持続可能な鶴岡ブログ

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月別ア―カイブ: 1月 2008

週刊現代 1/26号。巻頭特集見るべし。



週刊現代1/26号。巻頭特集「本物の有機農業が「日本の食」を元気にする!」12月に取材にいらしていた天野礼子さんらが特集を組んだものだ。
有機農業特集。菅原文太さんや高野孟さん、山下一穂さんの有機の学校。そして当地の食のマジシャン奥田シェフ。実に秀逸な特集。ぜひ見られたし。

成人式。



朝、雪から晴れ。午前11時から成人式。荒れず、すこしにぎやかで、こんなものかなと想いながら過ごす。終わってから、恒例の成人式街頭演説。ちょっとでも伝わったらいい。
動けば変わる。

冬の羽黒の五重塔はオススメ。



本日、鶴岡市内は地吹雪でしたね。冬の庄内はやはりこうでなくっちゃ。こんな時、羽黒の五重塔周辺はどうなっているのか、最悪の状況を考えてロケハンしてみました。入り口の門まで手向集落まで猛吹雪だったのに、門をはいって階段をいったん下り始めるとぴたりと風が止みました。樹齢300年以上の杉並木が風を遮ってくれるのと、門から約100メートルぐらいは下りで谷になっているためなのでしょう。五重塔の周辺、これも風が落ち着いていて、とても穏やかでした。ときたま吹雪で揺れる木々の音は鳴りますが問題なし。
 あらためて、この冬の羽黒、五重塔の良さを再発見しました。
僕がいったこの日も、東京から写真を取りに来られていたかたもいらっしゃいました。YHのツアーに遭遇もしました。みなさん、冬の五重塔、オススメです。

うれしい差し入れ


ちょっと冷え込みますね。本日は、某参議院議員とちと意見交換の後、パルにて街頭演説。水。研究所。今の政治について、約30分。手がかじかんでどうしようもなくなってやめたのですが、終わるころに、ペットボトルのお茶の差し入れをいただきました。とってもあたたかった。ありがとうございました。

さて、国会。10日の薬害の事を論じる厚生労働委員会で川田龍平君が、質問に立っていました。http://ryuheikawada.seesaa.net/ 彼のブログで観ることができるし、参議院.TVを観て、関心す。やっぱり現場がわかる人の発言は違う。桝添大臣はたじたじだった。
 新年早々、彼の活躍が観れてとてもうれしい。僕もがんばらねば。

水の話ー桑原先生と。


年末、NGOの活動などで、ミャンマーや中国奥地へ旅立たれていた桑原先生宅に参上し、いろいろと情報交換。アジアの水の文化、ミャンマーやビルマの情勢などなど、実に貴重なお話をうかがった。昼前に訪れて、なんだか僕も時間を忘れ、気がついたら夕方になっていた。昨年、辻信一さんが、「カルチャークリエイティブ」という本を出版された。それに桑原先生のインタビュー記事が掲載されている。水文学(すいもんがく)をご専門とする桑原先生。また、みんなでお話を聞く機会を設けたいと思う。

地球を吹く IN 出羽三山開催決定!


年末に、連絡があり、ある方々をこの3日間、雪の庄内を案内した。

自民党への補助金還流。



asahi.com より。
補助金受給の109企業・団体、自民に献金 計7億円

2008年01月06日06時09分

 国から補助金の交付決定を受けた109の企業・団体が06年、自民党の政治資金団体「国民政治協会」に、計7億8000万円を献金していたことが朝日新聞の調べで分かった。政治資金規正法は、補助金を受けている法人からの政治献金を原則禁じているが、多くの企業・団体が「規正法の例外に当たる」と主張している。補助金受給法人が国との癒着を深めるために献金することを防ぐ規制が名ばかりとなっている実態が明らかになった。

 政治資金規正法は、国から補助金の交付決定通知を受けた法人が1年以内に政治献金することを原則禁止している。一方で、「試験研究、調査または災害復旧に係るものその他性質上利益を伴わないものを除く」と規定。適用対象も法人格を持つ組織に限定している。

 各省から企業・団体への補助金交付状況と国民政治協会の06年分政治資金収支報告書を朝日新聞が調べた結果、補助金の交付決定後1年以内に同協会に寄付をした企業・団体数は109あった。自動車、電機、建設、鉄道などの日本を代表する大手企業が多い。寄付額は計7億8030万円で、同年に協会が集めた企業・団体献金の総額27億9903万円の4分の1以上を占めた。

 これらの企業・団体が献金までの1年間に交付決定を受けた補助額は判明分だけで280億円にのぼる。経済産業、国土交通、環境、農林水産の各省の補助金で、目的も先端技術開発、新エネルギー導入や温室効果ガス排出削減などの設備投資、交通施設のバリアフリー化など広範囲に及ぶ。

 献金額の多い20余りの企業・団体に国民政治協会への献金について見解を聞くと、大半が「補助金は利益を伴うものではなく規正法の適用外」と説明し、適法な寄付だと主張した。

 だが、判明した補助金の中には、マンションの開発や起業支援を目的としたものも含まれ、技術開発でも製品化・実用化に向けて企業側が提案した事業に対する補助金が少なくない。

 総務省は「その補助金が利益を伴うものかどうかは、個別の事業ごとに営利を助長しているかなどを詳しくみる必要がある」と説明している。

 また、大手石油関連会社でつくる業界団体「石油連盟」は、経産省から06年度上半期だけで計約40億円の補助金の交付決定を受ける一方、協会に計8000万円を寄付していた。だが、同連盟は法人格のない任意団体のため規正法の対象から外れ、補助金についても「利益を伴わない」と主張している。

 自民党は「企業からの寄付はすべて国民政治協会が受け、個別の寄付については承知していないが、法律の範囲内で適正に処理しているものと理解している」と説明。国民政治協会は「個別の企業の経済活動について逐一把握することは社会通念上、不可能だ」とし、政治団体側が補助金受給の有無や内容を確認することは難しいという見解を示した。

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甘い規制、税金還流 補助金受給企業・団体、自民へ献金

2008年01月06日10時01分

 日本を代表する100以上の企業・団体が、国から補助金を受給する一方で、自民党の政治団体に多額の献金をしていた。企業の多くは、利益を伴わない補助金だとして適法を強調するが、マンション開発やベンチャー支援で交付を受けた企業もあった。総務省の担当者は「違法かどうかの解釈は難しい」と打ち明けた。

 「駅前の新しいランドマーク」。こんなキャッチフレーズで売り出された首都圏の超高層マンションを含む2件の開発事業が、国土交通省の「住宅市街地総合整備事業費補助金」の対象になった。これらの開発を他社と共同で進めた三井不動産は06年4月、事業全体で計7億円近くの交付決定を受け、同年12月、800万円を国民政治協会に献金していた。

 受給には、地域の整備計画に従い、防災や緑化などの公共的な条件を満たす必要がある。同社は「優良な住環境の整備等の社会基盤整備に対する補助金で、『利益を伴わないもの』に該当する」と説明した。一方、同じ枠組みで5億円近くの交付決定を受けた鹿島は「コメントを控えたい」と答えるにとどまった。

 トヨタ自動車は、工場内の電力と熱を同時に供給し、二酸化炭素排出を抑制するシステムの設備投資に経済産業省から1億円余りの交付決定を受けた。企業にとっては実際の省エネ効果に加え、環境への取り組みをアピールできるメリットもある。しかし、同社は「環境負荷抑制という公益性のある設備投資の一部を助成する補助金で、利益を伴わない」と答えた。

 松下電器産業も、環境負荷が少ない物流システムを開発する他社との連携事業に経産省から約7500万円の交付決定を受けたが、「二酸化炭素排出削減に寄与するモデル事業で、規正法の適用除外に当たる」とした。

 そのほか、地球温暖化対策をうたった製品開発事業に対する補助金や、ベンチャー支援目的の補助金を受けた企業も献金していた。

 朝日新聞が、補助金の交付決定から1年以内に献金した主な24企業・団体に見解を尋ねたところ、献金額上位9企業・団体を含む21企業・団体が具体的な回答を寄せ、「利益を伴わない補助金」などとして「適法」と主張した。

 ■「例外の解釈難しい」 総務省

 どの補助金が例外に当たるのか。総務省政治資金課の担当者は「規正法の中でも最も解釈が難しい」と打ち明ける。

 同課には時折、寄付前の企業から違法かどうか見解を尋ねる電話が入る。だが、「補助金の要綱の検討や、交付官庁や法務省への問い合わせなどで判断に2カ月ほどかかる」と告げると、結論を待たない企業がほとんどだという。

 補助金受給法人による政治献金の規制は、もとは造船疑獄事件(54年)などをきっかけに公職選挙法に設けられた。その後も政界で汚職事件や不祥事が相次いだことを受けて75年に政治資金規正法が大きく改正され、この規制が盛り込まれた。

 違反すると3年以下の禁固または50万円以下の罰金が科せられる。しかし、改正から30年余りたっても「この罰則が適用された例は聞いたことがない」と総務省や専門家らは口をそろえる。

 抜け道はまだある。政治資金パーティー券の購入には、この規制は適用されない。

 国から補助金を受けるJA全中とJA全農が06年、JA関連政治団体のパーティー券計3300万円分を購入。その資金が07年の参院選で初当選した全中出身の自民議員の党支部に全

小国川ーー河道掘削は可能。


6日、最上小国川ダムの問題でミーティングす。

共産党の国土研が調査にはいり、明確に河道掘削は可能。と報告していただいた。
温泉の湯脈に影響するーーなどということが山形県の「掘削できない言い訳」になっていたが、温泉、地質学の専門家がはいって調査をしてメカニズムを解明。河道を掘削しても影響を及ぼさないプランがいくらでも可能だということだ。赤倉温泉地域で1Mも掘削をすれば、100トンもの水が流せるということである。
それと、やはり、全国共通だが、340トンという基本高水はあまりにも過大な数値になっていることが示された。ありえない値でダムを誘導しているということである。

更に、昨年、ダムに踏みきる際に知事は「地球温暖化」により、、、、と説明していたが、だとしたらダムを造ったって超過洪水が十分に考え得るということだ。穴あきダムに超過洪水がきたら、大変危険なことになる。ということ。

1年前、今本先生らと僕らは代替プランを発表している。現在、その肉付けを急いでいるところであるが、このプランでいけば、旅館のセットバックも必要ないということになる。
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年頭より実に意義のあるミーティングができた。笹山県議に感謝である。

スキー場。


毎年恒例の大山探鳥会。残念。オオヒシクイ見逃す。やはり明け方に間に合わないといけなかった。飛び立ったのは6時25分ぐらいとのこと。集った皆さんとカラス問題議論展開。改めてもう一回行こう。その後、湯殿山スキー場へ。なかなかのにぎわい。テレマーク。最後の一本だけいい感じに滑れたかな。その後、温泉施設、ぼんぼへ。サウナ改築、調子よさそうだ。実家へもどり親戚まわり。農業問題。地球温暖化問題。いろいろお話をうかがう。

元旦、山に向かう。




山に向かう。

午後1時をまわった。吹雪。一人。シールを張ったテレマークスキーで登り始める。
新雪にスキーをとられながら、登っていく。静寂。木立。ブナの森の中。ざわざわした気持ちがだんだんと沈黙の白の中で落ち着いてくる。静かさ。穏やかさ。ゆっくりと流れる時間。一歩一歩の歩み。誰にあわせなくてもいい。自分の体と向き合う。自分の脳の中にある、無意識と向き合う。久々の運動らしい運動に、びっくりしていた体は、30分もたてば一定のリズムを刻み始め、意識がこころに向いていく。

 2007年の出会いや別れ、つながり、高揚、失望、怒り、悲しみ、喜び、1時間ほどの間、いろんな顔が浮かんできた。そして、ひととおり、それが済むと、08年。やらねばならぬ事がゴゴーっと湧いてきた。
 氷点下を超えているせいか、もっていった水のボトルを口に含むと飲み口が凍っていてうまく飲めない。吹雪もきつい。今日は晴れることはないだろう。

2時間かけて、鳥居の見えるところまできた。一瞬だけ視界が開けた。
 
 白い大地の中で、沸々と燃えてくる。
 何かを
 確かに感じた。

大晦日。ハワイのスターナビゲーションを復活させた、ナイノアトンプソンのドキュメンタリーを偶然に観ることができた。羅針盤を使わず、星を見、曇りの日は意識の力で方向を見定める航海。それを現代に復活させ、民族の誇りを取り戻したホクレア号の物語。
 僕は、実はガイアシンフォニーで観た、このナイノアの姿勢に共感をしたこともあって、この鶴岡に戻ってきた。あのとき、1998年からもう10年になる。僕はあのときの思いを今、そのまま持ち続けているだろうか。
 
 大晦日、松例祭。まずは、星野先達の満願を祝いたい。また、手向の若い衆に混じって、験比べの力となる。古き良き伝統の文化。誇り高き祭りが、続いていることを実感する。
昨年は、2度目の秋の峰を体験した。改めて、月山、湯殿山、羽黒山の恵みを受け、その山々に見守られている我々鶴岡、荘内の地を思うと同時に、163名の全国から集う同志のこの三山に希求する姿を実感した。
 
 昨年末、ケーキ職人とはじめた「Solai」も、日々、新たな学びだ。
この名前の由来は、「そりゃあいい」ということ、でもあり(これはあとで実は福井の方からいわれたこと)、「空合い」という意味もあり、そして、鶴岡、致道館で学んだ荻生徂徠に由来することでもあり。嬉々として毎日創作に挑むパティシエ永沢君の姿をみているのはうれしい事でもあり、新たな力を日々いただいているように感じる。

年明け。元旦より、ニコラススターン氏の言葉を刻み、また、98年僕らが主催したフォーラムでご一緒したデビッドブラウアー氏の言葉を刻む。

地球を失ったら、どんな経済も成立しない。 ーーーデビッドブラウアーーー

地球温暖化を放置することにより、世界大戦と同様のGDP20%の経済的損失を我々は被るだろう。それを回避するための方策を展開するにはGDP 1%の投資で済むのだ。
                     ーーーニコラススターンーーー

さて、2008年。沸々とした思いをもって、また日々、新たな一歩を踏み出したい。

みなさん、よろしくお願い申し上げます。

動けば変わる。