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 市政方針ー日本一の環境自治体を目指して


●「日本一の環境自治体」の目指すべきゴールは。


日本の社会は、未だ目先の利益だけしか考えないような公共事業がまかりとおっている。ハコモノづくりも、なんのための事業なのか。事業を「つくる」仕事だけが自己目的化していないか。

このままでいいのだろうか。

これからの社会の目指すべき方向性は? とずっと考え続けていました。

三年前から、カールヘンリク ロベール博士 が代表を務め、高見幸子さんが日本代表を努める環境NGO「ナチュラルステップ」に、持続可能といえる社会のあり方を学び、昨年にはそのファシリテーターとなり、3月には鶴岡で関係者を招きフォーラムをおこないました。

また、昨年5月、環境NGO「ナチュラルステップ」の一員としてスウェーデンの持続可能な社会に取り組む各地を視察してきました。

この10年でco2を実際に8.7%削減をしながら、40%の経済成長を続ける、スウェーデン環境省、サスティナブルシティで有名なハンマビー臨海地区、通信大手エリクソン、「demeter」ブランドで知られるバイオダイナミック農法に取り組むヤーナ、ウーメオのグリーンゾーンや、エココミューンという自治体をめぐり説明を受けました。そこには、明確な持続可能な社会をゴールとして、一歩一歩、そのゴールに向けて着実に前進する。考え方が組み込まれていました。
 
 スウェーデンのエコ・コミューンは、ナチュラルステップの4つのフレームワークをベースにそれぞれ持続可能な社会の理想的なゴールの姿を掲げ、バックキャスティング経営している自治体です。現在289自治体中、72自治体あります。その考え方は、来年冬季オリンピックが開催されるウィスラーをはじめ、世界中に広がり、普及がはじまっています。

私は、このいわば持続可能な社会を目指す羅針盤を、市民の皆さんと共有し、みんなで「持続可能」といえる「鶴岡」を描き、全員参加型の「環境経営」を鶴岡で貫いていきたいと考えています。

草島が 5つの約束 に掲げる、「日本一の環境自治体」の目指すべきゴールはスウェーデンのエコ自治体にあります。 

http://www.thenaturalstep.org/ja/japan