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音楽家ウォンウィンツアンさんと夢のコラボ。クラネタリウム映像


加茂水族館 クラネタリウム 2018.2.24 
Music ウォンウィンツアン

 

 

僕ら鶴岡市市民の宝物。世界一の水族館。加茂水族館。

昨晩2月24日も、直経5Mのクラゲ円形水槽を前に、NYで活躍の磯見博 カルテットのジャズライブがおこなわれていました。心躍るクリエイティブな演奏。久々に堪能しました。この間、何度か水族館を訪れ、撮影した映像にぴったりした音楽はないか。探し求めてドンぴしゃだったのがウォンウィンツアンさんのピアノ曲。ウォンさんには、昨年11月の幸せの経済世界フォーラムを通じてお会いし、12月の桂離宮朝日ホールでの演奏会を鑑賞させていただき、感動の嵐。翌日ご招待を受けた食事会ではウォンさんファミリーと、有名な「旅のはじめに」など、ウォンさんの楽曲をお使いになっているNHK「にっぽん紀行」E テレ「こころの時代」の担当ディレクターの方とか、著名な音楽家のご家族など、なかなか普通ではお目にかかれないウォンさんのご友人の方々とオーガニックのマクロビ料理を囲みながら大変親しくさせていただきました。

「光ふる路」は、CD光の華に収められている名曲です。映像ラッシュと何曲かあわせてみてとてもしっくりきました。ゆっくりとゆったりと、星屑の小さな光がふってくる。月の光がふってくる。それは闇夜を照らす希望の光かもしれない。そんな曲と浮遊し時には下方に潜るが大方は光の方向に向かって泳いでいくクラゲの姿がぴったりとあうような気がしました。

 いくら親しくてもこれは流石に無理だろうと思いながらウォンさんに打診したところ、二つ返事でOKをいただきました。そのラッシュは短くてもっと映像の乱れがあったり音量がピーキーだったりしていたのですが、ウォンさんから直接音量やタイトル、また、ストリングス編への変更などをご指示をいただき、私も24日に現場で撮り直しして、再編集をかけ、25日の明け方に仕上がったのがこの映像です。特別出演で24日ライブ演奏をしておられた磯見博カルテットの映像を拝借しております。優雅に泳ぐクラゲたちとともに、5m水槽の巨大さと我々鶴岡市民のしあわせ感。などが伝われば幸いです。

願わくは、クラネタリウムの素晴らしさをまだ味わっていない方々に届けたい。その一心です。ご覧になって、へえーと思った皆様、どうぞ現場にいらして、それを味わって下さい。水族館を見に行くというより「宇宙を体験しに行く」感があるような気がします。
 ベーシストで抜群のグルーブ感を有し、クラゲ飼育技術は世界で右にでるものはいない、(そのために世界の水族館から続々と研修生がやってきています)奥泉 加茂水族館館長が皆様をお待ち申しあげております。


ウォンウインツアン WongWingTsan プロフィール

ウォン・ウィンツァン Wong WingTsan
ピアニスト、作曲家、即興演奏家

1949年神戸にて、香港出身の父、日本と中国のハーフの母との間に生まれ、1歳より東京で育つ。

19歳よりミュージシャンのキャリアをスタートし、ジャズ、前衛音楽、フュージョン、ソウルなどを演奏、24歳で全米コンサートツアーを経験。その後、スタジオレコーディング/ステージミュージシャン、作編曲家として活動を続ける中、自らの音楽を模索した。

87年、瞑想の体験を通して自己の音楽の在り方を確信し、90年よりピアノソロ活動を開始。この頃に現在の即興演奏を中心にしたピアノソロ・スタイルが生まれる。

92年、インディーズレーベル SATOWA MUSIC を発足、ファーストアルバム「フレグランス」がFMから火がつきロングセラーに。以後コンスタントにサトワミュージックよりアルバムをリリース、その数は30タイトル近くになる。代表作に「Doh Yoh」「エイシアンドール」「光の華」「青の龍」など。

また、NHKスペシャル「家族の肖像」、BShiスペシャル「中国世界遺産 九寨溝」、現在放送中のNHK「にっぽん紀行」Eテレ「こころの時代」のテーマ曲も手掛ける。
ほかにも、Manul Cats(マヌルキャッツ)やME-W(ミー・ダブリュー)としてのユニット活動、ジャズトリオWIM(ウィム)、クラシックアルバム「ドビュッシー」「エリック・サティ」の発表、地雷犠牲者救援CD「もしも地雷がなかったなら」など、音楽活動は多岐に及んでいる。

ピアノソロ・コンサート、とくにインプロヴィゼーション(即興演奏)では、音の力でオーディエンスの深い意識とつながり、解き放たれた静寂空間を創り出してゆく。超越意識で奏でるその透明な音色に「瞑想のピアニスト」と呼ばれている。

2005年よりセラピストの故・吉福伸逸氏に師事。トランスパーソナル心理学を学び、グループセラピーのファシリテーターとして活動する。ウォン・ウィンツァン&ウォン美枝子による「魂の表現ワークショップ」も展開。

3・11をうけて、USTREAMでピアノソロライブ「サトワより祈りを込めて」を生配信、現在も数々のチャリティーコンサートを行う。SNSやYouTube番組「千年カフェ」では音楽の話にかぎらず、平和と脱原発へのメッセージも発信している。

今、分かち合いたい想いは…“Peace and Music” そして “光を世界へ”…

お問合せ先:サトワミュージック 
www.satowa-music.com