国土交通省折衝

国会議員会館会議室にて、水源連のよびかけに集まった全国からのダムファイター約50名の皆さんと国土交通省折衝。途中から参加。午後は国会議員との意見交換会。川田龍平参議院議員とヤマトサカダムのイヌワシの問題で環境省との折衝に立ち会う。その後、川田君と食事をしながら意見交換。川田君。毎日多忙にもかかわらず、「楽しくてたまらない」と一言。いいことだ。
みどりの政治。

みどり東北の会議と岩手大学の丸山先生の講演で仙台。仙台では地下鉄開発のためのけやき並木の伐採の問題が大きな問題となっている。講演の前にその問題のPRにけやき音楽祭を立ち上げたアーティストのミニライブもあり感動。午前中から夕刻までみどりの政治について語り合う一日。終わって車で鶴岡もどり。

中越地震から3年。
中越大震災から3年。
まだ、3年だ。改めて当時、犠牲になった方々のご冥福をお祈りします。
私たちは、神戸、そして中越、その現場からつかんだ新しい支援策やネットワークを、今活かせているか、改めて問われているのだと思います。
今般市議会には、中越の際に長岡や十日町で、そして発生後から3ヶ月を経過した柏崎で、ずいぶんと効果を発揮したFM放送での災害情報の共有についてを、議会で提案しました。当局の認識不足が際だった答弁であり、更にはたらきかけをしていかないといけないと思いますが、現場で本当に役に立つこと。本当に被災者の方々の笑顔に通じること。
それを今後も災害ボランティアとしても、また行政への働きかけの場でも追求していきたいと思いますし、被災者と共に、仲間になり新しい動きを一歩一歩つくりだせる、ボランタリーな輪がもっともっと大きく広がっていくことを祈念したいと思います。中越の、塩谷の皆さんのお顔をおもいだしつつ、、、。

ウンラン観察会とビーチクリーンアップ

これがウンランです。さあ、見つけることができるかな?
10月20日、午前9時湯野浜海水浴場。お待ちしています。
ビーチクリーンアップとウンラン観察会。
会場:湯野浜海水浴場
午前9時から11時。
参加自由。寒くない格好でお越しください。
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主催:ウォーターワッチネットワーク
当日問い合わせ 090-4388-3872 草島
風の果て
今朝4時着の夜行で到着、休まず街頭演説。その後事務所で諸々。
本日 午後8時から藤沢周平原作の「風の果て」が放映されます。
みなさん観ましょう!
それと、文芸春秋11月号「風の果ての町の水道危機」ぜひご覧ください。
お知らせです。今週末10月20日午前9時から11時まで。
湯野浜海水浴場にて、ビーチクリーンアップとウンラン観察会をおこないます。
小雨決行。恒例のクリーンアップシートを使っての調査型クリーンアップです。どうぞ皆さんお越しください。湯野浜海水浴場 ホテル海山前の駐車場集合。海の蘭、ウンランの観察会と組み合わせたクリーンアップ。浜辺の再発見!をお楽しみください。
お堀。

前にもお知らせしたが、鶴岡公園のお堀、水抜いています。生き物救出の職員の姿もみられました。亀やたなご、タンケ(貝)や、実に見事な鯉が捕らえられていました。鯉は、処分せざるをえません。あまりブラックバスはみられなかったそう。
でももうちょっと水を抜いてみないとわかりませんね。汚泥が結構たまっていると実感しています。この機会に、汚泥の浚渫をやって、浄化のための方策を実践し、濁りの少ない池に再生させたらとも思っていますが、それには結構な予算が必要でしょう。でも、「何を大事にするか」なんですよね。
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国会論戦は仙台の医師、桜井さんの質問、実に鋭かったと思います。郵政民営化も、結局は「会社化」して、国民にとっては、巨大な銀行と宅配便会社ができたような感じになっている。これは以前から指摘していたけれども、振り込み手数料などがこれまでよりも高くなっている。結局不利益がでているということ。それに対して増田総務大臣の答えは、以前の岩手県知事のイメージとはかけ離れた、お役所答弁。結局「どうなる」ということを示さず、「改革!」とかという言動でまぎらわせておいて、結局国民の負担増。そして僻地の郵便局廃止。ということになっている。「合併論議の際に、合併して役所から離れてしまうところは、その地の郵便局を窓口として、、、」の話は僕も覚えている。でもこの郵政民営化でへき地の郵便局がなくなってしまっている今、桜井さんの指摘はその通りだ。
毎日新聞 日曜版でも「北極か、南極か」と同志社大学浜先生のコラムが載っている。あべこべ、モラルハザード政治が続いている。
モラルハザードといえば、ああそうだ。ボクシング。みなさんご覧になりました? いろいろ処分されているみたいだけれど、僕も途中から、ものすごく怒りがこみ上げてきてテレビの前で、震えていました。ふざけるな! と。あのテレビ中継の解説もなんとなくKの方を応援しているかのような発言が目立ち、トロフィーのグローブもKがしていた金色だったり、チャンピオンに対しての声援を「Kコール」とかといってみたり、不可思議でしたね。 毎日余録などにも書かれていますが、僕もボクシングがこんなに冒涜された試合を見たことがありません。もういいや。思い出したくもない。
土曜日は、農林水産祭り、そして自殺支援対策の講演会、そして公文大大学院での講義。日曜も上郷の防災演習に行ってから、財政の学習会。
本日は1日、原稿書きなど。これからあと、数時間後に東京に出張です。
水問題再考ー文藝春秋11月号

月刊文芸春秋 11月号に「鶴岡の水」危機という文章が載っています。
ジャーナリスト高杉晋吾さんが、この数年、鶴岡に通い、書いてくださったルポルタージュです。この18日からNHKではじまる「風の果て」に絡めてこの水の問題をとりあげてくださった秀逸な文章。皆さん。必読ですよ!
本日は、午後1時から酒田公益文科大学で自殺予防支援のNPO、ライフリンクのスタッフでもある共立女子大の先生、福山なおみさんの講演がある。
金八先生と、茨木のり子さんの詩
先般。「3年B組金八先生」初回スペシャル。鶴岡にゆかりのある、茨木のり子さんの詩が取り上げられていました。「ぎらりと光るダイヤのような日」という詩。改めて心に響きました。あらためてこの場にてかみしめたいと思います。
「ぎらりと光るダイヤのような日」
短い生涯
とてもとても短い生涯
六十年か七十年の
お百姓はどれほど田植えをするのだろう
コックはパイをどれ位焼くのだろう
教師は同じことをどれ位しゃべるのだろう
子供たちは地球の住人になるために
文法や算数や魚の生態なんかを
しこたまつめこまれる
それから品種の改良や
りふじんな権力との闘いや
不正な裁判の攻撃や
泣きたいような雑用や
ばかな戦争の後仕末をして
研究や精進や結婚などがあって
小さな赤ん坊が生れたりすると
考えたりもっと違った自分になりたい
欲望などはもはや費沢品になってしまう
世界に別れを告げる日に
ひとは一生をふりかえって
じぶんが本当に生きた日が
あまりにすくなかったことに驚くだろう
指折り数えるほどしかない
その日々 の中の一つには
恋人との最初の一瞥の
するどい閃光などもまじっているだろう
〈本当に生きた日〉 は人によって
たしかに違う
ぎらりと光るダイヤのような日は
銃殺の朝であったり
アトリエの夜であったり
果樹園のまひるであったり
未明のスクラムであったりするのだ
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本当に生きた日。
ぎらりと光るダイヤのような日。
とは。と問いかけられたら。みなさんは?
「今」が太いと感じる瞬間!
確かにありますよね。それが人生であるか、ないか。は大きいし、その、千差万別、まさにひとりひとり、みんな違う、その瞬間を大事にしたいものですね。
人のことを言うじゃなく、過去を振り返らずに。結局、僕らには「今」という時しかないんだから。
金八先生ですが、今、おこなわれている教育再生会議の方向性にくさびを打つかのような意図も感じる、実にいいドラマと思いました。