持続可能な鶴岡ブログ

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月別ア―カイブ: 1月 2008

宝谷カブ入りのタラ汁。



旧櫛引町 在来作物の宝谷カブのはいった寒タラ汁が初お目見えした。昔はよくこのカブ入りのタラ汁を食べたそうだ。それが銀座通りに復活。これはとても意味がある。

鶴岡・寒だら祭り。



恒例の寒ダラ祭り。雪が降って結構寒かってけれど、なかなかの大盛況。まずは魚河岸青年組合の正当派タラ汁を。美味い!

アートフォーラム陶芸研修。



いってやってみました。さて、どう仕上がるか。今日は午後7時から国際村 食の安全についての講演会があり出席予定です。雪結構ふってますね。積もりそうですが、みなさん
交通安全お気をつけて。

阪神淡路大震災から13年。



阪神淡路大震災から13年。
5時46分。阪神淡路大震災から13年。6434人の犠牲。
現地にシンクロしてsolaiでろうそくに火をつけ、黙祷。
中越沖地震から半年。
そして僕がこの鶴岡にもどってきて10年。

今、神戸を活かせているか。6434人の犠牲から僕らは何を学び、何を今、活かせているか。改めて問われる。
 中越地震、能登、中越沖、当時の経験を生かそうと動いた。確実に被災地にむけ、ボランティアは動くようになった。ボランティアセンターも早期にたちあがるようにもなった。でも、避難所に雑魚寝の状況はあの13年前の当時のまんまだった。僕らはテントプロジェクトをこの3地域で展開した。一瞬のうちにがれきの山と化す都市で、まず、がれきにはさまって身動きがとれない人がいる。火事がおきる。水がなくなる、食料がなくなる。そして寝るところに困る。暖もとれない。そのときに、どうするか。
 平等が原則の行政にはできないことがたくさんある。

 あのとき、何もマニュアルなんかなかった。一人でも命を助け、一つでも笑顔をつくりたい。そんな想いでつくるあったかい炊き出し。携帯コンロの配布。テント、無料の床屋、調査隊、包丁の提供、鍋集め、市民のアイデアを次々と行動をし、0から1をつくっていた。あの日の事を思い出す。
 とにかく心一つで動いて、笑顔と感激の涙を被災者の方とお互い共有できた瞬間。希望が一つ、一つ生まれていった。後ろを振り返っても何もならない。今という時をただ、生きる事で精一杯だった。そして次々と新しい仲間と自分の力を得ていった。
3日のつもりが3年。都会のど真ん中の灘区、石屋川公園にテント生活150日、スーパーハウスに1年半。神戸の人たちと一緒に炊き出しを食べ、携帯をいつも耳にあて、はじめの2週間はほとんど寝た記憶がない。今思えば、ホームレス状態だったな。
 でも僕は神戸から新しい力と生き方をいただいて、今、それを故郷に活かそうと、鶴岡にいる。

暮らしの中で何が大事なのか、希望をつくるには何が大切なのか。

被災地だって、日常だって、同じだ。日常といったって、自殺3万人の日本だ。
問題解決のために、この地域に希望をつくるために、
「神戸」を活かすために、6434名の命の犠牲に向き合うためにも、力を尽くそう。

金がまんなかの社会を、愛をまんなかに変えて、市民が0から1をつくる。
カルチャークリエイティブ。(CC)

ボランティアやNPO、NGO、市民の新しい文化をもっともっと花開かせよう。 

動けば変わる。動き出したら、世界中に仲間がいる。つながる。元気になる。

この新しい文化をもっともっと。

さあ、今日も一歩前進しよう。

草島進一 2008.1.17 5:46
 
paint my heart red keith jarret ーーーーThe Rainbow Lotus を聴きつつ。

当時つくっていたWEBを再公開しました。http://www.gassan.jp






雪の鶴岡 除雪パトロールに同行。



昨晩原稿書きをしていてうとうと眠り、朝3時半。目が覚め外を見ると大雪。いい機会なので役所・除雪対策本部へ。土木課長のパトロールの車に同行す。3時代から稼働し除雪車で見事に除雪した現場。ちょっと雑かなと思える現場。この時間にしてはあまりすすんでいないと思えるような現場。1時間半ほど巡回に同行して本部にもどる。業者によっては、上手、下手がある。除雪車が故障したり、時にはパンクすることもある。通勤、通学時間までいかに対処するかの勝負。道路の除雪、やる側の苦労というものを実感した。
 今日から明日にかけて、大雪になりそうだ。除雪車による除雪、そしてそれによる雪の壁を取り去るための市民一人一人の除雪。雪国らしい暮らしがようやくはじまるなあ。





日本海重油災害から11年。


1997年、1月。福井県沖でおきた日本海重油災害。

青春の詩を贈る。


成人式で青年センターにいったら、なかなかの達筆でサミエルウルマン原作の「青春」の詩が掲示されていた。以下、新成人の方々と今を生きる人たちとともにかみしめたい。

原文も。たまには英語で感動しよう。

YOUTH

Youth is not a time of life-it is a state of mind; it is a temper of the will,a quality of imagination, a vigor of the emotions, a predominance of courage over timidity, of the appetite for adventure over love ease.

No body grows only by merely living a number of years; peoples grow old only by deserting their ideals. Years wrinkle the skin, but to give up enthusiasm wrinkles the soul. Worry, doubt ,self-distrust, fear and despair-these are the long ,long years that bow the head and turn the growing spirit back to dust.

Whether seventy or sixteen, there is in every being’s heart the love of wonder, the sweet amazement at the stars and the starlike things and thoughts, the undoubted challenge of events, the unfailling childlike appetite for what next, and the joy and the game of life.

you are yang as your faith, as old as doubt ;
as young as your self-confidence, as old as your fear;
as young as your hope, as old as your despair.


So long as your heart receives messages of beauty, cheer, courage, grandeur and power from the earth, from man and from the Infinite so long as your young.

When the wires are all down and all the central place of your heart is covered with the snows of pessimism and the ice of cynicism, then you are grown old indeed and may God have mercy on your soul.


Given to Mc carthur some years ago by John
W. Lewist is based on a poem written by the late
Samuel Ullmann of Birmingham, Ala.

wikipediaより。

びっくり。雪の月山道でのバスの事件



地元の庄内交通。民法、NHKの全国版でとりあげられたバスの事故といったらいいか事件といったらいいか。月山トンネル内で運転手が意識を失い、そのバスを乗客がなんとか縁石に何度かぶつけながら止めた。26名の乗客は無事。風邪薬が睡魔を誘発したのか。まず乗客、乗務員みんな無事だったことを喜びたいし、「バスを止めた乗客の行動」に拍手を送りたい。
 そして、車に乗る僕らにとってこうしたことは人事ではない。風薬を飲んだら、注意をしなければならない。風薬とは関係なく僕も睡魔に襲われることがある。お気に入りのオーガニックコーヒーもポットにいれて持ち歩くが、最近はリポDとかビタミン剤を必ず車に2、3本常備している。この中のカフェイン50mgがある程度まで効く。それでもだめならパーキングにいれて10分とか15分とか寝る。
 バスとかタクシーとか、業務で運転する方々は、客を乗せて休むなんてことはいかないということは言うまでもない。プロとしての体調管理が第一だ。また、風邪薬を飲用した際の乗車業務は控えるとか、きちんとした対処が必要だろう。
 ちょっと間違えば命にかかわる重大事故に発展したはず。二度とこうしたことのないように、注意していただきたいと思う。