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大山、高舘山の自然観察   誤報ニュース



ラムサール条約で登録された大山下池、上池周辺を巡る、「尾浦の自然を守る会」の自然観察会約40人。に午前中のみ参加。実は昨日も親父と妻とで散策した。今般は別コース。なら枯れの伐採や朽ちる木が危険との関係で、半分以上のコースが立ち入り禁止になっている。ブナ林をみながらいつも散策するコースにはいれない事がとても残念に思えた。ショウジョウバカマ、イワウチワなどがよく見れる場所にははいれない。広報していたのはわかるけど、もう少しなんとかならなかったのか。と口惜しく感じられた。参加者の中にも何人かそうした声を聞いた。

   途中、盗掘跡、そしてギフチョウを捕ろうと構えている人に遭遇。高舘山は、「森林法」第二十五条第5号の「干害防備保安林」に、そしてその一部は森林法第二十五条第10号の「健康保安林」に指定されている。
保安林における制限
で、伐採し、立木を損傷し、家畜を放牧し、下草、落ち葉若しくは、落枝を採取し、または土石若しくは樹根の採掘、開墾、その他の土地の形質を変更する行為をしてはならない。 
更に、第八章の罰則規定により
第206条 次の各号の一に該当するものは、50万円以下の罰金に処する
4,第34条第2項の規定に違反し、立竹を伐採し、立木を損傷し、家畜を放牧し、下草、落葉もしくは落枝を採取し、または、土石若しくは樹根の採掘、開墾その他の土地の形質を変更する行為をした者

要は、森林法でこの高舘山での、植物採取や盗掘をおこなうと、法的に罰せられるということだ。昨年、悪質なケースがあり、罰せられた事件があった。しかしながら、ギフチョウはその外だ。自然教育園構想もあるので、「採らないように」と注意をしているが、、、。
昨年の6月議会では、この問題をとりあげ、保護、保全条例か、天然記念物指定を、このラムサール条約に指定されて人が増えて云々の前にやっておくことを提案したのだが、未だに動きがないのが現状だ。
みんなで注意することは大事。ローカルルールもわかるが、法的なルールづけも必要と思えるし、自治体の条例は、広報し、周知徹底する意義もある。これは再度、そして早急に考えなければならないことだと感じた。

9時から12時まで3時間。下池一周と少し。中学校の時の恩師にも出会え、楽しく散策、そして野草の事についても随分勉強になった。

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さて、それを終えて気になっていた北朝鮮情報。携帯ワンセグを聞きながら降りてくると「今、発射された」のニュース。え。と緊張感とともに高舘のむこうの空に目を凝視。うわはやくもどらねば、、、と車にいそいで乗り込む数分。すると「誤報」のニュース。なんで、こんな重要な情報が「誤報」なのか。、、、と思いつつ帰路。最重要情報が、こんなことでいいのか、、、。
この週末、役所で情報待ちをしている県を含め、市担当の方々は本当にご苦労様といいたい。警戒態勢は続く。