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水道水のアンケート調査中。メールでもOK


今般の県議会報告 に水道と県政へのアンケートを盛り込ませて頂いております。
現在、FAX、郵送などでお送り頂いておりますが、メールでお送り頂いても構いません。

どうぞ、アンケートにお応えください。よろしくお願いします。

鶴岡市民の皆様へ 水道と県政のアンケート 
● 10 年前の2001年の10月に、鶴岡の水道水が地下水100%から、月山ダムの水に切り替わりました。この機会に改めて、鶴岡市民の皆様のご意見を伺いし、9 月の一般質問や、今後の政策に反映させて参ります。皆様の率直な声をお聞かせください。

● お手数ですが、ご記入後FAX26−0038 か 郵送、メールでお送り願います。  
〒997-0837 山形県鶴岡市道田町21-29 草島進一
メール s.kusajima@gmail.com
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1.地下水からダム水に切り替わってから、水道水に変化を感じますか。
□ 味  1)おいしいままだ 2)まずくなった 3)飲むことができない
□ におい 
□ 温度  
□ 色  
□ 水道料金 
□ 全く変化ない。

2.水道水をそのまま 飲んでいますか?
1)そのまま飲んでいる。2)浄水器をつけている 3)沸かして飲んでいる。
4)水道水は飲まないようになった。

3.4)と応えた方は飲み水をどうしていますか、以下お応えください
( 1.ペットボトル水 2.わき水をくみに行く。3.スーパーの自動販売機で水を求める。4.地下水を掘って、その地下水を飲んでいる。
そのほか(                            )

4.県政の課題についてご意見を願います。どうぞご自由に

可能な方は住所、ご氏名をお教え下さい。匿名でも構いません。
住所 鶴岡市 

ご氏名           メール等

山形県議会初議会報告と水のアンケート


鶴岡市民の皆様へ。
7月15日号の鶴岡タイムスに、私、草島進一の県議会レポート みどりの山形通信、はさみこませていただいております。5月臨時会、6月定例議会の委員会での質疑模様、また、東日本大震災 支援についての提言や吉村知事の卒原発宣言についての姿勢、など、諸々とりあげおります。

中に、水源切り替えから10年として、、水道事業についてのアンケートを盛り込ませて頂いております。
紙面には、ファックスか郵便として募集といたしましが、メール でもを受付をおこなっております。xz皆様、どうぞご協力いただきますよう、よろしくお願い申します。s.kusajima@gmail.com

今、事務所には続々とファックスでのアンケートをいただいております。どうぞよろしくお願いします。

また、7月24日 午前10時から 第3コミュニティセンター ホールでおこなわれる、ケンジステファンスズキ さんの講演会についてもお知らせをさせていただきました。デンマーク在住のステファンさんから、 環境先進国デンマークの再生可能エネルギーへのとりくみをご紹介いただく画期的な機会です。

ぜひご参加ください

水道水についての提案を市災害対策本部へ


東京都、埼玉方面、千葉県で放射能汚染で騒ぎが起きている水道水についてーーニュースを受け、

本日12時10分鶴岡市災害対策本部へ提案。

水道部の水道水源だった地下水は、現在井戸7本あり、1万トン/日は緊急水源として使用可能。その井戸が使用可能なようにポンプを設置し直し、いつでも対応可能なように対処すること。

以上、鶴岡市災害対策本部 上野氏に 電話で申し入れしました。


現在問題視されている放射能物質汚染の水道水。ヨウ素は8日間の半減期、`深井戸であれば浸透していくまで時間がかかる。深井戸の地下水であれば、ヨウ素については回避できるのではないかとのこと。


河北新報掲載ー地下水調査報告会


3月1日の地下水調査報告会について、河北新報に以下、掲載されました。

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http://www.kahoku.co.jp/news/2011/03/20110303t51014.htm

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地下水 利用管理を 福島大チームが鶴岡で研究成果報告

地下水資源の適切な管理の必要性が指摘された講演会

 日本有数とされる庄内地方南部の地下水資源の豊かさについて理解を深めようと、福島大の研究チームを招いた講演会が1日、鶴岡市保健福祉センターで開かれた。
 環境NGO・ウオーターワッチネットワーク(山形県鶴岡市)が主催し、市民約30人が参加。福島大の柴崎直明教授(応用理学)と4年生の間沢慎太郎さん(22)が研究成果を報告した。
 柴崎教授は、父親の柴崎達雄・元東海大教授が1978〜80年に実施した庄内南部の地質調査を基に、「赤川水系の扇状地一帯は地下水を含む能力が非常に高く、循環のスピードも速い。1日当たり25万トンの供給能力がある」と説明した。
 間沢さんは、柴崎・元東海大教授の調査から約30年たった現在の地下水の状況を卒業論文のテーマに選び、福島市と鶴岡市を1年間往復して研究結果をまとめた。
 それによると、2001年に一般の水道水源が地下水から月山ダムに切り替えられて以降、地下水位は安定しているが、消雪用水のくみ上げによる水位低下もみられた。
 間沢さんは「全体のくみ上げ量が把握されておらず、行政には地下水使用量の算出や関係条例の整備が求められる」と強調した。

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この地下水調査報告会について、当日の模様をustにUPし、放映中です。どうぞご覧下さい。

http://www.ustream.tv/recorded/13064447



3月1日 地下水調査報告会 の内容



恵みの水を考える。
「鶴岡の地下水調査報告会」
〜福島大学 柴崎研究室・調査研究発表〜

鶴岡、赤川扇状地の地下水資源は、私達が水道水源で使ってきた貴重な水源です。 私達の呼びかけに応え、この1年、福島大学の柴崎直明研究室が調査をしてくださいました。私達の恵みの地下水の状況について知ることができる、貴重な報告会です。是非ご参集くださいませ。
▽報告。
1)鶴岡の地下水の実態。この1年の調査報告
  福島大学 柴崎直明研究室 間澤慎太郎 
2)恵みの水ー鶴岡の地下水の能力と今後の方策について
  福島大学 柴崎直明 教授
3)意見交換 「恵みの水を考える。」



出羽の国から水を考える
Water watch Network 代表  草島進一

3月1日地下水調査報告会


3月1日の地下水調査報告会が迫っております。

地域を廻っていると、、、水問題。


商店街 地域を挨拶まわりしていると、一言「水問題のとき、私も一生懸命署名活動した。残念ながら住民投票も叶わず、水が切り替わった。あの時、予想したことがそのまんまになった。水は明らかに不味くなり、特に夏場はそのまんまではとても飲めない。水道料金は2倍にはねあがった。 この変化が、放置されたままなんじゃないか」との問いかけられた。 おっしゃるとおりと僕は応えた。
その方は続けた。「高くなっても おいしくなるんだったら、わかるけれど、高くなって不味くなるなんて納得できない」と。
それと、冬2度とか3度という低温の水が流れてくることによって、お風呂を沸かすのに30分以上余計にかかる。このコストの上乗せはどうしてくれるんだ。ということ。これも以前から寄せられていた。市議会で一度僕はこのことはとりあげて質問をした。すると当時の水道部長「冬はそうかもしれないが、夏はぬるいからその分ガス料金が少ないと思われる!?」と、白々しい答弁をしたことを今も鮮明に覚えている。

この問題は、市議会だけでは片付けられない。水需要の予測をおこない、ダム開発に舵を取り、途中、破綻することがみえつつも、突進していった、「広域水道事業」  は、県、国の政治にも責任がある。この大きな問題を問題と認識しない県政にこそ、大きな問題があるといっていい と僕は考えている。

 鶴岡市では 「ダムと広域水道事業」の構造的な問題を抱えている。僕は、この問題の典型といえる鶴岡から、問題を解決し、持続可能な水道事業へ転換することを叶えたい。

水源が、地下水からダムに切り替わって10年。この10年の内に少なからず市民の暮らしに変化が生じているのではないか。もっと丹念に声を拾っていきたいと思うし、僕はそうした声に応えていきたいと考える。
ぜひ皆さんの声を今一度いただきたい。

 

山形県の水道料金はやっぱり日本一高かった!


先日。水道部にいって、これまで何度か確認させていただいている、H22年、4月1日現在の水道関連の統計書を確認。

家事用の水道料金の全国 ランキングが掲載されていた。随分昔に、山形県は値段の高さがダントツ一位となっており、新聞などでもとりあげられた事があるが、改めて見て、やはり平成22年現在の統計を見て、山形県の平均水道料金が、2099.1円で、10m3の使用量で全国と比べて一番高いということを確認。20m3だと、4230.1円の青森県の次、4168.6円で二番目に高いということになる。
 こうした情報はなかなかメディアに登場しないが、20m3で比べると都道府県平均では最高の4230円から1912円までと約2倍の差がある。実際の自治体の差でいうと、最高の羅臼町6360円から最低の富士河口湖町700円。9倍の差があるということは改めて驚く。
水源をダムに頼るか、地下水源か、それと人口が多いか少ないかがこの水道料金に影響する。もう少し細かくいえば、濾過方式が急速濾過や膜濾過、高度浄化など手をかければかけるほど建設費、維持費用が高くつくことになるし、生態系サービスを使った地下水、緩速濾過などを使えばそれをおさえることになる。
注目すべきは、この緩速濾過方式の浄水場だ。市議時代に実際に視察にいった広島県三原市の水道はその維持コストと水のおいしさに着目して最新の施設として緩速濾過浄水場を建設した。
  利水のためのダム建設と薬品に依存しがちな急速濾過方式の浄水場はセットで水道料金をつりあげる結果となっている。鶴岡市の場合は、自然浄化の地下水からそれに切り替わった結果として以前の約2倍の水道料金と、水質悪化ということになっている。年1100人ずつの人口が減ることになった今、こうした高料金体質の構造にメスをいれないといけないと思うし、根本的な問題解決のためには、市、県、国もこれまで踏み込めなかった領域に踏み込んでいかないといけないと考えている。実は、同じ悩みを抱えている自治体は多い。 どこも問題が先送りされているといっていい。
  人口減少時代に突入したこれからの時代に、持続的に低廉でおいしい水を提供できる水道にいかにしていくかは大きな課題だと思うし、まさに命を支えるライフラインであり地域の食文化をささえる水。
 今回は水道料金の問題に再びふれてみた。


山形の森林も海外資本に買われていた! 


昨年のクローズアップ現代、また、先日の報道ステーションでもとりあげられていた山林の海岸資本による買収問題。 北海道、青森県などの実例が提示されていたが、山形県内でも米沢でそうした売買がおこなわれていることがわかった。これは一大事だ。水資源をしっかりと守るためにも早期の法的な整備が必要。
リゾート開発が進んだ際に規制緩和したために山林の売買に行政が関与しなくてもいいようになっている。そのために、こうした事が進んでいると聞いている。
 山形県でも早期に、水資源特に地下水を公のもとして管理する 水源保全条例とともに山林を守るしくみが早急に必要だ。
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山形新聞WEBより抜粋

森、水資源の確保に懸念 米沢・私有林の外国人買収問題
2011年01月12日 08:32
 米沢市内の私有林が、外国資本によって買収された問題で、買い取られた面積は約10ヘクタールであることが11日、関係者への取材で分かった。外国資本による山林の取得は、北海道で目立ち、水源地の保全などの観点から、関連条例を見直す動きも出ている。水資源の確保や山林の荒廃などが懸念される中で、県は市町村や各森林組合に迅速な情報提供を要請するなど、実態の把握を急いでいる。

 今回の土地売買について、県は個人情報保護条例に基づき、契約者の氏名、居住地、取得目的などを明かしていないが、地元関係者によれば、取得したのはシンガポール人とみられる。関係者は「森林の売買には専門的な知識が必要であり、仲介業者が存在しているのではないか」と指摘している。

 吉村美栄子知事は11日の定例会見で、懸念材料として地下水が大量にくみ上げられることによる水資源の枯渇や、山林の切り売り、転売に伴う森林の荒廃などを挙げた上で、これらの問題が発生した際、「訴訟や命令などの法的措置を取る必要が生じた場合、言語や文化の違う遠距離の外国の相手方と交渉しなければならなくなる。国内の相手と比べ、より障害が高くなる」と懸念を示した。

 林野庁が昨年公表したデータによると、2006年から09年にかけて外国人または海外企業が国内の私有林を取得したケースとして確認されたのは25件、計558ヘクタール。このうち北海道が99.6%を占めている。取得目的は資産保有などで、リゾート開発が進む地域での取引が目立つ。

 北海道森林計画課によると、水源地の保全など道民の安全・安心を守る観点から、現在、土地売買に関する条例の見直しを進めているという。現行の国土利用計画法では、1ヘクタール未満の森林に関しては実質的に都道府県が把握する手だてがないため、小規模の土地取引に関しても、その実態を把握できるシステムを検討している。


朝日新聞webより抜粋
米沢市内の民有林、外国資本が買収 知事は懸念表明
2011年1月12日
県は11日、外国資本が米沢市内の民有林を昨年買収していたことを公表した。国土利用計画法では、1ヘクタール以上の森林を売買する際は、県に届けることが必要で、昨年7月30日付で届けがあった。県内での外国人による森林買収は初めてという。県は個人情報として、利用目的や国籍などは明らかにしていない。

 吉村知事はこの日の定例記者会見で「外国資本による買収は、地下水の大量くみ上げや荒廃森林の発生など、目的や利用実態によっては好ましくない場合も考えられる。法的措置を講じる必要が生じた場合、(相手が外国資本だと)交渉の障壁が高くなることを懸念している」との見解を表明。県内の実態把握や対策などを話し合うための関係各課による連絡会議を近く設ける意向を示した。

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地下水調査ー日量25万トン採取できる地下水を次世代につなぎたい。


環境NGOウォーターワッチネットワークでは、鶴岡の地下水源を次世代に手渡すことを一つの重要なミッションとしてきました。今年一年、実はこれまで念願していたことが叶い、実現している事があります。それは、専門的な地下水調査を福島大学の柴崎研究室と共に行う事ができている事です。定点観測のポイントを定め、水位測定と水質調査が続いています。鶴岡水源の状況調査を卒論の課題に選んでくれたM君が、毎月1回、欠かさずに調査にきてくれています。以前の水道水源用の井戸のデータ、国、県の調査データを合わせて今、だいぶ整ってきたようで、現状をパソコン上で見せて頂きました。赤川扇状地の土地の状況、地下水の状況の全容がもう少しで現れてくるその手前といったところでした。昭和52−55年まで、今般ご協力いただいている 柴崎先生のお父様である柴崎達雄先生(東海大学・新潟大学 教授)に調査をいただき、当時日量25万トン(持続性補給量)補給される、非常に優秀な水源であるということを発表していただいた赤川扇状地の地下水。