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最上小国川穴あきダム計画 公聴会




最上小国川 穴あきダム計画についての公聴会へ。
漁協関係者、神室、出羽三山の自然を守る会などの皆さんと一緒に行く。


動員されたかと思える町民の多くが「ダム、はやくやってくれ」 との姿勢。
漁協が、穴あきダムといっても河川への影響、ダムでない治水論の浅はかさ。
また、3案のうち、ダム案だと130億と他の2案の160億に比べて小さい見積もりになっているが、たとえば月山ダムの場合もはじめ780億円といっておいて実際
1780億円にもなっている。1000億円も増大している。そうした事はないのか。などの質疑。

私のほうからは、まず、ダムに反対をしている。ダムによらない治水を求めているのは小国川漁協の方々だけではない事を冒頭申し上げ、6回開催された協議会の審議が、ダムによる治水、ダムによらない治水を双方議論するはずなのに、ダム推進派9対漁協1といった不正がおこなわれていたことを指摘。それでもフェアだという回答に、「それじゃ、沼沢氏の他にダムによらない治水論の立場をとる委員はだれか?」との問いに、「沼野さんや、新庄青年会議所の方」と、建設部長。 新庄JCの意見で覚えているのは、「これまでもダムによって環境に影響があったのか」の発言。そして最終日に「私はダムありきといった視点に立っているのではないが」などとわざとらしく一言いっていた事。部長はその最後の日のその一言だけを強調した。

説明の後、「そうは言っても、議事録を全部みたけれど、ダムによらない治水論を提示されていたのは漁協だけだった。協議会は不正、不当なものだった」と僕は付け加えた。

 穴あきダムについての問題については、委員会の風間氏(河川工学)からも指摘されていた。そして、淀川流域委員会で、今本京都大学名誉教授(河川法)が、穴あきダムの問題点、環境への悪影響を指摘していることを提示。穴あきダムの問題についてもこうした公聴会で提示、説明すべきだと加えた。
 また、アユ釣り人口年間2万人ともいえる天然河川のもつ経済効果について、県では調査されたのか。と質問。
 県は「穴あきダムによって、アユが全滅するとは考えていない」などと、本旨を理解して答える姿勢がなかった。

1時半からの公聴会。3時30分まで、あいさつや当局説明。その後の肝心の質疑の時間は1時間足らず。そして県は、今回説明したが、とても説明責任を果たしているはいえない、これまた非民主主義的な公聴会だったといえる。まず第一、ダムを望まない県民にとってこうした公聴会一回、数十分の意見交換だけの発言しか与えられることなく、130億円もの公共事業がおこなわれるのはナンセンスである。

県は、穴あきダムについて「影響が全くないとはいいきれない、が、限りなく影響はゼロに近い」などと無責任な発言に終始した。

今回の説明をもって県案の整備計画として「穴あきダム」が確定したことがいえる。

穴あきダムといってもダムはダム。

もういいかげん 清流が破壊されるのはこりごりだ。
これまで、ダムによってどれだけ日本の川が破壊されてきたか。

県内の中流河川で、小国川ほどの天然河川は存在しない。

一本の川を守りませんか。私たちの手で。