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鶴岡市議会9月議会はじまる。


本日から9月議会。総括質疑。僕の時間はない。駅前再開発の問題。当初88億円注ぎ込んだこの事業は、隣のジャスコの撤退後、完全に行き詰まって今回の清算劇となった。
東館は今後市が所得し、新たなる事業展開となる。色々アイデアが浮上しているようだが、「駅前をどうするか」という事ほど、住民参加、徹底的にオープンなかたちで議論をすすめたいものだ。僕は3月議会の委員会の中で、この新たな駅前利用の件について、そうしたテーブルをつくるようにはたらきかけた。こうしたことこそ、0から住民との対話の中で徹底的に議論を尽くしつつやるべきなのではないかと。
 前回の委員会では、音楽スタジオ、ダンスの練習場、図書館の分館などを提案している。20日の産業建設委員会では決算審議とともにそうした議論を再燃させたい。

合併して2年になる。
今回、財政指標である実質公債費比率は19.2%になった。以前の試算では18.2だったのだが、それよりなんと1%もオーバーしているのだ。そしてこの値は償還のピークをむかえる来年はもっと高くなると予想される。18%を超えると起債するのに県の許可がいるわけだから事態は深刻なのだ。
 「財政は厳しい」の一点張りで、マイナスシーリングがこの数年ずっとかけられている。そして、一連の合併効果も語られている。
 国の支援として普通交付税の増額が      3億2380万円、
 議員、特別職の削減による人件費の削減額   4億9200万円、
 電算システム運用経費など、事務費の削減額が 1億7300万円。
            特別交付税として   2億2000万円
            県から1億5000万円
市町村合併による18年度分の財政効果は、総額13億円余のプラスになったとのことだ。

 13億円のプラス。しかし、合併調整の中で、各町村で特化した事業が次々と消えている。そして、慶応先端研究所へは、丸々補助金で3億超が投入され続けている。
 
 で、前述の実質公債費比率、19.2 である。

どう考えてもちぐはぐだ。そして、合併して2年。新市内の情報共有も全く不十分、そして、国の政策もあって増税増税、サービス切り捨て といった感じだからだ。

さて、12日の一般質問。午後3時半ぐらいから。乞うご期待。