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自殺対策のNHK特番を見て


自殺対策の特集番組。以前、奄美市の嬉久さん、東尋坊で自殺防止に尽力されている茂さん。ライフリンクの清水さん他、以前おこなわれた秋田のフォーラムや実際に東尋坊での現場でお会いした皆さんの顔が見れてうれしかった。
   先般のハローワークでおこなわれたワンストップサービスは一つの対策の1歩。更に先般紹介されていた、イギリスのような訪問チームの体制など、新しい仕組みの構築が今こそ必要なのだと思う。以前、議会一般質問、委員会などで、自殺対策、失業者の方の相談と連携体制について質疑した。現場で本当にいのちを救ってこられた嬉久さんの言葉「こんな時にこそたよりがいのある役所にすることだ」ということは、自治体としても肝に銘じておくべきことだと思う。また、茂さんが番組の最後のほうで「死にタイム」というのがある。それは午後10時以降。とのこと。と付け加えられていた。これも大事な言葉だ。この時間は役所の窓口もサービスもやっていない。その時間にどれだけ対応できるしくみにするか。心を寄り添える場をつくるか。 課題は大きいが、今こそ、取り組むべき問題だ。