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寒鱈まつりとどんど焼き 小貫博堂


銀座通り、寒鱈まつり。天気に恵まれ、まずまずの人出でなにより。旧体育館駐車場から、銀座通りまで歩く道すがら、読売観光などの観光客のみなさんの群れと一緒になる。
年末に中越にもちつきに行った共同ファームのお餅ブースのところで、中越、小千谷 塩谷地区の小民家再生の支援Tシャツの紹介をした。
 目の前で困った顔をしている子供連れとおじいさん。赤いキムチ鍋のはいったお椀をかかえている。「たら汁と思って、たのんだはずなのに、、、」とのこと。あそこの黄色いはっぴのところだったら、間違いなく鱈汁だしおいしいと思いますよ。とお伝えする。ありがとう、それじゃいってみます。もうこれは食べれないからいいや とキムチ鍋のはいったお椀を椅子においたままにして行ってしまいました。
 20件ぐらい、いろんな鱈汁づくりのチームが並ぶわけだけれど、キムチ系で困惑されるのはちょっとどうでしょうか。以前も塩鱈で鍋をつくる業者がいて、お客さんの苦情があって、改善された事があった。
 キムチ鍋も僕は大好きだしおいしいとは思うのだけれど、このイベントに何をお客さんは求めてくるかを考えれば、ちょっとどうか。
 鱈汁は食べて、その上で、というのだったらわかる。おもちも雑煮もきりたんぽもキムチもということだったら。「鱈汁だよ といってキムチ鱈汁がでてくればそれはちょっと問題かもしれない。
 案内係の鱈汁コンシェルジェがいてもいいかもしれませんね。
とにかくイベントは、やる側はやる側で手一杯。いかにお客さんの立場になれるか。十分すぎるほどの案内が必要。特にそこへはじめて訪れる人が多くいる場合は無論。日々、ブラッシュアップしていかなければなりませんね。
自省もこめて。


6小学区の新年の集い。いろいろご意見、激励ありがとうございました。
藤沢周平記念館の構想については、結構みなさん、言いたいことがあることを再認識。

5時半からは荘内神社のどんど焼きにお札などを納めに。するめ、昆布をあぶるのははじめて体験。なかなかいいものです。
その後「荘内の美術家たち」展に。小貫博堂先生がはじめた新派美術展からはじまる「教育絵画展覧会」。荘内中学の生徒の作品とともに、東京美術学校(今の東京芸大)の作品、美術学校所蔵の名画を展示した、画期的な展覧会。
それを興した小貫先生の志と行動に、その功績を僕らは再認識し。改めて大いに感謝したい。

今回の展覧会は、小貫先生の作品と教え子である地主悌助氏、太田義一氏の作品の展示だが、どれもすごい力のこもった。小貫先生の日本画は由良の白山島のスケッチ、地主氏のおだやかな色調の初春の月山。それに、「ものを良くみよ」と教えてくれる石、工具などの作品。太田義一氏の最上川の船着き場の作品が印象的だった。また行こう。