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ぶんぶん通信No1上映会と鎌仲監督トーク 5.23




●鎌仲ひとみさんとトークライブ。終了! お越し頂いたみなさん、ありがとうございました。トークセッションだけでもいつのまにかs2時間超。実に有意義な映画&トークライブでありました。
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ドキュメンタリー映画の監督、鎌仲ひとみさんを招いて、最新作、『ミツバチの羽音と地球の回転(仮)』の制作過程の報告を兼ねたビデオレター『ぶんぶん通信 no.1』の上映と、鎌仲ひとみ監督のトークライブをおこないます。

鎌仲ひとみ監督は、青森の核燃料サイクルプラントの建設をめぐる地域住民に密着した話題作「六ヶ所村ラプソディー」の監督であり、以前は、NHKスペシャル「エンデの遺言ーお金を根元から問う」で世界中の地域通貨や、マイクロクレジットなどを紹介したドキュメンタリー監督です。

 今回の最新作、『ミツバチの羽音と地球の回転』は、山口県祝島の原発建設問題に揺れる住民に密着し、そしてまた、20年前から「持続可能な社会」に向けて着実にシステムの転換をおこない歩みだしている、スウェーデンの自治体づくりの現場を取材し、紹介しています。

今回は、制作過程を報告する「ぶんぶん通信」を上映し、鎌仲さんから、現在撮り続けているドキュメンタリー映画の背景、日本の社会の何が問題なのか、そして、今後の日本の地域づくりの今後のあり方などをお話いただきます。

なお、実は、今般映画の中で紹介されているスウェーデンのエコ自治体会議や低炭素社会づくりの映像は、昨年5月、草島とともに同行取材してきたものです。持続可能な社会づくりに向けてどのように社会システムを転換しなければならないか。鎌仲さんの映像は、問題の核心を突き、日本の社会に生きる私たちにとって、大きな発想の転換になる映画だと確信しています。

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5.23 鎌仲ひとみ監督と
持続可能な社会を語る。
『ぶんぶん通信 no.1』上映会&鎌仲ひとみ監督トーク

『六カ所村ラプソディー』から3年。鎌仲ひとみ監督が新作を制作中です。新たな長編ドキュメンタリー映画『ミツバチの羽音と地球の回転(仮)』は、「持続可能な社会」をテーマに、新しいエネルギーを模索する人々や地域の存在を記録。カメラをスウェーデンと日本の山口県祝島に向けています。わたしたちは、どのようなエネルギー選択をするのか、どんな未来の可能性があるのか、考えさせてくれます。今回は、映画の制作途中の報告を兼ねたビデオレター『ぶんぶん通信 no.1』の上映と、鎌仲ひとみ監督のトークライブを行います。

日時:5月23日(土)   午後1時半開場   午後2時開演   上映と監督トーク。
場所:鶴岡市立中央公民館 3F 視聴覚室    
■ 参加費: 前売り予約: 1000円 当日1200円。
(*会場の都合があり、22日まで電話・メール予約をお願いします。)

『ミツバチの羽音と地球の回転(仮)』 鎌仲ひとみ監督作品   2009年秋 公開予定  
公式サイト http://888earth.net/

■主催、お問い合わせ先:ナチュラルステップジャパン鶴岡
電話 0235-28-3338     cafe Solai 予約メール  nsjtsuruoka@gmail.com
■映像:「ミツバチ」製作プロジェクト (株)グループ現代  http://888earth.net/


プロフィール

監督:
鎌仲ひとみ

大学卒業と同時にフリーの助監督としてドキュメンタリーの現場へ。
初めての自主制作をバリ島を舞台に制作。その後カナダ国立映画製作所へ文化庁の助成をうけて滞在する。カナダの作家と共同制作。NYではメディア・アクティビスト集団ペーパータイガーに参加。95年に帰国してからNHKで医療、経済、環境をテーマに番組を多数制作。98年、イラク取材をきっかけに「ヒバクシャー世界の終わりに」を作る。現在は東京工科大学メディア学部助教授に就きながらその後も映像作家として活動を続けている。
代表作品

「ヒバクシャ――世界の終わりに」(2003年)
(グループ現代制作/16mm/116分/文化庁映画賞文化記録映画優秀賞、平和・協同ジャーナリスト基金賞<グランプリ>他多数受賞)
「スエチャおじさん バリ・夢・うつつ」(1990年)
(自主制作/16mm/120分/芸術文化振興基金助成事業)
「エンデの遺言――根源からお金を問う」
(NHKエンタープライズ21・グループ現代制作/ビデオ/60分/ギャラクシー賞)
「がんを生き抜く――希望を支える医療の記録」(2001年)
(NHK情報ネットワーク・グループ現代制作/ビデオ/60分/ATP優秀ドキュメンタリー賞)
「心の病がいやされる時 今日本の家族に何が起きているのか」(1998年)
(NHK情報ネットワーク・グループ現代制作/ビデオ/60分/ATP優秀ドキュメンタリー賞)
                            他