本日のアクション。最上町長に提案する プランB | 前 山形県議会議員 草島進一

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本日のアクション。最上町長に提案する プランB


最上小国川ダム問題。本日は午後1時30分に、大場さんと2名で、最上町、町長室にて 副町長宛申し入れをしました。

2014年・6月3日

要請書 

最上町 高橋重美 町長様

 

水源開発問題全国連絡会 
ダム検証のあり方を問う科学者の会 
最上小国川の清流を守る会 

私たちは5月17日18日、故沼沢勝善小国川漁協組合長を追悼の意を込めシシンポジウム「最上小国川の真の治水を求めて」を開催した。 河川工学者として、今本博健 京都大学名誉教授、大熊孝 新潟大学名誉教

授 嶋津暉之 水源開発問題全国連絡会代表。魚類生態学者として 朝日田卓 北里大学教授。漁業法の専門家として 熊本一規 明治学院大学 教授 鮎釣りなどの漁業振興策の専門家として釣り人社 社長 鈴木康友氏を招聘し、温泉地質の専門である川辺孝幸 山形大教授(当会共同代表)とともに、これまでの県の見解に対する反論をはじめ、赤倉温泉をはじめ流域の「真の治水」について議論し、結論を導き出した。 総意として以下、添付する資料とともに提言する。

1)真の治水対策について 優先すべき「ダムなし治水と赤倉温泉の改修プランを改めて検討すること。 県は、ダムに拠らない治水を技術的に不可能として排除し続けてきた・ まず、裁判資料から、県が「河床掘削が温泉湯脈に影響するので不可能」と主張してきた拠り所としてきた金山荘賠償事件は、問題とされていた護岸工事では関係ないことが発覚し、根拠がないことが明らかになった。 

小国川広告_表面A4

今般招聘した3名の河川工学者は、川に面した温泉旅館の温泉の確保のために以前は木製だった堰を県がコンクリートで作ったために、土砂が堆積し、全体的に河床上昇がおきている事を確認した。そして県がつくった堰(落差工)を取り外し温泉湯脈に影響させることなく河床掘削や河川改修を行う事は技術的になんら問題はない。つまり県が主張してきた「技術的に不可能」という見解を完全に覆した。

「真の治水」とは、治水の対象となる赤倉温泉街や流域の未来に貢献する治水対策である。現在中心の旅館が倒産し、老朽化が進む旅館群を美しく、秩序をもって河川改修とともに、次世代に渡り持続可能であるように再生させるプランこそ、最善策である。 この図が添付するこの河川改修の構想図である。堰を取り払い、橋桁のない橋脚に付け替える。それと同時に15年前に東北芸術工科大とともに住民がおこなったまちづくりワークショップの際から課題であった「川に背を向けた温泉街」を「清流と共生する温泉街の景観」へ、又、現在老朽化している温泉旅館を、一部セットバック、コンパクト化し、次の時代に要請の応えた改修をおこなうものである。 地球温暖化、ゲリラ豪雨などが懸念される昨今、人口減少社会の社会コストを踏まえても、想定外の事態に対応できず、更に維持費が長年かかるダム等による「定量治水」よりも、どのような洪水にあっても命を守る」を目標とする「否定量治水」として水害に強いまちづくりを目指す「流域治水」が肝要であり、自然資本の価値を踏まえても流域治水としての河道改修、堤防強化が優先されるべきである。 以上、この図のような治水プランを抜本的に検討し直すことを提案する。 他、穴あきダム建設の問題として 2)流水型ダムの閉塞の問題 3)環境への影響 4)漁業振興策 についての科学者の見解は、添付の資料のとおりであり、重く受け止めていただきたい。先般5月26日開催された角哲也氏の講演はこれらの見解に対し、全く解決策になっていない。環境への影響については、先般講演終了後このうち朝日田 卓 北里大学教授の見解に沿って質問させていただいたが、全く回答をいただけなかった。 魚類生態学者や河川工学者が口をそろえ「清流小国川を破壊する」と評価する小国川ダム建設を止め、本来優先すべき河道改修プランを再検討することを提言する。 以上

 

2014年6月3日

公開質問状 高橋重美 最上町長 様

最上小国川の清流を守る会
山形県議会議員 草島進一

1)貴殿は今般行われた漁協と県の協議の場中、第二回、第三回協議の場において「穴あきダムは沼沢組合長から提案されたものだ」という旨の発言をしている。 その提案とは、いつ、どの会議の場での提案か。お尋ねする。

2)協議の場において貴殿は、「議論は尽くした」旨の発言をし、漁協が求めた有識者の協議への参加や、シンポジウム開催を拒む発言をおこなっている。 しかし、今般の「真の治水をもとめて」シンポジウムにおいて、全国有数の河川工学者、魚類生態学者らの科学的な知見が数多く無視され続けてきたことが明らかになった。 貴殿はダム偏重の科学者のみの見解を広報し、住民をミスリードしてきたのではないか。見解をお尋ねする。 以上、2点の質問に可及的速やかに6月6日までに文書でお応えいただきたい。

 

以上。この要請の後、舟形町役場を訪れ町の観光振興ご担当者、元課長らに取材。ドライブイン食堂で遅い昼食。「京大の先生がダムができたら川が死ぬといっていた。テレビ見てそのとおりだと思った」と食堂のお母さん。結構伝わって感じてくれてる人がいる。ちらしもその通り。その後山形へ。