Peace Bed Johnlennon vs.Us. 観るべし。

山形フォーラムで、Peace Bed –Johnlennon vs.Us.–を観た。予想を超えて、遙かにすごいドキュメンタリー映画だった。ニクソンの時代のアメリカ。今のイラク戦争のように、ベトナム戦争でドロ沼化し、反戦運動が盛り上がっていた。映画の中では、反戦のアクティビスト、活動家、弁護士、政治家、ジャーナリスト、体制側のFBIやニクソン政権を支えた政権トップらの証言などがちりばめられている。泥沼化するベトナム戦争、大きな反戦運動への政府の弾圧行為。デモ隊への暴力。ジョンレノンは、アーティストだが、見て見ぬふりはできないとして、反戦運動のための曲をつくり、アクションをおこした。ニクソン政権は当時、自分たちに都合の悪い反戦運動や平和のための市民運動をつぶすことに躍起になっていた。マスコミを使い、言論弾圧をおこない、特にリーダー格に対しては、時には死をもって言論を封じた。ジョンとヨーコは、平和を実現する非暴力のアクションをアーティストとして次々とメディアに発表した。Peace Bed は、その象徴的なアクションだった。
「ニクソンやブッシュは死の象徴。ジョンレノンは生の象徴」あるアクティビストは言った。
アーティストのパワーとアクティビストのパワーを結集して、社会を変える運動を興す。「メディアで見ていて怖い人たちかと思ったけれど、実際会ってみたら、そうじゃない、とてもいい気の合う仲間だった」とジョンはブラックパンサーの党首や当時反戦運動のリーダー格だった人をメディアに紹介していた。
こんな、アーティストのやさしい眼差しを僕も知っている。
神戸で動いていた時。石屋川公園、国道2号線に面した、僕らがつくった畳7畳のステージに、数多くの音楽家の方が集まってくれた。小田和正さんや山本容子さん、嘉門たつおさん、ブルースハープの妹尾隆一郎さん、岡野弘幹さん、山本リンダさん、Shoさんら、大阪、神戸のブルースマン、うわさを聞きつけ、ジャマイカからやってきてくれた、フレディマクレガーらレゲエサンスプラッシュの面々。がれきの中でめいっぱい歌う、みなさんと、そしてそれに涙をためて聞き入る被災者の方々とのコンタクトの瞬間を僕は生涯忘れない。
その後、この被災者支援コンサートの流れの中で、オノヨーコさんにお会いした。
神戸、ワールド記念ホールに6000人の高校生たちを無料招待し、ハービーハンコック、バーナードファウラー らのアーティストに最高の音を奏でてもらおうというもの。そしてエンディングは、オノヨーコさんのメッセージとイマジンの合唱で ということで、メッセージの収録に、バウさんとアーティストの古賀さんと一緒に、ニューオークラの一室でお会いしたのだ。
バウさんは、堂々と、いろいろ話していたな。僕はヨーコさんから「あなたも一緒に現地で活動しているの」と聞かれ、緊張して「はい、一緒にやっています」と応えるのがやっとだった。ヨーコさんは、「まあ、大変ねえ、でもうれしいわ。ありがとう」と握手をしてくれた。
映画を観て、その僕らにむけてくださった眼差しは、あのジョンが当時のアクティビスト達にむけていたものと一緒だったのだと実感した。僕の宝モノのひとつにその当時、ひきつった表情の僕とYOKO ONOの2ショット写真がある。
話はあちゃこちゃいってしまったかもしれないが、
このピースベッド。公開期間は短い。
「動けば変わる。」の行動を起こしている方にとっては、最高のパワーが、
何をすればいいか迷っている人には、矢印が受け取れるかもしれない。
今、カルチャークリエイティブな人には、やっぱり最高の賛歌。必見の映画だ。
ぜひ、あなたの一番大事な人と観てほしい。
僕も、絶対にもう一度、今、心から愛している人と見に行きたいと思っている。
ジョンとヨーコからのクリスマスプレゼントを 受け取ろう。
おお、クリスマスといえば。CAFE Solaiは、クリスマスケーキの予約承り中です。
年金公約違反
自民党の参院選挙公約 最後の一人まで 責任をもって年金をお支払します というのはなんだったのか 朝から オモロい番組が続く。いまだに自治労がどうしたこうしたなどと持ち出し開き直りをみせる自民党の見解は許せない。政権交代をしてウミをださなければダメなのだ。
自死遺族支援全国キャラバンに参加。

山形市でおこなわれた、全国自死遺族キャラバン 山形 に参加。
このキャラバンは、「自殺対策基本法の柱でありながら、著しく立ち後れている自死遺族支援をテーマにしたシンポジウムを47都道府県で開催して回る大規模プロジェクトです。自殺総合対策という新しい枠組みの下、基本法が理念として掲げる「生き心地の良い」社会を目指し、官民合同で取り組んでいきます。」というもの。で、
県主催、ライフリンク共催 日本財団後援。のかたちでおこなわれた。
会は、県の福祉課長の挨拶にはじまり、
LIFE LINKの代表 清水氏が特集した NHKの番組の上映。
岩手県盛岡の自殺遺族の藤原君の体験談。
そして、パネルディスカッション。
「自死遺族支援 〜これから私たちにできること〜」
《パネラー》
山形県健康福祉部障がい福祉課課長補佐 佐久間正則 氏
山形県精神保健福祉センター所長 有海清彦 氏
山形産業保健推進センター 産業保健相談員 東谷慶昭 氏
自死遺族支援団体代表者 れんげの会 金子久美子 氏
《コーディネーター》
NPO 法人自殺対策支援センター ライフリンク 山口和浩氏
というかたちでおこなわれた。
コーディネータは、代表の清水さんにかわって、山口さん。長崎からきた彼は、父親を亡くしている自死遺族と、テレビで紹介されていた。
その後、自死遺族支援準備会設置の説明
・自死遺族支援窓口設置に向けた準備
・自助グループ育成に向けた準備についての説明
といったところ。県担当者からは山形県の実情、また、精神保健センターからは現在の相談の取り組み状況、そして、総合病院の精神医の経験のある医師・東谷さんや、福島で実際にとりくんでいる「れんげの会」の金子さんからは実際の現場の声をうかがうことができた。
山形県の自殺者数は、平成9年までは230から270名だったが、平成10年に359人となった。全国でも平成10年から3万人を突破している。
昨年の山形県の自殺者数は381人。男女別でいうと男性277人。女性104人。
年代別では男性では50台が74人26.7%。女性は70才以上が49%ということだ。
地域別でいくと村山27.4%、置賜25.6%、最上 庄内 38.4% と、庄内が高い。県の福祉課は、その原因を過疎化が進んでいるとか、医者の数が少ないなどと言っていたが、本当にそうなのかはどうか。いずれにしても、庄内の自殺率は県内でトップ。
なんとか手をさしのべなくてはならない状況にあることを再確認した。
で取り組みといえば、これまでの保健所や精神保健福祉センターの対応ではダメだったから、こんな数字がでているのだろう。何も手がさしのべられていないといった状況なのではないか。と考えることが大事なのだと思った。だから、こうしたキャラバンをわざわざライフリンクが企画しているのだ。秋田だったら、こうした時のステージにはずらりと民間団体の顔ぶれが並ぶ。山形では全くゼロなのだ。ここをナントかしないといけない。更に、医療改革のあおりで、山形サイセイカン病院や、日本海病院では精神診療の医師がいなくなり、そうした治療が受けられなくなったと聞いた。
色々意見交換の後、一応、最後に今後、自死遺族のわかちあいの会を支援するとりくみなどをおこなうことを発表しておわりとなった。
僕は、正直言って、物足りない想いをすごくもったが、しかしながら、これまで、この「自殺」と言う問題に対して、行政は、ずっと目をつむってきたことを思えば、今回の集会は画期的な取り組みだと思う。
いのちを救うために、一人でも多くの方が動き出さねばならない問題だ。
フォーラムが終わって、コーディネータを努めた山口君と交流。実にまっすぐな瞳の20代。
いろいろ情報交換をしていたら、彼から彼が行動するきっかけとなった一冊の本をプレゼントしていただいた。この中には、彼の亡くなったお父さんに対する手記がのっている。
「これから遺児だけでなく、すべての人々にとって生きていく希望がもてる住みやすい社会をつくっていきたい。」山口君の言葉だ。同感。
「自殺」は語ることができない。社会が手をさしのべることができない、闇の問題として葬り去られてきた感がある。遺族は何か後ろめたい気持ちで、いなければならなかった。でも、今、この問題は、災害支援と同様。大きな社会の問題として、私たちは向き合い、解決にむけて一歩を踏み出す事が法律にも定められたのだ。私もめいっぱい取り組んでいきたいとおもう。
ライフリンクという言葉は、「新しいつながりが、新しい解決力を生む」というミッションから名付けられたものだ。
自殺死亡率がトップの秋田と並ぶ鶴岡。この問題こそ、巨大な課題である。
後期高齢者医療保険制度は絶対に問題だ!
市民生活常任委員会 傍聴す。
後期高齢者医療保険制度が来年4月にはじまることを受けて、今般の鶴岡市議会にその後期高齢者医療に移行することを定める条例案が提案されている。
僕は、この後期高齢者医療制度に対して、これまでも反旗をひるがえしてきた。
この後期高齢者医療制度だが、昨年の6月14日の参議院本会議で
「医療関連法案(15の関係法案を一括審議)」が自民党・公明党の賛成で野党反対の中で、強行採決、可決された。その中で、新たに「高齢者の医療の確保に関する法律」が制定されたものだ。
75才以上の保険制度だけをひとくくりする制度なんて、先進諸国どこにいっても存在しない。
以下、こんな指摘もされている。
なぜ75歳で線を引き、前期高齢者と後期高齢者に分ける必要があるのか、75歳になった途端に、高い保険料を年金天引きされる一方でなぜ医療を制限されなければならないのでか。なぜことさら「後期高齢者医療保険の特性」などといって、
他の年代と差異をつけなければならないのでしょうか。
これはまるで、「75歳になったらもう人間扱いしない」ということと同じではないかと思います。
ーーーー 同感だ。
この制度については、自公の強行採決だったため、問題を指摘していた民主、社民、新党日本、共産、野党の国会議員はこの制度を否定し、廃止すべきだと主張している。
300近い自治体から廃止すべきという声もあがっていると聞く。こんな理不尽な制度、やっぱりおかしい。
議会質問を動画でどうぞ。
議会の録画中継が以下のホームページでご覧になれます。
なんか、マンザイよりオモシロイとの評判であります。
どうぞ、特に、後半部分、企画部長や、市長とのやりとりをご覧頂き、ぜひご一報を下さいませ。
メール stern8@mac.com
http://www.city.tsuruoka.lg.jp/gikai/vod/200712.html
合併調整について。

朝、街頭演説。その後、役所へ。
昨日、記した「合併調整」の答弁について担当課に抗議。総務部長から回答をいただく。
以下のとおり。
合併調整の結果 12月作成
総項目数 2554
調整中 261
調整済み 2293
うち内部事務 2012
住民サービス・負担の水準に関わる件数 281
従来どおりとした件数 129
内容を調整した件数 152
廃止 31
全市拡大 87
サービス拡大 補助金増加等 13
サービス縮小 補助金減少等 7
拡大・縮小 両方 14
————————————————————————
以上。 サービスが完全に廃止されたものがもう31あるということが明らかになった。サービス縮小をともなうものが、21件にのぼることがわかった。それに対して、サービスが拡大したものは13。
やはりサービス縮小の方が多かった。
全市域に拡大したサービスは87と意外に多い。
以上である。
「のっけから出せよなぁ。」といいたくなるのは、私だけじゃないでしょう。
メディアが取り上げることを避けた行為なのかもしれない。議会をなんだと思っているのか。相当、僕らもナメられていると思う。
昨日、TV番組で、国の役人に対して、相当性悪説にたって政治家は対処しなくてはいけないと、屋山 太郎 氏は指摘していた。
鶴岡市役所の幹部とも、当面、性悪説にたって、向き合わないといけないと思っている。
議会と当局は車の両輪である。議会がチェック機能を失ったら、自治体は片輪走行でひっくりがえる。僕らは、本来の「しごと」をやるのみだ。
一般質問雑感。ー富塚市政は末期症状ー
ー富塚市政は末期症状ー
今般の一般質問を振り返って。
議員の質問と当局発言とで30分。の鶴岡市議会。めいっぱいの議論をしたつもりだが、大きな疑問と「議会や民主主義をなんだと思っているのか」 という、怒りが沸いている。
●住民に囲まれた「市長と語る会で発言した事」が、コロコロ2転、3転と、変わっていいのだろうか。
●慶応大学先端研の年3億円の市税支出。60億円の内、20億円分は土地の評価額、実質負担は40億円だと、市長は平成11年9月議会で与党議員の質問に応えていたのに、今般の説明はあくまで実質負担は60億だといいはる。一体いつそうなったのか。何度尋ねても、「いつ?」という問いに応えない。はぐらかして終わろうとする。
●「議会で質問しないでほしい。」と市主催の講座で言及した先端研の富田氏。今回の議会で企画部長は必死で擁護したのだが、「議会で質問をしないでほしい」旨の発言をした事実は認めたことになる。「さらには、ホームページにものせてほしくない」ようなニュアンスを感じる。こんなことを平気で答弁する当局の姿勢はなんなのか。
僕は絶対にこうした不当な、言論封じのような事を絶対に許さない!
こうした行為のひとつひとつが住民の自由な発言を封じ、結局「大政翼賛」のともすれば異常な社会になってしまうのだから。 しかし、ホントに、市主催の講座でこんな発言が平気で許されていいのだろうか。
市長応援団の議員たちは、企画部長の所長擁護発言に、翼賛よろしく賛同の声援をおくっていた。やれやれ。である。
僕は、研究そのものを否定しているわけではない。立派な研究をやってほしい。しかし、僕が問題視しているのは、この財政が厳しい折、まるで聖域化して年間3億円もの市税がそのまま投入され続けていることだ。だって、僕の試算ではもうこの大学プロジェクト全体で50億円を超える出費をしているのだから。20億円分の土地を含めれば70億円を突破しているのだから。
それに、行政が行う補助や助成は、特定の行政目的を達成するという大前提が守られなければならないのだ。産業振興という行政目的に対して、どれだけ説明のつく成果が得られているかをこれまで問うてきた。目に見えた行政成果は出ていないし説明もされていないのが現状なのだ。
議会でとやかくいわれず、安穏に研究をしたいのなら、こんな貧乏自治体からの補助金で研究しないことだ。独自にファンドから研究費を獲得して研究してほしいと思うのだ。
●合併調整の応えはまさに、「不当な答弁」としか考えられない。
質問の本意に答えず、要らぬ説明ばかりで時間ひきのばしをしているにすぎない。
いいかげんにしてほしいものだ。合併調整室。 近々、抗議にいくこととしよう。
07年12月議会一般質問。
1)水道事業について
先般11月29日、県が、県営広域水道の給水費用を平均25.4% 下げると発表しました。 これは、「山形県が全国一高い水道料金である」ことを、信念をもって訴え続けてきた、市民の運動の成果ととらえます。
さて、今般、文芸春秋11月号にこのようなルポルタージュが載りました。「藤沢周平「風の果て」の町が水危機。」「豊穣な風土を育んできた、地下水文化が失われようとしている」
高杉晋吾さんというベテランのジャーナリストがお書きになったものです。
このルポは、つい先週までNHKのテレビドラマになっていた、小説「風の果て」の舞台である、月山の扇状地に、天保堰などの水路を切り開いた庄内の開墾の歴史、又、田圃に涵養された地下水文化。更に、6年前にダム開発によって地下水からダム水へと水道水源が切り替わったことによる市民生活の変化について、幾度もこの地を訪れ、丹念な現地取材に基づいて描かれたものであります。
私は、特に水源切り替えによる市民生活の変化については、「ダム水になってカルキ臭くなった。それを水道部に話したけれど、気のせいだといわれた」など、勇気をもって真実を述べた、市民の証言が実名で掲載されていますし、藤沢周平さんが愛した鶴岡の風土にかかせない、大切な資源である「地下水の文化」を捨てないでほしいという市民や著者の強烈な大きな想いが伝わってくる。実に秀逸なルポルタージュだと感じています。この議場内にいらっしゃる方はもとより、まだお読みでない方はぜひご一読ください。
さて、これに基づいて質問します、このルポにはこうあります。
●昨年06年の市長と語る会で、「2010年平成22年までに湯田川の船見台水源の簡易水道を廃止する方針がだされたが、「住民は苦心を重ねて船見台水源の地下水を守ってきた。おいしくてきれいな地下水を捨てろというのは撤回してほしい」といった多くの住民の要望に市長は「住民の意見は解った。湯田川住民の切なる願いを尊重する」と言われた。しかし、著者がその3ヶ月後に鶴岡水道部に取材にいき、「湯田川水源は存続するのか」と尋ねると、水道部は「廃止する意向だ」と答えた。とあります。
これでは、市長と語る会で、住民を前にした市長の発言は何だったのかということになります。住民の方々の不安は、広がっています。
そこで改めておうかがいします。
「湯田川船見台の水源は22年に廃止という水道部の方針は、市長の昨年の名言どおり、撤回され、水源は存続させるのかどうか。まず、この重要な一点、おうかがいしたい。
●先端生命科学研究所について
まずはじめに、先日、12月3日、市主催の生命科学入門講座、市民約80人の面前で、先端生命科学研究所の富田所長が、「研究者のモチベーションが下がるので、議会で質問をしないでほしい。」旨の発言をしたとのことで、そこに居合わせ、気分を害した市民の方が、「民主主義否定の暴言だ」として大学側へ向けて謝罪を求める要望を12月4日提出されている旨おうかがいしました。
その市民の方は当局にも大学側から参加者へ謝罪していただくように求めているそうですが、まずこの事件についての、当局の見解と対応についてうかがいます。
さて、本論ですが、
●研究所への年間3億の補助金についてですが、
前回9月議会の質問の際、市長は、「大学全体枠の300億円の枠の中の事だ」とおっしゃいました。では、市長が解釈する枠内で、鶴岡市の負担額はいくらかを確認したい。そして、市はこれまでこの大学関連プロジェクトにいくら投入をし、そして今後、市税をいくら投入しなくてはならないと考えているのか。おうかがいします。
●合併調整について、
先般11月18日、市民有志で合併2年を検証する、フォーラムを開催いたしました。
時間もないので、多くは述べませんが、特に合併町村ではこの2年の中で相当サービスの廃止や低下をきたし、農家一家庭で年間10万円を超える負担増になっているケースも語られ、相当痛いことになっている。改めて特に旧町村の方々の痛みを受け止めた次第であります。そこでうかがいます。
▽市当局として、この2年間の合併調整で、廃止されたサービスはいくつありますが、また、サービスの範囲が広がったサービスはいくつありますか。
また、給付や補助金の金額が減少したものはいくつありますが、また増えたものはいくつありますか。私が尋ねた4つの数値のみお応え下さい。
以上、答えは不当なひきのばし答弁を止め、私の質問に対してのみ、簡潔明快にお応え下さい。
水道部長
本来のお応えする前に、大変すぐれたジャーナリストだ。ということでありましたけれども、私どもからすれば、かなり食い違っている点がありました。そういったことを踏まえて、我々は、住民に、理解の得られるような説明をしていきたいと考えております。そこでお尋ねの湯田川水源についてでありますが、湯田川水源、別名、船見台水源につきましては、水量、水質において、それぞれ課題を抱えている現状にございます。
具体的に申しますと、水量の件では、火災発生時や小学校プールへの給水時に、取水量が不足するなど、対応が困難な状況になること。水質の点では、最近の検査結果でありますが、平成16年8月と、今年、7月8月の3回にわたって、議員は、非常にすぐれた水源、水質といわれていますが、大腸菌が検出されております。通常、この大腸菌は、塩素処理によって死滅いたしますが、原水に、濁度、いわゆる濁りが発生した場合などは、塩素処理で死滅しないクリプトスポリジウムが存在する可能性が高くなる。体調のすぐれない人が飲用した場合、重大な事態を招くおそれがあるといわれております。こうした事から、水道部では、同地区への給水対策として、広域水道受水前において、いつでも広域水道に切り替えて、給水できるよう、体制を整えているところでありますし、現在も火事、小学校プールへの給水が必要な場合、大腸菌が検出された場合は、広域水道に切り替えて安定した給水をおこなっているところでございます。さらに、同水源施設は、設置後、50年以上経過しており、今後の施設改良、維持管理には、多額の費用が見込まれますことから、平成23年度以降は、同水源を廃止し、通年、広域水道を使用するとしてきたものでございます。しかし、議員、ご指摘の昨年10月、湯田川地区で開催されました、市長と語る会において、地区民の一部から、同水源の存続を求める 意見が出された際、市長は、地区住民の意見は尊重すると答えているが、その後も、水道部では、廃止と答えるなど、見解が違うとのご指摘でございますが、
水道部といたしましては、水道事業管理者であります市長が申し上げた趣旨は、一部住民の意見ではなく、地域住民の多くが存続を求めていることを前提に、尊重すると、お応えしたものと受けとめております。こうしたことから、水道部では、今後早い時期に、地区住民の方々を対象とした、説明会を開催させていただき、ご意見をお聞かせ願いたいと考えております。
●その上のことで、いずれにいたしましても、水道部では水道事業に、課せられている水道使用者への安全、安心、さらには、安定給水が、そこなわれない事を前提に、今後とも、検討をさせていただきたいと思います。以上です。
企画部長
●先端生命科学研究所に対するご質問であります。
市民講座における先端研の発言ということでありますけれども、
市民のための生命科学入門講座に関しまして、正しくご認識をいただきたいと思いますので、講座の開催趣旨などについて、簡単に説明させていただきたいと思います。(そんな事は聞いていないよ)
鶴岡の対応ということの関係がございますので、この講座は、
生命科学の基礎的な知識を習得していただき、生命科学研究の異議や課題などについて、理解を深めるという目的で開催をしております。
この講座内容といたしましては、生命科学研究所の取り組みや、生命科学を取り巻く、世界的な状況などにふれながら、先端研の生命科学について、多面的にわかりやすく学ぶ機会と、いう風になっております。
また、平成17年度からは、市の北部地区にあります、バイオラボ棟や、鶴岡メタボロームキャンパスの見学会、これも講座のメニューにいれておりまして、受講者の皆さんが、先端生命科学研究所の研究内容や活動状況を直接知る機会、ということで開催をしております。
研究所が開催した平成13年から毎年この講座は開設しておりますけれども、80名の定員ということで、募集をしておりますけれども毎年100名程度の市民の皆様から受講をいただいておりまして、(質問に答えてください)
全講終了後に実施される受講者アンケートを見ましても、非常に好評で、このような学習機会を継続して設けてほしいという希望が多くございます。
で、ご質問でございますが、先端研の所長さんの講座における発言ということでありますけれども、その発言の要旨をご紹介させていただきたいと思います。
この研究所は山形県と鶴岡市の補助金をいただいて、研究を進めているが、設置の狙いは将来の鶴岡地域の産業の事を考えると、知的産業を興す必要があり、その核となる研究所を創って、世界的な研究をおこない、世界に勝つような研究成果を出すことだと思っている。研究所を誘致することや支援することに賛否両論があるということはもっともなことであるが、民主的な手続きで決定してきたものであり、研究所ではがんばって成果を出してきた。受講者の皆さんには、学生や若手のスタッフに、がんばって、といってくれるだけで、彼らの意欲は、ものすごく、あがっていくので、ぜひ、このような応援をお願いしたい。自分は平気だが、議会 のほうで、未だに賛否両論で、ネガティブ、否定的な意見がホームページにでている事を、学生や若手のスタッフがみると、鶴岡はいいところだといって、ものすごくはりきって研究をやっているのに、研究に対する意欲がさがってしまう。建設的な批判は大歓迎だが、意味があるのか、とか、やらない方がいいんじゃないか。こういった批判は止めて頂き、ぜひ、応援をお願いしたい。というものでありました。
まあ、こうした発言でありますので、議会での発言に対する、不当な妨害行為などといったことではなくて、慶応の先端研を率いる責任者として、首都圏を離れて鶴岡で活動をしている学生さんを含め、スタッフが一丸となって地元の研究に応えようと、成果をあげようとがんばっていることを受講者にもお伝えをして、暖かい応援をしたいという所長の率直なそうした想いを話したいと思っております。
そうしたことでありますので、特段謝罪を求めるとかということは考えておりませんし、また、講座冒頭ご説明させていただいておりますけれども、先端研の学習機会であるとともに、慶応先端研の研究内容や、成果、活動の状況などについて、市民の方々からご理解をいただく機会として設けているという開催趣旨からいたしましても、市として特段対応とか、問題とすべきではないと考えております。
●次に県と庄内での300億円の負担についてのご質問でございますが、県と庄内の枠組みといたしましては、庄内地域大学プロジェクトということで、山形県と庄内開発協議会とで協議をし、決定したもので、これまで何度かご説明をしておりますので、ご理解いただいているものと思いますが、改めてのご質問でありますので、基本的な事項について、ご説明をさせていただきます。まず、県と庄内地域市町村の負担内容でございますが、鶴岡キャンパスと酒田キャンパスの、東北公益文科大学および大学院、および、慶應義塾先端生命科学研究所さらに、鶴岡キャンパスで申し上げれば、致道ライブラリーや公園施設に関連する共用施設などに関わる経費をおおむね300億円とし、このうち、実質負担ベースで県は55%、庄内地域の市町村は45%を負担するとしたもので、旧鶴岡市の実質負担は約60億円で旧酒田市も同額を負担をするということになっております。
で、旧鶴岡市の負担の内訳といたしましては、東北公益文科大学につきましては、大学院の施設整備と教育研究費補助金。それに平成21年度まで補助をするということになりますが、研究基金に対する出資金。これをあわせますと、3億8千万円というふうになっております。また、先端生命科学研究所につきましては、研究所の施設整備と平成13年度から17年度までの教育研究費補助金。それに、教育研究基金に対する出資金。とこれあわせまして、25億5千万円。となっております。その他、鶴岡公園の駐車場とか、致道ライブラリーの本市負担額ということで8億2千万円となっております。総枠で37億5千万円の実質負担になるものでございます。で、18年度以降の慶応の研究に対する教育研究費補助金ということで、9月議会、市長答弁で時間切れということで、発言の趣旨を十分ご理解いただけなかったようでございますが、庄内地域大学
一般質問。
本日、一般質問デイ。
午後3時半か4時ぐらいから。水問題、大学問題、合併調整、3本、30分。
ぜひ、傍聴してください。
鶴岡市議会ーインターネット生中継もやっています。
http://www.city.tsuruoka.yamagata.jp/gikai/
大黒様のお年や

まっか大根に豆づくしの料理。はたはたの田楽。12月9日は大黒様のお年やなり。
本日の庄内ボランティアフェスティバル、山田柏崎市民生活部長の講演。トイレの事。FM ぴっからの事、ボランティアの事。現場を踏まえた大変貴重な講演でした。スタッフの皆様に、また、講演をお聞きいただいた皆様に、お礼申し上げます。