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鶴岡市長選挙への記者会見をおこないました。


9月8日(火曜日)鶴岡市長選挙への決意表明の記者会見をおこないました。
決意表明と
政策の5つの約束を掲げました。以下、掲載します。
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決意表明
                                                                                                                 2009年9月8日


決意表明ーーーーーー

  鶴岡市は、今、財政危機、人口の減少、地球温暖化の問題など、多くの課題に直面しております。これを乗り越え、本当に市民の「笑顔あふれる」豊かな暮らしを実現するためには、これまでのしがらみ、なれあい、「・・だもんだ」的な発想を転換し、真に持続可能といえる社会をつくる指針をもって、生活(くらし)の現場から、市民と悩み、最善策をともに考える市政に転換しないといけない。そして自治を充実させ、地域の資源をもう一度見直し、市民とともに新しい文化をつくりだす市政でなければならないと考えます。

 出羽三山の精神文化を背骨とし、森里海の連環する生命地域の豊かな自然の中で、文化を育み、歴史を積み重ねてきた鶴岡の本来の力を最大限活かし、地域住民の真の活力を生み出すには、今、閉塞感漂う市政を、市議として序々に変えるのではなく、市長として、地域の経営方針と行政システムを変えなけれならないと考えるに至りました。

今まで、チェックマンの市議会議員から、
市民が主役の市政へのリーダーシップを発揮する草島に変わります。

鶴岡は、学校給食のはしりでした。市民ボランティア お互いが助け合う文化、精神をそもそももっていました。もともとの鶴岡の文化。学校給食の発祥の地。学校図書館司書の文化、チャイルドラインの活動など、市民の力、そうした力がもっともっと発揮できる。鶴岡へ。私自身も動いたら、人生が変わりました。

 「動けば変わる。」

将来にわたって、子どもからお年寄りまで、自然の恵みに満たされながら、健康で安心できる日本一の環境都市へ。みんなでチャレンジする新しい鶴岡へ。

動けば、変わります。みんなで変えていきませんか。

どうぞよろしくお願いします。

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市民が主役。 
市民とともにつくる、市民のための市政。
動けば変わる。 無所属  草島進一 44歳 

〜まちづくり 5つの約束〜
1.いつでもどこでもだれもが参画できる開かれた市政へ。
  (情報共有と市民参加)
●重要課題に市民の声を反映できるよう「市民100人委員会」を設置します。
●政策決定プロセスの公表、分かり易い予算説明書の導入など、風通しの良い市政にします。
● 地域還元の実態が見えない補助金投入は、「市民100人委員会」で討議することで、市民に分かり易い判断が進むようにします。
たとえば、慶応大学先端生命科学研究所に対する年間3億円の市税支出の妥当性や地域への還元の実態について。
●一期、2487万円の市長退職金は受け取りません。

2.合併後の弊害を解消。地域のものさしを大切にする市政へ。
●市民提案型事業など、より市民に密着した地域振興策を積極的に取り入れます。
●受け継がれる地域固有文化を応援します。
●地域の人自らが、地域の自然・産業・文化の良さを見つけ生かす取り組みを応援し、ほか地域との交流を進め、地域を元気にします。

3.鶴岡全体が家族のように支え合う社会へ。
  医療、教育、福祉を合理化だけでは進めない市政へ。
●《子どもは地域の宝!鶴岡の宝!》地域での子育てを応援します。
●福祉、教育団体、NPOとの連携をすすめ、市民の活動を支援します。
●市民視点を大切にした、保育園、学童保育所、小規模作業所の充実をはかります。

4.未来に夢の持てる日本一の環境都市を目指します。
●経済・環境・社会が調和した持続可能な社会の目標を市民と作ります。
●子どもから高齢者まで、自然の恵みに満たされながら、健康で安心できる街にします。
●森林保全・整備、自然エネルギー普及など、緑の公共事業を進めます。
●食の都鶴岡を支える「地下水」の有効活用を進めます。
●赤川水系の森・里・海の生き物の命のつながりを大切にします。

5.鶴岡の豊かな暮らしそのものを「鶴岡ブランド」として確立します。
●体験型地域型観光などで、全国に浸透を図ります。 
●農林水産物・工業製品の付加価値を高めます。
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草島進一のこれまで。

1995年1月17日の阪神淡路大震災、神奈川の会社員だった私は、現場に駆けつけ、災害救援のボランティア活動に無我夢中で取り組みました。当初は3日のつもりでしたが、3年間活動をしました。これが私が、社会や政治に目覚め、活動することになった原点です。

 「なんとか一人でも多くの笑顔をつくりだしたい」

 はじめて取り組んだ炊き出しが、集まった数百名のお年寄りの涙で迎えられた時、私の心の底で「なにかがぱちん」とはじけました。現場で出会った方々と共にボランティア団体「神戸元気村」を立ち上げ、会社を辞め、テント暮らしを続けながら、ボランティア団体の副代表として結局3年間の救援活動をおこないました。あの時、政治や行政がなかなか機能しない中で、市民が行動すれば、次々と心通うネットワークを生み出し、それまでの壁や常識を瞬時に乗り越え、被災者の本当の笑顔を作り出すことができるという実感をもちました。  

 そして私自身、がれきの中で「笑顔をつくりだすために、ゼロから1をつくる。」新しいしくみを創りだす活動に、大きな生き甲斐を感じ、没頭していました。「炊き出し」、大事な物を被災家屋からとりだす「宝物探し隊」など、30以上のプログラムを立ち上げ、半年後からは、仮設住宅の孤独死防止のための「ベルボックス」事業、3キロの米を一人ぐらしのお年寄りに届け続ける「3ライス神戸」などの活動をおこないました。
 97年の日本海重油災害事故では直後から、インターネットでのボランティアコーディネートや、現地での活動を4ヶ月ほどおこないました。
 
 その頃、帰郷のたびに、慣れ親しんでいた地下水100%の水道水がダム水に変わり失われようとしていることを耳にし、「故郷の宝物を失うことになるのではないか」「神戸の教訓としても地下水を守らなければ」「神戸の次は故郷・鶴岡を救いたい。」という思いで鶴岡に戻ってきたのが1998年の春です。
 帰郷して私は、環境NGOウォーターワッチネットワークを立ち上げ、湯野浜で調査型のビーチクリーンアップと水道水源の切り替え問題を市民活動として取り組み1年、その後、「水守りたい」を掲げ、1999年の市議会議員選挙に出馬すると、多くの市民の皆さんが、全く無名の私を議会に押し上げてくれました。

 早いもので、議会活動も10年を経過しました。

私の活動は、第一に鶴岡が大好きだから。愛しているから、この地域ならではの宝物のような水を守りたい。それから、本当の笑顔をつくるために、住民が納得できない予算の使われ方はかえなきゃならない。というところからはじまっています。

災害ボランティアと全く同じ気持ちで、水問題も、慶応先端研に注がれ続ける補助金の問題も取り組んで参りました。

議会では月山ダムと「広域水道問題」を当初から、全国の研究者とともに問題を分析し、真っ正面から市議会で問うて参りました。

 2000年、議会活動だけでは拉致があかないと、市民運動として「月山ダムからの受水の是非を求める住民投票を求め、直接請求署名活動を展開しました。市民の皆さんから1万2千745筆の署名を頂きながらも、議会で、住民投票条例案が否決され、真の民意を問うことができなかった無念は今も忘れることができません。
 今、水道料金が、以前の約1.85倍、水質は、発ガン性物質のトリハロメタンの値が一昨年夏0.06mg/lと地下水の18倍、基準値の半分にまで上昇するなどと悪化しています。そして、今後、人口減少時代にむけて、更に水道事業は破綻しかねない問題を抱えております。そしてなお、鶴岡の食文化を支え続けてきた、地下水の文化は鶴岡の文化から抹消されようとしています。
 
 今、鶴岡市の財政は、1629億円(平成20年現在)の借金をかかえ、財政力指数は0.45。酒田市や会津若松市など、類似自治体39の中で38番目といった財政力です。そうした財政力のために、合併後、ほぼ全施策が-5%の予算削減が強いられる中で、慶応大学先端研へ毎年3億円超、この8年間で40億円超の補助金支出をし続けている問題があります。私はこの問題に対して市長、市議会ともに、結果責任を問われる問題として、様々な角度から調査をおこない、問題を指摘し続けてきました。

 私立大学の研究所の人件費や研究費として、毎年3億円もの市税の投入は、14万人自治体ではきわめて特殊な事です。しかし、多くの市民の方々がそうした巨費が投入され、本来おこなわれる住民サービスを我慢させられていることを、知らないでいる。
   とても納得しているとはいえないのではないか。と感じ続けてきました。特に当初40億円という支援枠を市民に約束していたのに、途中で勝手に60億円にルールが変更され、市税投入が続いています。9年目ですが市民への具体的な還元は示されておりません。この成果や説明責任のあり方を改めて問おうと9月議会でも質問をおこないましたが、最終的な説明責任や結果責任もぼやかされているままであります。

 こうした問題の根底には、これまでの市政は、情報公開や説明責任、行政評価、住民参加のとりくみが不十分であった問題があると考えます。特に情報公開については、これまでも委員会や審議会の議事録の不備を指摘したり、また、現行の情報公開条例を指定管理者まで規定するように条例改正案の議員提案をするなどの議員活動をおこなって参りました。

 災害対策については、2004年の中越地震でボランティアグループ「中越元気村」の代表として救援活動を展開。他、新潟水害、中越沖地震、能登沖地震等、現場で活動し、その現場の経験から市政への提案を続けてきました。
 また、全国の自然保護の市民活動のネットワークを活かし、大山下池、上池のラムサール条約登録湿地の提案を平成13年におこないました。
 昨年5月には、国際環境NGOナチュラルステップジャパンの一員として、スウェーデンで開催されたエコ自治体国際会議に参加し、「環境と経済が両立した、持続可能な自治体政策」を現場で学んで参りました。

そして、今日、この日に至っております。







手作り、草の根の 挑戦です。 この政策も、多くの市民のみなさんのご意見をもとに、作成いたしました。

まだまだ力が必要です。ぜひ、お気軽にこの「市民の挑戦」に参加してください。

9月13日(日)午前11時には、事務所開きをおこないます。道田町21-29
 


10年前から、八文字屋前他、毎週 市内各所でつじ立ち、街頭演説をさせていただいております。



草島 草の根 勝手連  大募集!

何とぞよろしくお願い申し上げます。







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慶応先端研を紹介するパンフレット=162万7千円


昨日一般質問でとりあげた、9月1日の広報に挟み込まれている、慶応大先端研を紹介するパンフレットだが、
ヒアリングの際「あれ、いくらかかっているの」と尋ねると、企画調整課 高橋氏は「100万円ぐらい」と応えていた。
そして、本日、再度聞きに行くと「160万ぐらい」と応えた。「正確な数字で教えてよ」と正してはじめて「162万7千円」という数字がでてきた。誤魔化したかったのだろうか。「100万円ぐらいじゃないじゃないか」と僕。

今朝、街宣していたら、差し入れをいただいた方から、「あのパンフレット、公費を使って私学 の宣伝をしているようでおかしいと思います」とのお言葉をいただいた。ふむ。そういう見方もあるなあ。
説明責任をとるはずの時期に、とにかく役所に都合のいいことしか書いていないようなパンフレットを広報する。僕は、「これは説明責任じゃなくて、情報操作じゃないのか。」と昨日の一般質問で質した。

こうした先端研の詳しい説明は、広報上では特に合併後、はじめておこなわれたものだ。まず第二期に突入する前に、これからの市民負担と目標について説明されないといけなかったことだが、それは全くなかった。そうして今になってこんな説明をするなら、「これまで9年間、毎年、3億、4億諸々、あわせて50億円もの市民の皆さんからの負担をしていただき、この先端研に投資してきました。その分、住民サービスを我慢していただき、ありがとうございました。おかげでこんな成果が、、」とまず冒頭に書かねばならなかったのではないだろうか。

こうしたことが一切説明されないのは、「役所に都合のいい事だけを並べた情報操作の広報といえないだろうか。議場でも述べたように、「成果」もあいまいだ。産業面では、格安の家賃のインキュベーション施設に2つのベンチャーが立ち上がったに過ぎないし、毎回発表されている年29億の「経済波及効果」も、あくまで統計的なシミュレーションに過ぎない。
   土地など含めると現段階で50億以上ともいえる「市民負担」について、はじめの成果目標も明確でない。そして自分の任期末になっても 最後まで「負担」を知らせないまま、「結果責任」どころか、説明責任さえも果たそうとしない。これは、どう考えてもフェアじゃないように思えてくる。

皆さんはどう思われますか。



9.1防災の日。政権交代からのスタート。


9月1日、一般質問初日。質問の中で、市の審議会、協議会などの改革、天下りなどについて尋ねる質問があった。僕もこの10年の中で、幾度か委員会や一般質問、討論で取り上げた問題である。

歴史的な、政権交代実現! 日本が変わる。


動けば、変わる。民主党政権交代実現! 民主党308議席、民社国民系322議席。我々が応援していた吉泉さん、小選挙区では残念だったが、比例で復活当選!和嶋さんも当選!  阪神淡路大震災以来の親友、民主 兵庫6区の市村浩一郎くん当選!  新党日本 田中康夫さんも当選!  日本が変わる。

選挙に行こう!


今回の選挙は歴史的な選挙です。選挙に行きましょう。そして政権選択を。

五十嵐敬喜 先生との対談の模様がアップされました。




今本博健先生 健闘祈る。


さて、みなさんに、一つ質問をします。

日本で、ダム以外の治水策を真正面から訴えることができる河川工学者は何人いるでしょう?

各河川で流域委員会というのがおこなわれ、その川の治水策について諸々議論がおこなわれてるはずです。

最上川の流域委員会も、そして流域小委員会で最上小国川の事も議論されました。その中で治水論といえば、
必ず河川工学者の意見が重要視されます。

その河川工学者のほとんどが、ダム推進論者です。ダムに依らない治水を、真正面から訴えることができる河川工学者って?

答えは2人です。そうなんです。全国でたった2人しかいないのです。その2人がはいっていない流域委員会は、ダム推進になってしまうのです。 御用学者というやつですね。政治、官僚、業界(ゼネコン)、そして学(御用学者)を権力が動かすといった図式で、民意がコントロールされてきた。これがこれまでの政治のやり方です。

では、その2人とは? 京都大学名誉教授の今本博健先生と、新潟大学名誉教授の大熊孝先生です。

巨大な権力の前で、きちんと真実を述べる。勇気と信念あってできることだと思います。私はこの先生方が大好きですし、いつも大変お世話になっております。その中の一人、今本先生が実は大きな挑戦中です。
今本先生は、一昨年から5回も最上小国川に通ってくださり、重要な発言をしていらっしゃいます。
民主党、新党日本、のブレーンでいらっしゃいます。

どうぞウェブサイトをご覧ください。http://imamoto.jimdo.com/

秋の峰  滝行  森の保育園


出羽三山 丑年ご縁年。秋の峰がはじまった。僕は、つじ立ち後、滝行へ。そして写真撮り。その後、諸々。夜、致道大学の森の保育園の講座へ。
野外保育に取り組む金山のめばえ保育園と三瀬保育園の事例発表。それぞれものすごくいい環境に恵まれたところで、子供たちが生き生きと遊ぶシーンが報告されました。めばえ保育園とスウェーデンの保育園との交流も紹介されていたが、鶴岡にも スウェーデンのムッレ教室(本国では50年の実績がある)プログラムを8年ぐらい前から導入してがんばっている黄金保育園があります。このムッレ教室では5歳児向けに「クロロフィルちゃん」というのを教え、そして山に落ちているプラスチックゴミの問題を教えるのです。僕も実は一昨年教員養成プログラムを受け、「ムッレ」に化けることができます。また、一昨年のアースデイには、スウェーデン本国で365日野外保育をおこなっているムッレボーイ保育園のマグヌス夫妻を招いて鶴岡でフォーラムをおこないました。鶴岡の自然資源を最大限活かした森の保育園。どんどん普及させていきたいものです。


鶴岡市議会9月議会


鶴岡市議会9月議会が8月27日開会でおこなわれます。

私は市民の付託を受け、努めさせていただいている市議会議員ですので、責任をもって全うします。
27日本会議 一般質問 9月1日、2日、3日。私の一般質問は、3日。財政と慶応先端研のことについて問います。