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慶応先端研の機器購入


読者の方からまた、質問をいただきました。

国からの研究費も、スタッフ (鶴岡在住)の人件費や、地元の業者を通じた機器試薬購入にあてられますから、「鶴岡」に落ちています。その経済効果の点をどうお考えか、ということです。

という質問に対してですが、 これには、更に疑問がありますね。「地元の業者を通じた機器試薬購入」の根拠はどこにあるのでしょうか。私は、この間、先端研への教育研究費としての年間7億円の山形資金の内容について、市税が投入されているのだから、領収書まで、ぜひ情報公開してほしいと小林貢企画部長などに問うてきました。しかし、それは叶えられておりません。

  内容を申せば、市、県から投入されている年7億円の内、7千500万円が実験機器購入。1億200万円が、そうした機器のリース代そして、修繕保守費1200万円。消耗品費8600万円あわせて、年間にして3億円近くが機器や試薬の購入費となっているのですが、購入先がどこなのか、明らかになっておりませんので、即、「地元に落ちている」とは言えないと思います。
  「地元の業者を通じた」といえる根拠をご存じでしたら教えてください。

研究所の中の機器として、メタボローム解析に使用する機器は、米国の一社に限られているように感じますが、いかがでしょうか。事情をご存じでしたらぜひ教えてください。

また、山形資金の中でも、スタッフの人件費、1億2700万円、旅費2400万円についても、その内容は全く明らかにされておりません。これもご存じでしたら、ぜひ教えてください。

いずれにしても莫大な市税を補助金として投入しているにしては、不透明、不鮮明な点が多すぎると思います