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辻元清美氏のヒューマンニューディールに拍手。


国会代表質問を見ていた。

民主の鳩山氏、共産の指摘、主張はまさにそのとおり、今般、特に辻元清美氏の代表質問は輝いて見えた。
まず辻元氏は、年越し派遣村の事からはじめた。そして、現場を訪れて国会議員として恥ずかしくなった。そしてこれこそ政治が引き起こした災害だと指摘した。

そして貧困の実態調査をおこなうこと。そして、
こんな時こそ、人を幸せにする。そうした事業をおこなう、「ヒューマンニューディール」として、福祉、農業、教育、環境に重点的に予算を投入することを提案していた。
また、田んぼの底力法案。
減反のためにお金を使うのではなく、食べるものをつくるために税金を使う。減反政策の大転換をおこなう。

などの提案をしていた。

麻生総理大臣は、バブル崩壊後の経済の低迷を「ていまい」と、迷うという字を「米( まい)と」読みながら、かみ合わない応えをして終わった。
   
   昨日の総務省政務官の発言は、撤回陳謝され、その場で「実態を把握していなかった」と述べられていたようであるが、現場を踏まずに緊張感のない発言をする政務官もいる。結局今般の質疑でも麻生総理は「注意をした」だけで済ませているが、この政務官同様、現場の本当の実情がわかっていないから、あんな応えでいいと思ってしまうのだろう。

朝日新聞 一面に、グラミンバンクのムハマド ユヌス総裁がでていた。
こんな時こそ、マイクロクレジットやソーシャルビジネスを活性化することが必要なのではないか。と思っていたら、辻元氏の質問に「ヒューマンニューディール」というのがでてきた。
「人間再生、絆再生のための内需拡大」とでもいおうか。 ソーシャルビジネスやソーシャルベンチャー、NPO、
問題を解決するためのこうした新しい経済が必要な時だと思う。