持続可能な鶴岡ブログ

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4つの幸せ。


人間の4つの幸せ〜ある禅僧の言葉から◆
  1.人に愛されること
  2.人に褒められること
  3.人の役に立つこと
  4.人に必要とされること
 この4つのうち3つ(2〜4)は、働くことによって得られる。


これは本日、某学習会で教えていただいた「日本でいちばん大切にしたい会社」で紹介されている、日本理化学工業株式会社 の大山社長を巡るストーリーで、「障害者の方々はなぜ、そんなに働きたいのか」という問いかけに、ある禅僧から諭された言葉ということで登場する言葉だ。
障害者雇用率が70%以上という雇用環境を実現している日本理化学工業株式会社。今日テレビ放映の録画の内容をを観ていて、その会社の姿勢、また、働いている皆さんの姿勢に、感激した。

この日本理化学工業株式会社の大山泰弘社長の講演会が鶴岡であるとのこと。8月1日(土)午後2時45分から、グランドエルサン 主催は山形県鶴岡高等養護学校現場実習支援の会 お問い合わせは 
0235−222−0581山形県立鶴岡高等養護学校

関連する動画http://www.youtube.com/watch?v=mvA0n1fctyA




井山武司先生の太陽建築が紹介されました。


今朝の NHK全国版で、このブログでもなんどかご紹介した、井山武司先生の太陽建築が紹介されました。

東京都も、変わった。


ーー自公過半数割れ都議会、民主が第一党 『麻生降ろし』強まるーー

雨の中、街宣。昨晩は都議選の結果に釘付け。東京都政も変わった。国の政治も、ようやく政権交代か。麻生総理。今になって「都議選は国政とは関係ない」などと言っている場合ではないだろう。本日は鶴岡はお盆。墓参り。




ビーチクリーンアップ 



FM山形のコスモクリーンアップキャンペーン 湯野浜。本日は一般参加。以前は、このイベントの一貫で「INSPI」など、有名アーティストのライブなどを絡めてクリーンアップをおこなうなど、いろいろとご協力いただいた。
湯野浜で、調査型のクリーンアップをはじめたのが98年の4月。データシートに、ゴミの種類を書き留めながらゴミをひろっていると、とてもいろんな事に気がつく。そして結局は私たちのライフスタイルを眺めていることになる。世界中でデータシートに記入したものを集めると、ゴミ指標ができあがる。いつもワーストワンになるのがたばこのフィルターだった。
もともとは、97年の日本海重油災害の時、当時諸々意見交換させていただいていた、海上災害防止センターの方から、「実は重油の問題よりもプラスチックゴミの方がたちが悪い」と聞かされていた。そして実際、福井から山形までの海岸線をパトロールしたときに、重油の固まり一粒みつけるのに、数千のプラスチックのゴミをみることになっていた。そんな体験から、故郷にもどったら、一度湘南で体験した調査型のクリーンアップをやろうと心に決めていたのだった。

今日のクリーンアップ作戦は、400名を超えていた。人の力というのはなかなかすごい。残念ながら調査型のものではないが、みるみるうちに浜にあった海岸ゴミが片付いていた。
 結局は、私たちのライフスタイルが、ここにあるということ。分解できないプラスチック製品がこれほどまでに僕らの暮らしを支配していること。持続可能な社会の定義を定めたナチュラルステップの条件の2に「自然界の中に人間がつくりだした物質の量が増え続けない。」というのがある。この浜辺の状況を見ていると、「拡散はするがなくならない」物質の原則や、ともするとその密度がどんどん増えていってしまう傾向を理解することができるような気がしている。



川喜田二郎先生 月山移動大学での教え。


川喜田二郎先生の訃報。
1999年の夏。議員になってまだ右も左もわからなかった一年目の夏、第一回の月山炎のまつりを終えて直後に参加した「月山移動大学」。ほぼ2週間にわたって、テント生活を続けながら、地域の資源と向き合い、点メモを書き、ラベルに書いて、融合させる。まとめる時、グループの中であーでもないこーでもないと、ずいぶん悩み、決断する。数百のラベルをどんどんまとめていき、最終の数枚までまとめる。そのプロセスの中で、全体像がつかめてくる。そうしたKJ法を川喜田先生に直接ご教授いただく、貴重な機会だった。そのとき、僕らのチームは鶴岡周辺の「元気」を探し求めていた。その中で僕がフィールドワークで偶然出会ったのが、「梵字が流れてきた」という梵字川と、三森山のモリ供養だった。そのまつりでの大地や水、自然とつながる祈りの風景に向き合い、取材した。そのおかげでずっと通わせていただいている。
 先生は、当時80歳手前だったか。はじめ、「え、先生もテントに寝泊まりするんですか」と驚いた。どしゃぶりの中でも、日射の厳しい日差しの下でも常に明るい笑顔で前を向かれ、発想と決断を続けておられた。本音と建て前ではなく、現場主義で徹底して本質、真実を探る先生の姿勢にまず僕は心を動かされた。羽黒のキャンプ場。先生や参加した仲間とキャンプで一緒に寝泊まりや食事をしながら、地域の資源に向き合い、この地域の「価値」について徹底的に議論をし、考え続け、過ごしたあの日々は今も鮮明に覚えている。庄内全域から集まった、真実に真摯に向き合おうとする優れた行政マンたちとの出会いも貴重だった。
 最終となった移動大学を、月山の地でおこなっていただいた川喜田先生に改めて感謝申し上げたいし、今、もう一度、あのときみんなでKJ法で作り上げた「鶴岡の構想」をかみしめ、そしてあれから10年たった今を踏まえ、もう一度いかに組み立て直すかを考えたいと思うのだ。そして、立場や多様な価値観を活かしつつ、日々寝食をともにし、時に夜通しで徹底的に議論し考えを融合させ、最終の判断までに至る、KJ法の真の姿勢を今こそ、再び活かさねばならないと考える。月山ー庄内の精神文化や自然資本の営みにじっくりと向き合っておられた、先生の志にも応え、先生も納得するようないいまちをつくらねば。と改めて思う。
「真心と風土、それを大事にすること。」その後、鶴岡にいらしたときのOB会でお話いただいた時の言葉だ。
謹んでご冥福をお祈りします。先生もこの鶴岡のゆくえを、どうぞ見守っていてください。

庄内の美しさを求め続けて。


難波次郎さんの急逝に。

大鳥川をよみがえらす会 会長で、俳人であり、庄内日報に優れた美術評論を書き続けていた難波次郎さんがお亡くなりになった。3日前にも電話をいただいた。「今日は祈りの絵の関係の講演にいくんだ。」とのことだった。実は、今日、事務所の中で祖父の書いたチューリップの絵が額縁ごと落ち、ガラスが割れた。花の好きだった難波さんが、最後の激励に現れたのかもしれないと思った。
最近アートフォーラムでおこなわれた斉藤眞成展で偶然、絵画と向き合う難波さんの姿に触れた。全身全霊で対峙し、その絵から何かを読み取り、文書にしていく作業。真剣で、そして何かとても楽しそうに、撮影をしながら向き合う姿が焼き付いている。今回掲載された評論も実に興味深いものだった。川の事といったら大鳥川。荒沢ダムや電力をつくるため取水のため、途中の水が無くなる大鳥川の状況を嘆き、子供の頃、そこで泳いだり遊んだりした川になんとかもどしたい。その話になると夢中で話してくださった。「美しさ」を求める中で、この地域にとってかけがえのないもの。とは何かを真正面に据えて考え続け、それをなんとかしたい。ずっと求め続けていた難波さん。幾分は国も動きましたね。まだまだこれからなのに残念です。安らかに。ご冥福をお祈りします。ぜひこれからも僕らの諸行を見守っていてください。葬儀は7月11日正午から鶴岡市 アクサンにて。


政権交代。真の地方分権。


今朝は八文字屋前。日差しが気持ちいい。今日も缶コーヒー、差し入れをいただきました。ありがとうございます。
昨晩、静岡県知事選挙、川勝さんの勝利に拍手。以前、鶴岡でおこなわれた比較文明学会で、日本は和の文明の国家だと力説されていたことを覚えています。政権交代へまた大きな前進。ところで宮崎の県知事は何を考えているのか。地方分権を訴えて国政とかといっているが、以前の田中康夫氏が長野でやっていたことや、片山氏が、鳥取でやっていた、県の権限で、国を変える迫力をもっておこなっていた施策への取り組みからしたら、なんとも貧弱ではないかと思っております。それに、真の地方分権について、以前からずっと主張していたのは民主党の方です。なんだか勘性を感じないなあ。どうも。

動けば、変わる。新しいムーブメントを!


1日の月山山開き。雨まじりでしたが、クロユリ、ヒナウスユキソウ、キヌガサソウの美しさに感動し、実に清々しい力をいただきました。月山は登るたびに元気をもらいます。

市長選 新聞記事




山形新聞
草島市議が出馬へ 鶴岡市長選

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荘内日報
草島市議 出馬の意向
鶴岡市長選 選挙戦となる公算

任期満了に伴う鶴岡市長選(10月4日告示、同11日投開票)で、鶴岡市議の草島進一氏(44)=同市道田町が1日までに立候補の意思を固めた。今月中旬にも正式に表明する見通し。同市議選では、市議の榎本政規氏(59)=同市少連寺がすでに出馬の意向を示しており、選挙戦となる公算が大きくなってきた。
 荘内日報の取材に対し、草島氏は、「新しい時代に向けた市政では、住民との恊働のまちづくり、情報公開の徹底が求められる。人口減少社会の中で、政策の棚卸しと行政システムの転換が必要であり、特殊なものへの投資に対する説明責任を果たさねばならない」と語った。その上で、「後援会や支援者と相談、調整して、(立候補について)最終的に決断する」と述べていた。
草島氏は、阪神淡路大震災での被災者救援活動などを経て、1999年の旧鶴岡市議選で初当選。市町村合併に伴う2005年の新鶴岡市の市議選で計3回目の当選を果たした。自ら設立した環境NGOの代表を務めている。市議会では、いずれの会派にも所属していない。

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朝日新聞
草島市議が出馬の意向 鶴岡市長選

10月に予定される鶴岡市長選で、鶴岡市議の草島進一氏(44)が、1日までに立候補の意向を固めた。近く出馬表明する。同市長選では、すでに同市議の榎本政規氏(59)が出馬の意向を示している。草島氏は朝日新聞の取材に対し、「鶴岡市は市民の力が発揮できていない。徹底的な情報公開で情報を共有した市民の力のダイナミズムが問題解決に結びつく。新しい時代に向けて行政の仕組みを転換させたい」などと語った。

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読売新聞
10月の鶴岡市長選 草島市議も出馬へ

10月4日告示、同11日投開票の鶴岡市長選について、草島進一市議(44)が1日、読売新聞の取材に対し、出馬する意向を明らかにした。「徹底した情報公開を行い、市民目線の市政を目指したい。中央と協力し、行政のチェックができる新たな仕組みを確立していきたい」などと述べた。
同市出身で明治大農学部卒魚後、雑誌編集者や災害ボランティアなどを経て、1999年に旧鶴岡市議選に初当選。旧市議と新市議をあわせて現在3期目。同市議選では榎本政規市議(59)が出馬の意向を明らかにしているほか、共産党が候補擁立に向けて検討を進めている。



月山山開き


本日は月山山開きにきております。フライング記事に驚かれていらっしゃる方もいらっしゃると思います。連絡は09043883872へお願いします。ただし山駆け中です。 月山8合目より