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言い訳からはじまった富塚市長 所信表明


11月9日。11月臨時議会の席上、市長が、あいさつを述べた。自分の当選のお礼と市議会議員への当選のお祝い、そして、事実上の所信表明というべき、あいさつ。

しかし、その表明の中に例の「行政顧問」についての「言い訳」がとうとうと述べられた。
議会中、メモをとったので、そのメモを記載します。気になるところを抜き出しました。

正確には、2ヶ月後にでる議事録か、HP上の、議事の映像を御覧ください。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

富塚市長ーーーーーーーーーーーーーーーー
国の財政対策について私見でありますが、述べます。
国の言い方でありますと、来年度は見えていますが、 19年度以降は不明であるということであります。
来年度もなかなか、余談は許さないが、国の言い方からみて、19年度以降はきわめて厳しいとおもわれる。
私としてはここ2,3年、の対応がきわめて肝心だと思うので、この間、この鶴岡市を極力、しっかりとした自治体として体制をととのえるよう、まず、この半年、ないしはここ1年の間にはできるだけ確かなめどをたて、また、もろもろの施策を適切に組み立て直すなど、●●のない運営ができるようにしたいと考えております。そして、市民の皆様へ合併の措置、改革の措置をこうじてよかったと、いわれるように最善の努力をしてまいらなければならないと存じております。


なお、横道にそれるようではなはだ恐縮でありますが、これまで、話しをしたことと関連がありますので、本議会に提出しました予算案の内、
行政顧問制度の設置問題について一言申しあげます。

明日、担当から説明させますが、執行責任者として趣旨を述べます。

●私は、執行部の最高責任者として、ここ半年ないしは、この1年の間にこれまで実施してきた施策をそうざらい、あらためて、丁寧に点検をし、特に旧町村の実情を丁寧に理解することに最善の努力をつくし、その上にたって、もろもろの事を試行錯誤を重ねながら、先に述べたような新しい組織制度や政策の整備、確立に全力を傾注してまいる決意でございます。ただ、遺憾ながら、私自身、新市に加わった旧町村がかかえる問題点の詳細、その実情、その政策の経過と内容、効果などについて、現時点ではよく掌握しかねております。

そのために十分な時間的余裕があれば、じっくりと実情の調査、聴取 にとりくみますが、ただいま申しあげたとおり、18、19年度の施策を新たな支援で急ぎ考えなければいけない緊急だということを思えば、実態をつぶさに掌握し、的確な施策体系をきづく時間的余裕はないと思われます。
 当然各支所長をつうじ、各地の住人のご意見を通して、諸状況の把握には全力でつとめてまいりますが、おそらく全貌を的確に把握していける職員は私にはよく見あたらないのが現実であります。
 その上、町村行政の最高責任者であった旧町長や助役さんに私に欠けている諸々の実情などについての詳細な説明、見解、あるいは参考資料の提供をいただくことが最も効率的で的確であろうと考えた次第であります。
 
 その聴取項目の具体的項目の例としてはおおざっぱでありますが、単なる公表資料では把握できない旧町村内の地域的諸事情、これまで実施してきた諸施策のねらい、効果。それらの長期にさかのぼった由来。経過をあきらかにすること。
 
 また、今後掲げるべき施策などについて、なるべく、詳細な所見をもらう、などであります。

 もちろん聴取したことをそのまま鵜呑みにして実施施策にするわけではなく、あくまで参考資料としてですが、今日のように激しい変革期に、詳細な的確な資料をもとに考えていくことは、肝要なのであり、確かな政策、歳費の判断基準、施設推進の的確な方法などを念頭に、市政運営にできるかぎり万全を期してまいりたい。
 旧町村のために必死になってすすめようと決意した私にとって、ぜひともかなえたい手段であります。

そこで具体的には、ここ、半年、あるいは来年度の前半、つまり今から1年以内の間に旧町村の町長、助役、各地区1名を候補に、地方公務員法第3条の3、3号の非常勤の顧問、参与に認容したいと思います。
 
 なお、招集したいともうしてもただちに完全を期しがたいと思われますし、記憶違いのことや、あいまいになったこともかなりありえます。
 
 そんな中で、早急に正確な状況を提供していただくには、相当な無理、苦労をかけるとおもわれますが、ぜひとも対応していただきたいのであります、。
その業務は、単に、会議の開催でおわる業務ではなく、常時、課題を心にかけて追求整理をつづけてもらわなければならない。業務なので、報酬もそれ相応に支払いたいと思います。
 その金額について、異論があるやにもうかがいましたが、
月額、30万円以内として予算措置をすること、この額は、鶴岡市特別職の
職員の給料に関する条例別表第2に準拠していること。
 業務としてはかなり頻繁にかつ克明にお聞きしたいこと。時には調査を願うこともありえること。から、総合的に判断し、費用弁償相当 執務を含む額として30万円以内の相当額を報酬額としたいのであります。
 また、この措置による支出の効果についてでありますが、以上のようなねらいの業務の執行によって、組織の再編成、施策の適切な整理、再編や、資金の効率的な活用がより無理なく、時間的にスムーズに、かつすみやかにはこべるようになるはずで、その効果は、この報酬総額を相当うわまわる効果をあげうるものと考え、またそのぜひその達成をはかってまいりたいと思っているのであります。
 
 ともかく、非常勤の顧問・参与を各地区ごとにおこうという措置は、以上の考えにもとづくもので、旧、町村区域の住民のため、丁寧に、最善の気配りをしたいと考える私の方針としてぜひご理解を賜りたいと存じます。


なお、今般の措置については、たとえば、政治活動の中での配慮、かけひきがごとき要素は一切なく、もっぱら、合併などの措置を最善に進める上の純然たる措置であることを申し添えます。

市政運営の基本について述べて参りたいと思います。



第1に、高齢化が進むなかで、心身ともに健康であかるく、安全、安心な生活を営める地域環境をきづくため、健康医療福祉政策、環境対策の充実をはかること、これを家庭、企業、地域コミュニティとあらたな連携、協調環境をきづきながら推進すること。
第2に、文化性