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復興支援山形県会議ー山形の力。


復興支援山形会議 傍聴。

知事の議長の下、県が提案する復旧支援のための支援方法として以下、県担当部長らより県の一連のスキーム(計画案)の発表があり、出席者により意見交換がなされた。

1がれき処理及び生活の復旧、復興支援
2被災企業の経済活動支援
3被災地の農業復興支援
4温泉等観光資源を活用した被災者支援

インフラ整備促進のための取り組み状況
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主な意見交換内容についてメモより。

がれき処理については
●自治体によって分別されているところとそうでないところがあるなど差がある。

●一時保管の場所が必要。完全に分別はできないだろう。
被災者の方を採用しながら、分別できたらいい。協会としても協力できれば。

● コスト論 処理効率論だけではなく、生活者から見た できるだけ希望がもてるような対策を。
● 現地のニーズとしては、まずがれきを取り除いてもらいたい。

● 酒田港 かなり物資が集まってきている。酒田から陸上輸送で被災地に運ばれている。復興とともになくなる物資、今後も拠点に使っていければ。復興の貢献をしつつ、物流の機能を高めていく必要がある。
● 船舶。今、入荷するものはあっても出荷する物がない状況。
● がれきの処理だけではなく、産業資材の貢献につながるあり方を考えて頂きたい。

● 最終処分地についてどうするか。最後、どこまでひきとるのか。きめておかないといけない。

● 相手方の自治体が処分をする。生活者の視点では速くがれき処理を。とのこと。
● 災害廃棄物。港湾管理者が決まっているところは、管理者。 処理 責任者 は市町村

市町村 処理不可能のところは、
誰が責任をとるかは、現時点では決まっていない。

知事 目の前のがれきがなくなることで、大きく推進する。
日に日に変わっている。状況は変化している。
自治体の中でもばらつきはあるが、撤去は進んできている。

副知事  関係省庁をまわってきて、現在がれきの処理は、もはや広域的の処理 と言う方向にむかっている。特定の地域、市町村、港の条件がいいところに、考え方をまとめて、届けるということが必要だ。

これから、処理方法がきまっていくだろう。何万トン運べるか。
市町村とどういう風なコンタクトをするか。具体的な案としてもっていくしかないのではないか。と思う。

●がれきの量 2800万トンぐらいとあったが。●最終処分についての環境庁として考え方は。
● 環境省 最終処分についての受け入れを議論してくださるのはとてもありがたい。仮設焼却ろ 宮城、福島、岩手で設置することになるだろう。
● 防潮堤、防波堤 大部分被害をうけている。もう一度つくりたいところもある。
再度堤防つくられるところに、今回のがれきを資材として使っていくことも考えられるかもしれない。

● 知事 隣県として貢献したい。陸路 海路でも提案をしていきたいと思っている。

□ 被災企業の支援について 緊急 長期的視野にたって新しいことをやるという提案は、少ないと思う。
人的にも金銭的にもサポートしていく。
会社。現地 つなぐ。現地とこっちと産業もすりあわせ。新し東北、新しい山形づくりへ。ベンチャー支援をいれていただきたい。
仮設の工場、仮設の店舗をやっていく。
被災地、事業再開。 取引のマッチング。民間主体でやっていくニーズは産業支援機関は、マッチングすることが難しいのではないか。
山形でこういう事ができる、と提案型の情報提供することが大事なのではないか。山形の産業集積を高めていく経済発展していくことが重要。

各市町村の土地情報などの提供があればいいのでは。
生活関連企業の誘致、など。
企業誘致を山形にはかってはどうか。工場は残ったけれど泥だらけ。いち早く復興していくために、積極的に優遇措置をとりながら企業誘致してはどうか。
日本全体の事を考えれば、これから、企業誘致についても、東北、山形に他地域より誘致する。

サプライチェーンの基幹企業 大企業も拠点を考えている。もう少し大きな視野でみたほうがいい。

● 金融  山形県 宮城県内企業に 5000億円ぐらいの融資をしている。相談時間も長い。二重債務もある。国家の対応をみながら相談をうけている。
県内企業 でも死者がでている。サプライチェーンの再構築にすごく時間がかかっている。
中小企業は全然対応できていない。きつい状況で対応している。
 半導体大企業関連 鶴岡稼働どうさせるか。

● 被災地の農業復興支援。
大変時間がかかる。がれきが済んだ後も。本県で農業したい人についてはあらゆる支援をしていきたい。

● 温泉の支援。
●観光実態 平泉の世界遺産登録が起爆剤 それを力にしながら、東北全般の観光を力づけたい。
山形も 東北三県 とともに観光客が激減している。それを力づけるには、どんなとりくみをするか。大きな力 インバウンド 中国からは激減、ほとんど帰ってしまっている。
今後力をいれていやっていきたい。
● 蔵王のスキー客 誘客 東北を元気づける意味でもがんばっていきたい。
● 観光業界 85%減っている。
●東北 老舗の旅館の倒産も深刻だ。

● 被災者への支援の議論だが、責めの観光も。
● 5月6月 復旧工事の間はいいが、夏以降どうするか。7月までの被災者支援
三泊四日 複数の県をまたがって ツアーを企画するなど。どうか。責める観光を企画して頂ければ
● 温泉と観光資源 PRするのはいい、 国立公園 磐梯朝日国立公園。環境事務所が担当できることがあれば。ぜひやりたい。
● がれきの件で一点。阪神淡路の状況と違うことは、現時点でも、ご遺体の捜索をやっている状況だということ。
●  もうひとつ違うことは、津波によって数キロ物が移動している。
すばらしいことだと思うのは、思い出の品物、アルバムを大事に回収していることは阪神淡路と違う。

● 知事 昨日羽黒山の復興祈年祭にいってきた。月山卯年ご縁年。被災者の方もいらしていただいて、1400年の歴史がある、東日本の振興の精神文化の中心。こういう時代に出羽三山がクローズアップされてもいい。

● 被災地。仮設住宅が建ち始めている。本格的な住宅建設が今後始まると思うが、木材、木造建築の技術の提供もあるべきではないか。

●  山形県は先ずはハブ的な要素 あるのではないか。また、重点地域を定めて、この地域は完全に山形がめんどうをみます。というようなやり方もあるのでは。下請だけではなく。山形県として、この地域、このコミュニティは再構築しますということはできないだろうか。
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一部不正確なところがあるかもしれません。正式な議事録は今後山形県のHPに公開されることと思います。それを参照してください。

こうした会議が立ち上げたことは評価をしたい。ただ、隣県ならではの支援については、ほぼ2ヶ月避難所暮らしで大変な思いをされている被災者の方々に寄り添うカタチで、もっと細やかな視点で短期的にも中長期的にもやらねばならないこと。がたくさんあるように思えてくる。

僕はこの会議の後、被災地 石巻、気仙沼で、被災者に仕事として普及支援活動をしていただくキャッシュフォーワーク事業を実践しているIVYの事務所を訪れ、現状の取材をした。災害ボランティアの活動に関わりたいが、仕事がなくて不安を抱えるという地元の被災者の方々に、それを仕事としてできる仕組みをつくりあげている。現場に密着したとても有意義な事業と感じた。
  その後、県庁に戻り、山形県災害ボランティア支援本部の会議へ。県内の2次避難所で、ひきこもりなどが発生している問題など。注目したいのは、ボランティアバスを走らせはじめた 本田君の山形ボランティア隊の活動。これまで2回ボランティアバスを動かしている。ほとんど一人でこの事業をやってくれている。僕らも拠点の一つにしている石巻にこの12日、14日も行くそうだ。実にたのもしい。
http://www.yamagata1.jp/2095.html

GW期間を超えて、人手が足りなくて困る被災地がたくさん出てくる。これからがボランティアの力のみせどころと思っています。

さて、被災地の隣県である山形からの支援。「県民の総力をあげて」復興に貢献する会議」であれば、更に、真の人間の復興を叶えるためにも、当初から支援活動を展開している 県内のいくつかの自治体首長や被災者に密着し続けて支援をおこなっているNGO NPOや社会福祉協議会などの声を、踏まえてもいいように思えます。今後の復興、経済をどうしていくかにも新しい連携がこうした場を通じて作られることを望んでいます。
  更に県の原案や、今後の新たなる民主導のプロジェクトについて、県民の意見を集めたらどうかとも私は考えています。
   皆さんのご意見をお待ちしています。







本日。第一回 復興支援山形会議 午後3時から


本日、第一回 復興支援山形会議がおこなわれます。

午後3時から、県庁内2階 講堂。 傍聴可能です。

GW前に僕からは、震災後活動してきたNGOからの出席。インターネット中継の提案をしていました。
会議前にその検討結果を知らせて頂ける模様。

まずはこの会議、足を運べる方は足を運んで下さい。では。私も本日は午前中鶴岡で諸々おこなった後、正午には山形県庁内です。



気仙沼、陸前高田、住田町、石巻へ


 気仙沼、陸前高田、住田町、石巻へ。

市内の方より依頼があり、気仙沼の民間避難所となっているホテルに物資を届けに。石巻で泥だし作業などを一週間ほど行った後、気仙沼にはいっているというボランティアのY君に会う。山形市からもそのホテル界隈の住民を支援しているボランティアにも会えた。その後、木造の仮設住宅を建てた住田町へ行き、現地、住民の方にお話をうかがった 。その後、気仙沼 でこのGW中にボランティアの皆さんとともに冬水田んぼを再生された小野寺さんを訪ねる。その後、石巻へ。復興支援会議皆さんと意見交換。石巻にある湯殿山神社などにも立ち寄って帰路へ。

近況報告。アースデイ、国会でのダム、エネルギーシフト関連の動きについて


4月22日以降の近況報告など。
4月23日、朝ANAで東京。代々木アースデイ10時からの被災地からの報告セッションにバウさんらとともに出演。
その後、辻信一さん、加藤登紀子さん、高坂勝さんらとステージ楽屋で懇談。会場では神戸以来ずっとお世話になっている皆さんと再会。その後、今回震災後元気村ネットワークに対して当初から支援して頂いた藤沢の原田タケル・ トモコさんの選挙応援。その後、大学の旧友amagai氏が運営している西麻布のライブハウスへ。ジャズDJになっていた友人。数年ぶりの懇談。ひさしぶりにいい音も聞いた。仮眠をとって帰路。鶴岡にもどって、庄内尊農塾の総会、会合へ。 町長、副町長とも率直な懇談ができてとても有意義。25日会派構成の件で関係者とミーティング。県政クラブへ要望を伝えようとするが、なかなかお会いできず、以下のような文書をお送りする。 
                      
平成23年4月25日月曜日

山形県議会
県政クラブ    御中


私 草島進一は 山形県議会の会派 「県政クラブ」に所属し、活動をさせていただきたく、皆様にご理解をお願い申し上げるものであります。

ただし、活動させていただくに際し、以下、1点を要望をさせていただきます。僭越ではありますが、何卒おとりはからい頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。

1)厚生労働環境常任委員会へ所属させていただくこと。

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電話で意向をお伝えした後、この文書を県政クラブの代表になられると伺っていた阿部県議が滞在するホテルへお送りする。
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4月26日、朝一の新幹線で東京へ。朝一で国会議事堂中の国民新党 新党日本控え室 田中康夫議員にご挨拶と地震関連、公共事業の件など情報共有。エネシフ学習会で後ほど会おうと別れ、隣の議事堂食堂でメンズ定食800円也を田中議員のスタッフの皆様とご一緒する。
参議院議員会館での水源連「2011年度ダム予算2400億円を震災復興に」緊急集会へ。僕の役割は、被災地救援の現地報告をおこなうこと。
名取、石巻での救援活動、石巻で立ち上げた調整会議の事などを伝える。その後全国のNGOからこの一年間「検証」という名のもとに実際は全然検証になっていないダム推進事例が発表された。最上小国川もまさにその一つ。
その後、津川国土交通大臣政務官に要請行動。「検証会議を公開の場でおこなうこと」など、諸々意見す。私も、コスト比較に建設によって起きる環境の負の影響の経済損失について。また、「環境にやさしい」と吹聴される穴あきダム問題についてお伝えする。

午後五時よりエネルギーシフトジャパン フォーラム 衆議院第1議員会館。

超党派議員参加の下、 飯田哲也氏の3.11後のエネルギー戦略、地震学者石田克彦 神戸大学教授より、
地震活性期にはいった日本で、浜岡をはじめとする原発を止める必要性について聞く。
http://twitcasting.tv/kusajima/movie/1444118
http://twitcasting.tv/kusajima/comment/1444242-17566730

その後、会場で環境、生物多様性、有機農業など、旧知の皆様と再会。懇談。その後水源連関係の皆様と懇談。市ヶ谷にて法政大 五十嵐先生と情報交換。東京事務所で就寝。27日、吉泉議員と被災地支援策など情報交換。その後 川田龍平 議員と挨拶 情報交換。最終新幹線で帰路。
  28日、上京中連絡をとりあっていた市村政務官と電話がつながり、木製の仮設住宅などの件について情報交換。
  とりあえず以上。エネルギーシフトなど、重要案件の詳細はもう一度アップします。




風力発電で原発40基分の発電可能 環境省試算 


風力発電で原発40基分の発電可能 環境省試算
2011年4月22日5時0分

朝日新聞 web より

 環境省は21日、国内で自然エネルギーを導入した場合にどの程度の発電量が見込めるか、試算した結果を発表した。風力発電を普及できる余地が最も大きく、低い稼働率を考慮しても、最大で原発40基分の発電量が見込める結果となった。風の強い東北地方では、原発3〜11基分が風力でまかなえる計算だ。

 同省は震災復興にあたり、風力発電を含めた自然エネルギーの導入を提案していく方針だ。

 今回の試算は、理論上可能な最大導入量から、土地利用や技術上の制約を差し引き、さらに事業として採算性を確保できることを条件に加えた。

 試算によると、固定価格買い取り制度など震災前に政府が決めていた普及策だけでも、風力なら日本全体で約2400万〜1億4千万キロワット分を導入できる。風が吹いているときだけ発電するため、稼働率を24%と仮定。それでも出力100万キロワットで稼働率85%と仮定した場合の原発約7〜40基分に相当する。

 ただし東北など電力需要を上回る発電量が期待できる地域がある一方で、電力会社間の送電能力には現状では限界がある。試算どおりに導入するのは短期的には難しいとみられている。

 家庭以外の公共施設や耕作放棄地などを利用する太陽光発電や、用水路などを活用する小規模の水力発電についても検討したが、多くの導入量は見込めなかった。これらを普及させるには、さらに技術開発を促すなど追加的な政策が必要だという。

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アースデイにちなんでがんばりましたね。朝日新聞。
風の強い東北地方では、原発3〜11基分が風力でまかなえる。
詳細を調査したいと思います。

アースデイ、月山元気村始動。 


4月22日アースデイ
地球の日。

3月11日東日本大震災発生後、3月12日からの名取市、石巻市での救援活動を「鶴岡元気村」として展開してまいりました。
今後の活動について本日アースデイの4月22日、「月山元気村」として名称を改め、長期にわたり、山形、鶴岡を支援拠点とし、東北の真の復興のために活動する非営利組織として活動することを決定しました。現在理事会を調整中です。
 当面 は 「NGO 月山元気村」 として活動して参ります。

どうぞよろしくお願い申し上げます。


石巻支援活動4月20日 笑顔をつくる言霊


石巻。朝8時に県庁で待ち合わせて向かう。今回は、芸工大のM先生、元博報堂のK氏、カラオケサークル主宰のY氏ら4名。三遊亭京楽師匠の独演会の PAの支援と現状の把握が今回のミッション。交通はスムーズだった。会場の住吉中学校の体育館は避難所になっている場所。避難所の担当の行政職員は鳥取県職員の方2名と徳島から自治労職員の応援といった体制。鳥取県職員の一人はここで半月にわたって避難所に寝泊まりし、避難所運営に携わりその日に交代ということと伺った。この半月の時間は彼にとってきつかったろうが、彼自身にとっても、又鳥取県にとっても宝物の時間だ。改めて関西広域連合の行政マンたちの尽力ぶりに、拍手と、隣県の山形県も学ぶ必要性があることを実感。
  彼らとの調整をして事務所からもってきたスピーカーシステムをセッティング。その後、湊中、湊地域、などを視察する。がれきの危険地域の中のたっている湊中の武道館。ここははじめは泥とがれきで50CMぐらいは埋まっていたところ。そのがれきや泥を撤去し、今は床が徹底的に綺麗になっている。神戸元気村のメンバー、とーる代表の四万十塾が運営している湊食堂が毎日オープンしている。その日の炊きだしや中華丼。家やほとんど全ての財産を津波で流されてしまった方々。高齢の方も結構いらっしゃる。行ったその日の次の日は学校の始業式。22日は入学式と伺った。
 午後2時。住吉中にもどり落語独演会。2時半開演。この場所で炊きだしの活動を続けていらした横浜 徳恩寺の ゆうしんさんよりあいさつの後、三遊亭京楽師匠の登壇。約一時間独演会。避難所の中のそれぞれの生活の場所で聞き入る皆さん。遊んでいる子ども達、お休みになっているお年寄り。その場に居合わせた方々を惹きつけながら、表情豊かに落語がおこなわれた。日本伝統の落語の妙。改めて感服。
 終わると満場の拍手。その後、一人一人に京楽師匠がまわって握手してまわる。「とても良かったよ」「元気がでた」「ありがとう」と声がかかった。
  吉村氏とともに師匠を連れ周辺、門脇小学校を視察。まだまだ手つかずのところがたくさんあることを更に実感。師匠を東松島まで送る中で、神戸以来被災地支援に関わり続けている師匠と言霊で笑顔を生み出す落語の力、被災地支援のあり方、今回の被災地への思いなど諸々共有する。

その後石巻専修大学 石巻復興支援連絡会議へ。 静岡のまっちゃんら、また旧友たちに再会。昼に神戸以来ひさびさに再会した「団長」こと京都、大阪グループは問題を共有できる仲間が見つかるなどミーティングに参加して良かったとも。炊きだしの関係は、行政側が弁当に切り替える時期ということもあり今後の棲み分けが検討課題か。いずれにしても冷蔵保存できる冷蔵庫は必需品と感じた。仮設住宅に移る前の期間といえども数ヶ月はかかるだろう。
  今回ご一緒した4名。それぞれ現場で感じたことを今後どんなかたちにしていくか。帰りの車の中で、仮設住宅を木造でつくるユニットを開発している杉本先生に電話連絡。仮設住宅の建物や建て方には諸々諸課題がある。鉄製プレハブの仮設住宅は、快適性に先ず難がある。そしてほとんど使用した2年で使い捨てになっていたのが現状だ。今、被災者の雇用の問題は大きな課題。地元の雇用にもつながり、実際的に快適で、地域の資源である森林資源を活かし、使い捨てにならない仮設住宅。そのプロジェクトは大いに応援していきたいと共有。などなど。
   復興への道のりはこれからが勝負だ。
鶴岡着深夜1時すぎ。全然日帰り可能。隣県だからこそできることはまだまだある。
 
  



石巻から県内への2次避難


昨晩のニュースで石巻から60名の被災者を県内に受け入れる方針ということを目にし、本日県担当に連絡する。受け入れ先についてはどのようになっているのか。
今のところ上山を想定しているそうだが、まだ固まったわけではないそうだ。
庄内で受け入れる日はいつになるのか。
今後の受け入れの動向について、注目していきたいと思う。

あすは再び石巻。

大船渡市の解体作業に拍手


おはようございます。今、つじ立ちに行く直前のNHK映像。大船渡市で、半壊、全壊家屋のがれき撤去作業を住民立ち会いの下で一つ一つ住民の大切なもの(アルバムや着物など)を掘り起こし確保しながらおこなっていた。
その分、時間がかかるが、これはとてもいいことだ。
  神戸元気村の際、僕らは「宝物探し隊」と名付けて、家屋のがれき撤去作業の前日などに家の中にはいり、住民の大切なアルバムなどを掘り起こし、確保した。それが一番ニーズがあった。神戸では更地にすることを急いだために、住民がわからない時にいきなり更地になって、全くタッチできない状況が続いていた。解体業者が貴重品を持ち出していたのではないかともいわれていた。知り合いのギターショップ経営者などは、大阪に避難している時に店が解体され、更地になっていて、貴重な楽器類を全て失って嘆いていた。
今回の大船渡市のように行政がそうした気持ちを汲みながら、住民立ち会いで行う事。これは被災地全てで心してやってほしいものだ。まずは、大船渡市の取り組みに拍手を送りたい。
宝物探し隊については、http://www.youtube.com/watch?v=vA7oFVZUCdw
をご覧下さい。29−30歳のころの僕の姿がご覧になれます。

原発問題。被災地の漁業の苦難。


朝八文字屋前、つじ立ちからスタート

ご支援いただいた皆様へのご挨拶回り。先週石巻に行った分、拍車をかけて。
午後、電話応対などをしながら国会をみていた。

野党の自民らのあげあしとりのような質問はなんなのだろう。この緊急時によくもこんな質問をするもんだとあきれた。更に東京電力のあいかわららず「ひとごと」のような発言にはものすごく腹がたった。人の命をなんだと思っているのか。廃炉になることを恐れて海水注入をためらったために、水素爆発をおこした。
津波規模の甘い想定。そして事故後の杜撰な対応。水素爆発についても即官邸にも通知しない隠蔽体質。
総じて東電の責任は重い。先ずは国民に徹底して謝罪すべき。そして今回の事故の賠償責任を徹底してとるべきだ。そして今後のエネルギー政策として、原発にかけ続けてきた開発費用を自然エネルギーに掛け替え、脱原発すべきだ。
 それと「エネルギー懇談会」やCMなど、これ以上原発推進プロパガンダに税金を投入することをやめるべきだ。もう安全神話は完全に崩れた。みんなでそれこそ 発想の転換をすべきだ。

東電、16兆円の資産で、政治献金はないだと。本当なのだろうか。
これだけの事故にしてこの淡々とした姿勢とは、、、、
この原発災害を教訓に、上関原発建設中止は当然。浜岡原発の停止も真剣に考えるべきだ。

以前にもブログに書いたが、「持続可能な社会」には原子力発電という選択肢はない。
1)地殻から掘り出した物質の濃度が増え続けない
2)人間がつくりだした物質の濃度が増え続けない
3)自然が物理的に劣化しない。
4)人々が満たそうとする基本的なニーズを妨げない

この4つの持続可能な社会のフレームワーク、全てに違反しているのが原子力発電だからだ。

原発然り、巨大ダム然り、もう国民に「幻想」を抱かせて利権構造にしがみつく、日本の政治の慣習を改めるときだ。



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クロゲン 漁業者の課題。興味深くみさせていただいた。
 魚探、オーダーメイドの漁網、
水産業を支える川上から川下までの業界が全てダメージを受けている。
船は全国7割、43隻 大型のサンマ船が被災した。

NHKニュースより。
山形県 宮城県石巻市から60名の受け入れを発表した。21日から具体的にはじまるそうだ。
どこの旅館やホテルに受け入れということになるのか。庄内への受け入れはあるのか。気になるところ。明日チェックしよう。

鶴岡公園は本日開花宣言。平年よりも5日遅いとのこと。

なんか雑記帳みたいになっていますが、、、