持続可能な鶴岡ブログ

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田中優さんから応援メッセージが届きました。感謝!


今の地域には既成の「誘致」ではなく、地域独自の「発展」が必要です。そのためには既成の実力者ではなく、実態に基づいたアイデアを提示できる人材こそが求められています。
 草島さんは広い視野から人の意見を聞き、全く新たな提案のできる人物
です。新たな地域づくりのために、草島さんを応援してください。

鶴岡市議会→慶応先端研の補助金、市税投入が3億5千万円に増額!?


鶴岡市議会が先週からはじまっています。今回の予算案の中で、最も注目すべきはこの10年間市と県で、研究費の補助金だけで70億円投入している慶応先端研に更に市税を投入するということ。しかも、これまでは毎年3億1500万円だったのだが、今年度から3億5000万円の補助金の投入がおこなわれようとしている。なんと増額! これは県が10年を節目として、補助の割り合いを均等にしたためとのこと。7億円の枠組を全く変えないことが大前提になっているために、市は結局増額ということに。この7億円の根拠については、これまでの議会の中でも徹底して説明を求めていたが、ずっとはっきりしない答弁で終始していた。研究そのものについてはいくつかの成果がでていることは認めるが、10年たって、いよいよ自立的な運営を促すのかと思いきや、市としては補助金増額という話はどうも納得いかない。総括質問での答弁も此まで同様のはっきりしない答弁に終始。3億5000万円市議会で、もっともっと議論してほしい。みなさん、いかがでしょうか。

事務所開き


3/5事務所開き。

河北新報掲載ー地下水調査報告会


3月1日の地下水調査報告会について、河北新報に以下、掲載されました。

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http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110303t51014.htm

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以下抜粋
地下水 利用管理を 福島大チームが鶴岡で研究成果報告

地下水資源の適切な管理の必要性が指摘された講演会

 日本有数とされる庄内地方南部の地下水資源の豊かさについて理解を深めようと、福島大の研究チームを招いた講演会が1日、鶴岡市保健福祉センターで開かれた。
 環境NGO・ウオーターワッチネットワーク(山形県鶴岡市)が主催し、市民約30人が参加。福島大の柴崎直明教授(応用理学)と4年生の間沢慎太郎さん(22)が研究成果を報告した。
 柴崎教授は、父親の柴崎達雄・元東海大教授が1978〜80年に実施した庄内南部の地質調査を基に、「赤川水系の扇状地一帯は地下水を含む能力が非常に高く、循環のスピードも速い。1日当たり25万トンの供給能力がある」と説明した。
 間沢さんは、柴崎・元東海大教授の調査から約30年たった現在の地下水の状況を卒業論文のテーマに選び、福島市と鶴岡市を1年間往復して研究結果をまとめた。
 それによると、2001年に一般の水道水源が地下水から月山ダムに切り替えられて以降、地下水位は安定しているが、消雪用水のくみ上げによる水位低下もみられた。
 間沢さんは「全体のくみ上げ量が把握されておらず、行政には地下水使用量の算出や関係条例の整備が求められる」と強調した。

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この地下水調査報告会について、当日の模様をustにUPし、放映中です。どうぞご覧下さい。

http://www.ustream.tv/recorded/13064447




3月1日 地下水調査報告会 の内容



恵みの水を考える。
「鶴岡の地下水調査報告会」
〜福島大学 柴崎研究室・調査研究発表〜

鶴岡、赤川扇状地の地下水資源は、私達が水道水源で使ってきた貴重な水源です。 私達の呼びかけに応え、この1年、福島大学の柴崎直明研究室が調査をしてくださいました。私達の恵みの地下水の状況について知ることができる、貴重な報告会です。是非ご参集くださいませ。
▽報告。
1)鶴岡の地下水の実態。この1年の調査報告
  福島大学 柴崎直明研究室 間澤慎太郎 
2)恵みの水ー鶴岡の地下水の能力と今後の方策について
  福島大学 柴崎直明 教授
3)意見交換 「恵みの水を考える。」



出羽の国から水を考える
Water watch Network 代表  草島進一

3月1日地下水調査報告会


3月1日の地下水調査報告会が迫っております。

ボランティア・カンパを募集しています。


4月の統一地方選挙、山形県議会への挑戦の決意を固め、日々、つじ立ちと、地域を歩き、あいさつ廻りをしております。
事務所は道田町21-29 の自宅となりの元喫茶店を事務所にし、
只今、発送作業などなど、ボランティアスタッフの皆さんと日々奮闘しております。

皆様にお願いです。応援する会のリーフレットや政策チラシをお仲間に広めて頂ける方、また、事務所で電話番などの作業をして頂ける方などなど、ボランティアスタッフを募集しています。
どうぞお気軽にご連絡下さい。090−4388−3872  s.kusajima@gmail.com

また、カンパも大募集中です。

郵便振替口座 02280-7-124551  名義 「草島進一を応援する会」

一口1千円から。何口でも結構です。草島の「世直し」の挑戦を支えて下さい。
何卒よろしくお願いいたします。

草島進一

3月1日  地下水調査報告会「恵みの水を考える」を開催。


本日は112×三川橋のつじ立ちからスタート 朝日地域方面若干。さきほど八文字屋前での夕刻つじ説法を終えてもどってきたところ。

まずはお知らせです。3月1日に、地下水調査報告会をおこないます。

以前、このブログでもお伝えした鶴岡の地下水調査。最新のシミュレーション技術を使って、鶴岡の地下水源の実態を再確認する調査です。このたび卒論研究がまとまり、鶴岡市内で以下、調査の報告会をおこなうことととなりました。鶴岡の地下水源の実態を知ることができる貴重な機会です。ぜひ皆さんご参集ください。


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恵みの水を考える。
「鶴岡の地下水調査報告会」
〜福島大学 柴崎研究室・調査研究発表〜

日時:2011年  3月1日(火) 午後6時30分〜
会場:鶴岡市保健福祉センター にこ・ふる 3F大会議室

主催:環境NGOウォーターワッチ・ネットワーク 



鶴岡、赤川扇状地の地下水資源は、私達が水道水源で使ってきた貴重な水源です。 昭和53年から55年まで地下水研究の権威、柴崎達雄先生が調査をおこない、豊富で良質な地下水であることを実証しました。 そのデータを受けてこの1年、福島大学の柴崎直明研究室が調査に動いてくださいました。研究室の間澤さんが卒業論文研究でほぼ毎月福島から通い調査に取り組みました。この度、1年の調査結果の発表会をおこなって頂くことになりました。今年、水道水の水源が、地下水源からダム水に切り替わって10年目になりますが、私達の恵みの地下水の状況について知ることができる、貴重な報告会です。是非ご参集くださいませ。



ダム案妥当の、山形県公共事業評価監視委員会。また、穴あきダム推進への疑問。


ダム案「妥当」の意見書提出 最上小国川の治水対策で知事に
の記事に対して。

ダム案妥当の公共事業評価監視委員会。以前もその委員会の構成などに疑問をもっていた。このダムの件については、以下のようにパブリックコメントを提出した。治水効果が発現するまでの期間について、基本的に行政側の言い分を鵜呑みにするだけで良かったのか。山形県の検証そのものが問われていると考える。

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以下、県に提出したパブリックコメント
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3学識経験を有する者 の意見を聴くこと について

今般の検証について、特に学識経験者の内河川の専門となる河川工学者として「ダムに依らない治水プラン」「総合治水」を明確に主張し、言及される研究者、委員が全く存在しないままの検証になっている。これは、これまでの流域委員会等の議論のプロセスでも欠落していた。そのため、これらの検証手法、対応方針は「ダム推進に」偏ったままで、何一つ本質的な「検証」に至っていない。

 我々がこれまで現地に招聘し、現地踏査をされている今本博健 京大防災研究所元所長、大熊孝 新潟大名誉教授らも検証作業に加えた、偏りのない検証が必要である。検討いただきたい。
 特に2006年に現地を訪れた今本先生は、「たった3案(当時)だけで議論の回数も少ない。この川の魅力を壊さないダムに依らない治水対策は他にもある。議論過程を見ていて特にこの計画に関わる河川工学者の見識を問いたい と意見を述べている。

技術上の観点からの実現性

河道改修案について、河川の水位と温泉との影響があることは解っているが、「影響がある」で思考停止していまいか。影響があるにとどまらず、その関係性のメカニズムを解明することによって、堆積土砂を取り除くことができると考えられる。とはこの温泉調査に関わった専門家の意見である。  
 温泉街の河道に先般「県が設置した」と説明会で言及された床止めがあるが、この工事の際は大胆に河床に触れる工事をしていたと考え得る。
今、河床に全く手が触れることができないような言及を繰り返していることはこうした工事を考えると全く欺瞞性がある。
又、この床止めは何のためにつくられたのか。温泉のお湯を維持するために河の水位をあげるため、この床止めがつくられたのではないかと推測する声が現地にある。この床止めを一旦取り払い、河道の土砂を払うことで相当量の水量を確保できると推測される。こうした事を盛り込んで「国土問題研究会」からダムに依らない治水プランが提案されているが、今般の検証の際、全く検討されていない。

この河川温泉調査に実際に関わった温泉の専門家である山形大学川辺教授の見解は現在完全に無視されている状況である。温泉掘削調査の結果についても偏った報告をしているままであり欺瞞性がある。
 「影響がある」にとどまって思考停止しそれを論拠としことさらに強調するのは、河川管理者の姿勢に疑問を感じる。より深く調査し、温泉と河川水のメカニズムを解明し、温泉湧出に影響を与えることなく河床の土砂除去ができないか、更に十分に検討すべきである。

4.5基本高水流量
赤倉地点での過去の洪水実績である、270m3/s よりも70m3/s多い340m3/sが設定されているが、この基本高水流量については先般国会でも
算定する際のパラメータの欺瞞性が指摘された。最上小国川の基本高水流量についてもダム建設のために過大に設定されていないか、第三者機関での検証が必要である。そのために、算定のためのパラメータ等について、電子データで情報公開していただきたい。


7.2.4効果が及ぶ範囲 の河道改修案について
「最下流から段階的に実施する必要がある」
効果の発現による評価
ダム案での発言は5年。河道改修案の74年
この2点についてだが、赤倉温泉地域の下流部は河道は民家に接しておらず、掘りこみ河道で一定の安全が保たれている。またその下流部は支流の影響が大きいことから、河道改修について必ずしも最下流から実施する必要があるとは思えない。他河川でも、例えば、川辺川などでも、危険箇所の堆積土砂を除去しただけで相当の安全が確保された実例がある。
 この「最下流から段階的に実施する必要がある」には欺瞞性がある。ないとすれば反論を求める。
ゆえに、治水効果の発現の数値には欺瞞性がある。

7.8.1 水環境への影響
7.8.2 生物の多様性の確保及び流域の自然環境全体への影響

「流水型ダムはーー水質は変わらない」また、生態系への影響は小さいとあるが、まず、ダム建設時の河川への影響は甚大と考えられる。益田川でも流域の住民から「建設中の10年は濁りが続き、魚の姿がほとんど見られない状況になっていた」と伺っている。また流水型ダムといっても、巨大構造物であり、副ダムと本体との間のプールに相当量の土砂等が堆積し、濁水の長期化などを引き起こす可能性があり、実際に鮎釣りなどでは相当の影響を生じるおそれがある。

流水型ダムとして「環境にやさしい」と県は広報を続けているが、同様の流水型ダムである川辺川ダムに対して、熊本蒲島知事は、「球磨川そのものがかけがえのない財産であり、守るべき『宝』ではないか」として、白紙撤回をした。通常のダムも流水型ダムもかわりなく、環境に大きく影響を与える巨大構造物としてとらえられている。これが常識的な考え方ではないか。これまでも多くのダム事業で「清流が維持される」と広報されたものの、実際には建設時から河川環境に著しくダメージを与え。清流環境を失ってきた。
小国川ほどの清流環境をもつ天然河川で、流水型ダムがつくられ、生態系は全く変わらないという実例は現存しない。
 慎重に考えるべきであり、ダムに依らない治水をもっと真摯に検討すべきである。
 
8.2 コストによる評価について
ダム建設のコストだが、これまで、建設途中で大幅に建設費用が増えた実例が多い。実際に月山ダムでは780億が1780億円にふくれあがっている。現在のダム事業費が48億円となっているが、これが膨らまない保証はあるのか。

又、現在このコストによる評価であるが、流域全体の長期的な経済をみたときに、現状の清流環境の生態系が生み出している流域の経済効果はいかほどで、ダム建設に依る経済損失の試算はいくらなのか、明確に提示

道形保育園 その後。


 半焼してしまった道形保育園、今後の保育などの件で、理事長さんに伺う。様々な保育園から「うちで何人大丈夫だよ」などの声がけもあったが、子ども達を当面、道形町公民館を使って保育を行うとのこと。公民館を使うことを承諾された町内会をはじめ、周辺住民、行政等々、本当に多くの方々から支援、善意の声が寄せられているとも伺った。