持続可能な鶴岡ブログ

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月別ア―カイブ: 8月 2007

産業建設委員会で視察。



本日より、産業建設委員会の視察。北海道、旭川からスタート、駅前からこんな風景。


今後の予定。


朝、つじ立ちからスタートし、諸々事務作業に追わる。
 本日晩から羽黒、齋館に泊まり、18日早朝より京都造形芸術大学のスクーリングのガイドとして月山から湯殿山へ山駈け、そして晩に講話をおこないます。社会人学生を中心に35名もいらっしゃるとか。18日は湯殿山ホテル宿泊予定。19日早朝に鶴岡にもどり昼から産業建設常任委員会の視察で北海道。22日まで。23日には恒例の森供養にいく予定。
 だだちゃ豆のいい季節ですね。明日あたりから白山がでると矢馳の親友に聞きました。
なかなかゆっくり食べる間もないなあ。

中越沖地震から1ヶ月。


暑いですね。本日、中越沖地震から1ヶ月です。
昼前ぐらいからちょっと風がきついですが、今日1日は天気はもちそうですね。
柏崎。原発火災の検証。夏の避難所生活の改善。諸々課題はあるように思えます。
今現在、避難所数が40箇所、505人、避難所生活の方々がいらっしゃいます。(15日20時現在)。どうやってこの暑い夏を乗り越えているのでしょう。
今、鶴岡災害ボランティアネットワークで、だだちゃ豆を贈ろう!プロジェクトをやっています。 これまで4回、柏崎に参りましたが、私が、次に柏崎入りするのをこの鶴岡災害ボランティアネットワークで現地支援をおこなう、25日としました。
 25日の朝に出発し、現地の仮設住宅集会所で、だだちゃ豆を食べて頂こうというものです。「庄内の「食の都の力」で被災者の方々にちょっとでも笑顔をつくれたらと思います。どうぞ皆さん、ご協力のほどを。25日に炊き出し、配布のお手伝い、また運転補助をしてくださるボランティアを募集します。どうぞよろしくお願いします。

温海、杉林の焼き畑。




杉林帯での焼き畑を観たい!とリクエストしていたところ、温海庁舎からご連絡をいただく。朝5時、ちと遅れたが、小名部の現場へ。約30アールほどの相当の面積。杉林を伐採したところを焼く。まず、そのスケールに驚いた。散水装置からの水で境界をつくり、山の上の方から火をつける。はじめから3時間もすると、半分以上の敷地が炎に包まれた。時には大きな火柱があがり、炎が勢いを増す。
 ここの地で伐採された杉林は代替70年生の立派なものだったそうだ。でもこの面積から切り出された杉で約10万円にしかならなかったのだと聞いた。
 ここを焼き畑をして、温海カブを植えると、大体7万円ぐらいの収入にはなるかなとのこと。山林の経済はまだまだ厳しい。
 山を焼いていると次々と、こうした焼き畑のオーソリティのような村の方々が集まって、まんべんなく、効率的に焼けるように、手をいれていく。
 まず、伐採をした後の杉葉を散らす作業が大変なのだと聞いた。4人で4日間かかるということだ。これが大体1ヶ月前の作業。
 計画の上でこのお盆の最も暑い、乾燥した日に山に火をいれる。
実に見事に火が燃え広がり、黒い灰の畑が一面にできあがる。
そこに、小さな小さなカブの種をまいていく。
 10月には収穫とのこと。実に楽しみだ。

僕はその後、恒例の湯殿山 本宮祭へ。そして大滝で禊ぎ。その後、荘内大祭。
灯籠流しまで。 暑い中、皆様、お疲れ様でした。

月山での最高な一日。ブロッケン現象。


柴燈祭。夕焼け。柴燈。ほいほい酒。この8年間にわたり、毎年通い続けている月山山頂での祭り。自然が、空が。花々が、この祭りを祝福し、とても美しい風景を見せてくれる。夜は新月。満天の星。頂上の澄み切った空とひんやりとした空気の中。ペルセウス流星群。30ぐらいの大小の流れ星。大きな光線が走ると山小屋宿泊者のみなさんと拍手。
なお、月山登山は、8合目から登り2時間半、下り1時間半。13日、一人ヘリで運ばれた方がいらっしゃったようだけれど、熱射病には気を付けて。8合目だけでもチングルマやニッコウキスゲの群生、オゼコウホネなど、高山植物や湿性の植物で楽しめます。
 僕は再度、今度は宗教学者、鎌田東二先生と京都造形大のスクーリングのガイドで18日山駆けします。

だだちゃの季節



早生白山 から 枝で1k 800円 さや 600g 800円 いい盛り上がり

本日、柴燈祭


本日は、月山恒例の柴燈祭です。
昼から月山に登ります。午後7時。今日は、天気がなかなかいいので、月山の頂上でたかれる護摩の火が鶴岡周辺でご覧になれると思います。月山と呼応する、送り火と迎え火。
今、ほとんどうしなわれつつあるこの文化の再興を望むものです。

焼き畑



今の時期、温海地区を訪れると方々で煙りがあがっている。こうした焼き畑の煙だ。まさに庄内のもうひとつの風物詩といっていいだろう。杉林の斜面の他、休耕地などで、1週間前から雑草などを刈り、干しておく。そして、天気が続くこの時期に火を入れる。うまく火がまわるように枯れ草をならし、杉の葉をちりばめた。大事なことは、他に燃え広がらないように、消化線を決めて、青い葉を残したところや、枯れ草の全くないところをつくり、それで囲むこと。いい風も吹いていたおかげで、すごくいい火の周り方だった。 焼いた畑には、雨が降る直前ぐらいに、赤カブの種がまかれる。
 赤カブは、完全無農薬。無肥料。灰の成分などが、様々ないい影響を与えてくれるのだそうだ。今日、焼いた畑にも、種がまかれ、10月には赤カブの収穫ができるのだそうだ。収穫が楽しみだ。ここは、その後でワラビ畑にするのだそうである。伝統的な農法。文化。すばらしい。

焼き畑体験





山林にて。フォワーダー初体験。



焼き畑体験の後、Kさんにつれられて温海の山林へ。写真はフォワーダーといいます。これだと、相当きつい坂道もぬかるみでもへっちゃら。バケットに切り出した木を積んで運びます。実際バケットに乗せてもらって坂道を移動。Kさんらは、自分の力でバックホーで山林を切り開き、道をつくります。このフォワーダー用の道だったら一日300メートルぐらいはできるとおっしゃっておられました。すごいもんです。
 林業の機械化の一躍を担うのが、このフォワーダーとバックホー、ヤーダー 、との事です。ふむふむ。