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水害情報
今朝方の嵐で、庄内地方の一部で水害が発生した。
鶴岡管内では床下浸水3件ほど。藤島地区の一部で。と情報を得る。
今朝は雷の音で起きた。大きな音で連続した雷だった。
藤島獅子踊りの周辺は守られたように、晴れが続いていた。
報道の情報で明らかにされたが、山形道ののり面崩落はびっくりした。
以下、山形新聞。
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庄内、最上で記録的大雨 国道47号、土砂崩れで一時通行止め
2008年08月15日 14:22
土砂が崩れ、一時全面通行止めとなった国道47号=15日午前9時7分、庄内町清川
土砂が崩れ、一時全面通行止めとなった国道47号=15日午前9時7分、庄内町清川
前線が停滞した影響で、県内は14日夜から15日にかけて庄内や最上地方を中心に記録的な豪雨となり、幹線道路の通行止めや民家の床下浸水など被害が相次いだ。
山形地方気象台によると、1時間雨量は、酒田市浜中で14日午後11時までに82ミリ、庄内町狩川で15日午前2時までに67.5ミリとなり、ともに統計開始以来最も多い記録的な大雨となった。14日に観測した日降水量についても、庄内町狩川は318ミリ、酒田市浜中が233ミリといずれも統計開始後最も多い値だった。
県総合防災課などによると、15日午前11時現在、酒田市で民家1棟が床上浸水したほか、鶴岡、酒田両市と三川、庄内両町で民家計13棟の床下浸水が確認された。酒田市成沢では11世帯が自主避難した。民家以外の床下浸水は36棟。
道路関係では、国道47号で、雨量が規制値を超えた戸沢村古口(猪之鼻−草薙間)と、土砂崩れがあった庄内町清川が全面通行止めとなったが、午前11時 15分にいずれも片側交互通行に切り替わった。国道344号の酒田市北青沢−真室川町高坂間は午前10時に全面通行止めの規制が解除された。国道112号は酒田市浜中で一時道路が冠水。酒田市地見興屋の県道大沼新田清川停車場線と、県道神田川口線の鮭川村向居−戸沢村松坂間は土砂流出などで全面通行止めとなった。戸沢村杉沢や鶴岡市大鳥でも村道や市道に土砂崩れの被害が出ている。
東日本高速道路東北支社によると、15日午前1時35分ごろ、山形自動車道の庄内空港−酒田インターチェンジ(IC)間でのり面が崩落、土砂が上下線をふさぎ、正午現在も全面通行止めとなっている。
JR東日本山形支店によると、羽越本線は雨量が規制値を超えたため、鶴岡−酒田間で運転を見合わせた。午前11時現在、特急いなほ上下計15本、普通列車上下計24本が運休した。
陸羽西線は線路点検のため、終日運転を見合わせることを決めた。陸羽東線の新庄−鳴子温泉間は雨量が規制値を超え、正午現在も運行再開のめどは立っていない。奥羽本線の新庄−真室川間は午前10時に運転を再開した。
月山 柴燈祭。

やった!
北島 優勝! バトミントンも凄い! 本日 公共事業の師のところで諸々 語り合う。
赤川花火大会

赤川花火大会。天気にも恵まれて、最高の花火でした。JCはじめ、関係者の皆さん、おつかれさまでした。実家で休んだ後、朝6時から現場の掃除活動に参加。
途中きりあげて八文字屋街頭へ。今日もお仕事の方々が結構いらっしゃいますね。
天気は最高。いい一日を。
pmf行政改革フォーラム
東京。上山信一さんが元代表の行政改革フォーラムの例会に参加した。
財政や、行政改革部門にいる行政マンをはじめ、研究者、コンサルタント、議員など実に多彩なメンバーが集い
問題解決のための提起と 議論が展開された。
病院経営、it政策、意識改革、事業仕分け、図書館政策、農業問題、などなどなど午前10時から午後7時までほとんどやすむことなく進行の中、外で意見交換した。実に有意義。時には目鱗。みんな現場で矛盾と戦っている。そして前向きパワーの方々だった。いくつか鶴岡に役立つだろう視点授かる。
やらねばならぬ事はたくさんある。

行政改革フォーラム参加
大山工業団地
産業建設委員会協議会、大山工業団地の土地について、購入にあたっての値下げ、助成金制度を設けることについて説明をうけ意見交換す。いわば塩漬け状態の大山工業団地は造成してから10年とのこと。そして、維持費用などとして年間にかかるお金は5千万円の利息。つまりこの10年で5億円、この土地をもっているだけで損失になってしまっているということだ。造成する時の見通しの甘さが、今につながっている。
今般の値下げ策は苦肉の策だと思うが、なんらかの動きを生じさせなければしょうがないという気持ちはわからなくもない。でも「安い地方の土地」というだけでは、ねえ。
島村菜津さんと牛渡川を下る

神戸に行く以前、3年半に渡って所属していた有機無農薬野菜の宅配会社、「らでぃっしゅぼーや」の「らでぃー」の取材で、当時会社でご一緒した竹内さんと「スローフードな人生」のノンフィクション作家、島村菜津さんが庄内の有機農業と水をめぐる取材でいらして同行した。
サケを採り、その溯上したサケから肥料をつくり、有機農業を実践する尾形さんご家族にお会いする。牛渡川の周辺を散策した後、尾形さんの息子さんご夫婦、島村さん、竹内さん、カメラマンの6人で2艇のカヌーに乗り、海まで下った。鳥海山のわき水100%の牛渡川の美しさは絶品。清流とはこのことであり、本来の川とはこんなに心洗われる美しさをもつものだったのだということを行くたびに発見する。
その後、尾形さんのところで昼食をとるが、一切肉が並ばないオーガニックでベジタリアンの昼食。これが美味しくて、食べた後、とてもすっきりしている。そしてご家族、実に生き生きと創造性と希望に満ちている。
実にいい出会いに満ちた1日。感謝。
海岸ゴミのプラットホーム
酒田。海岸ゴミのプラットホーム設立ということで、記念フォーラムに参加。
鹿児島大の先生の話。レジンペレットの他に、肥料のカプセルといった類似のものがあり、砂浜にうちあがっていることを聞いた。これを聞いたのは初めてだった。今度浜辺のクリーンアップ調査のときによーく見てみよう。この先生。10年前の日本海重油災害の時のボランティア活動がきっかけでこの海岸のゴミの問題に着手。自転車でくまなく川辺の流域を走り、ゴミの評価をして歩くという大変なフィールドワークの成果を披露していただき、感動的だった。ひさびさにすごいフィールドワーカーの研究者に会ったという感じだった。
産官学、 NGOのプラットホームができたのは良かったと思う。僕らウォーターワッチネットワークも98年の春から調査型のクリーンアップをはじめてかれこれ10年。Fmなどとも連携して呼びかけを進め、間口を広げることをやってきた。
改めてもう一度気合いを入れ直して、どんな事が必要で、何を政策とすべきか、改めて考え行動していこうと思っている。
夜、「崖の上のぽにょ」を観た。空と水との境目がわからなくなるほどの清らかな水の流れ。ああ、そうだ。たまにだけれどカヌーで清流の上にいると、そうした美の中にいることがある。宮崎監督の水の原風景てどこなのだろうと思いつつじっくり観た。
クラゲがふんだんに演出に使われていた。加茂水族館との連携なんて考えられないものだろうか。
スウェーデン・フォーラム。感謝。
7/26 山形、河北町出身、スウェーデン ストックホルム郊外に在住の矢作ルンドベリ智恵子さん、酒田市在住湯の太陽建築研究所の井山武司さんをお招きし、「持続可能なまちづくり」についてフォーラムをおこないました。お越し頂いた皆さん、ありがとうございました。
3時間を超える集いになりましたが、ご参加いただいた方々の貴重な発言もあり、大変有意義なものになりました。ご協力頂いた皆様、ありがとうございました。
本編の模様については、今後映像でアップデートしていきたいと思っておりますので、皆さん、お楽しみに。
いずれにしても、Co2削減を京都議定書が議決された会議の時の1997年以降、ほぼこの10年で8.7%削減を果たし、なおかつ44%経済成長しているのが、スウェーデンという国です。僕はこのことを今般行った視察の中でスウェーデン環境省の温暖化対策担当から聞いて、まずびっくりしました。なぜ、そんなことができているのか。
矢作さんも指摘されていましたが、社会システムを完全に切り替えているということが大きいのだということです。それをやり遂げている政治に、僕は学ばなければならないと強く感じました。
矢作さんは、ひとつ、いい事例を紹介してくれました。ストックホルムでおこなわれている渋滞税のことです。ストックホルム郊外から市内に車で入っていくときに、日本でいうと、オービスのような装置が設置されていて、自動的に課金されるしくみです。
この制度が住民に提案された時、ただでも、消費税は25%と高いスウェーデンで、また更に課金されるしくみというのは、、、。ということでストックホルム郊外に住んでいる住民から特に、大変な疑問が投げかけられて、反対運動もおこり、最終的に市民の住民投票で決定されたということをうかがいました。
その際、行政側は、実際に試験期間を設け、数ヶ月テストをしてみたそうです。そしてその間にどれだけ渋滞が減るか、また、Co2 がどれだけ削減されたかを住民に提示したのだそうです。また、全体的な増税と受け取られないためにも、公共交通の値段を下げたり、また、エタノールカーや、バイオガスカー、ハイブリッドカーなどのエコカーであれば、課金されない。また、駐車料金も無料になる。などのシステムを提示したのだとうかがいました、結果としては住民に納得をしていただき、住民投票では賛成多数を得ることが出来、制度導入ということになったそうです。
制度をよりよく変えていくために、政治や行政が何をどうするか。明快な道筋を示していただいたように思います。
現地でスウェーデンの行政マンや国際会議でいくつかのスウェーデン自治体の市長とお話する機会がありましたが、皆、なにか希望をもって次の社会をつくりだしている。と言う感じがすごくしました。
真の民主主義というのは、ナチュラルステップのシステム条件の4。「人々の基本的なニーズを妨げるような状況を妨げる状況をつくりだしていはならない」ということを叶えるための必要条件です。これがやっぱり日本の場合はあやしい。
「大事な決定が、議会でも解決できないようにこじれてしまったら、住民投票でみんなで決める。」これが当たり前のようにスウェーデンの社会ではおこなわれていました。
日本の場合はどうでしょうか。僕らが仕掛けた1万4千名もの直接請求署名による「広域水道受水の是非を問う住民投票」(2000.10月)の時、議会の議場で、反対され、住民投票すら行うことができなかった無念を思いだし、日本の制度のおかしさを改めて感じてしまいました。
住民の納得と信頼の上で、住民のために、また将来世代のために制度やシステムをよりよく変える。これが政治だと私も信じています。
その本質を僕はスウェーデン社会で見た気がしています。
今般初開催のSekom(スウェーデンエコ自治体)主催の国際会議では9カ国から自治体の首長、議員、行政関係者、コンサルタントなどが集っていました。皆、スウェーデン社会でおこなわれている持続可能な社会の方策を学びに来ていました。
地方分権、自然享受権、そして持続可能な社会を定義する、科学的な分析から成るナチュラルステップの4つのシステム条件。こうしたものを基本的なベースに組み立てられた持続可能な自治体として、僕はこの鶴岡をとらえなおしてみたいと考えています。
今後も更にスウェーデンの自治体関係者や、スウェーデンに本部がある、ナチュラルステップのメンバーと交流しながら、報告会、学習会をどんどんやっていきますので、皆様よろしくお願いします。