持続可能な鶴岡ブログ

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つじ立ちー市議会傍聴ーダム問題。


今朝、八文字屋前。選挙戦の前の時と同じようにコーヒー缶の差し入れをしてくださった方がいて、とてもうれしかったです。いくつかクラクションをいただきました。ありがとうございます。よりよい鶴岡への変革の志を私は今後もずっと持ち続け、日々努力して参りますのでよろしくお願いします。

本日は午前中ネットで市議会傍聴。新型インフルエンザの予防接種を低所得者の方々ががまんしなくてもいいようにおこなう措置のための補正予算とのこと。いかに周知するかなどの課題は大事なことだと思います。
又、副市長1人制にした理由を問われると、市長は行財政改革の一貫としての副市長一人制。「以前の2名の副市長が辞めたことから、山本元農林水産部長を選任した。と述べました。
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本日、ブログのタイトルを変えました。新しい時代に応えた「持続可能な鶴岡」をめざし、取り組んで参りたいと思うその気持ちを表してみました。

さて、最近新聞やテレビでダム 問題がとりあげられています。本日も、夕方のテレビでは 農業利水用のダム問題で 五十嵐敬喜先生がコメンテーターとして意見を述べられていましたし、さきほどまで、NHKのラジオで「改めてダムの役割を考える」として特集が組まれ、京大名誉教授の今本博健先生が電話でコメントしていらっしゃいました。(ラジオ教えていただいたK先生に感謝します)今本先生には、山形の最上小国川の問題に5回も足を運んでいただいております。「最上小国川に穴あきダムは似合わない」他、流域の問題を指摘した文書が手元にあります。

改めて私は、私たちの山形県が抱えている最上川の支流、最上小国川のダムの問題について、これまでの流域の議論では、「ダム推進論者」だけ集められた会議が続き、真実が議論テーブルの上にのっていないと実感しています。
 
赤倉温泉地域の治水を考えるならば、ダムをつくるのではなく旅館街の再生工事と河川改修をおこなうことが、流域地域の長期的な経済を維持し、持続可能な発展に寄与することになる「真の治水」であると私は考えています。

でも、国からの補助金や交付金がダムならば、国から多くだされ、河川改修だと地元負担が大きいというしくみがあり、それもあって地元の自治体ではダムを選択しやすい構造がありました。
こうしたしくみこそ見直し、今こそ真実の議論をやりはじめる時だと私は考えています。