シュタットベルケこそ、日本の自治体を持続可能にする鍵だ!2018.2.1等の取材を経て
シュタットベルケこそ、日本の自治体を持続可能にする鍵だ!
1月31日から2月1日 日本シュタットベルケネットワーク ワークショップ@九州大学に参加して 鶴岡市議会議員 草島進一
*修正のお知らせ 3月2日 川又参事官の講演が途中で尻切れになっておりました。日本版シュタットベルケの意義が語られた後半部分を付け加えました。
年末、「問題発言議員」と全国版のメディアで叩かれるきっかけとなった鶴岡市議会12月議会の一般質問。その中身は「鶴岡版のシュタットベルケ」を提案したところからでした。約200億円かかるゴミ焼却プラント。その熱から生み出せる電力や温水を使い、隣接する25haの土地区画整理事業で地域暖房を実現し、さらに公民連携の公営企業を立ち上げエネルギー自立、エネルギーの地産地消で生じる経済の地域内循環で地域経営をしていこうという構想を提案し、市長に政治判断を求める質問でした。この映像の13分ぐらいから(前半は文化会館への3つの提案)
1月31日〜2月1日まで、九州大学の日本版シュタットベルケのネットワークの方々が集まってワークショップを行うと伺って早速参加させていただきました。立命館大学 ラウパッハ先生、元環境省 在ドイツ大使館勤務の川又さん、エネルギー事業者、自治体関係者、金融関係者など錚錚たるメンバー20数名が集まって1日目は午前1時半から5時半まで、2日目は午前9時半から12時まで、ワークショップをおこない、2日目1時半から5時までは九州大学主催のエネルギーウィークとしての講演会がおこなわれました。
私達の鶴岡市人口は、今約13万人ですが、年間1200人の人口減少という現実に直面しています。この人口減少社会を如何に乗り切るかが目下最大の課題です。
私は山形県議時代から「エネルギー自立による地域再生」をおこなっているドイツやスイスの事例があることを村上敦さんらの書物から知り、村上さんが主宰のクラブヴォーバンに参加をしたり、第4の革命の映画上映会を企画してみたり、様々な講演会などに参加をし、ドイツのエネルギー自立の周辺にどうも、その答えがあるように思えていました。その答えはシュタットベルケでした。ドイツでも同様に人口減少が進んでいるのですが、そのドイツで1400地域で取り組み、地域を持続可能にしているしくみがシュタットベルケなのです。
映像取材の許可を得て、ずっとカメラを回し続けつつ参加をしてきたのですが、先ずは日本シュタットベルケネットワーク 代表理事のラウパッハ先生の基調講演他をアップデートしました。
2.15 川又在ドイツ大使館 参事官 、原田九州大学教授 みやまスマートエネルギー 磯部社長のインタビュー動画をアップデートしました。
ぜひご覧下さい。
1九州大学エネルギーウィークでの基調講演 ラウパッハ先生2月1日
2ワークショップでの基調講演 1月31日
3 川又孝太郎 在ドイツ日本大使館 参事官
日本版シュタットベルケの意義について
川又孝太郎 在ドイツ日本大使館 参事官
4原田先生 講演 九州大学での取り組み
このワークショップがあった1月31日の午前10時から11時まで、午前中、日本版シュタットベルケの最前線でもある、午前中、みやま市にてみやまスマートエネルギーの磯部社長を訪ね取材をさせていただきました。
その取り組みにはたくさんのヒントがあるように思えました。
独自取材「みやまスマートエネルギー」磯部代表
どうぞご覧さい。