高橋裕氏。日本のダムの時代の終焉 | 前 山形県議会議員 草島進一

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高橋裕氏。日本のダムの時代の終焉



朝九時、出羽三山の自然を守る会のお二人と共に吉泉衆議院議員にお会いする。昨日、テレビタックルでの出演もされていた吉泉氏。一時間近く諸々ダムの案件で意見交換。 1月10日日曜日、朝日新聞opinion で高橋氏の opinionが掲載されていた。高橋教授については、僕は、今本先生や大熊先生のようには、はっきり言ってとらえていなかった。今回も冒頭に「むだな事業とは思わない」とあるところには僕は疑問を持つ。しかし、「日本全体ではダムの時代は終わりました」と名言していること。そして、全体として、総合治水の必要性を訴えている論調には賛同できる。
   天野礼子氏をリーダーとする長良川の河口堰の反対運動の中で、デビッドブラウアー氏や、ダニエルビアード氏らを日本に招き、特に当時、開墾局総裁であったダニエルビアード氏が1994年に「ダムの時代は終わった」と宣言をして、実際にそれまでダム推進国の筆頭であったアメリカが大きな政策転換をしたことを伝えようとした。  どれだけのメディアがそれを取り上げ、それだけの人に伝わっていたかというと、今思えばほとんど無視され続けたのではないか。と感じる。それが、「政・官・業」癒着のトライアングルを堅持し、集票し続けてきた自民党政権の構図だったのではないか。学者はホンネを言えず、海外で起きている本当の事が伝わらない。 
このインタビューの opinionは、そうした時代がようやく終焉し、ようやくホンネが言える社会の到来を告げる特集のような気がしている。

僕は、今だからこそ、日本で地下水の復権を訴えたい。そして、命を育む水というのに、わざわざ本来の地下水の「おいしい水」の文化を、塩素消毒必須の水道として、破壊し、不味くして、ガソリンより高いペットボトルの水を飲む文化にすり替えさせてきた、この数十年の滑稽ともいうべき政策の転換を実現させたい。

まずは、足下の水を見つめ、地下水の文化をもう一度再生させたい。実際、僕は今でも水道水を口にすることはない。鶴岡に住んでいるなら、この大地の地下水を飲もう。さて、どこで湧水や地下水をくみに行くには、、、また紹介したいと思う。

とにかく、今、ダムの時代はようやく日本でも終焉をし、本来の「総合治水」を考慮する時代なのだ。

最上小国川ダムの案件でも、以前、我々が今本博健 京大名誉教授、元防災研所長 、大熊孝 新潟大名誉教授らとつくりあげた代替案の方針で述べていることはまさに「統合治水」だった。

その観点があまりにも欠落し、ダムありきで話あわれてきた山形県土木部の姿勢を、今こそ転換させなければならない。

どうぞ皆さんご意見を。