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小柳さんと再開

さくらんぼを囲み 語り合う 奥様も 元気でなにより


被災地へ


アメシロ駆除

鳥居町の実家でのこと。町内青壮年部のアメシロ散布隊がいらして、庭の中で一本だけ散布をしていただき、せっかくなので2時間ほど、町内の散布を手伝いました。僕はこのアメリカシロヒトリの散布について、ここ2年ぐらい委員会で質問をしています。「農薬をどんどん撒いている。問題意識もなく、ただ年中行事になっていまいか」と。質問に対して当局側も、「予防にはならないし、そこに居たときにしか効かないものだということ。などを説明会の中で伝える。と答えています。このアメシロですが、まず、発注する際、住民は、きちんと居るのを確認して発注しているわけではないと思います。町内会に「わたしはする。しない」という名簿がまわってきて、「隣の人がするならするかあ」てな具合であまり気もせず、予防感覚でやってしまう。で、青年部なども1件から500円、1000円と作業台を徴収しながらまわっていて、それが青年部の運営資金の足しになっている。
今回、一緒にやってみてわかったのは、まず、散布をヤル側の安全確保についてです。
半袖、軍手 だけ。マスクも、眼鏡もなく、ビニル手袋もなく、噴霧した農薬を浴びながら消毒する。そんな状態でした。ホースをたぐっていた僕も時々、ああ、あびてるなあと感じました。マスクは必需品だと思うし、どれだけ毒性が強いのかをあまり考えられていない。とても散布する市民の安全が保たれている状況でないことを再認識しました。そして、どんな木にも「とにかく撒く」式にやっていて、これは町内会でやるには、相当無理があると強く感じました。
本当にこんなにしてやるまで「アメシロ」がいるのだろうか。とも思いました。
虫がどんどんいなくなればいいというものではありません。それこそ生態系の破壊です。
他の市や町村でどんどんやめている現状でもあり、今後しっかと考え提案をしていきたいと考えています。

さて一般質問。
私の一般質問は本日。午後4時ぐらいからと思います。ご期待ください。
1)先端生命科学研究所関連産業の見通しについて。
2)環境政策について ●地球温暖化対策について ●自然保護について
3)水道事業について
の3点です。
岩手・宮城内陸地震の被災地を振り返って。
岩手・宮城内陸地震の被災地から、正午ぐらいに鶴岡にもどりました。現場での携帯からのメールでは大変言葉少なで、失礼いたしました。
まず、残念なことに山形県人の犠牲が発表されています。今般の地震被害で犠牲になられた皆様に対してご冥福をお祈りいたします。
今回は神戸、中越で動いた仲間とのネットワークで、今後のボランティア活動の可能性の調査としての先遣部隊として現場に行って参りました。
途中、ヒューマンシールド神戸の吉村氏と合流し、鳴子町付近からR457を北上。途中から栗駒ダム方面に向かい、駒の湯に行く手前まで行きました。行く途中、R457沿いには倒壊家屋は見当たらず、途中いくつかの石碑が倒壊している現場、学校の途中の崖がくずれている現場、また、水がストップして、給水車にポリタンクで並んでいる市民 の皆さんの様子がみられました。
駒の湯温泉には以前行ったこともあり、また、孤立した地域にはいっている栗駒自然学校では、川のレスキュー講習でお世話になったこともあり、行きたかったのですが、手前での土砂崩れでその先にすすむことができませんでした。マスコミで報道されている土砂崩れの現場を見、そしてその手前にあった栗駒焼きの窯元で、店内にガラスや陶器が散乱し途方にくれているようだったご主人に様子を尋ねながら、2時間ほど、地元の有志の方々と一緒に片付けのお手伝いをおこないました。75歳という陶芸家のご主人は、ずっと造り続けてきた作品を中につめ、火入れ寸前の状態で、窯がくずれてしまった事をとても残念がっておりました。もっていったうちのシュークリームをとても喜んでくれ、ガラスや陶器のかけらが飛び散っていた店内が、ささやかではありますが、きれいになったことにとても喜んでいただきました。作業中の2時間の内、10回以上は余震がきて家の中がビビンと揺れ、そのたびにビクリとしましたが、中にいる住民の皆さんは既になれっこになっているように感じられました。でもあんな状況ではとても安心して眠れるようなことはないだろうと思いました。 余震などが完全に収まって落ち着いてから、窯の解体作業の手作業をボランティアがおこなうような可能性を考えつつ、握手をし、ご主人のいる現場を後にしました。その後、対策本部や様々な現場をリサーチした吉村氏をはじめ、皆さんと一関で合流。食事しながら、1時間ほどミーティング。「今回の被害は山の中に集中している」「震度の割に中越と比べると被害が少ない」などが報告されました。大規模な全国的なボランティアの必要性については今のところ様子をみるといった結論となりました。深夜の帰路、鳴子付近で車中泊。早朝から最上、赤倉温泉を訪ねましたが、「山鳴りと突き上げはすごかったけれど、被害はない」とうかがって安心しました。もどって、管内羽黒方面に取材に。
さてと
帰路 栗駒辺をめぐり 栗駒ダム傍の分断された場所 そして その手前の栗駒焼きの窯元のかたずけを手伝い よろこんでいただいた ライフラインとして水がでない地域はあるが今日見た限りでは倒壊家屋はみあたらなかった 中越と比べると 被害は少なく感じたし さっきまでミーティングしたみんなもそんな印象のようだった しかしながら 被災後一日もたっていないので 油断も早合点も禁物だ。