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地域を廻っていると、、、水問題。


商店街 地域を挨拶まわりしていると、一言「水問題のとき、私も一生懸命署名活動した。残念ながら住民投票も叶わず、水が切り替わった。あの時、予想したことがそのまんまになった。水は明らかに不味くなり、特に夏場はそのまんまではとても飲めない。水道料金は2倍にはねあがった。 この変化が、放置されたままなんじゃないか」との問いかけられた。 おっしゃるとおりと僕は応えた。
その方は続けた。「高くなっても おいしくなるんだったら、わかるけれど、高くなって不味くなるなんて納得できない」と。
それと、冬2度とか3度という低温の水が流れてくることによって、お風呂を沸かすのに30分以上余計にかかる。このコストの上乗せはどうしてくれるんだ。ということ。これも以前から寄せられていた。市議会で一度僕はこのことはとりあげて質問をした。すると当時の水道部長「冬はそうかもしれないが、夏はぬるいからその分ガス料金が少ないと思われる!?」と、白々しい答弁をしたことを今も鮮明に覚えている。

この問題は、市議会だけでは片付けられない。水需要の予測をおこない、ダム開発に舵を取り、途中、破綻することがみえつつも、突進していった、「広域水道事業」  は、県、国の政治にも責任がある。この大きな問題を問題と認識しない県政にこそ、大きな問題があるといっていい と僕は考えている。

 鶴岡市では 「ダムと広域水道事業」の構造的な問題を抱えている。僕は、この問題の典型といえる鶴岡から、問題を解決し、持続可能な水道事業へ転換することを叶えたい。

水源が、地下水からダムに切り替わって10年。この10年の内に少なからず市民の暮らしに変化が生じているのではないか。もっと丹念に声を拾っていきたいと思うし、僕はそうした声に応えていきたいと考える。
ぜひ皆さんの声を今一度いただきたい。