モニュメントの事。
にょろにょろモニュメントの件だが、6小学区の美崎町にある公園にできているにょろにょろは、子供達がよじのぼって、てっぺんまで行く子もいるらしく、非常に危険だとのこと。
今日はひさびさに役所前に立つ。
新しい市になって7日目。今後のまちづくりのために、まずやらなければならないのは、産業連関表などの統計資料をそろえることではなくて、住民の声に耳を傾けること。満足度調査などをきちんとおこない、今の行政施策に対する率直な声をしっかりとうけとめるということなのではないか。官僚主導で住民をコントロールする時代は終わっているし、最近の市の施策は、モニュメントを筆頭に住民の心の中の思いとずれまくっているように思える。今、蝉しぐれの公開がはじまったが、東北の小京都の風情を求めてやってくる藤沢周平ファンの方々にとっても、どうもあの千歳橋や、にょろモニュは不評であり、今鶴岡市内にそうした方を懐深くうけとめる景観が存在するかといったら、なかなか難しい。今、まさに勘性が問われるし、こうしたことがまかりとおることこそ、「密室の政治」そのものであると思う。
結局は住民と心通わぬ市政運営がまかりとおっているのではないかということだ。
新しい鶴岡はみんなでつくる。

モニュメントに象徴される密室政治を正すこと。住民の目線で考える行政のあり方にシフトすること。上意下達の官僚政治を打破していくこと。とにかく、鶴岡にも改革が必要だ。6年半前から定番スポットになった八文字屋スクランブルにて。
水 再考。
今日、訪れた某市民の方。
なんと、長野県から、12リットル2200円もの水を買っているという方がいらっしゃった。飲み水と米のとぎ水は絶対に今の水道水は使えないとおっしゃっていた。
他にも、最近どこのスーパーにも置くようになった、500円ぐらいの専用ボトルを買うと、無料でイオン水をくめる機械のところで水をくんでいる人、鶴岡市の地下水販売所に10リットル100円で買いに行っている人。2リットルの水を200円、安売りで100円で買っている人。30万円の浄水器をつけた人など、それぞれ様々。いずれにしても、この6年間で1.85倍になっている水道料金以上に負担が増えているということだ。この他にも水温の影響で、冬めちゃ冷たい(2度!)とか夏ぬるい(24度)ということがいわれていて、これも光熱費などに影響を及ぼしているわけである。
こうした声にまったく耳を傾けない姿勢を貫いている鶴岡市政を変えないといけないと思うし、この問題こそ、国、県を含めた構造改革が必要なのだと強く思っている。
右肩あがりでしか成り立たない広域水道事業は今、人口減少、右肩さがり時代に全くの矛盾した公共事業。構造改革が必要な筆頭である。
やはり、水道料金を納め、損害を被っている市民の声から、この問題の見直しを問うて行く必要があると思うのだ。/
ご声援をいただきました。感謝。
鶴岡市大西町の市民の方から、電話があった。
「パンフに書いている事はそのとおりだ。今、この改革が進んでいる中で、鶴岡ほど改革がおこなわれていないところはないくらいなのではないか。議会傍聴にいった人から聞いても昔ながらのなーなーの議会がまかりとおっていると聞いている。議会がチェックしないと話しにならない。
変えて欲しい。みんなが喜べるような鶴岡に」
確かに承りました。ありがとうございます。
新・鶴岡は、みんなでつくる。
これから朝立ちである。30日、閉市式、1日開市式を迎えた新鶴岡。
これからの鶴岡は、これまでの密室/ひとりよがり政策を排し、みんなでつくる、鶴岡に。住民自治の鶴岡に再構築できるように努力したい。週末の2日間、多くの市民の方の生の声を聞き、改めて水道事業の理不尽に直面した。モニュメントの件も、大学問題も然り。今後、まずは行政のチェックを徹底的にやれる議会にするためにも、がんばらねば。
1日には、家族と有志で事務所開きをおこないました。
「動けば、変わる。」
本当に美しい鶴岡をつくるために、
ほんものの民主主義のために皆様、ご参画を!
六小のゆりのき学童保育の問題
30日、第六小学校の学童保育を考える集いがおこなわれ参加。
この問題は何度か運営委員会に出席させていただきお話しをうかがい、当局にも問い合わせていた問題であるが、改めてお子さんを通わせている親御さんのお話をうかがった。
この「ゆりのき」は、昭和63年に、保護者の方々の大変な努力によって6小わきに立ったものだが、民間の方が土地(400坪 月10万円/3年契約)で貸し出し、建物もその貸主の方が建設してくださり、今まで使用してきたもの。
立地的には、小学校のすぐそばで理想的なものとおもっているのだが、
今、大きな問題を抱えているのだ。
できた当初は15名ぐらいだった児童数が、今年は登録人数がなんと70名を超えており、一般的に児童一人当たりの広さが5.5m2必要といわれているなかでここは一人当たり1.0m2ということで非常に窮屈な状態で生活することを強いられている。
今、この6小のみ、児童数増加傾向。ということで、早急な増設などが迫られている。
今、保護者会では、早急な増築を考えており、今、6小全体に運動を広げようとしている。
市の対応だが、まずは学童保育問題の解決のための全体像が描けていないのではないか。そして某党の政策だからという意識がまかり通り、どうも政治的に扱われているように思えてもいる。もうそんな時代はとっくに終わりだと思っている。
少子化対策として、安心して親御さんが仕事にいけるかどうかという意味で、学童保育の問題は大事な問題だと考えている。今、鶴岡では地域によってこの実態のサービスに大きな格差が生じている。行政サービスとして、どういったかたちで保証していくか。今の場所で民間所有の土地の確保、施設整備の資金確保など様々な問題を抱えている今後の「ゆりのき」をどうするかから、市全体のこのサービスのあり方を考えて取り組んで行きたい。
非戦

総選挙の流れ、民主党の前原氏の代表など、憲法改正論議にも拍車がかかりそうだかれど、こうしたときこそ、私たち自身の意志というものをはっきりと持つことが大事だと思う。
平和憲法9条を遵守し、戦争をおこなわない国として維持していくか、、、それとも戦争を伴う国のあり方にするか。
平和のための戦争なんてありえないし、いのちを大事とも思わないようにコントロールされる、狂った社会を二度とつくりだしてはいけない。
平和の問題こそ、環境問題同様、ひとりひとり、しっかりと思いをもって動き出して行かねばならない問題であると感じている。9条の意味、私たちの憲法の意味の再確認からはじめないと」いけないと思う。そうした意味で、http://www.earth-citizen.org/ をおすすめします。
筆者の中川いちろうさんとは、USバークレー で、NPOのインターンをしていたころに小さな集会で知り合い、中越では、精神ケアのための「タッピングタッチ」を実践してくださった、臨床心理学博士の方である。さて、今日も一日、がんばるぞ!
鶴岡の行政改革度は680市区中408位 9月議会終了。

討論内容は改めてここで示すが、今回は一つ指標を提示した。日本経済新聞社・からだしている全国優良都市ランキングでの評価についてである。
「16年度、2004年7月から8月末まで調査がおこなわれた自治体の経営力ランキングでは、当市の、透明度、効率化、活性化度、市民参加度、などを行政改革度は680市区中408位であり、中の下といったものであります。また、ちなみに、行政サービス度では683市中、621位であります。行政改革度ではとなりの酒田市では149位となっており、同様に行革を進めている中でぜひ何が違うのか、検討していただきたいと思う物であります。」
と討論の中で使った。
この全国優良都市ランキングは、なかなか興味深い。サービスを並べてみて、その充実度で順位をつけている。これはベンチマーク手法というものの一つだと思うが、こうして並べてみると、自治体経営にこんなに差がでていることがわかる。水道料金の格差は全国で九倍もの差がある。
このランキングの以前の年度のものでは水道料金が二倍にもふくれあがろうとしていた、鶴岡市の水道料金問題と、住民投票の運動がおきたことが明確に記されていた。
鶴岡の行政改革度は中の下。サービス度はこのランキングでは下の方である。
これをいかに改善していくかを考えていくべきで、行政改革といっても内向きの「行革大綱」をつくりそれに基づいて、ただ、「やる」だけでは意識が低いと思うのだ。
討論など終了し、五名の勇退される議員のみなさんがあいさつ。準会派「みどり21」を一緒に組み、大先輩である石川一郎議員 もご勇退される。石川さんには委員会で徹底して何時間でも議論する手法など、様々議会内での随分とご指導いただいた。またあの広域水道問題の住民投票直接請求署名を受けての議会で、質疑の中、僕が発言停止を言い渡された後、名討論で交わして頂いたこと。今もって感謝している。ありがとうございました。また、役所のチェック勢力同志として、水尾京子議員にもいろいろとご指導いただきました。ありがとうございました。斉藤助夫議員、小林達夫議員、長谷川雅一議員 大変お疲れさまでした。感謝申し上げます。
モニュメント その2
モニュメントといえば、今、鶴岡の新しい区画整理をしたところなどににょきにょきと出現している。ちなみに、このモニュメントは長者大橋のところのポケットパークにある。このにょきモニュメントと石の椅子のセットで900万円だそうである。

モニュメント

このモニュメントは630万円の制作費として税金がつかわれているもの。
完全随意契約で、それも議会で何も揉むことなく、また、市民が間に声を挟む場も全くなく密室の中で発注が決まり、つくられてしまっているのだ。600万円もの市費を投入し、それもその場所の象徴的なモニュメントを何か役所の内部だけで自由裁量で決めて平気でいる姿勢はやっぱりおかしいのではないだろうか。「外構工事の一環」というのは、つくるアーティストの方にとっても心外なのではないだろうか。こうしたものこそ、基本設計の際に提示され、様々な市民の声をいれるべきものだと思う。
ぜひ皆さんのご意見をお寄せくださいませ。