持続可能な鶴岡ブログ

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月別ア―カイブ: 4月 2008

後期高齢者医療制度=ザ・自民党、与党の政治姿勢そのもの。


後期高齢者医療制度。今日、75歳以上のご高齢の方の年金から天引きされて支給になってしまった。健康保険よりも若干安くなったというかたもいるようだが、3倍高くなったという方もいる。いずれにしても、75歳以上の方々をひとくくりにしてそこから徴収する。それも有無をいわさず天引きでさっぴかれる。そんなことがはじまった。
こんな制度は他の国にはない。この制度案は2006年の6月に自民党、公明党によって議論なかばで強行採決されている。今、現実に起きている問題に対して何もきちんと議論せずにこの制度が決定して、地方議会でもそれが押し付けられた。僕は、「強行採決」された制度だからということでずっと反対討論を議会のたびにおこなってきた。
 高齢者の方への人権侵害ではないのか。本当に生活がなりたっていくのか。扶養家族としての高齢者が免除される制度は意義があるのではないか。などなど。
  
 それに対して、すべての自民・公明系議員たちは「この制度」に疑問のひとつももっていない旨の賛成討論を繰り返してきた。役所の国保担当も、僕にもいろいろこの制度の正当性というか、納得させようといろいろ説明をしてくれた。でも僕は納得できなかった。この制度の方向は、マイケルムーアがつくった「Sicko(シッコ)」でかいまみたような、米国の「金のある人しか医療がうけれない」冷たい制度の方向だ。笑顔よりも悲しみをつくりだすような制度の方向だということを感じたからだ。

 「小泉構造改革」とかともっともらしい事をいって、人気を博して「チルドレン」などという人たちを生み出してきたけれどもその竹中、小泉、また、自民党の姿勢そのものなのが、この後期高齢者医療制度なのだ。
 
 ところで、この後期高齢者医療制度での運用で、わが鶴岡市でも、今般の天引きでミスがあったようである。

僕は夕方のニュースで知って同僚議員に尋ねたら、
以下のものが議会の会派代表者にファックス送信されたことがわかった。
単独 無所属 市民派の僕には何のお知らせもなかった。
全く失礼な話である。

各会派代表者様     平成20年4月15日

長寿医療保険料(後期高齢者医療保険料)の賦課徴収誤りについて

表記について誤りがありましたので ご報告申し上げます。
市民の皆様、関係各位に深くお詫び申し上げますとともに、今後、このような誤りがないよう、事務処理のチェック、その体制等に万全を期してまいります。

鶴岡市市民部国民年金課
1、誤りの概要
4月11日(金)から14日(月)までの間、再点検を実施した結果、被保険者の□管理誤りにより、仮徴収対象者でない方の4月支給分の年金から、長寿医療保険料を誤って徴収することが確認されたものです。

2、件数  6件
3、誤徴収額 23,100円
4、対応など

賦課徴収誤りとなりました方には、直ちに謝罪に伺いまして、事情をご説明し、ご了承をいただいております。(4月11日(金)〜14日(月))
4月15日支給分の年金から徴収された保険料については、問題を直ちに本人の口座に返還することにいたします。
6月、8月支給年金からの特別徴収分については、引き去りを停止する処理を行っております。

5、通知者数
今回の 徴収対象者  15,190人
(長寿医療保険者数  21,488人)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上。

やれやれ。である。
国会の自民党の仕業によって、現場はとんでもない混乱、そして高齢者にまた不安な顔がよぎり、希望の笑顔が消えていく。

「後期高齢者医療制度」を強行採決で決めて、問題がマスコミで指摘されてようやく国会議員の勉強会を開いてお茶を濁す「ザ・自民党」政権。

今日の朝日に「徳山ダムの無駄」の問題が指摘されていた。後発の徳山ダムだが、この利水は大垣などの水道水源だったはずだ、月山ダムと広域水道被害にあえぐ鶴岡の事例よりももっと深刻のようだ。
右肩あがりの時代の公共事業をにっちもさっちもいかなくなるまでやり続け、破綻しても無駄を指摘されても無責任。住民負担なんのその。これぞ「ザ・自民党」政権。

自民党政権が続く限り、絶望の政治が続く。そして闇は広がるばかりだ。

希望の光を、せめて鶴岡から生み出したいものだ。

後期高齢者医療制度で困っている鶴岡市民の皆さん、ご連絡ください。
そしてその実情を教えてください。よろしくお願いします。
stern8@mac.com 090−4388−3872 草島進一

 












熊本日日新聞に登場





チベットに言論の自由を! 民主主義を!真の自治を!


チベット問題。昨日、ダライラマ法王が来日して記者会見をおこないました。
北京オリンピックへの暴動についての質問に、「私はオリンピックの中国の開催を支持している。私の立場は変わっていない」「実際、一部の問題が、ロンドン、パリでもありましたが、チベットのひとたちに、お願いですから、暴力的な行動はしないでくださいと、メッセージを送っています。」「原因の根源は、言論の自由がない事なのだ。民主主義が保証されてことなのだ」 big probrem is noFreedam speech. と応えていた。
中国に対しては「衝突がおきて、中国政府高官の一部の人々は、私たちが反中国だという印象を与えた。私は、その時にメッセージを伝えた。「チベットは中国の一部なのだということ。しかし、チベットには独特の仏教文化がある。そうした文化、言語、を維持することは、世界の利益になる。そのためには、チベットは本当の自治が必要なのだということ。自治が今、机上の空論だから、憤りがおきている。だから、真の自治を求めているということを理解していただきたい。と。 私は何をいわれてもかまわないが、中国本土の人たちのほとんどが、信じてしまう中国の一部の首脳による政府の報道によって、「反中国だ」というイメージをもたされている。また「チベット仏教をもちこむことによって、中国との分断を促進しようとしている」というようなイメージ、また、「ダライラマは悪者だ」というイメージをもたされていることがとても大きな悲しい問題である。
世界中のひとたちに、、「ダライラマは独立を求めているのではない」と伝えていただけないか。
また、中国政府高官の一部は、今般の暴動はダライラマが首謀者だといっていた。これは大変深刻なものです。だから私は、きちんと国際機関によってダラムサラを含めて調査をしてみてほしいと求めて来た。
「私は、チベット人が数百人が殺害されしている、数千人が逮捕・拘禁されてい事を知っている。非暴力でおこなっている抗議を行っている人は犯罪者として扱われていはいけないのです。そうした人たちが逮捕されているのはやはり重大なこと。きちんと国際機関に調査していただきたい。」
「我々は中国から独立したいのではなく、自治権をもちたいだけである、大きな問題は言論の自由さえ許されていないということだ」「21世紀であるのに、中国の現状のように国家機密という慣行は古い。全てにおいて透明性が確保され、 調和ある社会は信頼の上で構築されるべきである。」と述べていました。

記者会見の模様:http://jp.youtube.com/watch?v=y7YsBxqf7BM&NR=1これはPart5
昨日の来日会見は報道機関によって、捉え方にばらつきがみられましたが、youtubeで「ダライラマ法王記者会見@成田」で全ての会見模様がみれました。これがインターネットメディアのいいとこですね。しっかりとみましょう。

なお、ダライラマが訪問する先のアメリカ、のNGOが中心になってキャンペーンがおこなわれています。おもろいアニメがみれますよ。みんなで考え、行動しましょう。
Tell China to Wake Up Before it’s Too Late!
http://www.racefortibet.org/

EUヨーロッパ議会も中国政府に、ダライラマと平和的に対話することを求め、そのことがないならばオリンピック開会式に首脳が参加しないこと を求める決議文を採択したそうである。
日本政府は何やってるんだろう。
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以下毎日.jp
北京五輪:EU首脳、開会式欠席も 中国のチベット暴動弾圧、欧州議会が非難決議
 ◇全加盟国、統一行動求める

 【ブリュッセル福島良典】欧州連合(EU、加盟27カ国)の欧州議会は10日、中国当局によるチベット自治区での暴動弾圧を非難し、中国がインド亡命中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世との対話に応じない場合、EU加盟国首脳・首相による北京五輪開会式のボイコットを検討するよう呼びかける決議案を圧倒的な賛成多数で採択した。決議に法的拘束力はないが、加盟国政府への政治圧力になる。

 EUでは態度未定の国もあり、今後の中国政府の対応次第で、首脳の開会式出席を控える国が増える可能性がある。賛成580、反対24、棄権45だった。

 決議は中国当局による暴動弾圧を「残忍な抑圧」と非難し、北京五輪を前に「当局にとって不都合なデモ・報道を阻止する目的で反体制派、ジャーナリスト、人権活動家などを逮捕しないよう」要請。さらに、中国当局とダライ・ラマとの過去の対話が不調に終わったことに遺憾の意を表明し、「包括的政治合意に向けての建設的な対話」を求めている。

 その上で、「北京五輪開会式への加盟国元首・首脳、EU代表の参加について欧州共通の立場を見いだし、対話が再開されない場合には開会式のボイコットを視野に入れるよう」議長国スロベニアに呼びかけている。
決議案作成に携わったエドワード・マクミラン・スコット議員(英)は毎日新聞に「五輪ボイコットが重要なケースがある。大多数の議員が決議案に賛成したのは喜ばしい」と指摘、決議がEU加盟国首脳の対応に影響を与えることができるとの見解を示した。
2012年にロンドン五輪を主催するブラウン英首相は開会式への出席は見送り、引き継ぎのため閉会式に出席する。サルコジ仏大統領は中国とダライ・ラマの対話実現を開会式出席の条件にした。メルケル独首相は当初から出席予定がない。
 旧ソ連時代を経験した旧東欧諸国では、ポーランドのトゥスク首相、チェコのクラウス大統領、スロバキアのフィツォ首相が開会式欠席を表明、ボイコットの傾向が目立つ。
 バローゾ欧州委員会委員長の開会式出席は「予定されていない」(報道官)。






賛同!ダライラマと直接対話を。


北京オリンピックの聖火ランナーの妨害行動が相次いでいる、中国のチベット問題。このままでは、北京オリンピックに参加をボイコットせざるをえない気持ちが高まるのも無理はない。問題は中国政府の強行姿勢だ。ノーベル平和賞受賞者である14世ダライラマ法王に対してなんという姿勢なのか。

「地球(ガイア)シンフォニー」の龍村監督らが動き出した。
今般のチベット問題と暴動。非暴力を貫いているダライラマを非難する硬直した中国政府の姿勢。「国際的な仲介者の下で、一日も早く話し合うことが、中国政府が世界の信頼を取り戻す唯一の道だ」

実に真っ当。大いに賛同する。ムーブメントに参画したい。みんなで声を広げましょう。
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声明文
14世ダライ・ラマ法王と中国政府首脳との直接対話を求める
声 明 文

私たち日本の文化人有志一同は、

1. 過去48年にも及ぶ苛酷な亡命生活の中で「愛と非暴力」の姿勢を貫き、 ノーベル平和賞を受賞された14世ダライ・ラマ法王を強く支持する者として、

2. チベット伝統文化の奥深さを学び、その叡智が未来の地球にいかに貴重なものであるかを理解する者として、

3. 強大な経済力を背景に中国政府が進めるチベット中国化政策がチベット人民にとって、伝統文化を破壊する屈辱的なものであることを知る者として、

今、中国政府がチベット本国でチベット人民に加えている、激しい人権弾圧に対して、深い憂いと強い憤りと悲しみを覚えるものです。

「宗教者の仮面を被った狼、ダライ・ラマ法王に扇動された一部チベット人に依る暴力的反政府破壊活動」という中国政府のキャンペーンが、いかに真実とかけ離れたものであるかは、私たちにもはっきりとわかります。厳しい情報統制の下で武力弾圧を加えながら、この様な偽りのキャンペーンを繰り返すことは、決して中国政府、中国人民のためにもなりません。
私たちは、中国政府が今すぐ、チベット人民に対する人権弾圧を止めることを求めます。

そして、中国政府首脳が国際的な仲介者の下で14世ダライ・ラマ法王と一日も早く直接会い、胸襟を開き、互いを尊重する立場で、真心をもって話し合われることを心から求めます。
それが、今起こっている不幸な事態を乗り越えるための、チベット民族、中国政府双方にとって有益な道であると信じるからです。又、それこそ中国政府が世界の信頼を取り戻すことのできる唯一の道だと考えます。

中国政府首脳は、できるだけすみやかに14世ダライ・ラマ法王と直接会い、対話を始めて下さい。

日本国政府は、中国政府首脳と14世ダライ・ラマ法王との直接対話が実現するよう、あらゆる外交手段を使って働きかけて下さい。
又、その対話が中国政府、チベット民族双方にとって、有益なものとなるよう、支援して下さい。  

本文・賛同人などは、http://gaiasymphony.com/tibet.html を参照のこと。
龍村仁 ブログ http://jtatsumura.exblog.jp/ には、
「平和的全面解決を求める公開書簡」http://www.tibetsupport.net/
など、私たちが電子署名ができるページもリンクされています。

チェックして、この問題解決のために動きだしましょう。

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「ダライ・ラマと直接対話を」 映画監督らが声明

2008年04月08日23時27分 朝日.COMより。

 中国チベット自治区などでの騒乱時に多数の死傷者が出ている問題で、映画監督の龍村仁さん(67)らが8日、中国政府にチベット仏教最高指導者のダライ・ラマ14世と直接対話するよう呼びかける声明を発表した。「国際的な仲介者の下で、一日も早く話し合うことが、中国政府が世界の信頼を取り戻す唯一の道だ」と訴えている。

 ドキュメンタリー映画「地球交響曲」でダライ・ラマ14世にインタビューした経験がある龍村さんは「非暴力を貫く法王の考えを知っている我々が訴えないといけないと思った。北京五輪を妨害する立場ではない」と話している。

 呼びかけ人は、音楽評論家の湯川れい子さん、ジャーナリストの下村満子さんらで、女優や学者、医師ら65人も賛同を表明。さらに賛同者を募り中国大使館に送る。
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湯野浜温泉の名物風呂。



NHKの「普段着の温泉」で、湯野浜温泉の円形温泉がとりあげられていましたね。サーファーからお年寄りまで親しまれている温泉。外来90円の貴重な温泉です。
最近いってないなー。再発見です。今度の4月27日に予定しているアースデイクリーンアップではここで反省会しようかなあ。

http://www.nhk.or.jp/fudangi/yamagata/20080406/index.html

本日!てんつくまん来鶴!


本日! 正午から最高に元気がでる映画が上映される。「天国はつくるもの」107プラス1」動けば変わる。だ。「天国をつくろうとしたド素人たちの真実の物語」と題したドキュメンタリー。監督のトークショーもある。みんなで行きましょう。国際村です。
http://www.tentsuku.com 映画上映12時半から トークライブ15時15分から 予定終了17時。当日1700円とのこと。みんなでいきましょう。





年度初めはつじ立ちから。


午前7時半。八文字屋前にたつ。2008年度もここからスタートだ。
暫定税率の事、08年度鶴岡市の予算審議報告などについて、お伝えをするための街頭演説。年間3億円の先端研への補助金の問題、にょろにょろモニュメントの問題、温泉施設の値上げの問題、後期高齢者医療制度の問題、国の借金1000兆円、年80万人の人口減少社会の中での発想の転換の必要性 などなどについて述べる。ちと肌寒い日であったが、朝の光が心地よかった。
 終日、様々なレポート作成や議会報告などのまとめをおこなう。夕方。海へ。強風だが、素晴らしい空に出会う。庄内のそらは、最高だ!