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農水相「エンタケ」さんの辞任。


またか。それも山形県選出。自分がトップだった農業共済組合への国の補助金を不正受給していた事実発覚。考えてみれば、補助金をもらう側のトップが、補助金を出す側のトップと兼任というのも全くおかしい。そして、不正受給は許されない犯罪行為だ。
 はじめは辞任を否定していたが、やっぱり辞任を表明した。これで3人あいついでということになる。
 安倍総理の会見もおかしい。「辞任は大臣自身の問題」「残念」とかといっているだけでいいのか。国民に謝罪の一言もない。「任命責任者」としての責任は重大なはずだ。

遠藤武彦氏、「エンタケ」さんは選挙に強かった。近藤氏もなかなか勝てなかった。それは農水族議員として、組織を動かしていたからだ。官僚と癒着し、補助金を動かす。「族議員」は、日本の政治風土の中で、当たり前のように扱われてきた。
 農水関係のいろんな「ひもつき補助金」によって、どれだけの「リベート」が関わるごく一部の人々に配布されてきたか。我々の税金が「還流」されてきたか。ここに、大きなムダと不正がある。
 これが、60年以上政権交代をしないできた自民党政治の「膿」なのだと思う。

「エンタケ」さん、さようなら。もうあなたのような政治の出番ではない。

農業にむらがる「ごくひとにぎりの人たちの利権ごやしのため」に税金を使うのではなく。真の農業再生のために税金を使う、農業政策にしなくてはいけない。

補助金を水増しして受給していた共催組合の不正。これは全くの犯罪だ。そしてこの犯罪には犠牲者がいる。犠牲者とは、税金を払っている皆さんだ。