持続可能な鶴岡ブログ

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トンボサミット


トンボサミット 9時から午後4時まで山形大学で一日、記録撮影しながら講演を聴いた。

全国から80名近くの市民が集まっておこなったトンボ市民サミット。
合い言葉は、遊佐町の佐藤秀雄さんの「トンボが地球を救う」。
実に有意義な会だった。

終了後、東京からサミットに来ていた旧友と千葉からいらした高校教師の方、また鹿児島県からいらした方と一緒にアルケッチアーノで会食。みんな心のこもった地場イタリアンに大感激。こんなうまいものが食べれる鶴岡はいいなあ。住みたくなるねとみんな漏らしていた。

それが終わって、午後10時半。これもまた旧友であり、以前らでぃっしゅぼーやで一緒だった、米の産直ネットの関係で来鶴していた牧下氏と再会。
遺伝子組み換えの問題。米の値段の問題。今後の農政の問題。様々な課題を抱えて彼も実にいい仕事をしていることを再認識。いろいろ有意義な情報交換ができた。

私たちが大事にしなければならないものは何か。この地域で、この地域の次の世代に手渡すべきものはなにか。みんなの税金を使って構築していかねばならぬものは何か。

さらに考えさせられた週末だった。


公共事業を考える。


午前9時から公会計改革の授業を受講。終了後、慶応、メタボロームキャンパスのオープンキャンパスへ。

慶応の学長、知事、市長のあいさつの後、富田、曽我教授の説明、また宮田 日系BPバイオセンター所長の意見発表などがおこなわれた。質問の時間が若干あり、それなら、と知事の質問の後に質問の手を挙げる。「先生方には耳の痛い話かもしれませんが、鶴岡市からは年間3億一千5百万円。でこれまで5年間。年間、県、市から、7億円の出資でこれまで5年間。今後も5年間出資してこの研究所の研究費に充てられている。
先生方は、どのように市民に還元しようという思いをお持ちなのか」また、宮田氏には、「バイオクラスター集積地は今、国内にいろいろある現状だが、この鶴岡の慶応の優位性は?」と質問しました。特に、「民間の投資などでおこなっているのであれば、どんなに最先端で走っても、何を研究してもいいかもしれないが、これは公共事業です。市民の多くは、この先行投資によって何が還元されるのか、知りたいと思うのは当然」とつけ加え、質問した。

場はシーンと静まり返りました。そして、日本経済新聞BPの宮田バイオセンター長は、バイオ産業の成長はめざましい。××兆産業だ。今、クラスターでうまくいくだろうと思われるのは神戸と鶴岡だろう。などなど、優位性を主張をし続けました。曽我教授は製薬会社を5年ぐらいでもってくる、とか、アグリバイオへの応用として地域に還元しようと思っているなどとこたえました。富田教授は、「還元も大切だが、それに気を取られすぎてはならない、世界最先端の研究をやり続けていく」などの姿勢を見せました。

 宮田氏は、トーク終了後、「核心をついた質問に感謝する。」と寄って来て頂き名刺交換しました。富田氏は終了後、僕の席までやってきて説明を加えました。

 今、僕は今回の先生方の姿勢を受け止め、問題部分を抽出中です。

今回の一般質問で再々度とりあげ、議論せねばと考えております。

今回のやりとりはVTRに収録してあります。プレイバックし、発言内容を紹介したいと思いますし、ご意見などお寄せください。


私の中学時代の恩師である石川俊一先生がお亡くなりになり、本日、告別式でありました。電報だけで大変失礼してしまったのですが、先生のお教えに感謝するとともに、とにかく曲がった事が大嫌いなゴエモン先生に、天国からも見守っていただけるよう邁進します sog no doro


公会計改革


朝、辻立ちからスタート
午後、公益文化大学院、石原俊彦先生の公会計改革の授業を受ける。
ひとつ、とても気になる事をおっしゃられていた。
土木インフラとしての道路や箱ものの多くが、更新時期を迎えようとしている。これをしっかりとふまえて計算している自治体はほとんど皆無だということ。
名古屋などでちょっと試算しても、膨大な維持費用が見積もられ、破綻することが目に見えているということ。

また、右肩上がりの時代と右肩下がりの時代で、行政は、現状維持をよしとする姿勢から、変わることをよしとする姿勢にしなくてはやっていけないということ。それをふまえてのNPM、公会計改革なのだということ。
 これは当たり前のことなのだが、鶴岡の場合はどうなのだろう。これまで、幾度となく行政評価の必要性を訴え続けてきたが、今、そうした動きはほぼ皆無といっていい。

そんなに「変えなくていい」とお思いなのか、知らない。
今回も若手の職員の皆さんと一緒に授業を受けた。山形市ではこの先生をアドバイザーとして招き、行政評価のシステムを導入している。

明日、午前中も授業のつづき。実に有意義な講義だった。


最上川流域委員会 


今、山形市 ホテルメトロポリタン3Fでおこなわれた最上川流域委員会からもどってきたところ。
ふう。
まず、会議がはじまる1時25分ごろに国土交通省担当者と県担当者に、今回の委員会についての公開質問状を提出する。

ーーーーーーーーーー
今回の最上川流域委員会について以下、質問致します。

可及的速やかにご回答いただきますようお願い申し上げます。


1) 記者会見から2日後。マスコミ報道の次の日にこうした会議を設定されてもほとんどの県民が傍聴などの参加ができません。県民の川、最上川の流域委員会という重要性をふまえれば、県民参加ができる委員会の設定が望ましいと考えます。なぜこのような広報の仕方をし、流域委員会を開催されたのですか

2) 流域委員会構成メンバーの選定理由をそれぞれお知らせください。
3) 淀川流域委員会などではおこなわれている傍聴者の発言を禁じているのはなぜですか
4) この議論についての資料、議事録、などについての情報公開の手法をお知らせください。いつ、どのような手法で県民に知らされるのですか。

以上。

流域委員会。特に最上小国川の問題について、大久保 山形大学教授は、最上小委員会の報告をおこない、県はあいかわらずの説明。そして公聴会や寄せられた意見の説明を読み上げながらおこなう。また、昨日の夕刻にようやく会で提示する旨を了解した「意見書」については、読み上げず、一言触れただけの対応。

委員会の構成は次のとおり。

青木孝弘 最上川リバーツーリズムネットワーク 事務局長
阿部康子 水と暮らしを考える下水道の会 会長
     山形短期大学総合文化学科教授
池田勝良 山形県土地改良事業団体連合会 会長
大久保 博 山形大学 農学部 教授
大沢八州男 日本野鳥の会山形県支部 副支部長
風間 聡  東北大学大学院 助教授
佐藤五郎 米沢中央高等学校 教頭
柴田洋雄 山形大学 理事 副学長
高野 公男 東北芸術工科大学 教授
東 英生 山形の野生動物を考える会 代表
本間義一郎 山形県内水面漁業共同組合連合会 代表理事会長
水戸部 知巳 (財)山形県企業振興公社 プロジェクトマネージャー
水戸部 浩子 をんな川会議 代表幹事

ちらほらとご存知の方もいらっしゃるでしょう。

委員会の意見としては、野鳥の会の大沢氏が、穴あきダムの環境への影響について真っ正面から問いかけるところからはじまった。県は、「影響は少ないと思われる」などと主張し続けたが、様々な環境への悪影響がある事が表沙汰になった。
 野生動物を考える会 代表の東氏は、ダムを容認し、野生動物に影響のないように環境整備をなどと主張した。
内水面漁協の代表理事、本間氏は、沼沢組合長と、流域小委員会とで交流や意見交換などがあるかなどと再々にわたり質問。漁協組合連合会の中では、最上小国川ダムの件はしっかりと議論されていないというような発言をされた。
水戸部知巳氏は、再三にわたり、「水などのダムではなく防災のためのダム。早く結論をなどと主張。とにかく早くダムをつくれという主張であった。
水戸部浩子氏は、「ダムに反対しているのは外部の人たちだけ。地元の人の意向を尊重するべき」などと主張した。この方は、庄内日報紙に、「月山ダム物語」というのを連載し、国土交通省の予算で「月山ダム物語」を出版した庄内日報の論説委員でもある。
   公共事業を論ずる委員会などで、結構こういった主張をされる方がいる。「地元の意向」というが、この人がいう地元とはどこなのだろう? 税金を使って豪華なパンフを使って誘導する国、県の意向を鵜呑みにしている地元の人たちではないか。
 結局自分の考えを放棄して「地元の意向を尊重する」などと言っているにすぎない。全くの無責任論である。そして、本当の現場が見えていない。
「月山ダム物語」も、水源の切り替えに悩む鶴岡市民の苦悩などはそっちのけで、国土交通省のダム工事をおこなう人々のみの主張で書いた、書籍だった。
また、「ダムに反対するのはきまって外部の人たちだけ」などといかにも迷惑そうに主張したが、全国的にも有数の清流である山形の川の治水論について、全国的なレベルで、恥ずかしくない最新のデータ、技術、知見にもとずいて、「真の治水策」を議論をすることに、何の問題があるのか。そして、地元に、こうした本質的な議論を通じて、全国的に評判の悪いダムではない、町の持続可能な振興も考えた治水策を求めている方がどれだけいらっしゃるか、こうしたいつも「指定席」に座っているような方々にはわからないだろう。

   とにかく、こういった人の主張が、最も本質的な議論を遠ざけ、議論を瑣末なものにするものと感じ、非常に頭にきた。もういいかげんにしてもらいたい。

   それと、河川工学者大久保、風間 両氏であるが、「小委員会で徹底して議論してきたので、後戻りするような議論はこの場にふさわしくない」などの主張をした。また、「様々な環境への問題については、十分にモニタリングするし、最終的なダムの設計には、この委員会とは別の専門委員会をもうけて設計するし、そこで十分に配慮するから、この場で、もう一度環境の影響について議論することは、やめたい。 風間氏は、「大久保先生は、とにかく今回まとめに苦労してきた。」などと擁護し、とにかくダムに依らない治水について、再度議論される事を拒むかのような主張を続けた。県は、河道改修、放水路、ダム案とで徹底協議した結果、穴あきダムというものになっていることを主張した。

   今回、委員長に東北芸術工科大学 教授の高野公男氏、副委員長に米沢中央高校教頭の佐藤五郎氏が選任された。高野氏は、最後に「参考資料」として添付された、8月11日の意見書について、「一定の見識のある方から提出された意見書である。」としてこの意見書に書かれた諸問題について。また「真の治水」について議論することはやぶさかではない旨の話をした。それに対し、大久保氏は、「真の治水について議論することはこの会にふさわしいと思うが、具体論をもう一度やることは疑問」と、最上小国川の真の治水策を検討するのは疑問 のような姿勢をとった。

   第一回流域員会では、結論はでなかった。傍聴席にいたダム推進派の住民とおぼしき方々は残念そうに立ち去った。県は、11月ぐらいにはまとめたいなどと当初言っていたが、水戸部氏や大久保

最上川流域委員会 お知らせが前日!?



最上川流域委員会 が明日24日おこなわれるということが、突然今朝23日の山形
新聞に掲載されていました。

県の河川砂防課 菱沼氏に問い合わせ 尋ねると

明日24日、午後1時30日 山形県 山鹿市駅前 ホテルメトロポリタンで
おこなわれる。との事。
委員はいつ決まったのかを尋ねると、委員は、2年間の任期で、今年の3月で
きれて、最近まで決まっていなかった。
依頼文をだして委嘱したのが8月3日。国土交通省整備局長と知事の連名で起案しているとのこと。

今回の流域委員会の開催については、昨日 1時半から記者会見を行った。傍
聴は可能。とのこと。

こうした流域委員会が、会がおこなわれる3日前に突然記者会見で発表される
という事態、おかしいことだと私は思い、電話口で、抗議する。

また、先生方にご提出いただいた意見書については、流域委員会には、はから
れる事がないなどの発言を担当者である斉藤主査が示しました。

そこでも 「おかしい」「河川工学者2名が名前をそろえて提出された意見書
を無視するのですか」「流域委員会にきちんと提示されるのが筋なのではあり
ませんか」と抗議。7月7日まで来た意見などについては、流域委員会にはか
るなどとその担当者は発言。

その7月7日についても、県のパンフレットにだけ書かれているのみで、その
際は担当は、とりあえずの締め切りで、その後も受け付けるなどと言ってい
た。にもかかわらずである。

断固おかしいと抗議した。

その後、午後6時ぐらいに斉藤主幹より電話があり、「明日の流域委員会に意見書を提示します」とのこと。

どうなっているんだ!? この県の対応は???


とにかく、本日、最上川流域委員会。

午後1時半から、山形市ホテルメトロポリタン。行くべし。
その前に鶴岡市役所 慶応大学の今年度の補助金申請書が情報公開されるのでそれを受けてからである。よっしゃ。

靖国 言論弾圧


加藤紘一代議士の事務所放火事件について、市民の方から次なるご意見を頂戴しました。
以下、掲載します。
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「もの言えば唇寒し」の世相を憂う

 盆休みで賑わう山形・庄内地方は朝からの強い日射で気温もウナギ昇り。61年前の終戦の日を思い起こしていた。そんな日の夕刻、わが家の周辺がにわかに騒々しくなり、やがて消防車や救急車の警笛も聴こえてくる始末。外に出てみると近くの精三会館(加藤紘一代議士事務所と住宅)の屋根から火がふきあがっているのが目撃された。その後のマスコミ報道によれば、放火された疑いももたれているそうだ。山形県警を中心にした捜査で近く真相がわかるであろう。

 そういえば、この日は小泉首相の靖国参拝をめぐって朝からマスコミ報道や
その賛否について、政治家や識者のコメントが放映され、その中で加藤紘一元
幹事長は一貫して首相の靖国参拝に反対の立場を表明されていた。このことと
今回の放火事件との関連は定かでないが、靖国参拝反対に対する口封じのテロ
ではないかという声も聴かれる。もし、そうだとすれば言論に対する重大な挑戦といわざるを得ない。太平洋戦争前夜の重苦しい世相が気にかかる。

 ある新聞記事によれば、加藤事務所が放火されてから、靖国参拝にかかわる政治家・識者の発言がめっきり少なくなったとか。せっかく市民レベルで靖国の問題、戦争責任などの歴史認識が問われ、さまざまな論議が巻き起こった矢先であるだけに、今回の事件は残念であった。

 こうした世相だからこそ,各人が自由にものを言える社会を守ってゆきたいものである。
 
K.O.様より
ーーーーーーーーーー

まさに同感です。 この靖国問題については、例えばこんな意見も提示されています。


A級戦犯合祀問題に留まらず、戊辰戦争、西南戦争を始めとして、
日本に暮らす者同士が戦った悲劇の、勝者のみが靖国神社には祀られている。
生きとし生ける者を尊ぶ日本の精神とは裏腹な、言わば“勝てば官軍”の理屈が、
国際社会に於いても理解されるのかどうか。
こうした点に関する冷静な国民的議論も行われぬまま、
首相参拝が8月15日に強行されたのは極めて遺憾である。
「公約」だから、と強弁するのなら、世論が二分する巨大公共事業も首都機能移転も
道州制も消費税も、全ては首相の一存で決定出来る話となり、
民主主義もへったくれもなくなってしまう。
新党日本は、一時の感情で国運が左右される事態を危惧する。

                                                                       新党日本代表 田中康夫」

様々な論調の中で、私が思う事は、果たしてこの靖国神社というものが、「社会を狂わせ、罪のない人間を犠牲にしてしまった、戦争の反省というものをしっかりと受け止めた存在として慰霊しているのか」という点です。様々な重要な議論をおきざりにしたまま、「いついっても同じだから8月15日に行く」などということは、たとえ小学生であっても「おかしい」と思うのではないでしょうか。

僕は、15年前に叔父のドキュメンタリーの撮影の手伝いでこの神社を訪れたことがあり、そのとき祭ってある戦車や大砲を見て「うわっ」と思ったことを記憶しています。
今、「聖戦」などというものは私は存在しないと思っております。
改めて、もう一度、この神社に行き、その様子を確かめてこなければと思っています。



月山、湯殿山に感じること。


19日は京都造形芸術大学のスクーリングで、月山を案内した。毎年月山から湯殿山への山駆けをスクーリングに採用されている、大学教授、宗教学者の鎌田東二先生のお誘いである。

20代から60代まで、様々な芸術のコース在籍の方々28名。早朝に羽黒山頂を出発し、月山頂上。そして、湯殿山へ。その後、「美しさと公共事業」といった題目で話した。湯殿山ホテル宿泊。20日午前中に注連寺と大日坊。昼過ぎに駅前のネットコミセンで、感想を話し合った。

主なものは以下のとおり。

●信仰がいきているなあという感じがした。
● やりとげたな。という感じ
● 廃仏毀釈 すごかったのだなという印象。文化大革命
お寺を燃やした話。
● 神仏習合 の懐の深い山を駆けて、日常と非日常との狭間を駆け抜けた。命のエネルギーを受けた。
● 仏教 神道の受け止め方 これまで、間違った受け止め方をしてきたのではないか。教えの解釈の中で発展しているが、神道は、自然というものが母体なのだなということ。それを行を通じて体感した。体で体感した事。
● 修験道の知識 キリストと仏教との接触交流 仏教と神道の 交わり。
山を実際にのぼって、自然の中で肉体を鍛錬することは自然の行為なのだろう。と。日本人の原点を感じたような三日間だった。
● 宗教と環境 本来のあるべき姿とは何なのか、。
● 闇の質感 出発点 本 東北の闇 羽黒山の風車の色。お地蔵さんの赤ずきん 原色系の赤 と東北の闇のコントラスト。闇をもう一度認めたい。
● 山の神様の信仰が残っていて、それが身近だったので、神様は、何か、枠にはめられたものだったと思っていたのだけれど、それとは違う、大きな存在なのだということがわかった。感謝の心の大切さのようなものを書きたいと思います。
● 何も考えないで、月山のスキー場の夏の状態を見たいと思ってきたが、山を縦走してみて、仏も神道も、自然といかに共存できるかということを語っているのではないかと思う。
● 日本の私たちが、自然や宗教行事を含めて何を失ってきたのかという視点で書きたい。
● 東北が初めてでどうかと思ったが、杉とかブナを歩く清々しさ 景色の良さなどがとてもよかった。地元沖縄と 旧盆との気持ちが似ていてその比較を買いてみたい。
● 月山に白い装束を着てのぼっていく姿が印象的だった。新鮮な思いをもった。森が荒れている話。一方で、森を使わないために自然に対する感謝の気持ちが薄れる。ということがある。
● ゴミが落ちてなくてすごくよかった。それは、山自体が愛されている。信仰 の対象になっているからだなと思った。信仰と自然保護というのが密接に関係していることを感じた。
● 伊勢神宮 は、すがすがしい思いがした。今回いろんなお話を聞いて、ダークな面だとか、2つの住職の話でも対立が感じられるものがあって、お山にのぼっておりるときも、大丈夫かと思いました。
伊勢神宮とここは、光と闇のような感じがした。
● 修験道は、人間の生まれ変わり ということを初めて教わった。人間の生まれ変わる根拠 
●初日の雨から感動した。山を駆けてみてその自然のすばらしさを感じた。
地元の人たちの信仰を通してのつながりの強さを感じた。
山で飲んだお水がおいしかった。体が要求する水というものを初めて感じた。
うけたもうという精神を日頃、ずいぶん忘れていたなということを感じた。
たくさんの感動を受けた。自分の中の再生の糸口として活かしていきたい。
● 自然保護のためには、一定の経済合理性を妥協しながら、経済的な圧力に負けてしまうんではないか。
● 奥の細道の奥 ではないかという話もありましたが、あの山は、人間がすむところではない。神のみが住んでいるところ。ではないかという思いがした 。登山道が整備されているのに、ほっとする時間がなかった。最後の最後まで踏みしめて山を駆け巡った。
●出羽三山の山伏の方々の白装束で駆け上る姿ですが、 自分のためにいのるのではなく、感謝の心というものを感じ取るということなのだということを感じた。
● 亀井さんという方に出会った。みなさんの荷物。ご自分の小さな車に荷物をいっぱいにして、送ってくれた。鷹匠の話、水の味が変わった話などいろいろ教えてくださった。ご親切にびっくりした。感動しました。
●月山の水というものについても興味を魅かれた。五重の塔などのところで感じたものと、ダムや高速道路を見て感じたこと。をまとめてみたい。
神なる自然 を失いかけている。
● この月山に来て、自分が小さいところから持っていた自然への畏敬の念ということを心から感じた。
●おみやげになったものは、竜が大好きで、昇り龍と下り龍
月山をのぼるとき、感じたものは、雑音とかがなくなって、
純粋な信仰と政治的な話は違和感があった。しかし、
月山ダムを見たときに、湖 視界が開けて、ここに、こんなものがあっちゃいけないよ。と思った。景観的に、違和感をもつものを排除しなくちゃいけないんではないかと思った。

鎌田先生はむすびとして、以下のような事をお教えくださった。
● 出羽三山と、熊野三山
明治時代の宗教政策が、 問題だった。悪しき改革だったということ。

● 光と闇。文化特性 道の奥 王家の力があまり及ばない、
塩竈神社 大和朝廷 太平洋側の拠点は、塩竃神社 日本海側が羽黒。
神社 「延喜式」という文献が最も詳しい。
日本的な法制度。中国をモデルとしているが、神をまつる神祇官
中国の体制 神祭りの部署 神祇官の祭司。のりと、仏教の事も考えている。
御妙真の規定。儀式的な側面 

● 全国の3132座の神様がまつられている。
月山 はやちね 縄文時代からある。

1300年の伊勢神宮 吉野 中央よりも、もっと根深いものがあるよというのが、蜂子の王子1400年の歴史。もっと違うものがあるよ。という教え。

蜂子の王子 信仰は、江戸時代以降ではないか。
自分たちの文化の根っこにあるものは、

明治5年に修験道が廃止される。
廃仏毀釈運動。強い地域、沖の島 偽装神社。
信仰を守るために、
実質は修験を
社殿の様式も、形式的には神社形式にするとういびつな構造にしなければならない。

● 出羽三山にあって、伊勢神宮などにも絶対ないのは、先祖崇拝が強烈に残っている。 
日本の先祖崇拝根強く残っている。
神道でも 原色の風車が飾られたりしている。
清水 激しい原色の世界

20日は、有機だだちゃ豆を食べる会。


荘内 安全な食と農を考える会では、20日(日)午後6時から、覚岸寺の母屋で、有機だだちゃ豆を食べながら交流会を行う。
大人ビール付き2000円 ジュース付き1000円の会費。

ざっくばらんな会です。おいでになる際はご一報を090ー4388−3872

よろしくお願いします。





大名行列から一転



月山高原牧場で迎え火を焚き、ティピーで眠る。15日午前11時。ジョンレノン のイマジンをかけ、平和を祈り、会を閉じる。終戦記念日。二度と狂った社会をつくってはいけない。と思いつつ。

その後、鶴岡。3時半からの荘内大祭大名行列を役所前で見、内川沿い、三雪橋で復活の踊りを見終わった頃に、黒い煙が、、、。
思わず自転車で追っかける。旧二小のあたり。加藤紘一代議士の母屋と事務所が火に包まれ、消防隊が必死に消火作業を続けていた。
 何があったのか。信じられない事態がおこっている事を目の当たりにした。

 小泉首相の靖国神社参拝を否定する発言。僕はそのとおりだと思ったし、ある意味、こうした発言をされる加藤氏をこの件では支持したい。と思っている。

その後、諸々調査が進み、右翼関係者による放火とのことがわかった。

 なんという卑劣な言論弾圧!

こうした行為は許せない。そして、こういう弾圧にめげず、主張してこそ政治家だと思う。加藤氏の勇気ある言論を支持するし、小泉もポスト小泉の多くも、「いついっても同じだから15日に行くって?」なんというごまかし発言なのだろう。

いよいよおかしくなってきたこの日本! という感じの事件である。

8月6日ショックに続き、15日もショック!である。