今日から秋の峰
今日から羽黒山で山伏修験 秋の峰がはじまった。1週間おこなわれる羽黒山伏修験だ。私は3年前に峰入りし、進祐という山伏名を頂戴した。
この地にこうした文化が継承されていることを私は誇りとしたい。
小泉改革のイカサマを見破ろう!
神戸の震災ボランティアで動いた同志であり、知事就任後は、脱ダム宣言をはじめとする公共事業の変革他、様々なご指導をいただいている長野県田中知事が、新たな挑戦に挑んでいる。新党「日本」。
今週も毎日朝一街頭演説でお話したけれど、「改革だー」と言いながら、結果として170兆円借金を増やし続けてきたイカサマでしかない小泉改革よりも、実際に500億円もの借金を減らしてきた長野改革の方が本物に思える。
現場主義で動いて本当に国民と心通う政治にする。その真の改革を田中知事は実践されていると思っている。
今回の衆院選挙で真の改革を成し遂げるとすれば、まずは小泉改革のイカサマを見破り、政権交代をすること。そして田中知事がいっているように、真実を当たり前のように語り合えることができる政治に変革すること。だと思っている。
なお、民主党の事を言えば、中越震災でも第一に現場に駆けつけていただき、(最も早く現地にかけつけたのは兵庫6区の民主党 市村浩一郎氏だ。)我々民間NGO「中越元気村」の動きにご理解いただき、ピンクドームや光熱費などの支援をいただいた。あの震災の時も神戸の時と同様、真に民の声に耳を傾け現場主義で動いたのは民主党の議員の皆さんだったと思う。
元気村で拠点に使わせて頂いたピンクドームは鳩山さんの支援者の北海道の業者さんからご提供いただいた。そして当初の10月25日には菅直人さんや岡田代表が現地に来て僕らの声に耳を傾けてくださった。感謝するとともに、今回のマニュフェストを支持したい。
いずれにしても、真の意味で「官から民」を実現するには、これまで長い間官僚社会と癒着し続けてきた自民党でいくら「改革だー」といってもお話にならない。
政官業の癒着構造を断ち切ってこそ真の改革。民主党、新党日本など、真に官僚システムに立ち向かえる志と姿勢があってこそ真の改革は実現できる。
今日、ニセコ町長が民主党から立候補するとの記事を拝見。この方にもこれまで様々なご指導をいただいてきた。地方の改革の実績を国の政治に活かし、改革をおこなおうという思いなのだろうとうけとめる。
平和問題では、元レバノン大使の天木さんが小泉総理の地盤から出馬するとのこと。イラク派兵の問題を徹底的に訴えるのだと聞いた。
小泉改革のイカサマの指摘でわかりやすく的確と思えるのはこの田中知事の主張のように思えるがいかがでしょう。
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逆境シックスで「信じられる日本へ」
田中康夫
2005.8.25
「構造改革」の名の下に、就任後の4年間で170兆円もの赤字国債を発行したのが、「奇っ怪ニッポン」を率いる小泉純一郎&竹中平蔵コンビなのです。1時間に39億円づつ増加する日本の借金は今や1000兆円に達し、世界一の借金国です。
食べるモノにも着るモノにも事欠かず、物質的には豊かな筈なのに、自ら命を絶つ国民が1日100人にも上り、未来への夢と希望が抱けぬ「日本を救い、国民を守り、霞が関を変える!」。
荒井広幸、小林興起、滝実、青山丘、長谷川憲正の5氏と共に、映画「逆境ナイン」ならぬメ逆境シックスモとして、「信じられる日本へ。」を合い言葉に新党「日本」が始動しました。
日本長期信用銀行に6兆円もの国民の血税を注ぎ込んだ政府は、その僅か6千分の一に過ぎぬ10億円で海外の金融業者に、熨斗紙を巻いて譲渡したのです。程なく新生銀行は1兆円もの利益を上げるに至りました。
我が日本を他国に売り渡すが如き、こうした悪夢が郵政民営化の先に齎されはしないのか? 政権与党には説明責任が求められています。
が、単純空疎が身上の宰相・小泉氏は言わずもがな、経済に詳しい筈の忠臣・竹中氏に至るも、郵貯・簡保の340億円(3兆ドル)が民営化後に、どうなるのか。長銀の二の舞になるのか否か、黙して語らずです。
思い起こせば道路公団民営化も、霞が関官僚に丸投げしたが故に、計画されていた高速道路の殆どが建設される羽目に陥りました。而して、民営化後に通行料金が上がるのか下がるのか、未だ一向に判然としません。
イタリアと日本の高速道路1km当たり建設費用は総じて同じです。が、一足先に民営化したイタリアの通行料金は東京-神戸と同距離なローマ-ミラノが3300円と日本の4分の一なのです。様々なファミリー企業へと収益が流れ込む構図をも徹底的に解体せねば、民営化とは呼び得ぬ高額通行料金の儘です。
実は、郵政事業の改革を、と郵政公社化の旗を最初に振ったのが畏友・小林興起でした。而して、執拗に従米・屈米を日本に迫るアメリカでは何故か、郵便事業は国営の儘です。一体、民営化の先の日本には何が待ち受けているのでしょう?
なのに、その疑問に宰相・小泉は答える事も無く、戦後○×式民主教育で育った“成果”なのか、民営化にイエスかノーかの単純矮小化した恫喝を繰り返しています。
靖国参拝に留まらず国家観も異なる公明党と、数合わせの為に選挙互助会を組む自民党は、復唱しますが、僅か4年間で170兆円も赤字国債を発行したのです。それでも「構造改革」内閣だと胸を張るのでしょうか。のみならず、年金や福祉、外交、教育と問題は山積。「郵政選挙」と呼び得る筈もないのです。
4年半前の県知事就任時、長野県の財政状況は全国47都道府県中ワースト2位でした。財政健全化を掲げ、547億円の累積債務を減少させました。借金の額が連続して減っているのは、長野県だけです。而して、完全失業率は全国でも低い方から2番目です。
思い起こせば第二次大戦中、フランスで君臨したナチス傀儡のビシー政権を打倒するべく、シャルル・ドゴールは国家主義者だったにも拘らず、共産主義者とも社会主義者とも連帯しました。
小泉“売国”政権の悲劇から日本を救うべく、新党「日本」は奮迅します。1人でも多くの方々が投票所に足を運び、「信じられる日本」を取り戻すべく、冷静で賢明な選択をされますように。
新党「日本」http://www.love-nippon.com/
田中康夫 http://www.yasu-kichi.com/
月山 三森山 森供養
20日、鎌田東二先生と京都造形大学の通信制の15名の皆さんと月山登山。羽黒山から八合目、そして湯殿山へ。水、構造改革、災害について話す。21日、3ヶ月前からFIXされていた、横浜青年会議所が主催した防災講習会で講演。その後戻る。3日間を使い、小学校の体育館を使って、小中学生の親子を対象に避難所体験など、本格的な防災訓練をど民間でやっている横浜JCの皆さんの真摯な姿に心打たれた。トンボ返り。
22日、朝 辻立ちで、「本当の改革とは」と訴える。小泉改革は、中身が全然わからない。それよりも、地方から国を変える。と、現実にこの5年間借金を減らし続けている長野県のような改革が本当の改革なのではと。
22日、23日は、下清水の三森山で森供養がおこなわれており、7年前、川喜田次郎先生の「月山移動大学」の取材の際に訪れて以来毎年通っている。今年も昼すぎにはなったが、行って先祖供養。今朝方の雨で足下は結構大変だったが、森の入り口にこの日だけオープンするたこ焼き屋、そしてこの2日間だけ山につくられるあずま屋、毎年6時、8時、10時、3時にこの間ずっと山の上にいらっしゃるご住職によって、おこなわれるご祈祷。祈祷の際にたむけられる、中清水のわき水、茶とう水、花水、奴として大人たちに小銭を受け取る小学児童たち、あいかわらずこの地域の人たちがいきいきと、このお盆の送りの供養がおこなわれていた。
今年は、中央大の中沢新一先生と東北芸工大の森繁哉先生の研究室の学生がボランティアで手伝い、ドキュメンタリー映画をつくる撮影隊も組まれたということで深夜2時から、おこなわれる「くねり」も再現されたのだと聞いた。ボランティアの若い衆がきてくれて随分助かったそうだ。
いずれにしてもこの自然や水と密接に結びついておこなわれるこの森供養の文化はすばらしい地域の宝物である。あらためて再発見。こうした伝統文化をずっと持続可能なものにしていきたいものだ。
その後、ヘルプ要請がきていただだちゃ豆農家の同級生のお手伝いを2時間。最高のだだちゃ豆。 そういえば、7年前、森供養をおそわったのは、だだ茶豆の直売所に買いにきた人からだった。鶴岡ならではの自慢の夏がすぎていく。
駅前の歩道の点字ブロック。
写真をまず見てほしいと思います。たまたま訪れた駅前で市民の方から声。「新しい歩道なのだけれど点字ブロックがこんなに店の近くでは、、、」
小泉改革は真の構造改革か?
郵政民営化をめぐる衆院選挙がおこなわれることになった。しかし今回の郵政民営化の法案をめぐって、解散劇までもちこんだ小泉首相の発言には疑問がある。民でやれる事は民でといって、小さな政府をめざすのだという論調。郵政民営化に反対している人たちは、いかにも構造改革に反対している。といった論調だ。
しかしどうだろう。民営化そのものの次の姿というか、それによって、国民の負担がどうなっていくのか、どういう形で構造改革に役にたっていくのか、はっきりと示されていただろうか。それに、官僚大国をきづきあげ、官僚とべったりで、やってきたのが自民党じゃなかったか。構造改革だ、改革だーといっても、何の構造改革なのか。
道路公団民営化についても、ファミリー企業への天下りが終焉したわけでもなく今年になって談合事件がおきているし、今回の郵政民営化だって、首相が唱える民営化が、どれだけ果たして改革なのか?ということだ。
管直人さんの発言によれば、結局は4つの会社の会長社長の8人のうち、半分の4人が起訴された道路公団の内田会長の同僚がなっているわけである。
小泉郵政改革では、郵貯、簡保で国民が預けている350兆円は、官から民へいくんではなく、財投債というものを買うことによって、道路公団などの特殊法人に流れる。そういう意味では、官から民ではなくて、官から官であるとの事。
やはり偽物の改革なのではないかということである。
日本は1000兆円もの借金を抱えている大変な借金大国と化している。そうしたのは誰かといえば、官僚大国をつくりあげてきた自民党政治そのものなのではないか。
「失われた10年」とか言っているが、大変無責任な話しだ。改革だー改革だーというならば、あの理不尽な諫早湾の干拓事業だとか、長良川河口堰だとか、未だ300もの計画があるダム事業こそ見直さねばならないはずなのに、そこにくれば、市民運動をいくらやっても耳を傾けない自民党政治や官僚政治がある。
僕が認める改革は、長野県の「脱ダム宣言」であり、菅直人さんがおこなった薬害エイズ問題への追求だ。政権交代をし、首をとることによってこそできる改革の姿がここにあったと思う。脱ダム宣言はダム問題のみならず、公共事業や補助金のあり方を問うものだった。薬害エイズ問題は、ともすれば闇に葬り去られようとされてきた問題。川田龍平君をはじめとする原告団の声にはじめて耳を傾けることによって、大きな解決を導いたわけであるが、こうした理不尽の問題解決をする。これこそ、改革なのだと私は思う。「脱ダム宣言」は少なからず国土交通省のおこなう公共事業のあり方にインパクトを与えている。
郵政民営化で、官僚はどうあたふたしているのか。いやしていない。予定調和の中で、官にとって都合のいいことをしているだけなのではないか。問題解決よりも調整してい るだけなのではないか。
この選挙の意味を考え僕らは行動をすべきだ。借金大国を本当に変える行動を。
田中康夫長野県知事曰く 「小泉改革」は真の構造改革ならず、増税と官僚肥大を助長するものなり。
月山炎のまつり05成功。
月山炎のまつり05が終了した。昼までにハーモニーパークの片づけを終え、叶宮と三山合祭殿にお礼参りに行き、関わってくださった皆様の心願成就を祈る。今年もまた学び多きまつりであった。参加してくださった市民のみなさん、アーティストの皆さん、最高のスタッフのみんなに感謝を申し上げたい。月山の恵みに感謝し、一心にまつる。15日には湯殿山開山1400年にちなみ、岡野弘幹さんによる奉納演奏と伊藤清泉さんによるライブペインティングをおこなった。出羽三山宮司からは「湯殿の大神もさぞおよろこびの事と察する」とのお言葉。
開山1400年を迎えた湯殿山。この音が、湯殿山に、また月山にひびき、また新たな歴史を刻む人々への賛歌となることを祈る。音霊奉納と一緒におこなわれたライブペインティングもすばらしかった。こちらは湯殿山本宮にいらっしゃると御覧いただけます。
今回は奉納演奏の後、演奏者の皆さんと一緒に滝行(たきぎょう)をおこなうことに。鳥船神事の後、大きな恐怖とともに滝に打たれる。滝の中で自分と向き合う。力がわき起こる。三山の修験や行の文化は、ここにしかない、自然ならではのものを活かし、それと向き合う私たちの心になんとも深い宝物のようなものを与えてくれる。
合併後の鶴岡は、この月山を頂点とし、庄内平野、日本海までをひとつの自治体となる。この自然資源や文化をどう活かすか。大きな課題だ。今回もこのまつりを通じて、アーティストを含め多くの人が月山の自然に感激していた。地元スタッフの何人かもこの祭りを通じて、月山や湯殿山のすごさに気づき始めている。私たちが誇れる自然文化がここにあるのだ。もっともっと若い人たちに月山のすばらしさを伝えられたらいい。そしてもっともっと、月山の麓で生きる自然の力、音の力、人の力。心のつながりが生む力、クリエイティビティを広げていきたい。http://www.gassan.jp
動けば変わる。
10日、赤川花火大会。天気予報、心配したけれど開催されてよかった。今年もすごい迫力の花火でした。実行委員会の皆様、お疲れ様でした。
僕はいつもこの日、仲間とともに月山のまつりのアウトリーチ作戦をやっています。
昨日も、今年の月山の看板をかかげて、ビラ配りをつうじて、浴衣姿の庄内美人にはもちろん、旧友や同級生に会えたりして、元気をもらいました。
昨日から街頭でのプレートは「動けば変わる」
先日いったチームニッポン、田中康夫長野県知事のお話の中の軸は、これからの日本再生には、傍観型民主主義から、参加型、行動型民主主義に変えるということ。
国の方向ではなくてまさに市民起点で動き始めるところからはじまり、行政も身近なところからボトムアップでこそ正しい施策が進むのだということ。ここに天動説から地動説へというエッセンスがあるのだということ。なんか、郵政民営化のところであの小泉氏が「官から民へ」という中で「天動説から地動説へ」といみじくもその「世界8月号」に掲載されていた田中知事の文言をパクって発言していたけれど、「違うんだよね」ということなのだ。
「動けば変わる」 成せば成る。
あきらめていては何もかわらない。一歩一歩、やるだけだ。
月山炎のまつりが目前だ。このまつりは、僕も含めてかかわるスタッフ達にとっては、意識の進化のための修行みたいなもんだと思っている。
被災地でひとつの笑顔をつくるのがミッションの元気村のように、牧場の上で、笑顔が爆発する。インスパイヤされる2日間の元気村を作る試みでもある。
今年は、国立劇場で観客を総立ちにさせた、そしてハリウッド映画「マトリクス」のサントラで起用されている和太鼓集団「gocoo」がやってくる。一人でも多くの人に彼らの音ではじけてもらいたい。そしてその元気をみなさんの次の創造の糧にしてもらいたい。
今日は、物資搬入。ボランティア募集! よっしゃ!
郵政民営化法案否決 と真の改革
昨日、郵政民営化法案が否決。解散総選挙ということにあいなった。
昨日の会見などを効いていて、むくむくと想起されるのは、「小泉氏が言っているこれって本当に改革なの?」ということだ。
みなさんはどう思いますか?
まず、国会内でも話題になった、自民党、民主党のそれぞれの紙芝居を見てみよう。
自民党の紙芝居。
http://www.jimin.jp/jimin/koho/kamishibai/01.html
民主党 安住淳氏の紙芝居
http://www.dpj.or.jp/news/200506/20050615_05azumi.html
御覧になりました? 昨日小泉氏や武部氏が、「私が目指すのは小さな政府、だから民営化、などと強調していたが、どうだろう? 今朝、街頭でも話したけれど、本当 の郵政民営化の目的は改革なのかということだ。真の改革ということであれば、今の郵政民営化には???とマークを3つぐらい付けておきたい。
改革だー、小さな政府だーとは言うものの、これまで、いい加減官と密着し、官僚大国をつくりあげ、国民を無視したまま、天下り、癒着当たり前で無駄な公共事業を行い続けてきて、結局750兆円とも1000兆円ともいわれる借金を我々の肩にのせてしまっている。これが自民党の姿である。政治が遠いのだ。そして、いずれも国民に対して不透明で、結局役人の思うがまま進んでいるのだ。
真の改革はといえば、僕は、長野県の田中知事の脱ダム宣言だったり、管直人さんが、厚生大臣の時におやりになった薬害エイズの問題解決への一歩ということだったと思うがどうだろう。そんな雰囲気が今の郵政改革にあるだろうか。
真の改革に向けて、みんなで立ち上がろう!
まずは、郵政民営化の真実をつかもう。
広島平和宣言
8/6、チームニッポン田中康夫塾に向かう特急稲穂の中、美しき笹川流れの海岸線にさしかかるところ、8時15分がやってきた。黙祷。広島に原爆が落ちた日。あやまちは二度と繰り返しませぬから。ーーーーーーーーー
ここに秋葉市長が昨日宣言された平和宣言を掲載する。秋葉さんとは長良川河口堰問題の時に議員会館事務所を訪れしばし会話した覚えがある。「国会議員では変えることができない。河口堰も諫早の問題も。全体予算の承認をするだけで、問題がたとえ生じいても各論まではふみこめず閣議決定されてしまうから」と嘆かれていたことが今も印象に残っている。広島市長としてのlこの宣言は国をも動かす勢いで毅然とし、僕らに響く。傍観しているのではなく、動き出すときなのだと。
広島市 平和宣言
被爆60周年の8月6日、30万を越える原爆犠牲者の御霊(みたま)と生き残った私たちが幽明(ゆうめい)の界(さかい)を越え、あの日を振り返る慟哭(どうこく)の刻(とき)を迎えました。それは、核兵器廃絶と世界平和実現のため、ひたすら努力し続けた被爆者の志を受け継ぎ、私たち自身が果たすべき責任に目覚め、行動に移す決意をする、継承と目覚め、決意の刻(とき)でもあります。この決意は、全(すべ)ての戦争犠牲者や世界各地で今この刻(とき)を共にしている多くの人々の思いと重なり、地球を包むハーモニーとなりつつあります。
その主旋律は、「こんな思いを、他(ほか)の誰(だれ)にもさせてはならない」という被爆者の声であり、宗教や法律が揃(そろ)って説く「汝(なんじ)殺すなかれ」です。未来世代への責務として、私たちはこの真理を、なかんずく「子どもを殺すなかれ」を、国家や宗教を超える人類最優先の公理として確立する必要があります。9年前の国際司法裁判所の勧告的意見はそのための大切な一歩です。また主権国家の意思として、この真理を永久に採用した日本国憲法は、21世紀の世界を導く道標(みちしるべ)です。
しかし、今年の5月に開かれた核不拡散条約再検討会議で明らかになったのは、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国、インド、パキスタン、北朝鮮等の核保有国並びに核保有願望国が、世界の大多数の市民や国の声を無視し、人類を滅亡に導く危機に陥れているという事実です。
これらの国々は「力は正義」を前提に、核兵器の保有を入会証とする「核クラブ」を結成し、マスコミを通して「核兵器が貴方(あなた)を守る」という偽りの呪(まじな)いを繰り返してきました。その結果、反論する手段を持たない多くの世界市民は「自分には何もできない」と信じさせられています。また、国連では、自らの我儘(わがまま)を通せる拒否権に恃(たの)んで、世界の大多数の声を封じ込めています。
この現実を変えるため、加盟都市が1080に増えた平和市長会議は現在、広島市で第6回総会を開き、一昨年採択した「核兵器廃絶のための緊急行動」を改訂しています。目標は、全米市長会議や欧州議会、核戦争防止国際医師の会等々、世界に広がる様々な組織やNGOそして多くの市民との協働の輪を広げるための、そしてまた、世界の市民が「地球の未来はあたかも自分一人の肩に懸かっているかのような」危機感を持って自らの責任に目覚め、新たな決意で核廃絶を目指して行動するための、具体的指針を作ることです。
まず私たちは、国連に多数意見を届けるため、10月に開かれる国連総会の第一委員会が、核兵器のない世界の実現と維持とを検討する特別委員会を設置するよう提案します。それは、ジュネーブでの軍縮会議、ニューヨークにおける核不拡散条約再検討会議のどちらも不毛に終わった理由が、どの国も拒否権を行使できる「全員一致方式」だったからです。
さらに国連総会がこの特別委員会の勧告に従い、2020年までに核兵器の廃絶を実現するための具体的ステップを2010年までに策定するよう、期待します。
同時に私たちは、今日から来年の8月9日までの369日を「継承と目覚め、決意の年」と位置付け、世界の多くの国、NGOや大多数の市民と共に、世界中の多くの都市で核兵器廃絶に向けた多様なキャンペーンを展開します。
日本政府は、こうした世界の都市の声を尊重し、第一委員会や総会の場で、多数決による核兵器廃絶実現のために力を尽くすべきです。重ねて日本政府には、海外や黒い雨地域も含め高齢化した被爆者の実態に即した温かい援護策の充実を求めます。
被爆60周年の今日、「過ちは繰返さない」と誓った私たちの責任を謙虚に再確認し、全(すべ)ての原爆犠牲者の御霊(みたま)に哀悼の誠を捧(ささ)げます。
「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」
2005年(平成17年)8月6日
広島市長 秋 葉 忠 利
◎広島市HPでは映像でも見れるようになるようです。
http://www.city.hiroshima.jp/www/contents/0000000000000/1110537278566/index.html
8月6日を前に
今朝のつじ立ちは、平和の問題について訴えた。平和問題になると「地方議員がいくらいったって」とか「その件は国の政治の問題だろ」といって、意見書についても反論する某議員連もいるわけだけれど、この平和の問題こそ、私たちは地方自治体の議会としてきっちりと見解をもつべきだと思うし、はっきりと訴えるべきだと思っている。戦後60年、8月6日の広島の日がやってくる。なぜあの日を迎えなければいけなかったのか。いろいろ理由はあるだろうけれど、まずは、政治が官によって支配され、民の声が全く届かない形でおこなわれたということなのではないだろうか。
国の政治はあのとき大政翼賛会(1940(昭和15)年10月,近衛文麿*首相を中心につくった政府への全国民的協力組織。▽内閣総理大臣が総裁,各府県知事が支部長となり,すべての国民をこの中に組み入れて統制し,戦争に協力させていった。1945年6月に解散。 )によって、官によってすべての国民をコントロールしようとした。この組織により、産業報国会・大日本婦人会から隣組まで支配され、言論・思想など,あらゆる面を統制したのであり、報道もねじまげられ、政府にとって都合の悪いことは報道されないまま、戦争がどんどん進んでいった。その挙げ句が、広島、そして長崎なのだと思う。沖縄にしても、全国の主要都市の大空襲についてもこの異常な政治体制の末路なのだということだ。
今、どうだろう。戦争から60年たって、いろんなものが風化しようとしている。そして、あのときの真実をふまえない輩たちによって、戦争をもう一度ひきおこそうとする力がはたらいていまいか。まずは、私たちの税金でおこなわれている政治を、もっともっと、私たちの手にしなければいけないということ。だ。国政も県政も、もちろん市政も、どうだろう。私たちの声が届くものになっているだろうか。
あの時みたいに、官の都合の悪い声といって、排除されたり、報道のコントロールや、言論コントロールがされたりしていないだろうか。
今こそ、真実に耳を傾け、一歩、行動をおこさねばならない。








