながら過ごした。京都では市で取り組むバイオディーゼルの取材もおこなった。ボブは語る。昔の政治というのは「次の選挙のための政治」のこと。緑の政治は次の世代のための政治なのだ。と。タスマニアの原生林伐採は、まさに日本のライフスタイルと直結した問題だ。あなたの使っている紙が原生林のチップでつくられたものでないかどうか。確認してみたらどうだろう。

塩谷地区のお墓


今日の午前中は塩谷地区の住民から「墓をなんとか修復できないか」との依頼をうけて視察。14,15日に、日本財団のコーディネートでボランティアを100名近く投入して家の解体作業のお手伝いや片づけ作業をおこなう。それの下準備としての作業内容を確認するワンステップだ。

聾唖の芸術家との出会い。


今日近所のwさんというかたからピアノ移動のニーズがあり現地へ。行ってみると洋画で肖像画を描く画家の方。いろいろうかがってみると生まれた時から耳が聞こえない方と聞いた。そして奥様も耳が聞こえにくい方だった。大英博物館に永久保存されている日本を代表する洋画家であり肖像画家。ピアノ移動を5人ですませてから、じっくりとお二人のお話を聞く機会にあずかった。被災して、避難所で、また、自衛隊テントで耳が聞こえないために大変なご苦労をなさった経験。今も、電話ができないがためにニーズがあってもなかなかたのみにくいと聞いた。こうした災害弱者といわれる方へのケアは、行政サービスではまだまだ心許ないということ。ボランティアが必要なポケットをまた発見した。ファクスできちんとニーズを受けれるようにしようとみんなで確認す。

和田さんの関連記事
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n22/n22_h30_k30.html
7日は専従スタッフ全員がそろい今後のためのミーティングをゴチャドーロでおこなう。元気村は次のステージへ