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OFF 日記。カヌー編1



ひさびさのOFF。wwnメンバーでガイド講習を兼ねて三面川を下る。ダム直下より。水量よし
風結構きつい。一艇 沈あり。ダムができて鮭の遡上が少なくなっていることは聞いていたが、なかなか川の景観としてはまずまず。浜辺手前まで約5時間。高校前のさいとう食堂ではらこご飯を食べる。絶品。お母さんが僕らのカヌーを見て主人の話しになり、手作りのカヤックをつくって海でサーフィンをしたとか。その内ご本人登場。なんと80歳近い元気なベレー帽をかぶったご主人。予期せずカヌー談義に。アウトドア列伝もののおじいさんだな。これは。
食堂にきていた常連さんとおぼしき方が、温泉のおすすめを教えてくれた。「瀬波温泉でかけ流しは「大清」しかない。500円。中心部の龍泉820円よりお湯は全然いいからおすすめ」といわれ行ってみる。なんとレジオネラ対策に高温温泉で対処した塩素フリーの温泉。10時まで外来入浴OK。独自ビーチクリーナーも持っていて旅館の前の砂浜を鳴き砂にしたいのだとか。志が気に入った。こうした旅館ひとつで観光地は変わる。

カヌーでパドルで水をつかんで漕ぎすすめると僕はやっぱり生き返る。原始の自然と人間とのつながりをとりもどす。水のパワー。予期しない流れ。渦。その流れに身をまかせながら、方向を決め、進み、バランスを保つ。川は時間の流れと同様に容赦なく僕らを相当な早さで下流に押し流して行く。岩が現れ、鉄柱が川底から水面に顔を出している。自分で漕がなければ思う方向には行けない。

僕は、こうして川からパワーを得て、そして社会の矛盾を再認識する。やらなければいけない事を確認する。

自然をあなどるな。僕らは、川の流れひとつ読めてないじゃないか。