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チベットに言論の自由を! 民主主義を!真の自治を!


チベット問題。昨日、ダライラマ法王が来日して記者会見をおこないました。
北京オリンピックへの暴動についての質問に、「私はオリンピックの中国の開催を支持している。私の立場は変わっていない」「実際、一部の問題が、ロンドン、パリでもありましたが、チベットのひとたちに、お願いですから、暴力的な行動はしないでくださいと、メッセージを送っています。」「原因の根源は、言論の自由がない事なのだ。民主主義が保証されてことなのだ」 big probrem is noFreedam speech. と応えていた。
中国に対しては「衝突がおきて、中国政府高官の一部の人々は、私たちが反中国だという印象を与えた。私は、その時にメッセージを伝えた。「チベットは中国の一部なのだということ。しかし、チベットには独特の仏教文化がある。そうした文化、言語、を維持することは、世界の利益になる。そのためには、チベットは本当の自治が必要なのだということ。自治が今、机上の空論だから、憤りがおきている。だから、真の自治を求めているということを理解していただきたい。と。 私は何をいわれてもかまわないが、中国本土の人たちのほとんどが、信じてしまう中国の一部の首脳による政府の報道によって、「反中国だ」というイメージをもたされている。また「チベット仏教をもちこむことによって、中国との分断を促進しようとしている」というようなイメージ、また、「ダライラマは悪者だ」というイメージをもたされていることがとても大きな悲しい問題である。
世界中のひとたちに、、「ダライラマは独立を求めているのではない」と伝えていただけないか。
また、中国政府高官の一部は、今般の暴動はダライラマが首謀者だといっていた。これは大変深刻なものです。だから私は、きちんと国際機関によってダラムサラを含めて調査をしてみてほしいと求めて来た。
「私は、チベット人が数百人が殺害されしている、数千人が逮捕・拘禁されてい事を知っている。非暴力でおこなっている抗議を行っている人は犯罪者として扱われていはいけないのです。そうした人たちが逮捕されているのはやはり重大なこと。きちんと国際機関に調査していただきたい。」
「我々は中国から独立したいのではなく、自治権をもちたいだけである、大きな問題は言論の自由さえ許されていないということだ」「21世紀であるのに、中国の現状のように国家機密という慣行は古い。全てにおいて透明性が確保され、 調和ある社会は信頼の上で構築されるべきである。」と述べていました。

記者会見の模様:http://jp.youtube.com/watch?v=y7YsBxqf7BM&NR=1これはPart5
昨日の来日会見は報道機関によって、捉え方にばらつきがみられましたが、youtubeで「ダライラマ法王記者会見@成田」で全ての会見模様がみれました。これがインターネットメディアのいいとこですね。しっかりとみましょう。

なお、ダライラマが訪問する先のアメリカ、のNGOが中心になってキャンペーンがおこなわれています。おもろいアニメがみれますよ。みんなで考え、行動しましょう。
Tell China to Wake Up Before it’s Too Late!
http://www.racefortibet.org/

EUヨーロッパ議会も中国政府に、ダライラマと平和的に対話することを求め、そのことがないならばオリンピック開会式に首脳が参加しないこと を求める決議文を採択したそうである。
日本政府は何やってるんだろう。
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以下毎日.jp
北京五輪:EU首脳、開会式欠席も 中国のチベット暴動弾圧、欧州議会が非難決議
 ◇全加盟国、統一行動求める

 【ブリュッセル福島良典】欧州連合(EU、加盟27カ国)の欧州議会は10日、中国当局によるチベット自治区での暴動弾圧を非難し、中国がインド亡命中のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世との対話に応じない場合、EU加盟国首脳・首相による北京五輪開会式のボイコットを検討するよう呼びかける決議案を圧倒的な賛成多数で採択した。決議に法的拘束力はないが、加盟国政府への政治圧力になる。

 EUでは態度未定の国もあり、今後の中国政府の対応次第で、首脳の開会式出席を控える国が増える可能性がある。賛成580、反対24、棄権45だった。

 決議は中国当局による暴動弾圧を「残忍な抑圧」と非難し、北京五輪を前に「当局にとって不都合なデモ・報道を阻止する目的で反体制派、ジャーナリスト、人権活動家などを逮捕しないよう」要請。さらに、中国当局とダライ・ラマとの過去の対話が不調に終わったことに遺憾の意を表明し、「包括的政治合意に向けての建設的な対話」を求めている。

 その上で、「北京五輪開会式への加盟国元首・首脳、EU代表の参加について欧州共通の立場を見いだし、対話が再開されない場合には開会式のボイコットを視野に入れるよう」議長国スロベニアに呼びかけている。
決議案作成に携わったエドワード・マクミラン・スコット議員(英)は毎日新聞に「五輪ボイコットが重要なケースがある。大多数の議員が決議案に賛成したのは喜ばしい」と指摘、決議がEU加盟国首脳の対応に影響を与えることができるとの見解を示した。
2012年にロンドン五輪を主催するブラウン英首相は開会式への出席は見送り、引き継ぎのため閉会式に出席する。サルコジ仏大統領は中国とダライ・ラマの対話実現を開会式出席の条件にした。メルケル独首相は当初から出席予定がない。
 旧ソ連時代を経験した旧東欧諸国では、ポーランドのトゥスク首相、チェコのクラウス大統領、スロバキアのフィツォ首相が開会式欠席を表明、ボイコットの傾向が目立つ。
 バローゾ欧州委員会委員長の開会式出席は「予定されていない」(報道官)。