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慶応先端研の機器購入
読者の方からまた、質問をいただきました。
国からの研究費も、スタッフ (鶴岡在住)の人件費や、地元の業者を通じた機器試薬購入にあてられますから、「鶴岡」に落ちています。その経済効果の点をどうお考えか、ということです。
という質問に対してですが、 これには、更に疑問がありますね。「地元の業者を通じた機器試薬購入」の根拠はどこにあるのでしょうか。私は、この間、先端研への教育研究費としての年間7億円の山形資金の内容について、市税が投入されているのだから、領収書まで、ぜひ情報公開してほしいと小林貢企画部長などに問うてきました。しかし、それは叶えられておりません。
内容を申せば、市、県から投入されている年7億円の内、7千500万円が実験機器購入。1億200万円が、そうした機器のリース代そして、修繕保守費1200万円。消耗品費8600万円あわせて、年間にして3億円近くが機器や試薬の購入費となっているのですが、購入先がどこなのか、明らかになっておりませんので、即、「地元に落ちている」とは言えないと思います。
「地元の業者を通じた」といえる根拠をご存じでしたら教えてください。
研究所の中の機器として、メタボローム解析に使用する機器は、米国の一社に限られているように感じますが、いかがでしょうか。事情をご存じでしたらぜひ教えてください。
また、山形資金の中でも、スタッフの人件費、1億2700万円、旅費2400万円についても、その内容は全く明らかにされておりません。これもご存じでしたら、ぜひ教えてください。
いずれにしても莫大な市税を補助金として投入しているにしては、不透明、不鮮明な点が多すぎると思います
。

まずは一安心。か。
北朝鮮のミサイル/衛生 。発射ニュースに一時緊張。秋田沖、太平洋沖に一部が落下とのことで一安心。やれやれだ。まずは被害がないようで良かった。さて、鶴岡はいい天気。いい一日を。
大山、高舘山の自然観察 誤報ニュース

ラムサール条約で登録された大山下池、上池周辺を巡る、「尾浦の自然を守る会」の自然観察会約40人。に午前中のみ参加。実は昨日も親父と妻とで散策した。今般は別コース。なら枯れの伐採や朽ちる木が危険との関係で、半分以上のコースが立ち入り禁止になっている。ブナ林をみながらいつも散策するコースにはいれない事がとても残念に思えた。ショウジョウバカマ、イワウチワなどがよく見れる場所にははいれない。広報していたのはわかるけど、もう少しなんとかならなかったのか。と口惜しく感じられた。参加者の中にも何人かそうした声を聞いた。
途中、盗掘跡、そしてギフチョウを捕ろうと構えている人に遭遇。高舘山は、「森林法」第二十五条第5号の「干害防備保安林」に、そしてその一部は森林法第二十五条第10号の「健康保安林」に指定されている。
保安林における制限
で、伐採し、立木を損傷し、家畜を放牧し、下草、落ち葉若しくは、落枝を採取し、または土石若しくは樹根の採掘、開墾、その他の土地の形質を変更する行為をしてはならない。
更に、第八章の罰則規定により
第206条 次の各号の一に該当するものは、50万円以下の罰金に処する
4,第34条第2項の規定に違反し、立竹を伐採し、立木を損傷し、家畜を放牧し、下草、落葉もしくは落枝を採取し、または、土石若しくは樹根の採掘、開墾その他の土地の形質を変更する行為をした者
要は、森林法でこの高舘山での、植物採取や盗掘をおこなうと、法的に罰せられるということだ。昨年、悪質なケースがあり、罰せられた事件があった。しかしながら、ギフチョウはその外だ。自然教育園構想もあるので、「採らないように」と注意をしているが、、、。
昨年の6月議会では、この問題をとりあげ、保護、保全条例か、天然記念物指定を、このラムサール条約に指定されて人が増えて云々の前にやっておくことを提案したのだが、未だに動きがないのが現状だ。
みんなで注意することは大事。ローカルルールもわかるが、法的なルールづけも必要と思えるし、自治体の条例は、広報し、周知徹底する意義もある。これは再度、そして早急に考えなければならないことだと感じた。
9時から12時まで3時間。下池一周と少し。中学校の時の恩師にも出会え、楽しく散策、そして野草の事についても随分勉強になった。
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さて、それを終えて気になっていた北朝鮮情報。携帯ワンセグを聞きながら降りてくると「今、発射された」のニュース。え。と緊張感とともに高舘のむこうの空に目を凝視。うわはやくもどらねば、、、と車にいそいで乗り込む数分。すると「誤報」のニュース。なんで、こんな重要な情報が「誤報」なのか。、、、と思いつつ帰路。最重要情報が、こんなことでいいのか、、、。
この週末、役所で情報待ちをしている県を含め、市担当の方々は本当にご苦労様といいたい。警戒態勢は続く。
警戒ー北朝鮮のミサイル/人工衛星

何事もない事を祈るが、この数日間は遠出を控えることにした。政府の対応も、よくわからないし、鶴岡市では、HPでも何も載せていない状況。酒田は飛島便を調整するとのこと。
行革でも知られる滝沢村では以下のような対応。
滝沢村長は、以下のような記者会見を4月1日におこなっている。
4月1日(水)の13時00分に「滝沢村緊急事態連絡室」を開設して、情報収集及び情報の伝達・報告態勢をとることとしました。
4月1日から3日の夕方までの間は、生活環境部長を室長として、防災防犯課長、防災防犯課職員、広報情報課職員で通常勤務内における対応となります。
4月3日夕以降から8日つまり、発射が確認され、通過するまでは、上記の編成で24時間態勢をとります。
住民に対しての情報提供については、ホームページでの紹介と、発射された場合には、防災行政無線で発射された事実を情報として流すこととしています。
また、何事もなく通過した場合でも、同様に防災行政無線で流すこととしています。
もし万が一落下したことが確認された場合には、防災行政無線で住民に周知するとともに、「危機管理対策本部」を開設し、自衛隊、消防署、警察、消防団と緊密な連携を図りつつ対応します。
住民に対しては、1日夕方に、村HPで現況を伝え、村としての対応及び個々においては平常どおりの生活を送っていただきたい旨を伝えています。
PAC-3の滝沢村への配備については、滝沢村半径20キロメートルの防空傘の下にあるものと考えていまして、心強く思っている次第です。
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自治体によって、姿勢はまちまちだ。住民の安全を守るため、そしていらぬ心配をかけぬためにも、役所はどう対処しようとしているのか。わかった方が僕はいいと思う。万が一というときもあるのだから。
いずれにしても何もないことを祈りたい。
坂村真民 「本気」 に出会う。
早朝、某小学校 校舎。掃除を終え、ふと壁にかけた大判紙にあった、一篇の詩が目に飛び込んできた。きっとここの子供たちが詩集から抜き出して書いたのだろう、
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「本気」
本気になると世界が変わってくる
自分が変わってくる
変わってこなかったらまだ本気になってない証拠だ
本気な恋
本気な仕事
ああ人間一度こいつをつかまんことには
坂村真民
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うむ。本日もよろしくお願いします。
市民セクター の意義 ジェフリーサックス
経済学者、「ジェフリーサックス氏の、貧困のない世界を目指して」というNHKの特集を観た。
温暖化の問題も、進行すると、確かな事は、最も貧しい国がダメージを受けるということ。
そして、持続可能な社会形成のために、必要なこと。それは、経済を「市場」だけにゆだねることであってはいけない。また、「国家」だけにゆだねることであってもいけない。「市場」、「国家」そして、NGOやNPOなどの「市民セクター」があって、市場や国家を監視し、チェックアンドバランスを果たして行く。このことによって健全な経済が成立し、持続可能な発展が可能なるのだ。ということを明確に話されていた。
アメリカのNPOやNGOの文化、税の控除により、大富豪が寄付をして市民セクターを支えるという文化。核拡散をキューバ危機翌年の、ケネディの平和演説。 世界中、同じ空気を共有していること。
98年訪れ、1ヶ月半インターンと取材をしていた、カルフォルニア、サンフランシスコやバークレなどで出会った、デビッドブラウアー氏や生き生きとした市民活動家の顔が思い浮かんだ。オバマ政権下で、彼らの動きは息を吹き返したように活気づいてくるはずだ。まさに民主主義を支える、日本の市民セクターはまだまだ弱い。政治がそれを認めようとしてこなかったからだ。これからの大きな課題でもある。
for the world cooperate to achieve peace and sustainable development. ジェフリーさんの言葉を刻みたい。
信念と行動力。

朝、年度はじめの街頭演説。その後、原稿、諸々。バイオマス関連の方に連絡。午後、新エネ関連の方々に呼ばれしばしミーティング。その後、写真の西部児童館の開所式へ。ソーラー建築など、酒田の「太陽の家」などを役所を交えて住民のみなさんと視察にいき諸々提案したが、まあ、ソーラーパネルがついているだけでもそのかいがあったといえるかもしれない。5.7kwのソーラーパネルがのっている。電気蓄熱暖房なことが、ちょっときにかかるが、、、。その後、徂徠学M先生とひさびさの再会。実に有意義。夜。妻とBSのガンジーの映画をじっくり観た。僕はこの映画を劇場で観たのは、確か高校卒業後、上京した新宿の映画館だったか。徹底現場主義。明快な意志。非暴力のレジスタンスを貫く信念と行動力。最後に勝つのは、真実と愛。当時強烈な印象をもってみたときと、全然色あせる事なくそして更に深く、心動かされた。
そして脱ダム仲間から今日、編集者、入澤美時さんの訃報の知らせがあった。森繁哉さんとの共著『東北からの思考』の鶴岡での出版記念会で、入澤さんと誌面上で再会し、長良川東京チームの時の事を思い出し、今度は実物と再会できるかなと思っていた矢先の事。世の中をより良く変えたい。長良川の時に出会った時の姿勢と今般の「東北からの思考」には、何か変わらぬ信念が貫かれているような気がしている。心から冥福を祈る。ガンジーにも、入澤さんにも、共通して教えられることは、より良き社会変革のための「行動」だ。「動きけば変わる。」21年度もみなさん、よろしくお願いします。
大戸川ダム建設凍結!
ついに国土交通省が、凍結を表明した。今本先生をはじめ、淀川水系流域委員会の皆さんの真摯な思いが実を結んだかたちだ。
以下 朝日WEBより転載。
大戸川ダム建設凍結 国交省、流域知事の反対受け
2009年3月31日15時15分
国土交通省は31日、淀川水系河川整備計画を発表し、大戸川(だいどがわ)ダム(大津市)の建設を当面実施しない方針を明記した。全国の各水系でつくられている河川整備計画案でいったん予定されたダムが、知事の反対意見を受けて建設が凍結されるのは初めて。大阪、京都、滋賀の3府県知事は「計画に位置づける必要はない」との意見書を同省近畿地方整備局に提出していた。蒲島郁夫・熊本県知事が反対表明した川辺川ダムなど各地のダム計画に今後、影響を与えるのは必至だ。
計画では、大戸川ダムについて、「治水安全度の向上も期待できる」として必要性は認めながらも、本体工事は「中・上流部の河川改修の進捗(しんちょく)状況と影響を検証しながら、実施時期を検討する」として、当面は凍結する方針を明記した。工事に着手する場合は整備計画の変更が必要になることから、改めて流域府県の知事の意見を聴く。
ダムが建設された場合に水没する滋賀県道の代替道路については、流域府県の要望を受けて、実施を明記。「必要最小限のルートとなるよう見直すなど、徹底的にコストを縮減したうえで、継続して実施する」と引き続き整備する方針を示した。
整備局が昨年6月にまとめた計画案では、大戸川ダムを含めた4ダムを盛り込んでいたが、昨年11月、大阪、京都、滋賀などの流域府県知事が計画反対の意向を表明。大阪府の橋下徹知事と滋賀県の嘉田由紀子知事は2月13日、大戸川ダムを計画に位置づける必要はないという意見書を正式に整備局に提出した。京都府の山田啓二知事も3月、同内容の意見書を提出した。
政府の09年度予算では、地元知事の反対意向を受けて、大戸川ダム建設を前提とした事業費5億円の計上が見送られている。しかし、代替道路整備の予算も計上しなかったため、地元が反発していた。
大阪府の橋下知事は「こっちの言っていることを100%というわけにはいかないし、国の事情もあると思うが、しっかりと地方の声をくんでくれた計画になっていると思う。代替道路についてもほったらかしにせず、事業を続けてくださる。本当にありがたい」と評価した。
京都府の山田知事は記者団に対し「3府県の意見が認められたことは評価したい。これまで、公共事業はいったん決まったら立ち止まって考え直すということがなかったが、今回は立ち止まって考えることが可能になった。整備局の決定は一定の評価をしたい」と話した。
近畿地方整備局の木下誠也局長は31日午後、記者会見し、「知事の意見には一定の合理性があった。(大戸川ダム建設の凍結の)決め手は知事の意見と世の中の声。地元の住民団体の要望などあらゆる人からの要望を踏まえた」と説明した。








