持続可能な鶴岡ブログ

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種まき2


午前中、再び田植え準備の種まきのお手伝い。午後、地域学関連のミーティング、災害ボランティアの総会(宴会で意見交換)明日、あさっての準備で看板作り。

前回、今回とも、有機農業で田んぼをつくる方々のお手伝いをした。無農薬、有機農業で田んぼをつくるためには、種まきのところから、慣行農業のやり方と違う。もちろん農薬や消毒剤は使わない。苗床になる土にそれぞれこだわりがある。有機肥料と山土を混ぜ、今日の方は籾殻を炭化したものを20%混ぜるということをおこなっていたこだわりの土なのだ。先週の同級生は、鰹のエキスのような液体肥料を種巻きと同時にふりかけていた。苗づくりのこのときから、勝負ははじまっている。
 有機農業の場合、農薬を使った田んぼづくりと比べ、多くの手がかかるといわれる。以前ちょっと手伝った事があるが、とにかく、雑草とりは大変だ。こうした場に、「農業応援団」のような消費者が、また市民がもっと積極的にかかわることができないだろうか。
 今日、お手伝いの農家では休憩の時のおやつに「まつの木橋のおだんご」が登場した。これは毎年の恒例なのだそうだ。この時期だけ期間限定で、まつの木橋という地域の二件の農家でうられる花見だんご。きなことあんこ。これは絶品だ。Sさんという2件、どっちがうまいとか、なんとかと話がはずむ。いいなあ。こういうものこそ地域の宝物だ。
 昼ごはんのときも、「あの店のこれ」というのが鶴岡には意外とあるなあ、という話に発展し、面白かった。そのとき持ってきていただいたのだが、今、JR東日本の情報誌「とらんべーる」4月号に、鶴岡、庄内、山形の食文化が掲載されていて興味深い。特に藩の姿勢と食文化という軸は実にいい。

明日はアースデイ。天気が良ければいいなあ。