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森供養


8月の22、23日どちらかは。このほぼ8年の間、三つ森山の森供養に通っている。
きっかけは、川喜田二郎先生の月山移動大学の時。「庄内の元気を探そう」とフィールドワークにでかけ、だだちゃ豆販売所にいらした方からこの森供養の事を聞いて訪れ、感動。それ以降、通って取材や実際にご祈祷を続けている。
 昔は清水、また庄内一円の住職が、宗派を超えて一堂にこの山に介し、また、住民も庄内一円から集い、裏盆の供養をしたと聞いた。今こそ集う人は少なくなったものの、僕が訪れたときも由良から、とか、櫛引からとか、朝日とか、もちろん地元からとか、周辺から集って山道を登り、この2日間だけ開かれるお堂に集って手をあわせるのだ。
 子供達は早朝から集い、大人が通ると布袋を差し出す。小銭を大人がその袋にいれる。
いつもは静かにひっそりとしている山は、この2日間は、老若男女でおおにぎわいだ。
 すばらしい文化だと思う。文化庁指定無形文化財。