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中之島ボランティアセンターより


18日 ボランティアセンター立ち上げ日、ボランティア数1198名。
昨日19日、ボランティアの数1648名。昨日は、連休最終日ということもあり、県外からも多数のボランティアが参加。午前九時オープン予定のセンターを30分くりあげて受付をする。受付レーンに一挙に受付。現地のニーズは、泥上げ が大半。昨日にひきつづき、電話を受けてのニーズの他に、町内単位の班長さんがボランティアを「何名ほしい」と迎えにきてくれた。七番町は250名ほどのボランティアをひきつれて、現地でふりわけて作業にはいった。決壊現場に近い場所は、家にはいった泥を書き出す作業でほとんど終始している。
ここでひとつ困った状況が生じている。 

土のう袋が足りない! 

 土のう袋が、今、現場でのトップニーズだ。単に土砂をいれる丈夫な袋だが、それがないと自衛隊も業者も土砂を外にだせない。役所では、「一件につき五枚」と言って住民にわたしている。平等優先の役所でよくやりがちなことだが、現場が見えていないのだ。「役所じゃ五枚しかくんねえからよう、買うしかねえんだ」と被災地の住民はこぼしているが、それはナンセンスだ。ボランティアの現地での活動にも何がなくても、この泥かきだし作業にこの土のうはいくらあっても足りない状況。今現在の支援物資の最筆頭として「土のう袋」といいたいのだ。
昨日18は、長岡JCの方が十回ぐらい車で往復して、僕も二度ほど、一輪車を使って、土のう袋約1万袋を作業現場に運んだ。家の敷地全体に五十センチもの泥が堆積している現場がたくさんあるわけだから、これは当面相当数必要なのだ。
(20日になってこれは県、国マターだとして国交省信濃川河川事務所と交渉。案の定国の機関にはたくさんあるとのこと。それもそうだ。水防の必須アイテムがこの土のうだから、いろんな水防の事務所や倉庫に振り分けて相当数備蓄しているはずだからだ。とりあえず3万袋を発注した。水害時の泥かきだし作業をともなう時の国の’復興支援物資としてきちんと位置づけ、とにかく現場救援のために大量投入することを求めたい。)

午後三時すぎ、小泉首相が被災地視察のために中之島にやってきた。警察が、(なんでここに神奈川県警がいるのか不思議だった)相当数増員され、上空にはヘリコプター2機が警戒こんなボロい「ボラセン」になんかこないだろうな とみんな思っていたが、災害対策本部(となり)に着くとそのままとなりまで歩き、ボランティアセンターの中にぞろぞろと現れた。マスコミはあまりとりあげなかったようだし、いろいろ思惑もあったのかもしれないが、ボランティアセンターに足を運んでくれたことだけは評価しておこう。

二十日 朝。 晴れ。
被災現場は、粉塵がまっている。匂いも結構きつくなっている。朝から、粉塵マスクを現場にむかうボランティアにもたせる。
ボランティアセンターは、朝七時半からフル稼働している。午前九時にはボランティアの受付開始。平日の今日からがもうひとつの勝負。午前11時現在。現在366名。さすがに連休時とは違う。ぱらぱらといった感じの状況。現場は、泥だしや、家具だしをおこなったり、家屋に水をかけて洗ったり。作業はいくらでもある。

 20日は、結局 男性353名  女性76名  の429名。

ニーズ133件に手をつけられない状況だった。これは徹底的なボランティア呼びかけが必要だ。

送迎バスがでます。見附⇒中之島ボランティアセンター

いけなかった件数 133件 だれもいけない。
ほしいボランティア537名必要。
 
三条市災害ボランティアセンターHPは、
http://npo-aichi.or.jp/ssvc/