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国会論戦。天下り温床システム。
昨日の長妻議員、今日の菅さん、馬淵さん、そして前原さん。と国会論戦が見逃せない。某原稿をやりつつ、テレビを観ていた。となりの1中はマラソン大会か。にぎやかである。テレビで身損ねたら衆議院.TVで録画か生放送を見る。
新聞報道などではあまりとりあげられていないようだが、長妻議員の昨日の議論の中、「天下りバンク」について、それを擁護する大臣と激論。長妻さんが、「他の先進諸国ではこんな仕組みないんです。天下りを温存する仕組みなんかありえないんです」と言っていた言葉が特にひびいた。その通りだからだ。
与党自民党は、まだ、この日本の政治の異常さがわかっていないか、わかっていてもこの「温床」を継続したいのだな、とすごく感じた。米国も英国もこんな仕組みはない。県にも、市にもこんな仕組みがなんだかまかり通っているようだ。
機能不全をおこしているハコものの上に必ずといっていいほど、でんと居座っていないか、これは身近なところから検証が必要なんだと思う。
官僚から大手建設会社、だけでなく、国から県、県から市、退職職員から外郭団体、三セク。「なんで、こんな人が居座っているのか?」 と思えるところがないか。よくみてみよう。
今しがたの前原さんの川辺川の治水の議論。最上小国川同様、漁協が明確に反対をし、そして、周辺の一町、サガラ村も反対の意志、また、潮谷熊本県知事も反対の立場の声にもたって問いかけをしている現状がとりあげられ、冬柴大臣に問いかけた。午後からの議論が楽しみだ。
今日、僕は、これから総合計画審議会の専門部会の傍聴に行く。
→5時まで傍聴。説明などを聞いていて、産業・観光政策の問題点、改めてみえてきたものがあった。そして総合計画の進め方にも諸々、感じたことがある。
収穫也。
クーリエ11月号

クーリエという月刊雑誌がある。この月刊誌は、ヨーロッパ、フランスの同名誌の日本版だが、世界各国のメディアのクリップを軸として、日本をアメリカよりもむしろヨーロッパの視点で、複眼的に見ようという雑誌だ。
編集長は実は大学時代の親友。それに今回の安倍辞任劇の各国のメディアの反応がでていて実に興味深い。世界が見た「安倍→福田」ぜひご覧あれ。メディア3.0の新潮流という特集も秀逸だ。角度を変えて、見ると日本社会と特に政治のおかしさがスゴくわかる。
特にヨーロッパのフィナンシャルタイムスの記事でのジャーナリストがこう評している。
「日本の権力は、首相以外にあるとしか考えようがない。実際の権力を握っているのは、自民党と大企業と、それから「鉄の三角形」の最後の一角を担う官僚組織だ。官僚組織の影響力はおそらく今も政治家たちをしのいでいる。」と。
http://moura.jp/scoop-e/courrier/
ソトコト11 月号

ソトコト11月号「日本の有機食品を探せ!」に、鶴岡の民田なす、そして温海カブが掲載されています!これは必見です!「在来野菜なら庄内へいらっしゃい!」だもんね。
パイロットファームの相馬君、アルケッチアーノの奥田君や江頭先生、また生産者の皆さんの活躍ぶりを観ることができます。「食の都」ブレイク夜明け前。とはよくやってくれたものです。感謝! ソトコトhttp://www.sotokoto.net/
市の財政。
公益文科大学院の公開講座 財政の勉強で一日。
庄内の地震対策
庄内支庁で主催した防災講演会に行く。鶴岡工専の澤先生からは、「柏崎と庄内の類似性」と、今般新しく認定された藤島地区と羽黒町田代地区の活断層について提示があり、
「地震の空白域」「庄内平野東縁活断層帯」という2つの要素について、改めて対策が必要なことを再確認させられた。
また群馬大学の片田先生からは、津波災害の時に備えない住民の実態、また、歴史的に何度も津波にやられていて、碑をたてているような場所なのに、再びそこに住宅地を建ててしまう現状。など。特に津波時、災害時の初動の体制や心理について、興味深い話をうかがった。津波などの際、まず「逃げる。」「率先避難者」の提案は、共感をもった。
中越地震の際、僕らは、米国のCARDという災害支援NGOの代表者らを現地に招き、現場で意見交換をした。「災害時、犠牲者になるか、それとも生存するかは、クリエイティブに行動できるかどうかにあるのよ」とその代表の方は言った。
いざという時に、迷わず、クリエイティブに行動できるようにするには、その練習が必要だ。まず、安全な場所に逃げる事。そして次に、、、。といろいろある。
ちょっと僕なりにまとめてみようと思っている。が、まずは「大きな声で周辺に事態を知らせながら、率先して逃げる。「率先避難者」って大事だ。
フォーラム終了後、最近話題になっている神戸、中越、庄内と走る「ひずみ集中帯」の事や、避難所の快適性づくりなどについて、しばし意見交換させていただいた。
片田先生が最後に示した言葉 http://www.ce.gunma-u.ac.jp/regpln/
「居安思危、思即有備 有備無患」
安きに居りて危うきを思う。思えばすなわち備えあり 備えあれば患い無し。
ふむふむ。
明日川田龍平氏、テレビ出演。
今日は、天気いいですね。草島、この連休は地震関連や財政関係の講座、などに出席の他はコモンズにおり、片づけと原稿書きをやっています。
さて。親友である川田龍平君の出演番組のお知らせが来ましたので、お伝えします。
日本テレビ放送網 10月7日(日)朝9:55〜10:55放送
番組ホームページ http://www.ntv.co.jp/haran/next/index.html
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→良かったですね。番組。
ビーチクリーンアップ

由良 庄内浜クリーンアップ庄内。3度目にして晴天に恵まれる。大勢の参加者。なかなか良かったと思う。
クリーンアップも、98年、僕らが最初にやりはじめたときは、「何それ?」的だったけれども、今や、行政の呼びかけによるイベントとして定着をしつつある。それも良しである。ただし、導入とまとめに、もう少し工夫があると良かった。
僕らウォーターワッチネットワークの好例の湯野浜海岸でのビーチクリーンアップは、10月14日の朝、午前9時から11時まで→訂正。10月19日(土)の朝午前9時から11時に変更します。IPCC(国際調査シート)を使ってやる調査型のクリーンアップです。どうぞ、多くの方々にご参加いただきたいと存じます。よろしくお願いします。
その後、水族館。
大義
朝、役所前。新しく作成したボード(今度お披露目します)を持って街頭演説する。
午後天気が良く、急きょ「庄内版武士道の鍛錬日」と相成った。いただきものの、「竹の庄内竿」実に良し、、、。
深夜、城山三郎さんのテレビの追悼特集の再放送をつい見入った。
「大義」が掲げられ、突き進んでいった戦争の組織の現場での虚構。怒りを発端として、組織と人間を見つめ作品を発表していった生涯。
インタビューでの言葉が弾けた。
「世の中に大義などない。一人一人が手作りで生き方を見つめることだ」
戦争で、巨大公共事業の現場で、こうした「大義」がお役所で唱えられ突き進む現場がある。実際、山形県政や、鶴岡市政の諸行を見ても、「大義」が掲げられて事業をおこなったが、実はそんなに住民の笑顔につながって居ないことがありはしまいか。
「戦争の時は「欲しがりません、勝つまでは」と民は言われて、相当な我慢をし、治安維持法で言論統制がしかれ、それに逆らうものは罰せられ、迫害された。でも、番組の中でも証言者が語っていたけれど、将校だとか、士官は白い米を食べていた。
ミャンマーの軍事独裁政権などがピックアップされているけれど、情報を隠蔽する中で、軍部や官僚など一握りの人たちは、都合のいい大義を並べ、裕福な暮らしをし、民は疲弊する。ミャンマーの市民は、僧侶は今、立ち上がり、真の民主主義のための闘争を行っている。
公共事業も、「生命と財産を守る」とか「陸の孤島を脱却する]などという大義を振って、ダムや道路を造り続けてきた。
しかし、その為に失われていったものがある。結局、長い目で見た経済ではあまり貢献しなかったものもある。でもそれを指摘する声はいつも少数派だ。
「負けるとわかっていて突き進んでいった戦争」と同じようなことが、公共事業でもおこなわれてきたのだと思う。
城山さんは、晩年、個人情報保護法に対して真っ向から反対を述べ、ロビー活動に奔走する。治安維持法がしかれた戦中の過ちを繰り返さぬようにと。
「世の中に大義などない。一人一人が手作りで生き方を見つめることだ」
鋭くも優しい目をした、「信念と行動」の、城山さんの言葉也。これぞ真実也。
HATーKZ(ハットカズ)システム
今日、午後1時から国会の論戦がスタートした。事務所でテレビを観ていた。
民主党鳩山氏の指摘はその通りだと思った。それに対する福田首相の答弁は、当局の書いたものの読み上げという感じで、力を感じることはなかった。
あいかわらず言葉が死んでいる。
長妻さんの質問は実に痛快で、よくぞ言ってくれたと涙がでた。
官僚たちの税金収奪システムHATーKZ(ハットカズ)システム。ひも付き補助金(H)天下り斡旋(A) 特別会計(T) 官製談合(K)随意契約(Z)。
これまでブログで、私もことあるごとに指摘をしてきた今の政治のムダや膿の温床を見事に指摘されていた。また、公共事業についても、B/Cが1以上でなければできない事を挙げ、公共事業が開始されてから総額費用が9倍にもなっていた農水相、国交省予算について指摘をした。
生活者の立場からの改革を唱えた民主党、長妻議員。
統治機構。官僚と政治について、もたれあいの構図の自民党型のシステム。
暴走した官に歯止めをかけることが必要だったのに、戦前から、戦後にいたっても、統治機構の見直しもないまま、これまで来てしまった。戦争責任についてもあいまいにしたまま、ここにある。ということ。などなど、胸をすく質問だった。
福田総理の答弁は、官僚の答弁書をよむばかりでのろのろと答えをはぐらかしたものだった。
長妻さんは、戦後60年ずっと続いた自民党の政権の元で狂ってしまった日本の政治の実態を的確に指摘されていたのではないか。と思う。
政権交代で膿を出すこと。まずそれが改革の第一歩だ。
鯉ヘルペス

鶴岡公園の内堀で鯉ヘルペスで鯉が死んでいたことがわかった 毎年子供まつりの際に カヌーを浮かべている池だ 対処策などを聞きにいった








