持続可能な鶴岡ブログ

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月別ア―カイブ: 9月 2008

自転車 海辺の花ウンラン



solaiから空港まで自転車で40分。トレーニングのつもりで走ってみた。天気は快晴。実に気持ちよかった。庄内浜でウンランをみつけてパチリ。
9月21日、ビーチクリーンアップ 湯野浜 午前9時 ホテル海山前、北側駐車場集合。終わってからこうした海の花の観察会をおこなおうと考えております。
 質問をまとめる2日間といったところ。
自転車で走ってみて、改めて自転車で走っている方々の不便さ、危険性を感じた。スウェーデンのヨーテボリで僕は半日ホテルの貸し自転車で走っていたのだが、安全性も心地よさも全然違う。速く走る自転車が日本では認められていない。ヨーロッパでは自転車は遅いのもあるけれど速いものもある。自転車道は、車道と平行するか、車よりも景観を見やすいようなところをゆったり、安心して安全に走れる。歩道と一緒などというのは論外といったかたちでずーっと自転車道がしかれていたのだ。
 湯野浜まで走っている内、善宝寺から七窪間の自転車道は快適だった(少し道路が草ぼうぼうのところはあったが)。ちょっとだけの区間はスウェーデンを走っているようだった。そもそも以前、電車が走っていたところを自転車道にしたものだが、途中の区間はもうなくなっている。消極的にしか考えられていなかったからだ。
 最近、たまたま駅前の観光案内所にいたら、自転車を電車に積んできた方に、「ええと、湯殿山経由で山形市に行こうと思うんですが」と言われ、「はじめの坂道大丈夫かなあ」「まてよ。途中から自動車道になるから旧道をいくしか、、、」とか色々アドバイスに困ったことがある。観光レンタル自転車も、結構最近人気だ。鶴岡駅、役所を中心として、庄内浜へ。朝日村へ。三瀬に。羽黒へ(これは自転車道完備、、でももうひとついいたいことがある)、きちんと安全、安心、時には速く走れる自転車道をつくることは今後、検討する価値があるのではないかと考えている。
 
 みなさん、ご意見をおよせいただければと思う。

鶴岡 水 再考。



9月議会開催!ーチームワーク


鶴岡市議会 9月議会がはじまった。
その朝、羽黒高校の教頭先生のお話を聞いた。先生はバレーボール部の監督をされている。生徒たちをいかに指導するか。ご自身、中学、高校、大学時代バレーボール浸けの中でみいたした指導方法。チームワークの手法。とてもいい示唆をいただいた。
すこしいただいた資料から抜き出しておこう。
 チームモットー、「人間力」個々の能力を高め結び合う  心と心をつなぐ。技と技をつなぐ。特徴を磨く。チームワークとは、技術と技術。心と心がバランスよく、且つ強く結びつき、悪条件を良くするカバーリングできる集団のことである。

「パスしたら、自分の仕事終わり。で知らんぷりをしている。なーんていうことをさせないようにしています。パスしたらフォローにまわる。そこから、最後のアタックにチーム全員の力が宿り、神が微笑む力がでるんです。」とのこと。
 現在、羽黒高校バレー部の目標は全国大会出場、ベスト8入賞。それに向けて常にコミットさせるシステムと技術。なにより指導者のものすごい情熱を感じた。「生活の乱れが運を逃す。勉強の怠けが将来をつぶす。栄養の不足が体を壊す。自己の限界を知り、それを乗り越えたとき自信が生まれる。限界を伸ばす。苦しんで苦しんで得たことが血となり肉となる。」これはすべての仕事に通ずること、そして人生に通ずることだと思う。うむ。山伏道にも続くかな。
 
さて、9月議会。総括質問。市長の答弁が諸々続いた。なんか、なにかを感じないな。
 http://www.city.tsuruoka.yamagata.jp/gikai/
で議会中継が見れます。

私の一般質問は10日午後4時ぐらいからです。傍聴歓迎!

街頭演説ー動けば変わる。


八文字屋前に立つ。ここに立ちはじめて、かれこれ9年を超える。ラッシュアワーの車から手をふってくださる方がいらっしゃる。今日も終わりかけたとき「今の政治だば変えねばだめだ」と待ってくださる方がいらっしゃった。
 その後、峰中あけのヒゲをそり、
今日は慶応大の鶴岡セミナーの発表会に参加。出羽三山の羽黒山、即身仏と対峙し、内藤先生のお話を聞いた学生の皆さんがまとめたプレゼンを聞いた。
 諸々興味深い要素あり。こうした機会はとてもいいと思った。
様々な知性や感性をもった学生諸氏が、この三山と対峙し、新たな価値形成をする。
地元民も「へえ、そんな考え方もあったのかあ」と気づく。
そんな気づきあいが大事なのだと思う。
 9月議会が明日からはじまる。そのヒアリングが続いた。
9月10日は僕の一般質問。よっしゃ!

末期状態!の日本の政治。



福田総理が政治を放り投げた。威勢のいいことをいっていながら、あっさりと突如辞任した安倍元総理が辞めて驚いたのはつい最近の事。そして安心安全内閣とかいっていた「おまえもか」という感じ。
 60年続いた自民党政権はもう終わりに近づいている。
一国の総理が途中で、それも防災の日とかに「やーめた」なんて辞めるかねえ。
選挙対策だということだけれど、だとしたらさらに、完全に国民を無視した許されない行為だと思う。メディアでは「ポスト福田」なんていっているけれど、そんなことよりこんなに醜く恥ずかしい無責任な政治をやっていいのか。ということが重要だ。

 僕は政治というのは「希望」を作り出すものだと思ってやってきた。ところが今の政治はどうだ。失望と、時には絶望を作り出しているじゃないか。
 もう許せない。もう、こんな恥ずかしい政治におさらばして、真にいいシステムを作り上げる、希望をつくりだす政治に大きく変えたいものだ。
 とにかく、今、やらなければならないのは、政権交代だ。もういいかげんにしましょう。、、、。
 こんな趣旨の事を、このカードをもって、朝、役所前、夕方、八文字屋前にたつ。
峰中あけのヒゲ面。演説していて、ふとみるとじっと座って聞いてくれていた人がいた。25歳の青年だった。このブログもYOUTUBEも見てくれているという。本当にうれしかった。そして同じく座って聞いてくれていたのは女子高生3人組。「その字の紙、いただけますか」と一言。「え、こんなのを?」と思いながらどうぞどうぞと手渡す。
 ありがたい。ありがたい。ありがとう!

さて、9月4日から9月定例会がはじまる。僕の一般質問は10日。
先端研の成果と見通しについて、地下水政策について(砂利採取について)、総合計画について の3点を質問予定。

議案書、議案説明をうけて、気になったのが実質公債費比率の値。
これまで18年度19.2%、19.7と、あがっていたが、今年になって算定のやり方がかわって17.1となって、これだと18%以下だからまだ、健全だ。などという説明になっていた。
 この「算定がかわって、、、」というところには?がつく。
財政の健全度を示す値がそんなんでいいのか。と改めて思う。なんか騙されているような気がする。

————-
さて、日本の政治だが、もはや政権交代しかないと思う。もう、1000兆円も借金を抱えていながら、人口減少を迎えているこの国は、もたない。持続不能だということはだんだん、見えてきているはずだ。
 官僚ー天下り構造を断たなければ、また、政、官、業 癒着の構造でがんじがらめになっている構造を断たなければ、いけないのだと思う。

まずは、完全なる発想の転換をするためにも、政権交代をして当然だと思う。
内向きの総裁選挙に何も魅力もない。早く自民党の古い政治に終止符をうつことだ。




秋の峰をあけて、、、。



羽黒山古修験道 秋の峰 業の7日間が明けた。午後6時半。2003、2007、2008と3度目の参加であり、3度位昇進。太多須嬉を授かる。
 羽黒山、月山の、月読命をはじめとする八百万の神々の宿る拝所をめぐり、その神々に対して勤行を唱えながら様々感ずるところ、思うことがあった。今年も北は北海道から南は福岡まで、全国から163名の方がいらして胎内ともいえる峰中堂で一汁一菜、寝食をともにしながら業を積んだ。向き合うのは自分。今回自分でも驚いたのは南蛮いぶし中に勤行を声をだして読めるようになったこと。きついところから、今やっていることにフルにコミットして無心におこなっていると弱々しい殻を突き破って、力がみなぎってくる。
そんな体験を積ませて頂いた。

 明けて、そのままの姿で、産土神である鶴岡、山王神社、荘内神社に参拝。
家族とともにひさびさの肉、魚料理を食す。
 などとやっていたら、福田総理、退陣のニュースが流れた。
 国の政治はもはや末期状態。
 
 全国から、この体験を求めて人がやってくる羽黒山伏の修験道文化。
自然ー神ー仏ー人。その中にはまさに自然と人との共生の姿があった。これを背骨として、僕はわが鶴岡市を描きなおしたい。

今、政治は国民に絶望をまた投げかけた。政治は希望をつくるもの。

さて、鶴岡から、一歩、一歩。希望の社会をつくるのだ。

動けば変わる。