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アルカイダとイラクのフセインは無関係


今朝、サンデープロジェクトでも取り上げていた問題。CNNでも以下のように取り上げられている。
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イラク元大統領とアルカイダは「無関係」、米上院報告
2006.09.09
Web posted at: 20:22 JST
- CNN/AP
ワシントン――米上院情報特別委員会は8日、イラク戦争開戦前の情報活動に関する報告書を発表し、フセイン元大統領と国際テロ組織アルカイダとのつながりを示す証拠はないと指摘、ブッシュ政権が2003年3月開始の軍事作戦を正当化していた「根拠」の一つを改めて否定した。
また、ヨルダン生まれの過激派でアルカイダ系の武装勢力を率い、イラクの黒幕テロとされていたムサブ・ザルカウィ容疑者とフセイン元大統領との協力関係も打ち消した。「イラク・アルカイダ機構」を率いていた同容疑者は今年6月、潜伏先への米軍爆撃で死亡している。
報告書はまた、開戦前に旧フセイン政権の反対勢力がもたらした不正確な情報がイラク戦争へつながった経緯も調べている。
  米国では11月に中間選挙があり、ブッシュ大統領は選挙対策で、イラク戦争を正当化する演説を改めて前面に出してきている。上院の報告書の結論は、ブッシュ政権の立場に冷や水をかけるもので、野党・民主党には好材料となりそうだ。ホワイトハウスのスノー報道官は、報告書について「新しい内容はない」と語った。

イラク旧政権とアルカイダとのつながりの有無をめぐっては、米同時多発テロを調べた独立調査委員会が否定的な見解を既に示している。

上院の報告書は、開戦後に実施した旧フセイン政権高官らの聴取結果や米中央情報局(CIA)による機密情報の分析結果などを材料にしている。これによると、CIAは2005年10月、「旧フセイン政権はイラク戦争前、ザルカウィ(容疑者)や仲間と関係はなかったし、(活動を)擁護したり、黙認することもなかった」と分析していた、と指摘。

ブッシュ大統領や政権高官は当時、イラク戦争前におけるザルカウィ容疑者の存在は、旧フセイン政権とアルカイダのつながりを示す証拠などと主張していた。

米上院情報特別委員会による報告書は2004年7月に続いて2度目。最初の報告書では、イラクの大量破壊兵器の開発能力に関するCIAの情報収集の失敗などについて触れていた。
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大量兵器はなかった。そしてフセインとアルカイダは関係がなかった。
イラク戦争の大儀は完璧に失われた。
大儀なき戦争を支持した日本の責任。イージス艦を出廷させ、後方支援に使った税金の投入はなんだったのか。また、自衛隊を派遣し、人道復興支援を展開していたがこの税金のつかわれようは何だったのか。きちんとした政府の説明が必要だし僕らはチェックしていかねばならない。—–