歌会初め | 前 山形県議会議員 草島進一

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歌会初め


朝。八文字屋でつじ立ち。雪多少。子供達が結構興味津々で聞いてくれていたのが印象的。結構力はいる。美しい国といいながら醜い国の様相になっている国の政治、穴あきダムに固執している、旧態然とした公共事業推進の県の姿勢。情報不透明、いまだに私立大学の研究所の研究員のお給料に、年間3億円、市税を投入している市の姿勢。
 
 真実をきちんと語ると、やっぱりおかしいとしか思えないことを語り続けて1時間。
体の芯まで冷えるな、やはり今の時期。


 さて、今日は皇室で年始めの歌会初めがあり、しばしテレビに見入った。

月はしづかに   天心に浮き
足早に 歩く我らを  見守らんとす   選者 

ふり注ぐ  月の光に 照らされて
雪の原野の  木むろ 浮かびて     皇太子殿下

この2首が僕は好きだ。
秋田、仁賀保市のご住職で、「月山」をとりあげてくださった方もいらしてうれしかったかった。

特に皇太子がとりあげた一首は、スキーに行った際に見た、月夜に照らされた雪原の美しさの感動を表したものだそうだが、実に僕はぱあーっと情景が浮かんだ。青白く月に照らされて輝く雪原の美しさ。月に照らされて輝く木立とその影。これを眺めるには寒さをこらえて外にでるか、薄暗い部屋から外を眺めるか。殿下が実際、どうやってこの美しさにたどりついたのかはわからないが、なんだかこうした美しさを歌にしてくれた殿下に賞賛を送りたい気持ちになる。そうだな。雪国に暮らしている鶴岡人、山形県人、東北人の多くは共有できるかもしれない。それとこのさぶい雪国を訪れ、そして自分の目でその美しさを感じようとした人のみぞ知るというものかもしれない。
 

 もう随分と前の話になるが、98年。旭硝子財団のブループラネット賞の受賞を米国環境保護活動家、デビッドブラウアーさんが受けたとき、帝国ホテルで受賞パーティがあった。日本側NGOのサポートとして参加していた僕のすぐとなりでブラウアーさんと結婚したばかりの殿下と紀子さまが談笑されていた。なんだかその時のイメージがこの歌に連動して思い浮かんだ。
 
 日本の本物の美しさの保全と再生のために、行動する。

これが僕の当面のミッションだ。

 選者の方の短歌はさすがの一言だが、時には、静かに僕らを見守る月を見上げ、月夜で輝く雪原や、月の光を浴びる事も大事にしたい。次の満月はいつだろうか。

さて、今日のニュースで山形県が鶴岡病院の老朽化の問題をとりあげ、来年度600万円を計上し、基本計画の査定にはいろうとしているとの報道があった。

 精神医療、精神科の病院については、それこそ多様な声があるはずだ。今、いじめ、自殺、心の悩みは社会を包む大きな問題であり、僕はこうしたことにこそ、しっかりとした政策が必要だと考えている。

 鶴岡病院の改築だが、場所はあそこで果たしていいのか。いまどき牢屋のような部屋でいいわけはない。最もいい隔離病棟のありようとはどうなのか。社会復帰のためのリハビリ施策のためにはどこがいいのか。などなど。課題は山ほどある。
 
 患者にとって気持ちのいい施設であることはいうまでもないが、気軽にこうした病院に通院できる。また、決して差別的に扱われない。また本当に再生できる。
 など、県内、市内でもそうだが、都会で悩んだり傷ついたりしたときにちょっと「鶴岡の病院にいって来る」といえる。実際長野あたりでそうした病院があるような事も聞いているが、そのために何をしなければならないのか。等々考えなければならないことがある。

これは市民の皆さんにとってもアイデアのだしどころだと思う。匿名でいいのでぜひ声をお寄せください。僕もこの重要施策。きちんと現場取材を続けていきたい。