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水源地のすぐ上流部での砂利採取



また、水源地のすぐ上流で 砂利採取!?

本日、福島大S先生と赤川沿いを地下水源周辺を踏査。最中にこの現場発見。右側上流部の森のようになっているところは昭和8年から使い続けてきた鶴岡水道の井戸があった水源地。以前議会で指摘したにもかかわらず、こうした水源地近辺での砂利採取がどうも止まっていないし、今後も次々とおこなわれるような状況のようだ。これは以前、水源を地下水にしていたときには、市の水道部が「水源だから」と、道義的に自主規制をし続けてきたと聞いている。しかし、今やその箍が外れ、業者のいうがままに砂利採りがおこなわれているようだ。
 以前の地下水源の水源地には今も7本の井戸が現存し、その井戸からの水一万トンで非常時の水源として活用することが決められている。こうした、水源地のすぐ上砂利採取をすると、水脈を断つことになったり、また埋め戻しの土によって環境がかわってしまったり、と、影響が懸念される。これは、昭和55年のレポートでも指摘さていた。
   市民の安全と安心を考えたら、砂利採取には一定の規制がおこなわれなければならない。
これは法律云々よりも自治体の姿勢が問われる問題なのだと考える。